2021年09月16日(木)
FX:ドル高、強気の経済指標受け早期テーパリング観測強まる
[場況]
ドル/円:109.71、ユーロ/ドル:1.1763、ユーロ/円:129.11 (NY17:00)
為替はドル高が進行。朝方発表された小売売上高やフィラデルフィア連銀指数が強気の内容となり、FRBの早期テーパリング観測が改めて強まる中でドルに買いが集まった。ドル/円は東京では109円台前半のレンジ内での推移、ロンドンに入るとやや買いが優勢となった。NYでは経済指標の発表を受けて買いが加速、109円台後半まで一気に値を切り上げる展開。買い一巡後は売りに押し戻されたものの、109円台後半の水準はしっかりと維持して下げ止まり。中盤以降は動意も薄くなった。
ユーロ/ドルは東京では1.18ドルをやや上回ったあたりを中心に推移、午後からは徐々に売り圧力が強まり、1.18ドルを割り込んだ。ロンドンに入ると売りの流れが更に加速、1.17ドル台半ばまで値を切り下げる展開。NYに入ってからは売りも一服となったが。安値近辺で上値の重い状態が続いた。ユーロ/円は東京では129円をやや上回ったあたりを中心としたもみ合い、午後からは徐々に売りが優勢となり、ロンドンでは128円台後半まで値を切り下げた。NYに入ると一転して買い意欲が強まり、129円台を回復。中盤以降は129円の節目を挟んだレンジ内での推移が続いた。
Posted by 松 9/16/21 - 17:16