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2018年03月16日(金)

株はトランプラリーの構図に変化生じる中、価格調整の流れ強まる
  [モーニングストラテジー]

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松の すっとびストラテジー 番外編 2018年3月16日
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株はトランプラリーの構図に変化生じる中、価格調整の流れ強まる

〓今日の予定〓 (米東部時間)

経済指標
・2月新規住宅着工 (08:30、予想128.3万戸、前月132.6万戸)
・2月建築許可件数 (08:30、予想133.0万戸、前月137.7万戸)
・2月鉱工業生産 (09:15、予想0.3%上昇、前月0.05%低下)
・1月求人・労働力異動調査 (JOLTS) (10:00)
・3月ロイター/ミシガン大消費者指数速報値 (10:00、予想99.5、前月99.7)

エネルギー
・北米稼動リグ(掘削機)数 (13:00)


●現在のポジションの状況やトレード成績は、フルレポートに掲載されています

↓フルレポートのダウンロードはこちら (PDFファイル)↓
http://yosoukai.com/strategy/archives/2018/03/images/1521185167.pdf


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本日の売買戦略

該当銘柄なし

(タイミング待ち)

買い: 小麦
売り: 大豆

コメント

原油 ・・・ 目先は堅調な展開が続くと予想する。米シェールオイルの生産増が
上値を重くしているのは間違いないが、世界的な景気回復に伴う需要の伸びを、
全てカバーするのは難しい。OPECや非OPECの産油国がこの先もしっかりと減産体
勢を維持するなら、世界市場は供給不足の状態は継続、相場の大きな下支えとな
るだろう。産油国の供給不安にも引き続き注意が必要、ティラーソン国務長官に
続いてマクマスター補佐官の解任を検討しているトランプ大統領が、イランの核
開発に関連した制裁を再開するという強気シナリオも想定しておくべきだ。 〓
堅調〓

天然ガス ・・・ 目先は天気予報を睨んで投機的な売り買いが交錯、不安定に上
下に振れる展開が続くと予想する。在庫が過去5年平均を16%以上下回っているこ
とは、引き続き大きな下支えになるとは思われるが、春に向けて取り崩しのペー
スが鈍ってくることを考えると、積極的に買いを呼び込む材料とも考えにくくな
ってきた。夏の冷房需要を意識した動きが出てくるまで、明確な方向感が定まる
ことはないのではないか。 〓乱高下〓

金 ・・・ 目先はまだしばらく投機的な売り買いが交錯、不安定な上下を繰り返
すかもしれないが、その後は流れが強気に転じると予想する。トランプ政権がこ
の先保護主義的な政策を進めていくとの懸念を背景に投資家のリスク回避の動き
が強まる中、安全資産としての需要がしっかりと相場を押し上げることになるだ
ろう。景気の先行き不透明感が強まる中、長期金利の上昇ペースが鈍ってくる可
能性も高いし、経済指標などに弱気の内容が目立つようになってくれば、FRBが
利上げのペースを鈍らせる可能性もまったくゼロではないと見ておくべきだろう
。 〓強気〓

小麦 ・・・ 目先は流れが改めて強気に転じると予想する。ここまでのポジショ
ン整理の動きは思った以上に大きなものとなったが、一方で米冬小麦の作柄悪化
に対する懸念がなくなってしまった訳でもない。欧州や黒海周辺の寒波の影響も
指摘される中、新年度の生産が予想以上の大きな落ち込みになるとの見方は、引
き続き大きな下支えとなるだろう。冬小麦の休眠期が明け被害の実態が明らかに
なってくれば、買いも入ってくるのではないか。 〓堅調〓

コーン ・・・ 目先は堅調な展開が続くと予想する。輸出の好調さはこの先も大
きな下支えとなるだろうし、新年度の作付に関しても、エネルギー価格高騰に伴
う肥料コストの上昇や比価の関係で、大豆への転作が思った以上に進む可能性は
高い。期末在庫が87/88年度以来の高水準にあるという、足元の需給の弱さに変
わりはないが、作付やその後の生育状況次第では、需給見通しが一気に引き締ま
ってくることもあり得るのではないか。 〓堅調〓

大豆 ・・・ 目先は軟調な展開が続くと予想する。アルゼンチンの乾燥による生
産の落ち込みには引き続き注意が必要だが、時期的にもそろそろ材料として出尽
くしとなる可能性は高い。輸出がペースを回復してきたことは強気に受け取って
おくべきだが、トランプ政権が保護主義的な政策を進める中、中国が報復措置と
して米産の大豆輸入を抑制する可能性が残ることを考えれば、やはり積極的な買
い材料とは捉えにくい。新年度の作付に関しても、コーンからの転作が思った以
上に進み過去最高を更新するなら、新たな売り材料になるのではないか。 〓弱
気〓

砂糖 ・・・ 目先は軟調な展開が続くと予想する。ポジション整理の買い戻しは
いつ入ってきても不思議ではない状況にはあるが、それが3日と続かないという
のが実際のところ。今年度の世界市場が3年ぶりの供給過剰に転じ、新年度も供
給過剰が続くと見られていることは、この先も大きな重石となり続けるだろう。
特にインドの生産には注意が必要、この先見通しが更に引き上げられる可能性が
高く、新たな売りを呼び込むことも考えられよう。 〓弱気〓

コーヒー ・・・ 目先は120セント台前半を中心とした幅の広いレンジ内で、レ
アルの値動きを睨みながら上下に振れる展開を予想する。ブラジルの生産が前年
から大幅に増加するとの見通しが重石となっているのは間違いないが、今後の天
候や生育状況次第で見通しが大きく修正される可能性も残っており、ここから積
極的に売りを仕掛けることは難しい。120セントを割り込む水準では割安感も強
く、買い戻しも入ってきやすいのではないか。 〓乱高下〓

ダウ平均 ・・・ 目先はこのまま価格調整が続くと予想する。身内のスキャンダ
ルや過激な保護主義政策、外交面での他国との衝突といったトランプ政権独自の
リスクに目を瞑り、大型減税やインフラ投資、規制緩和といったプラス面を手掛
かりに買いを呼び込むという、今年1月まで続いたトランプ・ラリーの構図に変
化が生じてきているのは間違いのないところ。主要閣僚が相次いで政権を離れ、
大統領が独善的な政策を進めるとの懸念が高まる一方で、減税案に代わって相場
上昇を牽引するような有力材料が見当たらないというのが今の状況だ。 〓弱気


為替 ・・・ 目先はまだしばらく方向感の定まらないかもしれないが、その後は
流れが円高に傾いてくると予想する。トランプ政権がこの先保護主義的な政策を
強引に打ち出してくる可能性が高い中、全面的な貿易戦争に陥ることが世界経済
に打撃を与えるとの懸念は、この先高まりこそすれ後退することはないだろう。
市場に不安が高まり投資家のリスク回避の動きが強まる中、安全資産としての円
に対してはしっかり買いが集まるのではないか。 〓円高〓



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松の すっとびストラテジー 番外編

発行者 :松本英毅 よそうかい・グローバル・インベスターズ代表
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