2019年10月09日(水)
19/20年ブラジル中南部砂糖きび圧搾、9月後半は前年比26.06%増
[砂糖]
ブラジル砂糖きび生産者協会(Unica)が発表した国内中南部の2019/20年度砂糖きび収穫報告によると、9月後半の圧搾高は3508万6000トンと、前年同期から26.06%増加した。7月後半から増加基調を維持する中で、8月前半以来の高い伸びを記録した。2019/20年度の圧搾高は10月1日時点で4億7280万2000トンと、前年同期を2.71%上回っている。
9月前半の砂糖生産は179万4000トンと、前年から39.15%増加した。前半に7月後半以来で減少したのから改善、4月に2019/20年度の作業が始まってから最も大きな伸び率となった。エタノールは21億8400万リットルと32.98%の増加、含水エタノールだけでは37.15%増加、無水エタノールは23.30%の増加に転じた。2019/20年度の砂糖生産は10月1日時点で2180万トンと前年を2.39%下回る一方、エタノールは251億6200万リットルと、前年から2.71%の増加になる。
1日時点の砂糖きび1トンあたりの糖分含有量(ATR)は136.84キログラムと、前年同期の140.16キログラムから減少した。砂糖生産には35.36%の砂糖きびがあてられており、前年同期の36.33%から低下、エタノール生産向けは63.67%から64.64%に上昇した。
Posted by 直 10/9/19 - 10:50