2023年02月01日(水)
FX:ドル安、FOMC後に長期金利の低下受けて売りが加速
[場況]
ドル/円:128.97、ユーロ/ドル:1.0988、ユーロ/円:141.65 (NY17:00)
為替はドル安が進行。FOMCで予想通り25bpの利上げが決定されたほか、今後も利上げを継続するとの見通しが示された中にも関わらず、米長期金利の低下につれてドル売りの流れが加速した。ドル/円は東京では130円の節目をやや上回ったあたりでの推移、午後からは買い意欲が強まり、ロンドン朝には130.40円まで値を切り上げた。その後は一転して売りに押し戻される格好となり、NYに入ると129円台前半まで反落。中盤以降はしばらく動きが鈍ったが、FOMC後は一段と売りが加速、128円台半ばまで下げ幅を拡大した。
ユーロ/ドルは東京では売りが優勢、1.08ドル台半ばまでジリジリと値を切り下げる展開となった。午後からは一転して買い意欲が強まり、ロンドン朝には1.08ドル台後半まで値を回復、NYに入ると1.09ドル台をあっさりと上抜けた。中盤には買いも一服、1.09ドルをやや上回ったあたりでのもみ合いが続いたが、FOMC後は一段と買いが加速、1.10ドル台を試すまで一気に値を伸ばした。ユーロ/円は東京では141円台前半で、やや上値の重い展開、午後からは買い意欲が強まり、141円台後半まで一気に値を伸ばした。ロンドンに入ると買いも一服、141円台前半まで値を切り下げてのもみ合いが継続。NYに入ると141円の節目近辺まで一段と値を切り下げた。その後は売りも一服、FOMC後は一転して騰勢を強める格好となり、141円台後半まで値を回復した。
Posted by 松 2/1/23 - 17:16