2021年02月25日(木)
株式:全面安、長期金利の急速な上昇嫌気し売りが加速
[場況]
ダウ工業平均:31,402.01↓559.85
S&P500:3,829.34↓96.09
NASDAQ:13,119.43↓478.54
NY株式は全面安の展開。新たな景気支援策による財政赤字の拡大や景気回復に伴うインフレ圧力の高まりに対する懸念を背景に米長期金利が急速に上昇する中、ポジション調整の売りが加速した。ダウ平均は寄り付きから軟調に推移、中盤から昼にかけて徐々に売りが加速する格好となり昼過ぎには500ポイント台後半まで下げ幅を拡大した。その後は一旦買い戻しが集まったものの、早々に息切れ。引けにかけては改めて売りが加速、日中安値を更新するに至った。
セクター別では、全てのセクターが下落。中でも半導体や金鉱株の値下がりがきつくなった。一般消費財やコンピューター関連、銀行株も大きく値を下げた。ダウ銘柄では、スリーエム(MMM)が0.64%の上昇となったほか、ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)とメルク(MRK)の計3銘柄のみが上昇。一方でボーイング(BA)は5.62%、インテル(INTC)は1.10%それぞれ大きく下落、セールスフォース・ドットコム(CRM)、アップル(AAPL)、ウォルト・ディズニー(DIS)も3%を超える下落となった。
Posted by 松 2/25/21 - 16:58