2020年01月03日(金)
FX:円高、米国によるイラン軍司令官殺害で安全資産の買い集まる
[場況]
ドル/円:108.08、ユーロ/ドル:1.1160、ユーロ/円:120.63 (NY17:00)
為替は円高が進行・米国が空爆によってイラン革命防衛隊司令官を殺害したことを受け、中東情勢緊迫に対する懸念が高まる中、安全資産としての円を買う動きが加速した。ドル/円は東京市場が休みの中、アジア時間から大きく売りが先行。108円の節目割れを試すまでに値を切り下げた。その後は一旦売りも一服となったものの、ロンドンに入ると改めて売り圧力が強まり、107円台後半まで下げ幅を拡大。NYに入ると108円台前半まで値を戻す場面も見られたが、中盤にかけては再び売りに押され108円を割り込むなど、最後まで上値の重いまま越週となった。
ユーロ/ドルはアジア時間は1.11ドル台後半でのもみ合い、午後からは徐々に売りが優勢となり、ロンドンに入ると1.11ドル台前半まで一気に値を崩した。欧州圏の景気に対する先行き不透明感やブレグジットに伴うリスクが改めて弱気材料視された。NYに入ると流れは一転、米株の下落につれて買いが集まり、昼前には1.11ドル台後半まで値を回復。午後からは再び上値が重くなり、1.11ドル台半ばまで値を下げた。ユーロ/円はアジア時間から売りが先行、120円台後半まで値を切り下げての推移となった。ロンドンに入ると改めて売り圧力が強まり、120円台前半まで下げ幅を拡大。NYに入ると120円台半ばから後半のレンジまで値を回復したものの、それ以上の動きは見られず。午後からは動意も薄くなった。
Posted by 松 1/3/20 - 17:29
債券:続伸、中東の緊張高まって買い集まり株安やISM指数も寄与
[場況]
債券は続伸。米国防省が2日夜にイラン革命防衛隊の司令官を殺害したと発表し、イランの報復表明などもあって、中東の緊張が高まる中、安全資産を求めて買いが集まった。株安の進行、米供給管理協会(ISM)製造業指数の低下も寄与した。
夜間取引で買いが殺到し、10年債利回りは1.8%台前半に大きく下がった。朝方に1.8%を割り込んでいったん買いにブレーキがかかり、通常取引で1.84%まで下がったが、その後改めて改めて買いが優勢となって低下。午後には1.7%台に下がり、1.78%と昨年12月中旬以来の低水準を付けた。
Posted by 直 1/3/20 - 17:20
株式:反落、米国によるイラン司令官殺害で中東情勢不安高まる
[場況]
ダウ工業平均:28,634.88↓233.92
S&P500:3,234.85↓23.00
NASDAQ:9,020.77↓71.42
NY株式は反落。米国がイラン革命防衛隊司令官を殺害、中東情勢が緊迫するとの懸念が高まる中でポジション調整の売りが加速した。ダウ平均は寄り付きから大きく売りが先行、300ポイント台後半まで一気に値を崩した。その後は売りも一服、200ポイント台まで下げ幅を縮小したものの、それ以上の動きは見られず。中盤以降は値動きも落ち着き、比較的狭い値幅内で方向感なく上下を繰り替える展開が続いた。
セクター別では、公益株や保険が僅かに上昇した以外、ほぼすべてのセクターが下落。中でも半導体や素材、銀行株、バイオテクノロジーなどが大きく値を下げた。ダウ銘柄では、ユナイテッド・テクノロジーズ(UTX)が0.14%の上昇、ウォルグリーン(WBA)が横ばいとなった以外、30銘柄中28銘柄が下落。中でもダウ(DOW)は2.47%の下落、シスコ・システムズ(CSCO)やキャタピラー(CAT)、JPモルガン・チェース(JPM)、マイクロソフト(MSFT)、インテル(INTC)も下げが目立った。
Posted by 松 1/3/20 - 17:00
大豆:反落、中東の緊張高まるのを背景に売り優勢
[場況]
CBOT大豆3月限終値:941-1/2↓14-3/4
シカゴ大豆は反落。米軍がイラクでイラン革命防衛隊の司令官を殺害し、中東の緊張が高まるのを背景に売りが優勢となった。週間輸出成約高が弱い内容だったのもマイナスに作用した。夜間取引ではまず売り買い交錯となってから、売りが膨らみ、3月限は下落。950セントを割り込み、通常取引開始後に下げ足が速まった。ただ、937-1/2セントと昨年12月24日以来の安値を付けたところで売りもスローダウンし、その後は940H台前半でもみ合った。
Posted by 直 1/3/20 - 16:54
コーン:反落、テクニカル要因や低調な週間輸出成約高が重石
[場況]
CBOTコーン3月限終値:386-1/2↓5-0
シカゴコーンは反落。テクニカル要因や低調な週間輸出成約高が重石となった。夜間取引でまず買いが先行し、3月限は小高くなったが、一巡して売りに転じ下落。380セント台に値を下げ、通常取引で下げ幅を拡大した。引け近くには385-1/2セントと昨年12月19日以来の安値を付けた。
Posted by 直 1/3/20 - 16:52
小麦:反落、弱気の週間輸出成約高が売り圧力強める
[場況]
CBOT小麦3月限終値:554-1/2↓5-3/4
シカゴ小麦は反落。弱気の週間輸出成約高が売り圧力を強め、大豆やコーンの下落につれた売りもあった。夜間取引でやや買いの展開となった後、売りに押され、3月限は小幅高から下げに転じた。通常取引に入り550セント台前半まで下落したところで下げ止まったが、売りの流れは切れることなく、引けまで軟調な値動きを続けた。
Posted by 直 1/3/20 - 16:49
ブラジル・サンパウロ州無水アルコール価格は前週から0.88%上昇
[エタノール]
ブラジルサンパウロ州アルコール価格指数
出所:サンパウロ州立大Cepea、単位:ブラジルレアル/リットル
期間 | 無水アルコール | 前週比 | 前年比 | 含水アルコール | 前週比 | 前年比 |
12/30〜 1/3 | 2.2218 | ↑ 0.88% | ↑ 21.22% | 2.0454 | ↑ 1.46% | ↑ 22.68% |
12/23〜 12/27 | 2.2024 | ↑ 1.13% | ↑ 20.38% | 2.0159 | ↑ 1.29% | ↑ 20.89% |
12/16〜 12/20 | 2.1777 | ↓ 0.50% | ↑ 19.43% | 1.9902 | ↓ 0.16% | ↑ 19.47% |
12/9〜 12/13 | 2.1887 | ↑ 0.76% | ↑ 19.71% | 1.9933 | ↓ 0.82% | ↑ 19.43% |
Posted by 松 1/3/20 - 16:44
ブラジルコーヒー輸出:3日現在5.83万袋と前月を334.9%上回る
[コーヒー]
ブラジルコーヒー生豆輸出
出所:ブラジルコーヒー生豆輸出協会(CECAFE)、単位1,000袋(60kg)
1月3日 | 1月累計 | 前月(12/3) | 前月比 | 前年比 | |
輸出合計 | 57.699 | 58.309 | 13.406 | ↑334.9% | ↑434.7% |
>アラビカ種 | 53.273 | 53.883 | 12.314 | ↑337.6% | ↑394.2% |
>ロブスタ種 | 0.000 | 0.000 | 0.000 | - | - |
>インスタント | 4.426 | 4.426 | 1.092 | ↑305.3% | - |
Posted by 松 1/3/20 - 16:41
景気拡大維持に現行の金利維持が適切と判断・議事録
[金融・経済]
米連邦準備理事会(FRB)が3日に発表した2019年12月10-131日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録によると、メンバー以外のFRB高官も含む会合参加者の間で景気拡大や強い労働市場、2%の目標に近いインフレ率を維持するために1.5-1.75%の政策金利誘導目標レンジを維持するのが適切との判断に至った。複数の参加者は、現行の金融政策を維持することで昨年に行った3会合連続の利下げ効果を把握し、また経済指標などで景気の行方が読みやすくなるとの見方を示した。
Posted by 直 1/3/20 - 15:19
天然ガス:小幅反発、弱気の在庫統計にも関わらず買い戻し優勢
[場況]
NYMEX天然ガス2月限終値:2.130↑0.008
NY天然ガスは小幅反発。ここまでの下落で売られ過ぎ感が高まる中、週末を前にポジション整理の買い戻しが集まった。在庫統計は予想を下回る取り崩しにとどまったが、新たな売りを呼び込むには至らなかった。2月限は夜間取引ではこれまでの流れを継いだ売りが先行、早朝には2.10ドルを割り込むまでに下げ幅を拡大した。その後は一転して買い意欲が強まり、朝方にはプラス圏を回復。通常取引開始後には再び上値が重くなったが、在庫統計が発表されると材料出尽くし感も手伝って買いが加速、一時2.10ドル台後半まで値を伸ばした。その後は再び売り圧力が強まり、引けにかけは前日終値近辺まで値を切り下げてのもみ合いとなったが、最後は僅かながらも買いが優勢で終了した。
Posted by 松 1/3/20 - 15:14
石油製品:大幅続伸、原油の急伸につれて投機的な買い集まる
RBOBガソリン2月限:1.7488↑0.0446
暖房油2月限:2.0614↑0.0373
NY石油製品は大幅続伸、中東情勢不安が高まる中、原油の急伸につれて投機的な買いが集まった。相場は夜間取引からから買いが先行、早朝にかけて大きく値を伸ばした。通常取引開始後はジリジリと売りに押し戻される展開、在庫統計発表後は石油製品が大幅増となったことからまとまった売りが出たものの、その後はしっかりと下げ止まり、午後には改め騰勢を強める展開となった。
Posted by 松 1/3/20 - 15:08
原油:大幅続伸、中東情勢緊迫懸念から投機的な買いが加速
[場況]
NYMEX原油2月限終値:63.05↑1.87
NY原油は大幅続伸。米国が空爆によってイラン革命防衛隊司令官を殺害したことを受け、中東情勢が改めて緊迫するとの懸念が高まり中で投機的な買いが加速、期近終値ベースで昨年5月以来の高値を更新した。2月限は夜間取引から大きく買いが先行、早朝には一時64ドル台まで値を伸ばす場面も見られた。その後は買いも一服、通常取引開始後は63ドル台前半から半ばのレンジ内でもみ合う展開、中盤にまとまった売りが出ると、62ドル台前半まで値を崩したものの、押し目では買い意欲が強く、しっかりと下げ止まり。午後には改めて買いが集まり、63ドル台まで値を回復した。
Posted by 松 1/3/20 - 15:08
金:大幅続伸、イラン司令官殺害で中東情勢緊迫への懸念高まる
[場況]
COMEX金2月限終値:1,552.4↑24.3
NY金は大幅続伸。米国がイラン革命防衛隊司令官を空爆によって殺害したことを受け、中東情勢が改めて緊迫するとの懸念が高まる中で安全資産としての買いが加速、終値ベースで9月4日以来の高値を更新した。2月限は夜間取引から買い一色の展開、早朝には1,550ドル台半ばまで一揆に上げ幅を拡大した。その後はいったんポジション整理の売るに押される格好となり、1,540ドル半ばまで値を下げたものの、通常取引開始後は改めて買い意欲が強まり、中盤には1,550ドル台まで値を回復。引けにかけては値動きも落ち着き、1,550ドル台前半でのもみ合いが続いた。
Posted by 松 1/3/20 - 13:42
コーヒー:小幅続落、日中通じて上下に振れるも最後は売り優勢
[場況]
ICE-USコーヒー3月限終値:126.35↓0.75
NYコーヒーは小幅続落。週末を前にポジション整理の動きが強まる中、日中を通じて方向感なく上下を繰り返す不安定な展開が続いたが、最後は売りが優勢となった。3月限は夜間の取引開始後しばらくはややプラス圏に入ったあたりでの推移、早朝にかけては売り圧力が強まり、125セント台半ばまで値を下げた。NYに入ってからは127セント台まで値を戻してのもみ合い、中盤にかけてまとまった買いが入るとプラス転換、128セント台を回復したものの、それ以上の動きは見られず。引けにかけては再び上値が重くなり、マイナス転落して取引を終了した。
Posted by 松 1/3/20 - 13:20
砂糖:反発、原油の急伸支えとなる中でしっかりと買い集まる
[場況]
ICE-US砂糖3月限終値:13.31↑0.18
NY砂糖は反発。前日の急落で割高感が後退したこともあり、強気の需給見通しが改めて買いを呼び込んだ。中東情勢緊迫に対する懸念から原油が急伸したことも下支えとなった。3月限は夜間の取引開始時から買いが先行、早朝には13.40セントまで値を回復した。買い一巡後は売りに押し戻される格好となったものの、プラス圏はしっかりと維持して下げ止まり。NYに入ってからは値動きも落ち着き、13.30セントを中心としたレンジ内でのもみ合いが続いた。
Posted by 松 1/3/20 - 13:20
米国内で稼動中のリグ(掘削機)は796基と前週から9基減少
[エネルギー]
北米稼動リグ(掘削機)数
出所:ベーカーヒューズ社
1月3日 | 前週比 | 前年比 | (%) | |
米国合計 | 796 | ↓ 9 | ↓ 279 | ↓25.95% |
>陸上油田 | 773 | ↓ 8 | ↓ 277 | ↓26.38% |
>海上 | 22 | ↓ 1 | →0 | →0.00% |
>>メキシコ湾 | 22 | ↓ 1 | →0 | →0.00% |
カナダ | 85 | ↓ 14 | ↑ 9 | ↑11.84% |
北米合計 | 881 | ↓ 23 | ↓ 270 | ↓23.46% |
Posted by 松 1/3/20 - 13:06
コスタリカコーヒー輸出、12月は前年比9.6%減少
[コーヒー]
コスタリカのコーヒー協会ICAFEによると、2019年12月のコーヒー輸出は3万9576袋と、前年同月から9.6%減少した。さび病や、コスト増加、悪天候などによって生産が振るわず、輸出減少が続いている。ただ、9月や10月に3割を超える落ち込みだったのに比べるとマイナス幅は小さくなった。10月に始まった2019/20年度の輸出は最初の3ヶ月間で6万1417袋になり、前年同期を約27%下回った。
Posted by 直 1/3/20 - 11:27
EIA在庫:原油は1,146.3万バレルの大幅取り崩し、予想上回る
[エネルギー]
EIA石油在庫統計
出所:米エネルギー省情報局(EIA)、NY10:30発表、単位1,000バレル
12月27日現在 | 前週比 | 市場予想 | API発表(前日) | ||
原油在庫 | 429896 | ↓ 11463 | ↓ 3291 | ↓ 7800 | |
ガソリン在庫 | 242472 | ↑ 3212 | ↑ 1418 | ↓ 800 | |
留出油在庫 | 133720 | ↑ 8776 | ↑ 991 | ↑ 2800 | |
製油所稼働率 | 94.47% | ↑ 1.18 | ↑ 0.61 | - | |
原油輸入 | 6352 | ↓ 457 | - | - |
Posted by 松 1/3/20 - 11:09
2019/20年度インド砂糖輸出、12月末までに250万トン成約済み
[砂糖]
インド製糖所協会(ISMA)によると、昨年10月に始まった2019/20年度砂糖輸出で12月末までに250万トンが成約済みとなった。政府の割当枠600万トンの約4割を占める。政府が10-12月の輸出状況を見直しており、すでに割当枠を満たした製糖所に未売分をシフトさせる方針。ただ、ISMAの会長はビジネス・スタンダード紙に対し、現時点で輸出状況はいいが、今後も順調に輸出が進むと見通すのは難しいと述べた。
インド政府は2018/19年度に500万トンの輸出枠を設けたが、実際には370万トンの輸出にとどまった。
Posted by 直 1/3/20 - 11:01
天然ガス在庫は580億立方フィートの取り崩し、予想下回る
[エネルギー]
天然ガス在庫統計
出所:米エネルギー省情報局(EIA)、NY10:30発表、単位10億立方フィート
天然ガス在庫 | 12月27日 | 前週比 | 市場予想 | 前年比 | 過去5年平均比 |
全米(48州) | 3192 | ↓ 58 | ↓ 61 | ↑ 18.00% | ↓1.28% |
Posted by 松 1/3/20 - 10:34
12月ISM製造業指数は47.2に低下、2009年6月以来の低水準
[経済指標]
ISM製造業指数
出所:米供給管理協会(ISM)、NY10:00発表
19年12月 | 19年11月 | 市場予想 | ||
ISM製造業指数 | 47.2 | 48.1 | 49.0 |
Posted by 松 1/3/20 - 10:07
11月建設支出は前月から0.56%増加、予想上回る
[経済指標]
建設支出
出所:米国勢調査局、NY10:00発表、季節調整値、単位100万ドル
19年11月 | 前月比 | 19年10月 | 市場予想 | ||
建設支出 | 1324122 | ↑0.56% | ↑0.12% | ↑0.3% |
Posted by 松 1/3/20 - 10:01
輸出成約高:小麦、コーン、大豆ともに前週から減少
[穀物・大豆]
USDA輸出成約高
出所:米農務省、NY8:30発表、単位1,000トン
12/26/19 | 今年度 | 次年度 | 合計 | 前週比 | 市場予想 | |
小麦 | 312.9 | 20.4 | 333.3 | ↓55.9% | 250.0 〜600.0 | |
コーン | 531.4 | 8.6 | 540.0 | ↓13.8% | 300.0 〜775.0 | |
大豆 | 330.3 | 1.7 | 332.0 | ↓55.6% | 350.0 〜1000.0 | |
大豆ミール | 94.7 | 1.5 | 96.2 | ↓30.3% | 75.0 〜250.0 | |
大豆油 | ▲1.9 | 0.0 | ▲1.9 | - | 5.0 〜30.0 |
Posted by 松 1/3/20 - 09:48
ブラジル大豆生産見通し据え置き、前年比6.5%増加・USDAアタシェ
[穀物・大豆]
米農務省(USDA)アタシェによると、ブラジルの2019/20年度大豆生産見通しは1億2350万トンで据え置きとなった。前年から6.5%増加。ブラジルは2019/20年度に米国を抜いて世界最大の大豆生産国になるとみられる。作付が前年比2.5%増の3680万ヘクタールで、従来の3650万ヘクタールから上方修正。ここ数ヶ月間の価格上昇に加え、昨年12月の最初の2週間のレアル下落が寄与したという。ただ、中国のアフリカ豚コレラ絡みの需要に対する懸念、米中貿易協議を背景に大豆生産に慎重な空気が残っていること指摘した。
19/20年度の国内消費見通しは4675万トンから4670万トンに修正、前年から3.9%の増加になる。圧搾が4400万トンで修正なしで、前年から3.3%増加。輸出も7500万トンの従来予想から変わらず、前年との比較で2.7%増加する。期末在庫は680万5000トンの従来予想から297万トンに下方修正、また、前年の推定が485万5000トンから97万トンに大きく引き下げられた。
Posted by 直 1/3/20 - 08:40
19/20年アルゼンチン大豆作付、1日時点で84.3%終了・BA取引所
[穀物・大豆]
アルゼンチンのブエノスアイレス穀物取引所のクロップレポートによると、2019/20年度の大豆作付は25日時点で事前見通しの1770万ヘクタールの84.3%終了した。前週の79.1%からアップだが、前年同期は5.3ポイント下回る。前週は多くの地域で雨が降り、土壌水分が改善、作業に寄与したという。
Posted by 直 1/3/20 - 08:20
19/20年アルゼンチンコーン作付、1日時点で83.5%終了・BA取引所
[穀物・大豆]
アルゼンチンのブエノスアイレス穀物取引所のクロップレポートによると、2019/20年度コーン作付は1日時点で事前見通しの630万ヘクタールの83.5%終了した。前週から8.4ポイント上昇、前年同期も0.8ポイント上回る。この一週間ほとんどの地域で降雨によって土壌水分が改善し、作業が進んだという。
Posted by 直 1/3/20 - 08:20
19/20年アルゼンチン小麦収穫、1日時点で92.1%終了・BA取引所
[穀物・大豆]
アルゼンチンのブエノスアイレス穀物取引所のクロップレポートによると、2019/20年度小麦収穫は1日時点で92.1%終了した。前週から4.3ポイント上がり、前年同期比にしても1.5ポイントアップ。作業は主にブエノスアイレス州南西部ウやラパンパ州南部で進んだ。イールドに関すると、ブエノスアイレス州とラパンパ州、コルドバ州南部では過去5年平均を下回っているが、ブエノスアイレス州南東部では上昇という。取引所は1850万トンの生産見通しを維持した。
Posted by 直 1/3/20 - 08:20
2日のOPECバスケット価格は67.15ドルと前日から0.81ドル下落
[エネルギー]
OPECバスケット価格
出所:石油輸出国機構(OPEC)、単位:ドル/バレル
日付 | バスケット価格 | 前日比 |
1/2 (木) | 67.15 | ↓0.81 |
12/31 (火) | 67.96 | ↓0.93 |
12/30 (月) | 68.89 | ↓0.18 |
12/27 (金) | 69.07 | ↑0.59 |
12/26 (木) | 68.48 | ↑0.49 |
Posted by 松 1/3/20 - 06:55
1/3(金)の予定
[カレンダー]
経済指標
・11月建設支出 (10:00)
・12月ISM製造業指数 (10:00)
・12月10-11日FOMC議事録 (14:00)
エネルギー
・EIA天然ガス在庫統計 (10:30)
・EIA石油在庫統計 (11:00)
・北米稼動リグ(掘削機)数 (13:00)
農産物
・USDA輸出成約高 (08:30)
・ブラジルサンパウロ州アルコール価格指数
Posted by 松 1/3/20 - 06:51
2020年01月02日(木)
FX:円高、株高の進行にも関わらず投資家のリスク志向強まらず
[場況]
ドル/円:108.55、ユーロ/ドル:1.1171、ユーロ/円:121.28 (NY17:00)
為替は円高が進行。株式市場が史上最高値を大きく更新する展開となる中にも関わらず、投資家のリスク志向が強まることはなく、年末までの流れを継いだポジション調整の円買いが全体を主導した。ドル/円は東京市場が休みの中、アジア時間から買いが優勢、ロンドンに入ると108円台後半まで値を伸ばした。NY早朝からは一転して売りに押される格好となり、中盤にかけて下げ足を速めると108円台前半まで急落。その後は売りも一巡、108円台半ばまでしっかりと値を回復。午後からは動意も薄くなった。
ユーロ/ドルはアジア時間は1.12ドル台前半でやや買い優勢の展開、その後売りに押され1.12ドル割れを試すまでに値を切り下げた。ロンドンに入ると改めて売り圧力が強まり、1.1180ドル台まで下げ幅を拡大。NYでは中盤に買い戻しが集まる場面も見られたが、直後には大きく売りが膨らみ、1.1160ドル台まで一気に値を崩した。午後からは値動きも落ち着き、同水準でのもみあいが続いた。ユーロ/円はアジア時間は122円の節目をやや割り込んだあたりでの推移、ロンドンに入ると徐々に売りが優勢となり、121円台半ばまで値を下げた。NYに入っても売りの勢いは衰えず、中盤には121円を割り込むまで下げ幅を拡大。その後は売りも一服、午後からは121円をやや上回ったあたりでの推移となった。
Posted by 松 1/2/20 - 17:25
債券:反発、新年最初の取引で動意薄の中持ち高調整の買い
[場況]
債券は反発。新年最初の取引では市場参加者が少なく、動意薄の中、持ち高調整の買いが入った。夜間取引で売りが膨らむ場面があったが、10年債利回りは1.9%台半ばまで上がってから、買いが優勢となり、下げに転じた。通常取引でも買いの流れを続け、1.8%台後半に低下した。
Posted by 直 1/2/20 - 17:24
大豆:小幅続伸、米中貿易合意が引き続き下支え
[場況]
CBOT大豆3月限終値:956-1/4↑0-3/4
シカゴ大豆は小幅続伸。米中貿易合意が引き続き下支えになった。新年の休みから戻って、通常取引開始後に買いが優勢となり、3月限は強含んだ。960セント台に上がり、961-0セントと昨年10月25日以来の高値を更新した。上値で一服感が強まり,伸び悩んだが、買いの流れは続き、最後は小高く引けた。
Posted by 直 1/2/20 - 16:56
コーン:上昇、米中貿易合意で楽観ムード出ており買い集まる
[場況]
CBOTコーン3月限終値:391-1/2↑3-3/4
シカゴコーンは上昇。目新しい材料は見当たらないが、米中貿易合意で楽観ムードが出ており、買いが集まった。新年の休みから戻り、通常取引でピッチの速い買いとなる中、3月限は390セント台に上昇。そのまま引けまでしっかりと推移した。
Posted by 直 1/2/20 - 16:54
株式:大幅続伸、中国の金融緩和好感し投機的な買いが加速
[場況]
ダウ工業平均:28,868.80↑330.36
S&P500:3,257.85↑27.07
NASDAQ:9,092.19↑119.59
NY株式は大幅続伸、史上最高値を大幅に更新した。中国人民銀行が預金準備率を50bp引き下げる方針を表明したことが好感される中、この先も中銀の金融緩和を背景とした投機資金の流入が続くとの期待が買いを呼び込んだ。ダウ平均は寄り付きから大きく買いが先行、早々に200ポイント近く値を切り下げての推移となった。買い一巡後もしっかりと高値圏を維持しての推移、午後からは再び騰勢を強める格好となり、引け間際にまとまった買いがが入ると、300ポイントを超えるまで一気に上げ幅を拡大した。
セクター別では、半導体やコンピューター関連が大きく上昇したほか、工業株、一般消費財、通信なども上昇。一方で公益株や素材、生活必需品は下落、金鉱株やバイオテクノロジーも売りが優勢となった。ダウ銘柄では、ウォルト・ディズニー(DIS)が2.47%の上昇となったほか、ボーイング(BA)やアップル(AAPL)、ユナイテッド・テクノロジーズ(UTX)、スリーエム(MMM)も2%を超える上昇となった。一方で下落したのは30銘柄中6銘柄、ダウ(DOW)は1.79%の下落、プロクター・アンド・ギャンブル(PG)も1%を超える下落となった。
Posted by 松 1/2/20 - 16:54
小麦:続伸、明日に週間輸出成約高控えてポジション調整の買い入る
[場況]
CBOT小麦3月限終値:560-1/4↑1-1/2
シカゴ小麦は続伸。明日に週間輸出成約高の発表を控え、ポジション調整の買いが入った。新年の休み明けは、通常取引開始後から買いの展開で、3月限は560セント台に値を伸ばした。ただ、567-1/2セントと昨年6月28日以来の高値を更新した後は利食い売りも出て上げ幅を縮小。560セントを下回るまで伸び悩む場面もあった。
Posted by 直 1/2/20 - 16:38
天然ガス:反落、暖冬予報嫌気し昨年8月以来の安値更新
[場況]
NYMEX天然ガス2月限終値:2.122↓0.067
NY天然ガスは反落。今月半ばにかけて米東部を中心に平年以上の気温が続くとの予報が出る中、暖房需要の伸び悩みが続くとの見方が改めて売りを呼び込む格好となり、期近終値ベースで昨年8月以来の安値を更新した。2月限は夜間取引から売りが優勢、ややマイナス圏に入ったあたりでの推移となった。早朝にかけてはポジション整理の買い戻しが集まったものの、プラス圏を回復することなく息切れ。朝方からは改めて売りに押し戻される展開、通常取引開始後には更に売り圧力が強まり、2.10ドル台前半まで値を崩した。昼前には下げも一服となったものの、最後まで安値近辺でのもみ合いが続いた。
Posted by 松 1/2/20 - 15:16
石油製品:反発、株高の進行好感し投機的な買い集まる
[場況]
RBOBガソリン2月限:1.7042↑0.0137
暖房油2月限:2.0241↑0.0013
NY石油製品は反発、株高の進行が好感される中で投機的な買いが集まった。相場は夜間取引からしっかりと買いが先行。朝方には上昇も一服、通常取引開始後は徐々に売り圧力が強まり暖房油は小幅ながらマイナス転落する場面も見られたものの、押し目では買い意欲も強く、しっかりと下げ止まり。引けにかけては改めて騰勢を強める格好となった。
Posted by 松 1/2/20 - 15:09
原油:反発、上下に不安定に振れる展開も最後は買い集まる
[場況]
NYMEX原油2月限終値:61.18↑0.12
NY原油は反発。日中を通じて投機的な売り買いが交錯、上下に不安定に振れる展開が続いたが、最後はOPECプラスの追加減産が始まることで需給が一段と引き締まるとの見方が支えとなる中でしっかりと買いが集まった。2月限は夜間取引では買いが先行したものの、早朝にかけてはジリジリと売りに押し戻される格好となり、小幅ながらもマイナス転落。通常取引開始後は改めて売り圧力が強まり、60ドル台後半まで値を下げた。中盤には売りも一服、しばらくは安値近辺で上値の重い展開が続いたが、引けにかけては買い意欲が強まり、プラス転換して取引を終了した。
Posted by 松 1/2/20 - 14:53
天然ガス在庫は610億立方フィートの取り崩し予想
[エネルギー]
天然ガス在庫統計市場予想
3日 NY10:30発表、単位10億立方フィート、ダウジョーンズ社集計
予想平均 | 予想レンジ | ||
天然ガス在庫 | ↓ 61.0 | ↓ 76.0 〜 ↓ 52.0 | |
>前週 | ↓ 161.0 | ||
>前年 | ↓ 20.0 | ||
>過去5年平均 | ↓ 109.4 |
Posted by 松 1/2/20 - 13:54
金:続伸、世界的な金融緩和背景とした投機資金流入が押し上げ
[場況]
COMEX金2月限終値:1,528.1↑5.0
NY金は続伸。FRBによるバランスシートの拡大など、世界的な金融緩和を背景とした投機資金の流入が、引き続き相場を押し上げる展開となった。中国人民銀行が預金準備率を50bp引き下げると発表したことも、こうした動きを後押しした。2月限は夜間取引では年末の終値近辺でのもみ合い、朝方にかけては買いが優勢となり、1,520ドル台半ばまで値を切り上げた。通常取引開始後も買いの勢いは衰えず、中盤には1,530ドル台半ばまで上げ幅を拡大。その後は買いも一服、ポジション整理の売りに押し戻される格好となったが、プラス圏は維持したまま取引を終了した。
Posted by 松 1/2/20 - 13:46
12月のブラジルコーヒー輸出、前年同月から22.9%減少
[コーヒー]
ブラジル貿易局(Secex)の月次データによると、2019年12月のコーヒー輸出は316万1900袋となり、前年同月から22.9%減少した。前月も4.0%下回る。
Posted by 直 1/2/20 - 13:34
12月のブラジル大豆輸出、前年同月から15.5%減少
[穀物・大豆]
ブラジル貿易局(Secex)の月次データによると、2019年12月の大豆輸出は343万9200トンと、前年同月から15.5%減少した。前月からは33.3%落ち込んだ。大豆ミールの輸出が166万7700トンで、前年から11.9%増え、前月に比べると37.4%の増加。大豆油が2万9100トンとなった。前年から25.4%ダウン、しかし、前月の2.2倍である。
Posted by 直 1/2/20 - 13:33
12月のブラジル砂糖輸出、前年同月から7.3%減少
[砂糖]
ブラジル貿易局(Secex)の月次データによると、2019年12月の砂糖輸出は147万3100トンと、前年同月から7.3%減少した。また前月に比べると24.4%ダウン。粗糖が128万6900トンで、前年から9.9%減り、前月からは24.2%の減少となった。精製糖は18万6200トンになり、前年同月から16.5%増加、前月比にすると25.9%の減少である。
Posted by 直 1/2/20 - 13:33
12月のブラジルエタノール輸出、前年同月から36.5%増加
[エタノール]
ブラジル貿易局(Secex)の月次データによると、2019年12月のエタノール輸出は146万6000リットルと、前年同月から36.5%増加した。しかし、前月比にすると19.1%の減少になる。
Posted by 直 1/2/20 - 13:32
コーヒー:まだしばらく激しい上下続くも、中長期的な流れは弱気
[場況]
ICE-USコーヒー3月限終値:127.10↓2.60
NYコーヒーは続落。対ドルでのブラジルレアル安の進行が重石となる中、日中を通じてポジション整理の売りが相場を主導した。3月限は夜間の時間から売りが優勢、朝方にかけて128セントを割り込むまで値を切り下げての推移となった。NYに入ると買い意欲が強まり、130セント台を回復したものの、早々に息切れ。買い一巡後もしばらくはややマイナス圏に入ったあたりを中心としたもみ合いが続いたが、中盤以降は徐々に売り圧力が強まり、引け前には126セント台まで下げ幅を拡大した。
Posted by 松 1/2/20 - 13:14
砂糖:大幅続落、レアル安嫌気しポジション整理の売りが加速
[場況]
ICE-US砂糖3月限終値:13.13↓0.29
NY砂糖は大幅続落。需給面で大きな材料が出た訳ではなかったが、対ドルでのブラジルレアル安の進行が嫌気される中でポジション整理の売りが加速した。3月限は夜間の時間帯は買いが優勢、早々に13.50セント台まで上げ幅を拡大、買い一巡後もプラス圏を維持しての推移が続いた。NYに入ると一転して売り一色の展開となり、中盤には13.10セントの安値まで急反落。引けのかけては下げも一服となったものの、最後まで安値近辺で上値の重い展開が続いた。
Posted by 松 1/2/20 - 13:13
19/20年EU砂糖生産見通しやや引き下げ、前年比1.7%減少・欧州委
[砂糖]
欧州委員会は、欧州連合(EU)の2019/20年度(10-9月)砂糖生産見通しを1733万1098トンと、従来の1749万9000トンからやや引き下げた。前年の推定1763万トン(修正値)から1.7%減少。2年連続ダウンになる。最も生産規模の大きいフランスが481万8272トンになるとみており、従来の482万トンとほぼ同水準、前年との比較にして5.4%の減少になる。2位のドイツは426万4000トンから420万1995トンに小幅引き下げ、この結果前年から0.5%と僅かにも減少予想に転じた。
域内消費予想は1750万トンから1729万5000トンに下方修正した。従来前年比横ばいをみていたのが、0.3%減少にシフト。輸出を305万トンから293万1000トンに引き下げ、前年から12.3%の減少になる。期末在庫は前年から17.3%減少し151万3000トンと見通す。ただ従来の26万1000トンからは引き上げた。
Posted by 直 1/2/20 - 11:59
19/20年インド砂糖生産、12月31日時点で前年30.2%下回る
[砂糖]
インド製糖所協会(ISMA)によると、同国の2019/20年度(10-9月)砂糖生産は2019年12月31日時点で779万5000トンと、前年同期の1117万2000トンを30.2%%下回った。稼働している製糖所の数が前年の507件に対し437件。天候要因から一部主要生産地で製糖所の稼働開始が大幅に遅れたことを反映し、国内の砂糖生産は前年割れとなっている。
マハラシュトラ州では、137件の製糖所によって165万6000トンの砂糖が生産済みとなった。前年の187件、445万7000トンからダウン。砂糖きびの糖分含有率は10%で、前年の10.5%を下回り、ISMAは洪水の影響を指摘した。州政府の報告によると、同州の製糖所2件は砂糖きびの供給縮小に加え、労働者の不足もあってすでに2019/20年度の稼働を停止した。
カルナタカ州の砂糖生産は163万3000トンで、前年の210万3000トンから減少した。製糖所の数は63件で、前年より2件少ない。グジャラート州では15日時点で15件の製糖所が26万5000トンの砂糖生産を終えた。前年同期には16件、42万9000トンだったのから減少になる。また、アンドラプラデシュ州やタミルナドゥ州でも稼働している製糖所やこれまでの生産量は前年比マイナスとなった。
最も生産規模の大きいウッタルプラデシュ州に関すると、119件の製糖所が31日時点で331万6000トンを生産した。前年の117件による310万7000トンを上回る。ウッタルプラデシュ州でも糖分含有率は10.71%で、前年の10.84%からダウン。
ISMAは直近の衛星画像によって収穫上状況やイールドなどを監視しており、2月に2019/20年度砂糖生産の2次見通しを発表するという。
Posted by 直 1/2/20 - 10:24
ロシアの金及び外貨準備高は前週から8億ドル増加
[メタル]
ロシア中銀が2日に発表した週次データによると、同国の金及び外貨準備高は12月27日時点で5,498億ドルと、前週から8億ドル増加した。年初の4,685億ドルからは、813億ドルの増加となる。
Posted by 松 1/2/20 - 09:20
失業保険新規申請件数は22.2万件に減少、予想も下回る
[経済指標]
失業保険新規申請件数
出所:米労働省、NY8:30発表、季節調整値、単位1,000件
12月28日 | 前週比 | 12月21日 | 市場予想 | ||
新規申請件数 | 222.00 | ↓ 2.00 | 224.00 | 225.00 | |
4週平均 | 233.25 | ↑ 4.75 | 228.50 | - | |
継続受給件数 | 1728.00 | NA |
Posted by 松 1/2/20 - 08:31
31日のOPECバスケット価格は67.96ドルと前日から0.93ドル下落
[エネルギー]
OPECバスケット価格
出所:石油輸出国機構(OPEC)、単位:ドル/バレル
日付 | バスケット価格 | 前日比 |
12/31 (火) | 67.96 | ↓0.93 |
12/30 (月) | 68.89 | ↓0.18 |
12/27 (金) | 69.07 | ↑0.59 |
12/26 (木) | 68.48 | ↑0.49 |
12/24 (火) | 67.99 | ↑0.41 |
Posted by 松 1/2/20 - 06:47
1/2(木)の予定
[カレンダー]
経済指標
・失業保険新規申請件数 (8:30)
・12月10-11日FOMC議事録 (14:00)
Posted by 松 1/2/20 - 06:40
2020年01月01日(水)
新年のご挨拶
[お知らせ]
明けまして おめでとうございます
よそうかい.comの運営も、14年目に突入しました。
ここまで続けられたのも、読者の皆様の暖かいご支援のおかげです。
改めて御礼申し上げます。
2019年は一言でいえば、パウエル議長率いるFRBの金融緩和政策が、市場全体を大きく押し上げた年だったということができるでしょう。年初の政策の方針転換発言に始まり、夏から秋にかけての3会合連続での利下げ、そしてダメ押しともいえる、月に600億ドルという過去のQEより速いペースでの短期債購入によるバランスシートの拡大と、節目、節目で大胆な緩和方針を打ち出して株高を演出してきました。自分自身のトレードに関して言えば、年前半にはパウエル議長の緩和転換発言をあまり深刻に受け止めず、株高の流れに真っ向から逆らうという愚を犯してしまいましたが、何とか夏以降はそれを挽回することができました。
2020年もこの流れはしばらく続きそうですが、投機資金の流入が支配している相場だけに、不安定さが増すことは否めません。米中貿易交渉もこれ以上の大きな進展は期待できそうになく、楽観的な見方も徐々に後退してくるでしょう。株価の大幅な調整はいつ起こっても不思議ではないと、考えておく必要があるでしょう。一方では2019年を通じてほとんど動かなかった為替、特にドル/円相場に関しては、株式市場の流れが変わってくるなら大きな動きが期待できるようになるかもしれません。
ビジネスに関していえば、春には商品市場分析を株式投資にどのように生かすかというテーマで、本を出す予定となっています。初めての試みとなりますが、ファンダメンタルの分析方法を詳しく解説しているので、興味がある方にはぜひ読んでいただきたいと思います。
2020年が、皆様にとって良い年であることを、心よりお祈りしております。
2020年元旦
よそうかい
松本英毅
Posted by 松 1/1/20 - 07:45
【 過去の記事へ 】