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2008年1月30日(水)

ショートETF [業界うらばなし]

ロンドンのETFセキュリティーズ

色々とアイデアを凝らしたETFを出してきよることで知られてるけど、
今回はついにショートが出来るETFの上場計画を明らかにしよった。

ダウ-AIGの商品指数やセクター別指数10種類、個別の商品23種類について、
価格が下がれば儲けが出るショートETFと、普通のやつよりも2倍ほど
レバレッジの高いレバレッジドETFをつくるらしい。

こうなってくると、普通の先物取引とどこが違うんか、ようわからん。
ショートの場合、最初の価格設定はどうするんやろね。

ETFは銀行や年金基金など、これまであまりなじみの無かった投資家の資金を
商品市場に持ってきたという点ではすごい貢献をしたことになるけど、
コストや柔軟性を考えれば、やっぱり普通の先物取引に軍配が上がる。
商品市場への投資が世間一般に認知されるようになったら、
こうした面を考えてETFから先物に切り替えるところも出てくるようになるやろね。

仕組みはなんとなくETFの方がとっつきやすいけど、
本格的にやるには先物市場、てことになる。

日本でも東証と東工取が連携して金ETF上場を進めてるし、金で先行した
大証は原油その他のETFの上場を模索してると聞く。

低迷を続ける日本の商品業界を、
こうしたETFは救うことになるんか、
それとも完全に息の根を止めることになるんか。

どっちにしても、投資家にとっては前向きの答えが出てもらいたいね。

Posted by 松     

2008年1月17日(木)

ヘッジ大国 [業界うらばなし]

NYの砂糖市場はここ2日間ほどえらい騒ぎになってる。

ブラジル生産業者がヘッジャーとして認められてる以上のポジションを
積み上げた問題について、取引所が直接ポジションの解消を
命令したという話が伝わり、一気に12セント台まで上昇してしもた。

業者はオプションを含めたかなり複雑なポジションを持ってるらしかったけど、
突き詰めていくとショートに大きく傾いてたみたいやね。
恐らく、ここまでの上昇局面で、向きになって高値でショートを
積み増ししてたんとちゃうかな。

ヘッジャーが自分とこの現物ポジション分以上のトレードをして
実質的にはスペキュレーターとやってることが変わらんというのは
今に始まった話やないけど、いったいどこまで積み上げてんやろか。

それにしても、ブラジルの生産者はオプションが好きやね。
確かな根拠があるわけじゃないけど、特にコールの売りが大好きや。
コーヒー市場でも、価格上昇局面でブラジルのトレーダーが捕まって、
最後は破綻までいってしもたっちゅう話を何度か聞いたことがある。

ポジションを持ち過ぎるんは良くないけど、ヘッジャーが積極的に
トレードに参加するのは悪いことじゃない。
商品先物市場は現物市場の上に成り立ってるものやから、
ヘッジャーがおらんかったらただのカジノといわれても反論でけへん。

アメリカでは、農家向けのトレードセミナーなんかも行われており、
ヘッジャーの市場への取り込みには取引所、ブローカーが一丸となって力を入れてる。

日本は、生産者こそあまりおらんかも知れんけど、実需の面ではヘッジ大国や。
早くこういった環境が出来上がるとええね。

Posted by 松     

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