2021年08月30日(月)
ブラジル一次コーン作付、前年から0.6%増加見通し・アグルーラル
[穀物・大豆]
ブラジルの農業顧問アグルーラルによると、同国の2021/22年度一次コーン作付は297万3000ヘクタールと、前年から0.6%増加の見通しとなった。コーンの価格上昇でも、大豆に比べて生産コストが高いことが作付計画の決め手とコメント。また、2021年の天候絡みサフリーニャコーン不作を背景に天候による影響懸念もあって、小幅増反が予想されるとした。それでも、生産は2150万トンになり、前年から14.4%増加を見通す。作付は26日時点で5.3%終了。前週の4.1%からアップだが、前年同期の8%を下回った。
中南部のサフリーニャコーン収穫は26日時点で89%終わった。前週から10ポイント進み、前年同期に87%だったのを超えた。サンパウロ州の収穫が完了間近、ゴイアス州でも最終段階にあるという。パラナ州では引き続き作業が遅れているとも指摘した。
Posted by 直 8/30/21 - 10:43