2017年1月4日(水)
金はようやく底打ちしてきたかな、という感じです
日本の皆さん、おはようございます!
ダウ平均が、また2万の節目に近づいてきました。
昨年11月の米大統領選以降のトランプ相場といえば、米長期金利上昇、株高、ドル高、12月半ばには既に頭打ちとなった感が強いんですが、それでも果敢に大台を狙える位置を維持しているというのは、なかなか凄いものがあります。新政権への期待は、政策が具体的になっていくにつれて失望に変わるとの見方から、こうした市場には弱気(長期金利は低下)の見方をしてるのは、これまでの何度も書いたので割愛しますが、ダウ平均だけは、なんだかんだといって、一度は2万という数字を見ない限りは、納得しないのかもしれませんね。もっとも、いったい誰がそれで納得するのかは、よう分かりませんが。
そうした中で、ようやく金は底打ちしたかなという感じの動きが出てきたような気がします。このままの調子でポジション整理の買い戻しが入ってくれば、1,200ドルの節目回復も時間の問題という勢いですが、実際にはどうでしょう。一方で、SPDR金ETFの保有高が減少を続けるなど、市場からの資金流出が止まらないというのがどうも引っ掛かるんですね。投資対象としての金の魅力が、薄れているのではなかろうか、株価が下落に転じても、安全資産としての需要があまり出てこないのではなかろうかと、なんとなく 前向きな気持ちになれないというのが実際のところです。
「どう考えてもこれは買いしかないやろー」 という時も危ないですが、何となく気が乗らないというのも、やっぱり慎重になった方がエエですね。金利が低下しドル安が進むなら、見通しは強気で大丈夫とは思うんですが、リスクを取って大きなロングポジションを取れるのかというと、ちょっと尻込みしてしまうというのが正直なところ。せめてETFの保有高がちょっとでも増えてくれれば、ずいぶん楽になれるのにと思いながら、ポジションを取るかどうか、悩む日々が続くような気がします。一気に1,200ドルを超えるまで急伸してくれれば諦めもつくでしょうし、何となくそんなパターンになるのかなという気もしてきました。まあ、こうしてあれこれ悩みながら、時は経っていくものですし、明日になったらあっさりとオーダーを入れてることも、良くある話なんですが。
とにかくポジションを取らないと、その次には進めないんで、なるべく取る方向で決断するようにはしてるんですが、一方ではこうした心の「引っ掛かり」も、やっぱり大切にせんといかんでしょう。
という訳で、今日はこのへんで。
グダグダと書くだけになってしまいましたが、
FOMC議事録も含め、あんまりこれといった材料がなかったんですね。
金に復活の兆しを見ている人も、もうちょっとあかんやろと思ってるひとも、
グーッドラック!
Posted by 松