2022年06月30日(木)
株式:下落、将来的な景気の落ち込みに対する懸念改めて重石
[場況]
ダウ工業平均:30,775.43↓253.88
S&P500:3,785.38↓33.45
NASDAQ:11,028.74↓149.16
NY株式は下落。将来的な景気の落ち込みに対する懸念が改めて重石となる中、日中を通じて売りが先行する展開となった。ダウ平均は寄り付きから売りが先行、早々に600ポイント近く値を崩す展開となった。売り一巡後はジリジリと値を切り上げる格好となり、昼過ぎには100ポイントを下回るまで下げ幅を縮小したものの、プラス転換することなく息切れ。午後遅くには改めて売りが優勢となるなど、最後まで軟調な値動きが続いた。
セクター別では、公益株が上昇したほか、保険や工業株も底堅く推移した。一方で金鉱株は大幅に下落、エネルギー関連や銀行株、コンピューター関連、一般消費財などにも売りが膨らんだ。ダウ銘柄では、トラベラーズ(TRV)が2.01%の上昇、プロクター・アンド・ギャンブル(PG)も1%を超える上昇となった。一方でウォルグリーン(WBA)は7.27%の急落、セールスフォース・ドットコム(CRM)は3.26%の下落。キャタピラー(CAT)やJPモルガン・チェース(JPM)、ゴールドマン・サックス(GS)も2%を超える下げを記録した。
Posted by 松 6/30/22 - 16:58