2021年03月01日(月)
FX:ドル高、米株が大きく値を回復する中で投機的な買い集まる
[場況]
ドル/円:106.79、ユーロ/ドル:1.2049、ユーロ/円:128.67 (NY17:00)
為替はドル高が進行、長期金利の上昇が一服し、米株が大きく値を回復する中、これまでの流れを継いだ投機的なドル買いが相場を主導した。ドル/円は東京では106円台半ばから後半のレンジ内でのもみ合い、ロンドンに入ると買いが優勢となり、106円台後半まで値を切り上げた。NYに入るとやや売りに押される場面も見られたものの、中盤以降は米株の上昇につれて買いが加速、107円の節目をうかがう水準まで上げ幅を拡大。午後遅くには買いも一服、やや売りに押し戻された。
ユーロ/ドルは東京では1.20ドル台後半のレンジ内での小動き。ロンドンに入ると売りが加速、1.20ドル台前半まで一気に値を切り下げた。NYでは動意も薄くなり、1.20ドル台前半から半ばにかけてのレンジ内でのもみ合いが続いた。ユーロ/円は東京では129円台後半のレンジ内で上下を繰り返す展開。ロンドンに入ると売りに押され、120円台半ばまで値を切り下げた。NYに入ると改めて売りが優勢となり、120円台前半まで下げ幅を広げる場面も見られたが、その後は米株の上昇につれて買いが集まり、120円台後半まで値を戻した。
Posted by 松 3/1/21 - 17:26