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2018年01月03日(水)

今年前半、FRBの利上げペースが速まる可能性は高そうです
  [引け後の一言・裏話]

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松の すっとびストラテジー 番外編 2018年1月3日
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今年前半、FRBの利上げペースが速まる可能性は高そうです

〓今日の一言〓

おはようございます!

株式市場は今日も上昇、主要3指数が揃って史上最高値を更新しました。この買
いの勢いには、無理に逆らってもロクなことはなさそうですね。税制改革法案の
成立で大きな買い材料も出尽くし、北朝鮮問題やエルサレムへの米大使館移転問
題に伴う中東の不安定化、トランプ政権のロシア疑惑と、リスク要因が色々と揃
っている中、いずれ大幅な価格調整が起こるとの見通しを崩すつもりは今のとこ
ろありませんが、価格調整が始まる前にパンクしてしまったら元も子もありませ
ん。この上昇に逆らうのが難しいなら、一旦相場から距離を置く必要もあるでし
ょう。

一方、午後にはFOMCの議事録が発表されました。2018年度に3回とされている利
上げの回数に関しては、積極的過ぎるとのハト派的意見と、物足りないというタ
カ派的意見とに真っ二つに割れたようですが、市場はどちらかというとタカ派的
な反応を示しました。ハト派的意見の主はミネアポリス連銀のカシュカリ総裁と
、シカゴ連銀のエバンス総裁であることは間違いなく、この2名は持ち回りのた
めに今年はメンバーから外れることを考えれば、反応は妥当なところということ
ができるでしょう。

原油が騰勢を強める一方となっていることを受け、この先インフレ圧力が高まる
可能性が高いことを考えれば、やはり利上げのペースは速まると見ておいた方が
良いと思います。特に今年前半はそうしたタカ派的な見方が全体を主導するので
はないでしょうか。ドル高が進む一方、金や債券は下落、そして金利の上昇を嫌
気する形で株価にも調整圧力が強まると思います。


〓ストラテジー裏話〓

仮想トレードに関しては、本日は原油の上昇に助けられる格好となりました。後
は株や金が調整色を強めてくれればいうことがないのですが、上手くいってくれ
るでしょうか。次は長期金利の上昇とドル高の進行に賭けることにしましょう。



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松の すっとびストラテジー 番外編

発行者 :松本英毅 よそうかい・グローバル・インベスターズ代表
URL :http://yosoukai.com/
お問い合わせ :ask@yosoukai.com

配信停止 :http://yosoukai.com/magazine/subscribe-cancel001.html


当レポート上で提供している内容は、信頼に値すると判断した情報を基に作成さ
れていますが、あくまでも情報提供が目的であり、その結果について責任を負う
ものではありません。投資の決断は、投資家自身の判断で下してください。


Posted at 18時29分   パーマリンク

今日の材料 2018年1月3日
  [今日の材料]

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松のすっとびストラテジー 番外編 - 今日の材料 2018年1月3日
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〓ニュース・ヘッドライン〓

・ FOMC参加者の間で18年の利上げ回数巡り見方分かれる・議事録
・ 11月建設支出は前月から0.80%増加、予想上回る
・ 12月ISM製造業指数は59.7に上昇、予想も上回る
・ MBA住宅ローン申請指数は前週から0.68%上昇
・ 小売チェーンストア販売指数、前週比2.3%低下
・ 12月のチェーンストア売上高、前月比0.3%増加
・ 米新車価格、12月は前年から1.6%上昇
・ API在庫:原油は499万バレルの取り崩し、石油製品は増加

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・ FOMC参加者の間で18年の利上げ回数巡り見方分かれる・議事録

米連邦準備理事会(FRB)が3日に発表した2017年12月12日-13日の米連邦公開市
場委員会(FOMC)議事録によると、メンバー以外のFRB高官も含む会合参加者の
間で2018年の利上げ回数を巡り見方が分かれていた。ほとんどの参加者は緩やか
なペースでの利上げ継続を支持しながら、この会合でFRB理事と地区連銀総裁の
政策金利予想がまとめられた結果、2018年に3回の利上げ見通しとなったことに
一部の参加者は物価上昇が進まない中で多すぎると判断した。しかし、ほかの数
人は、FOMCが2015年終わりに利上げに着手してからなお金利が低く、金融システ
ムが不安定になるリスクを懸念して3回の利上げは少ないと主張した。

このFOMC会合は税制改革法案が成立する前のものだったが、議会の可決を見越し
て、多くの参加者が個人消費や設備投資を若干押し上げるとの見方を示した。た
だ、減税効果の度合いは不透明との見方でもあった。また、ビジネスを対象にし
た調査では、設備投資の拡大に慎重鵜だったうえ、法人税の引き下げによってキ
ャッシュフローが上向いても合併・買収や債務削減、自社株買いなどに割り向け
られる可能性が強かったことも明らかになっていたという。

参加者は、最近の利回り曲線のフラット化について話し合い、歴史的な基準で考
えれば異常ではないと判断した。それでも、複数の参加者は利回り曲線の監視を
続けることが重要と主張。長短金利の逆転に進み、景気減速につながることに懸
念を示す向きも数人あった。一方で、利回り曲線のフラット化は利上げの結果で
あり、短期金利が長期金利を上回っても、その延長であって、景気のスローダウ
ンに至ると限られないとの見方を示す向きも2人ほどいた。

・ 11月建設支出は前月から0.80%増加、予想上回る

米商務省によると、2017年11月の建設支出は1兆2569億9300万ドルと、前月から
0.80%増加した。前月の0.87%(修正値)より低い伸びにとどまったが、市場予想
は上回った。住宅への支出は前月比1.10%増加、商業施設は0.57%の増加となっ
た。民間部門は0.97%の増加、公共部門は0.23%増加した。

・ 12月ISM製造業指数は59.7に上昇、予想も上回る

米供給管理協会(ISM)が発表した2017年12月の製造業景況感指数(PMI)は59.7
と前月の58.2から上昇、3ヶ月ぶりの高水準を付けた。市場予想も上回った。18
の業種のうち、機械やコンピューター、電子機器、紙製品など16業種でビジネス
が拡大、ビジネス縮小となったのは木製品とテキスタイルの2業種だった。前月
は拡大が14.業種、縮小が2業種だった。

新規受注は64.0から69.4、生産は63.9から65.8にそれぞれ上昇した。輸出は58.5
と2.5ポイントの上昇、在庫は48.5と3ヶ月連続して増加・減少の境目である50を
下回ったが、前月の47.0からは上昇した。価格は65.5から69.0に上昇、一方雇用
は57.0と前月の59.7から低下した。

・ MBA住宅ローン申請指数は前週から0.68%上昇

米モーゲージ・バンカーズ協会(MBA)によると、住宅ローン申請総合指数は201
7年12月29日時点で368.6と、前週から0.68%上昇した。借り換え指数が1.43%の上
昇。しかし、新規購入指数は0.13%低下した、

・ 小売チェーンストア販売指数、前週比2.3%低下

米小売調査会社リテール・エコノミストとゴールドマン・サックスが集計したデ
ータに基づく週間小売チェーンストア販売指数(季節調整値)は、2017年12月30
日時点で前週から2.3%低下した。前年同期比にすると3.9%の上昇になる。

・ 12月のチェーンストア売上高、前月比0.3%増加

米小売調査レッドブック・リサーチが3日に発表したレポートによると、2017年1
2月の国内チェーンストア売上高は前月比0.3%増加となった。前年同期と比べる
と4.3%の増加という。

・ 米新車価格、12月は前年から1.6%上昇

米国で自動車価格情報を手掛けるケリー・ブルー・ブックが3日に発表したデータ
によると、2017年12月の国内新車価格は平均して3万6113ドルとなり、前年同月
から1.6%上昇した。ほとんどのメーカーが上がった中、ゼネラル・モーターズ
(GM)と北米日産は下落。前月比にすると0.2%の上昇で、メーカー別にまちまち
だった。

一方、メーカー各社が同日に発表した12月の国内新車販売で、ビッグスリーのう
ちGMが前年同月から3.3%減少し、FCA(フィアット・クライスラー・オートモー
ビルズ)は10.7%落ち込んだ。一方、フォード・モーターは0.9%の増加。

・ API在庫:原油は499万バレルの取り崩し、石油製品は増加

全米石油協会(API)の発表によると、12月29日現在の原油在庫は前週から499万
バレルの大幅取り崩しとなった。市場予想もやや上回った。中西部の石油供給拠
点で、NYMEX先物の受け渡し地点に指定されているオクラホマ州クッシングの在
庫は、211万バレルの取り崩しとなった。一方ガソリンは187万バレル、暖房油や
ディーゼル燃料となる留出油は427万バレルそれぞれ在庫が増加した。



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松の すっとびストラテジー 番外編

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Posted at 17時44分   パーマリンク

原油は年明けしばらく手仕舞い売りが出やすいが、押し目は買い
  [モーニングストラテジー]

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松の すっとびストラテジー 番外編 2018年1月3日
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原油は年明けしばらく手仕舞い売りが出やすいが、押し目は買い

〓今日の予定〓 (米東部時間)

・11月建設支出 (10:00、予想0.7%増、前月1.39%増)
・12月ISM製造業指数 (10:00、予想58.0、前月58.2)
・12月12-13日FOMC議事録 (14:00)
・12月国内自動車販売


●現在のポジションの状況やトレード成績は、フルレポートに掲載されています

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本日の売買戦略

該当銘柄なし

(タイミング待ち)

買い: コーヒー、ドル/円
売り: 小麦、コーン、大豆、米国債、ユーロ/ドル

コメント

原油 ・・・ 年明けからしばらくは時期的にも売りが出てきやすいこともあり、
明日のEIA在庫統計の発表以降の価格調整には注意が必要だが、一方ではOPECを
はじめとした産油国の減産によって足元の需給はかなり逼迫、相場の大きな下支
えとなっている。下げ幅も限定的なものにとどまるのではないか。一方では米シ
ェールオイルの生産が増加するとの見通しを弱気材料視する向きもあるが、サウ
ジが今後も積極的に供給削減を進めるなら、シェールの生産増だけで需給を緩和
させることは難しいだろう。押し目は、買いのチャンスと捉えたい。 〓押し目
待ち〓

天然ガス ・・・ 目先はまだしばらく買いの流れが続くと予想する。来週にはひ
とまず寒さも緩むと見られているが、今週の在庫統計でも大幅な取り崩しが見ら
れるのが確実な中、積極的な売りは出てこないだろう。今の状況が続くなら、春
先に在庫が極端に低い水準にまで低下、深刻な供給不足に見舞われる可能性も十
分に高いと考える。こうしたリスクを抱える中では、3ドルをやや上回った価格
水準も、まだまだ割安と言えるのではないか。 〓強気〓

金 ・・・ 目先は流れが弱気に転じると予想する。ここまでの上昇は、背景とな
ったドル安の進行も含めてポジション整理の動きによる一時的なものと考える。
米税制改革法案が成立したことで、今後は減税によって米景気回復のペースが速
まる一方、財政赤字が拡大するとの見方を背景に長期金利が上昇する可能性が高
い。金利の上昇は金にとって一番の弱気材料、流れに逆らって買いを仕掛けるべ
きではない。金利上昇に伴って為替もドル高に転じるなら、中長期的に1,200ド
ルの節目割れを試すまで値を崩すこともあり得るのではないか。 〓天井〓

小麦 ・・・ 目先は流れが弱気に転じると予想する。需給見通しは依然として弱
気、世界市場に供給が潤沢にある中、安価なロシアや欧州産に押され米国の輸出
が伸び悩むとの見方は、相場の大きな重石となり続けると思われる。米税制改革
が成立、長期金利の上昇が予想される中でドルが上昇に転じれば、投機的な売り
圧力が強まる可能性も高い。今後1-2ヶ月の間に4ドルの節目を割り込むことも、
十分にあり得るのではないか。 〓弱気〓

コーン ・・・ 目先は流れが弱気に転じると予想する。5年連続の豊作を受けて
、期末在庫は87/88年度以来の高水準にまで積み上がっており、今後も需給見通
しの弱さが大きな重石となるだろう。12日のUSDA年次推定では生産見通しが引き
上げられる可能性も残っており、売り材料が出尽くしとなるのもまだもう少し先
となりそうだ。いわゆる「2月の安値」をつけるまで軟調な展開が継続、ここか
ら更に15-20セントは値を下げるのではないか。 〓弱気〓

大豆 ・・・ 目先は軟調な展開が続くと予想する。降雨によってアルゼンチンの
作柄悪化に対する懸念が後退して以降、積極的な買いを呼び込む材料が見当たら
なくなっている。輸出は依然として好調さを維持しているが、中国が輸入を制限
するのではとの見方もあり、現時点ではほとんど買い材料視されていないのが実
際のところ。一方では期末在庫が06/07年度以来の高水準まで積み上がるなど、
需給見通しは依然として弱気に傾いている。実際に輸出が伸び悩むようになれば
、大きな下支えを失った相場が下げ足を速めることもあり得るのではないか。
〓軟調〓

砂糖 ・・・ 目先は改めて売り圧力が強まってくると予想する。レアル高の進行
を背景とした買いには逆らうべきでないが、こうした動きが長続きすることはな
いだろう。インドやタイ、欧州などの生産増によって今年度の世界市場が3年ぶ
りの供給過剰に陥るとの見通しが重石となる中、これ以上の上昇局面では生産者
を中心とした売りが頭を押さえるのではないか。インドでは新年度も増産が予想
されており、新たな売り材料となることも考えられよう。 〓弱気〓

コーヒー ・・・ 目先は需給面の材料が見当たらない中、ブラジルレアルの値動
きを睨んで投機的な売り買いに振り回される展開が続くと予想する。中長期的に
はブラジルで乾燥が続く中、新年度の開花や生育に影響が出るとの懸念が買いを
呼び込む展開になる可能性はあるものの、今のところはそうした見方を積極的に
材料視する動きも出てきていない。レアル安が改めて進むなら、直近の安値を試
すことも十分にあり得るので注意が必要だ。 〓様子見〓

ダウ平均 ・・・ 目先はまだしばらく買いの勢いが続くかもしれないが、その後
は価格調整が進むと予想する。米税制改革法案が成立、当面の買い材料はほぼ出
尽くした。減税によって企業収益が向上、景気回復のペースも速まるかもしれな
いが、これらはここまでの上昇で既に織り込み済みだ。トランプ政権が発表する
予定のインフラ計画に期待を寄せる向きもあるが、財政赤字を更に拡大させる政
策が、簡単に成立するとは思えない。 〓価格調整〓

為替 ・・・ 目先はまだしばらく不安定な値動きが続くかもしれないが、その後
はドル高の流れが強まってくると予想する。先月に米税制改革法案が成立したこ
とは、今のところドルの下支えとなっていないが、減税によって景気の回復ペー
スが速まる一方で、財政赤字が更に拡大するとの見方が、今後も長期金利の上昇
を後押しする可能性は高い。そうした状況下では、いずれドルにも買い意欲が強
まってくることになると見ておいた方が良いだろう。金利の動向には常に注意を
払いつつも、もう一段のドル安局面があれば積極的に買いのチャンスを探りたい
。 〓ドル高〓



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Posted at 06時53分   パーマリンク

2018年01月02日(火)

明けまして、おめでとうございます
  [今日の材料]

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松の すっとびストラテジー 番外編 2018年1月2日
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明けまして、おめでとうございます

〓今日の一言〓

明けまして、おめでとうございます

本年もどうぞよろしくお願いします。

米国市場は1月2日から、何事もなかったように通常通りの取引です。こちらでは
、クリスマスに十分な休みを取ることもあって、お正月は年越しのパーティーで
騒いでそれでおしまい、という感じですね。週末を含めて3連休になった分、少
しはゆっくりとすることが出来ました。

さて株式市場は年明けからしっかりと上昇、S&P500とナスダックはいきなり史上
最高値を更新です。一方では長期金利も上昇、米税制改革が成立、減税によって
企業の収益が膨らみ景気の回復ペースが速まるとの期待が、引き続き全体を主導
しているようです。

もっとも、一方ではドル安の流れが続いていることも忘れてはなりません。米株
と金利の上昇が続く中では、ドル高が加速しても不思議ではないところですが、
こちらの方は米景気の先行きに対して懐疑的な見方をしているようです。このよ
うにs、市場によって見方が異なるという状況は、全体的に先行きに対する不透
明感が高いことの表れと受け取ることが出来るでしょう。特に珍しいことでもあ
りませんが、長続きするものでもありません。どちらの見方が正しいのか、いず
れ答えがはっきりしてくるでしょうし、そうした局面は大きなチャンスでもあり
ます。私は金利の上昇につれて、いずれドルに買いが集まってくると考えていま
すが、さてどうなるでしょうか。


〓ストラテジー裏話〓

仮想トレードの方は、NYで連日氷点下の厳しい寒さが続いている中、天然ガスの
上昇がプラスに作用、ひとまずは無難な2018年のスタートとなりました。この調
子で、今年もしっかりと利益を伸ばしていきたいと思います。



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米長期金利の上昇背景に、大きな流れはドル高に転じる
  [モーニングストラテジー]

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松の すっとびストラテジー 番外編 2018年1月2日
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米長期金利の上昇背景に、大きな流れはドル高に転じる

〓今日の予定〓 (米東部時間)

経済指標の発表予定はありません


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本日の売買戦略

該当銘柄なし

(タイミング待ち)

買い: コーヒー、ドル/円
売り: 小麦、コーン、大豆、ユーロ/ドル

コメント

原油 ・・・ 目先は堅調な流れが続くと予想する。ここまでの上昇の背景にある
のはやはりOPECや非OPECの減産に伴う足元の需給逼迫、年末にかけては北海油田
のパイプライン事故やリビアの輸出港に通じるパイプラインの爆発といった供給
不安が買いを呼び込む格好となったが、市場が敏感に反応するようになったのも
、足元の供給がもはや潤沢ではないという不安の表れと受け取って良いだろう。
年明けしばらくはポジション整理の売りが膨らむ傾向があり、警戒感を強める必
要はあるが、今の状況なら押し目も限定的なものにとどまるのではないか。 〓
堅調〓

天然ガス ・・・ 目先は堅調な展開が続くと予想する。予報では今週一杯北東部
を中心に厳しい寒波が続くとの見通しとなっており、暖房需要の増加観測が大き
な下支えとなるだろう。在庫は過去5年平均を2.3%下回る水準にあり、この先も
厳しい寒さの中で大幅な取り崩しが続くなら、春先に深刻な供給不足に陥ること
も十分にあり得るだろう。天候次第の不安定な展開ながらも、場合によっては4
ドルや5ドルまで値を伸ばすのではないか。 〓反発〓

金 ・・・ 目先は流れが弱気に転じると予想する。ここまでの上昇は、背景とな
ったドル安の進行も含めて年末を控えたポジション調整の動きによるもの。この
まま大きな流れが強気に転じることはないだろう。米税制改革法案が成立、この
先は減税によって景気回復のペースが速まる一方で財政赤字が拡大するとの見方
から、長期金利に上昇圧力が掛かる可能性が高いと考える。金利の上昇は金にと
って一番の弱気材料であり、こうした状況下では決して売りに逆らうべきではな
い。今後1-2ヶ月のうちに、1,200ドルを割り込むあたりまで値を下げるのではな
いか。 〓軟調〓

小麦 ・・・ 目先は流れが再び弱気に転じると予想する。需給見通しは依然とし
て弱気、世界市場に供給が潤沢にある中、安価なロシアや欧州産に押されて米国
の輸出が伸び悩むとの見方は、引き続き大きな重石となるだろう。一方では米南
部の生産地で気温が低下、作柄悪化に対する懸念が高まっていることには注意が
必要だが、冬小麦が休眠期に入る中で、今後の思えない流れを決定付けるような
材料になるとも思えない。 〓軟調〓

コーン ・・・ 目先は流れが弱気に傾くと予想する。ここまでの上昇は、あくま
でも年末を前にしたポジション整理の買い戻しによる一時的なもの。需給は依然
として弱く、5年連続の豊作によって期末在庫が87/88年度以来の高水準にまで積
み上がるとの見方は、今後も大きな重石となり続けるだろう。12日のUSDA年次推
定では生産見通しが改めて引き上げられる可能性も残っており、ここから更に積
極的に買いを仕掛けるような状況ではない。 〓軟調〓

大豆 ・・・ 目先は流れが改めて弱気に転じると予想する。アルゼンチンの降雨
によって作柄悪化に対する懸念が後退して以降、市場には積極的に買いを仕掛け
るだけの材料は見当たらなくなっている。輸出は依然として好調さを維持してい
るが、中国が来年にも輸入を抑制するとの見方もあり、あまり材料視されていな
いというのが実際のところだ。一方で供給面の材料は依然として弱気、期末在庫
が06/07年以来の高水準にまで積み上がるとの見方に加え、新年度も作付が増加
するとの見通しが大勢を占めており、今後も大きな重石となるだろう。 〓軟調


砂糖 ・・・ 目先は流れが改めて弱気に転じると予想する。ここまでの上昇は、
基本的に年末を前にしたポジション整理の買い戻しによるもの。このまま流れが
強気に転じることはないだろう。インドやタイ、欧州の生産増によって今年度の
世界市場が3年ぶりの供給過剰に陥るとの見通しは、依然として大きな重石とな
っている。特にインドでは新年度も生産が増加するとの見方が強くなっており、
改めて売りを呼び込むことも十分にあり得るだろう。 〓軟調〓

コーヒー ・・・ 目先はレアルの値動きを睨んでの不安定な展開が続くと予想す
る。売られ過ぎ感は依然として強いが、ポジション整理の買い戻しだけで流れを
強気に変えるのは難しい。ブラジル中銀の追加利下げ観測などからレアルの先安
感は依然として強く、大きな重石となりそうだ。中長期的には乾燥によって新年
度産の開花や生育に影響が出るとの見方から流れが強気に転じると予想するが、
まだ買いを仕掛ける時期ではないだろう。 〓様子見〓

ダウ平均 ・・・ 目先は価格調整の流れが徐々に強まってくると予想する。米税
制改革法案が成立、次の買いの手掛かりを模索する状況が続いている。大規模な
インフラ政策に対する期待は高いが、財政支出を更に拡大させるような政策が、
議会で簡単に承認されるとは思えない。一方では北朝鮮情勢の緊迫やエルサレム
への米大使館移転問題に伴う中東の不安定化、トランプ政権のロシア疑惑と、市
場の不安を高めるリスク要因は多く残っている。これらのうちの一つでも実際に
懸念が高まるなら、売り圧力も一気に強まるのではないか。 〓価格調整〓

為替 ・・・ 目先は流れがドル高に転じると予想する。米税制改革が成立、減税
によって米景気の回復ペースが速まる一方で財政赤字が拡大するとの見方を背景
に、長期金利は今後上昇基調を強めることになるだろう。原油高の進行によって
インフレ圧力が高まる中、やはり減税の効果から労働市場が更に引き締まるなら
、FRBが利上げのペースを速めることも十分に考えられる。こうした動きは全て
、ドルの大きな押し上げ要因となるだろう。 〓ドル高〓



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