2024年4月18日(木)
原油:地政学リスクや供給不安支えとなる中、流れは改めて強気
- 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | ||
NYMEX:WTI原油 5月限 | 82.79 | 83.47 | 81.56 | 82.73 | ↑0.04 | |
NYMEX:WTI原油 6月限 | 82.28 | 82.84 | 81.06 | 82.10 | ↓0.05 | |
NYMEX:RBOBガソリン 5月限 | 2.7331 | 2.7449 | 2.6905 | 2.7137 | ↓0.0150 | |
NYMEX:暖房油 5月限 | 2.5787 | 2.5869 | 2.5260 | 2.5339 | ↓0.0408 | |
ICE-EU:ブレント原油 6月限 | 87.42 | 87.80 | 86.09 | 87.11 | ↓0.18 | |
OPECバスケット (4/17) | 89.64 | ↓0.54 |
NY原油は小幅続落、日中は前日終値を中心に方向感なく上下を繰り返す展開が続いたが、最後は売りに押された。6月限は夜間取引では買いが優勢、ややプラス圏に入ったあたりを中心としたもみ合いが続いた。ロンドンの朝方にかけては徐々に売り圧力が強まり、NYの早朝には81ドル台前半まで下げ幅を拡大。その後は一転して買い意欲が強まり、通常取引開始時にはプラス圏に戻しての推移となった。中盤には再びマイナス転落したものの、午後には82ドル台後半まで値を切り上げるなど、その後も不安定な値動きが継続。引けにかけては売りが膨らみ、僅かながらもマイナス圏で取引を終了した。
NY石油製品は続落、前日の流れを継いだポジション整理の売りが優勢の展開となった。相場は夜間取引から売りが先行、朝方にかけて大きく値を切り下げる展開となった。通常取引開始後には売りも一服となり、しばらくは方向感なく上下を繰り返す展開が継続。昼にかけてはガソリンに買いが集まり、プラス転換する場面も見られたものの、引けにかけては改めて売り圧力が強まった。
Posted by 松 コメント ( 0 )
天然ガス:不安定な上下を繰り返しながらも、流れは強気に傾く
- 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | ||
NYMEX:天然ガス 5月限 | 1.722 | 1.780 | 1.713 | 1.757 | ↑0.045 | |
NYMEX:天然ガス 6月限 | 1.971 | 2.004 | 1.966 | 1.986 | ↑0.024 | |
NYMEX:天然ガス 7月限 | 2.303 | 2.329 | 2.296 | 2.311 | ↑0.017 | |
NYMEX:天然ガス 12月限 | 3.486 | 3.498 | 3.473 | 3.488 | ↑0.014 |
NY天然ガスは続伸。ここまでの下落で売られ過ぎ感が高まる中、ポジション整理の買い戻しがしっかりと相場を押し上げる展開となった。5月限は夜間取引から買いが先行、1.70ドル台半ばから後半のレンジまで値を切り上げての推移となった。通常取引開始後も同水準でのもみ合いが継続、在庫統計が予想を上回る積み増しになったにも関わらず、発表後もしばらくは高値圏を維持しての推移となった。昼からはやや売りに押し戻される格好となったものの、最後までプラス圏はしっかりと維持したまま取引を終了した。
Posted by 松 コメント ( 0 )
金:まだしばらく買いの勢い残るも、その後流れは弱気に転じる
- 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | ||
COMEX:金 4月限 | 2368.4 | 2384.4 | 2368.4 | 2382.3 | ↑10.6 | |
COMEX:金 6月限 | 2377.9 | 2408.0 | 2377.2 | 2398.0 | ↑9.6 | |
COMEX:銀 5月限 | 28.285 | 28.735 | 28.210 | 28.380 | ↓0.020 | |
COMEX:銅 5月限 | 4.3425 | 4.4485 | 4.3215 | 4.4365 | ↑0.0970 | |
NYMEX:プラチナ 7月限 | 953.5 | 961.9 | 944.0 | 954.5 | ↑0.3 | |
NYMEX:パラジウム 6月限 | 1027.0 | 1057.5 | 1026.0 | 1038.5 | ↑7.7 |
NY金は反発。米長期金利が上昇する中にも関わらず、前日の下落の反動もあって投機的な買いが相場を主導する展開となった。6月限は夜間取引から買いが優勢、ややプラス圏に入ったあたりを中心としたもみ合いが続いた。早朝からは徐々に騰勢を強める格好となり、通常取引開始後には2,408ドルまで上げ幅を拡大。その後は売りに押され小幅ながらマイナス転落したものの、この水準では買い意欲も強く、早々に値を回復した。中盤以降は再び2,400ドル台を試す展開となったが、最後は上値が重くなり、節目を割り込んだあたりで取引を終了した。
Posted by 松 コメント ( 0 )
2024年4月17日(水)
原油:中東情勢不安大きな下支えとなる中、一段と値を切り上げる
- 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | ||
NYMEX:WTI原油 5月限 | 85.36 | 85.51 | 82.55 | 82.69 | ↓2.67 | |
NYMEX:WTI原油 6月限 | 84.82 | 84.97 | 82.01 | 82.15 | ↓2.68 | |
NYMEX:RBOBガソリン 5月限 | 2.8180 | 2.8229 | 2.7211 | 2.7287 | ↓0.0936 | |
NYMEX:暖房油 5月限 | 2.6549 | 2.6579 | 2.5620 | 2.5747 | ↓0.0766 | |
ICE-EU:ブレント原油 6月限 | 90.11 | 90.17 | 87.13 | 87.29 | ↓2.73 | |
OPECバスケット (4/16) | 90.18 | ↑0.61 |
NY原油は大幅続落。中東情勢も含めて新たな買い材料が見当たらない中、ポジション整理の売りが加速した。6月限は夜間取引から売りが優勢、84ドル台半ばから前半までジリジリと値を切り下げる展開となった。通常取引開始時には84ドルをやや割り込むまで下げ幅を拡大。その後しばらくは84ドルの節目を挟んだレンジを維持してのもみ合いとなったものの、中盤以降にまとまった売りが断続的に出ると、82ドルの節目まで一気に下げ幅を拡大。昼過ぎには売りも一服となったものの、押し目で積極的に買い戻しを入れる向きはなく、引けにかけて82ドル台前半で上値の重い展開が続いた。
NY石油製品は大幅安、原油の急落につれて投機的な売りが加速した。相場は夜間取引から軟調に推移、朝方にかけてジリジリと値を切り下げる展開となった。通常取引開始後にはやや値を持ち直す場面も見られたものの、中盤以降は改めて売りが加速、大きく下げ幅を拡大した。売り一巡後も積極的に買いを入れる向きはなく、安値近辺で上値の重い展開が続いた。
Posted by 松 コメント ( 0 )
天然ガス:売り買いに振り回されながらも、流れは強気に傾く
- 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | ||
NYMEX:天然ガス 5月限 | 1.680 | 1.720 | 1.660 | 1.712 | ↓0.020 | |
NYMEX:天然ガス 6月限 | 1.940 | 1.970 | 1.914 | 1.962 | ↓0.026 | |
NYMEX:天然ガス 7月限 | 2.273 | 2.301 | 2.258 | 2.294 | ↓0.029 | |
NYMEX:天然ガス 12月限 | 3.463 | 3.480 | 3.439 | 3.474 | ↓0.019 |
NY天然ガスは小幅反落。足元の需給の弱さが改めて材料視される中で売りが先行したものの、押し目では割安感から買い意欲も強く、下げ幅は限定的なものにとどまった。5月限は夜間取引から売りが先行、朝方には1.60ドル台半ばまで値を切り下げる展開となった。その後まとまった買い戻しが入り、通常取引の開始時には1.70ドル台を回復したが、早々に息切れ。中盤には1.60ドル台後半まで売りに押し戻されての推移となった。午後からは改めて騰勢を強める格好となり、1.70ドル台まで値を戻したものの、プラス転換するには至らなかった。
Posted by 松 コメント ( 0 )
金:まだしばらく上昇の勢い続くも、その後流れは弱気
- 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | ||
COMEX:金 4月限 | 2384.2 | 2391.4 | 2369.3 | 2371.7 | ↓19.1 | |
COMEX:金 6月限 | 2398.0 | 2412.0 | 2376.5 | 2388.4 | ↓19.4 | |
COMEX:銀 5月限 | 28.195 | 28.895 | 28.145 | 28.400 | ↑0.024 | |
COMEX:銅 5月限 | 4.2955 | 4.3800 | 4.2840 | 4.3395 | ↑0.0360 | |
NYMEX:プラチナ 7月限 | 971.5 | 974.0 | 953.0 | 954.2 | ↓21.0 | |
NYMEX:パラジウム 6月限 | 1024.5 | 1055.0 | 1014.5 | 1030.8 | ↓0.4 |
NY金は反落。ここまでの上昇の勢いも一服、ポジション整理の売りが相場を主導する展開となった。中東情勢で更なる不安を煽るような問題が生じなかったことも、安全資産としての需要を後退させた。6月限は夜間取引から売りが優勢、2,400ドルの節目を割り込んでの推移となった。ロンドン時間には2,400ドル台を回復、小幅ながらプラス転換する場面も見られたものの、それ以上の動きは見られず。通常取引開始後もしばらくは前日終値近辺での推移が続いたが、中盤以降は改めて売り圧力が強まり、2,370ドル台まで一気に値を崩した。引けにかけては下げ幅を縮小、2,380ドル台で取引を終了した。
Posted by 松 コメント ( 0 )
【 過去の記事へ 】