2021年01月15日(金)
株式:下落、足元の景気の落ち込みへの懸念高まる中で売り膨らむ
[場況]
ダウ工業平均:30,814.26↓177.26
S&P500:3,768.25↓27.29
NASDAQ:12,998.50↓114.14
NY株式は下落。足元のCOVID-19の感染拡大や景気の落ち込みに対する懸念が改めて高まる中、マーティン・ルーサー・キングJr.デーの3連休を前にポジション調整の売り圧力が強まった。ダウ平均は寄り付きから大きく売りが先行、早々に300ポイント台後半まで下げ幅を拡大した。売り一巡後は買い戻しが集まったものの、プラス圏を回復することなく息切れ。中盤以降は値動きも落ち着き、100ポイントほど値を下げたあたりでのもみ合いが続いたが、最後は改めて上値が重くなった。
セクター別では、公益株や薬品株が上昇、バイオテクノロジーや通信株が底堅く推移した以外、多くのセクターが下落。エネルギー関連や銀行株、金鉱株の下げが目立ったほか、半導体も値を下げた。ダウ銘柄では、ホーム・デポ(HD)が2.70%の上昇となったほか、アムジェン(AMGN)やメルク(MRK)も1%を超える上昇となった。一方でダウ(DOW)は3.92%、シェブロン(CVX)は3.56%それぞれ大きく下落、インテル(INTC)やボーイング(BA)、ゴールドマン・サックス(GS)も2%を超える下落となった。
Posted by 松 1/15/21 - 16:44