2021年09月08日(水)
7月求人・労働力異動調査(JOLTS)、求人数は前月比74.9万人増加
[経済指標]
求人・労働力異動調査(JOLTS)
出所:米労働省、NY10:00発表、季節調整値、単位1,000人
21年7月 | 前月比 | 求人/離職率 | 21年6月 | |
求人数 | 10934 | ↑749 | 6.93% | 6.53% |
離職数 | 5786 | ↑174 | 3.94% | 3.85% |
>自発的離職 | 3977 | ↑107 | 2.71% | 2.65% |
米労働省が発表した求人・労働力異動調査(JOLTS)によると、7月の求人数は1093万4000人と前月から74万9000人、7ヶ月連続で増加、過去最多となった。民間の求人数が65万5000人の増加、このうち教育・医療が28万1000人増加した。レジャー・ホスピタリティーやプロフェッショナルサービスは、10万人を超える増加となった。一方、小売業は9万5000人の減少、建設業も減少した。製造業は9000人の増加、耐久財が1万3000人減少したのに対し、非耐久財は2万2000人増加した。政府の求人数は、9万4000人増加した。求人率は6.93%と、前月の6.53%(修正値)から上昇した。
新規採用は16万人減少、666万7000人となった。採用率は前月の4.68%(修正値)から4.54%に低下した。辞職やレイオフ・解雇などを含む離職数は578万6000人と、17万4000人増加した。自発的離職は10万7000人、解雇は10万5000人それぞれ増加。離職率は3.94%と、前月の3.85%(修正値)から上昇した。
Posted by 松 9/8/21 - 10:08