2020年10月07日(水)
債券:反落、トランプツイッター受け追加経済対策期待から売り
[場況]
債券は反落。トランプ米大統領が6日夜にツイッターで家計への現金給付などの成立を求め、部分的な追加経済対策を期待する空気が強まり、リスク回避ムードが薄れ、売りが出た。夜間取引でトランプ大統領のツイッターを背景に売りが膨らみ、通常取引に入っても流れを継続。10年債利回りの上昇が進んだ。午後に9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が発表されたが、一部で見込んでいたほどハト派よりの内容だったとして一段と売りに押され、4ヶ月ぶりに8%を試す展開となった。
Posted by 直 10/7/20 - 17:33
FX:円安ユーロ高、米株の上昇につれて投資家のリスク志向強まる
[場況]
ドル/円:105.95、ユーロ/ドル:1.1760、ユーロ/円:124.63 (NY17:00)
為替は円安ユーロ高が進行。前日の急落から一転、米株が大きく値を回復する中で投資家のリスク志向が強まった。ドル/円は東京から買いが優勢、105円台後半まで値を切り上げての推移となった。ロンドンに入ると改めて買い意欲が強まり、一気に106円台を回復。NYに入ると105円台後半まで売りに押し戻されたものの、この水準では買い意欲も強く、しっかりと下げ止まり。中盤以降は106円をやや割り込んだあたりを中心に、方向感なくもみ合う展開が続いた。
ユーロ/ドルは東京では1.17ドル台前半での小動き。午後からは買い意欲が強まり、ロンドンに入ると1.17ドル台後半まで値を回復。その後は1.17ドル台半ばから後半のレンジ内でのもみ合いが続いた。NYに入ると買い意欲が強まり、1.17ドル台後半まで、やや値を切り上げての推移となった。ユーロ/円は東京では124円をやや割り込んだあたりを中心とした小動き。午後からロンドンにかけては買いが加速、NY朝には124円台後半まで一気に値を伸ばした。その後は買いも一服、124円台半ばから後半のレンジ内でのもみ合いが続いた。
Posted by 松 10/7/20 - 17:20
株式:大幅反発、景気支援策への期待改めて高まる中で買いが加速
[場況]
ダウ工業平均:28,303.46↑530.7
S&P500:3,419.44↑58.49
NASDAQ:1,611.04↑33.75
NY株式は大幅反発。前日の景気支援策の協議打ち切り発言から一転、トランプ大統領が部分的な合意の可能性を示唆したことなどから、ポジション調整の買い戻しが加速した。ダウ平均は寄り付きから大きく買いが先行、早々に400ポイント以上値を切り上げた。中盤にかけては買いも一服となったものの、午後からは改めて買いが加速、上げ幅が600ポイントの迫る場面も見られた。
セクター別では、ほぼ全てのセクターが上昇。中でも銀行株の上昇が大きくなったほか、素材や運輸株、バイオテクノロジー、一般消費財もしっかりと値を伸ばした。ダウ銘柄は、30銘柄全てが上昇。セールスフォース(CRM)が3.93%の上昇となったほか、ボーイング(BA)も3%を超える上昇を記録。ハネウェル(HON)やユナイテッド・ヘルス(UNH)、スリーエム(MMM)、インテル(INTC)もしっかり値を伸ばした。
Posted by 松 10/7/20 - 16:59
大豆:続伸、新たな中国向けと仕向け先不明輸出成約背景に買い
[場況]
CBOT大豆11月限終値:1051-0↑7-0
シカゴ大豆は続伸。USDAに新たに中国向けと仕向け先不明で輸出成約報告があったのを背景に買いが集まった。夜間取引では売りが膨らみ、11月限は下落。1040セントを下回る場面もあったが、早々に買いに転じ、反発した。朝方には1050セント台に上がり、通常取引開始後に一代高値を更新した。1059-3/4セントまで上がって一服となり、一時、1040セント台まで上げ幅を縮小してから、取引終盤に改めて上向き、節目を超えた。
Posted by 直 10/7/20 - 16:51
コーン:続伸、米国輸出期待や週間エタノール生産量増加が支援
[場況]
CBOTコーン12月限終値:388-3/4↑3-3/4
シカゴコーンは続伸。米国輸出期待やEIA週間エタノール生産量の増加が買いを支援した。12月限は夜間取引でまずもみ合ってから、徐々に買いが進む中強含んだ。通常取引に入って390セント台に乗せ、392-0セントと2月19日高値を更新。ただ、その後は上値が重くなり、380セント台に戻した。
Posted by 直 10/7/20 - 16:49
小麦:続伸、引き続き主要生産地の乾燥伝わる中買いの展開
[場況]
CBOT小麦12月限終値:607-1/2↑14-3/4
シカゴ小麦は続伸。引き続き米国やアルゼンチン、黒海周辺地域など主要生産地の乾燥が伝わっている中、買いの展開となった。夜間取引でまず売りに押され、12月限は580セント台後半に下落してから、買いが進んで上昇に転じた。朝方に600セント台に上がり、通常取引に入って611-1/2セントと2018年10月17日以来の高値を付けた。いったん伸び悩んでも、600セントを割り込むと改めてしっかりと買いが入り、値を伸ばした。
Posted by 直 10/7/20 - 16:46
8月消費者信用残高は前月から72.2億ドル減少、予想は増加
[経済指標]
消費者信用残高
出所:連邦準備制度理事会(FRB)、NY15:00発表、季節調整値、単位10億ドル、年率換算
20年8月 | 前月比 | (年率) | 20年7月 | 市場予想 | |
消費者信用残高 | 4144.69 | ↓7.22 | ↓2.1% | ↑14.67 | ↑14.10 |
>回転(Revolving) | 985.33 | ↓9.39 | ↓11.3% | ↓0.25 | |
>非回転(Nonrevolving) | 3159.36 | ↑2.18 | ↑0.8% | ↑14.92 |
Posted by 松 10/7/20 - 15:25
天然ガス在庫は740億立方フィートの積み増し予想
[エネルギー]
天然ガス在庫統計市場予想
8日 NY10:30発表、単位10億立方フィート、ダウジョーンズ社集計
予想平均 | 予想レンジ | ||
天然ガス在庫 | ↑ 74.0 | ↑ 67.0 〜 ↑ 85.0 | |
>前週 | ↑ 76.0 | ||
>前年 | ↑ 98.0 | ||
>過去5年平均 | ↑ 90.2 |
Posted by 松 10/7/20 - 15:08
天然ガス:反発、ハリケーンによる生産停止懸念が買い呼び込む
[場況]
NYMEX天然ガス11月限終値:2.606↑0.086
NY天然ガスは反発。大型ハリケーン「デルタ」がメキシコ湾を直撃、生産が大幅に停止するとの懸念が改めて強気に作用する中で買いが集まった。11月限は夜間取引では前日終値近辺で方向感なくもみ合う展開。朝方からは買い一色の展開となり、通常取引開始後には2.70ドルに迫るまで値を回復した。買い一巡後には一転して売りに押される格好となり、昼には2.50ドル台半ばまで値を下げたものの、プラス圏は維持して下げ止まり。引けにかけては改めて騰勢を強め、2.60ドル台を回復した。
Posted by 松 10/7/20 - 15:07
石油製品:反落、景気の先行きへの懸念高まる中で売りに押される
[場況]
RBOBガソリン11月限:1.2009↓0.0342
暖房油11月限:1.1608↓0.0278
NY石油製品は反落、景気の先行きに対する懸念が改めて高まる中、日中を通じてポジション整理の売りに押される軟調な展開となった。相場は夜間取引から軟調に推移、通常取引開始後も売りの勢いは衰えず、中馬にかけて一段と値を切り下げる展開となった。昼には売りも一服、引けにかけて買い戻しが集まったものの、プラス圏まで値を戻すような動きにはつながらなかった。
Posted by 松 10/7/20 - 15:02
原油:反落、景気や需要の低迷に対する懸念が売り呼び込む
[場況]
NYMEX原油11月限終値:39.95↓0.72
NY原油は反落。前日にトランプ大統領が景気支援策第4弾の協議を打ち切る意向を示したことで、景気や需要の低迷が続くと懸念が強まる中、日中を通じてポジション整理の売りが相場を主導する展開となった。11月限は夜間取引では40ドルを割り込むまで値を切り下げての推移。株高の進行につれて40ドル台を回復する場面も見られたたが、ロンドンに入ると改めて売りに押され、早朝には39ドル台半ばまで値を切り下げた。朝方には再び40ドル台まで買い戻されるなど、その後も売り買いに揉まれる不安定な展開。在庫統計も特に材料視されず、中盤には39ドル台半ばでの推移が続いた。午後からは株価の上昇につれて買いが集まり、40ドル近辺まで値を回復して取引を終了した。
Posted by 松 10/7/20 - 15:01
家計や企業、州・自治体政府への財政支援不十分・FOMC議事録
[金融・経済]
米連邦準備理事会(FRB)は7日、9月15-16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録を発表し、FOMCメンバー以外のFRB高官も含む会合参加者のほとんどが、家計、企業、州および自治体政府に対する財政支援を不十分と懸念していたことを明らかにした。景気見通しを巡る不確実性が依然として非常に高いと警戒し、先行きはウィルス対策次第と改めて強調していたという。
Posted by 直 10/7/20 - 14:59
ハリケーンデルタによるメキシコ湾の石油、天然ガス生産停止拡大
[エネルギー]
米BSEE(安全環境局)が7日に発表したデータによると、カテゴリー4の大型ハリケーンに発達した「デルタ」の影響で米東部時間12:30現在、メキシコ湾のプラットフォーム180ヶ所から職員が避難している。前日は56ヶ所だった。これによって日量148万7,699バレルの石油生産と、13億3,490万立方フィートの天然ガス生産が停止、それぞれメキシコ湾全体における生産の80.42%、49.26%に相当する。前日に原油が日量54万495バレル、天然ガスが2億3,271万立方フィートだったのから、生産停止の規模が拡大した。
Posted by 松 10/7/20 - 14:10
金:続落、景気支援策の協議打ち切り嫌気し手仕舞い売り膨らむ
[場況]
COMEX金12月限終値:1,890.8↓18.0
NY金は続落。前日にトランプ大統領が景気支援策第4弾の協議打ち切りの意向を示したことから株価が急落、市場全体にリスク回避の動きが強まる中でポジション整理の売りが膨らんだ。12月限は夜間取引では1,880ドルを割り込むあたりまで値を切り下げての推移。ロンドン朝にかけては株価が値を戻す中で買い戻しが集まり、1,900ドル台を回復する場面も見られたが、その後は再び上値が重くなり、早朝には1,880ドル台まで値を切り下げた。通常取引開始後には再び1,890ドル台まで値を戻したものの、中盤にかけては再び売りに押され1,880ドル台前半まで反落。その後は1,880ドル台後半を中心としたレンジ内でのもみ合いが続いた。
Posted by 松 10/7/20 - 13:56
コーヒー:続伸、売られ過ぎ感強い中でしっかりと買い戻し集まる
[場況]
ICE-USコーヒー12月限終値:109.60↑1.95
NYコーヒーは続伸。需給面で新たな材料が出た訳ではなかったが、売られ過ぎ感が強い中で前日の流れを継いだポジション整理の買い戻しが相場を主導、終値ベースで9月末以来の高値を更新した。12月限は夜間の時間帯は売りが先行、106セント台前半まで値を切り下げての推移となった。朝方からは徐々に騰勢を強める格好となり、中盤にはプラス圏を回復。昼前にまとまった買いが入ると、111セントの高値まで一気に値を伸ばした。その後は買いも一服、引けにかけて売りに押される展開となったが、109セント台ではしっかりと下げ止まった。
Posted by 松 10/7/20 - 13:43
砂糖:大幅続伸、前日の流れ継いだテクニカルな買いが加速
[場況]
ICE-US砂糖3月限終値:14.14↑0.26
NY砂糖は大幅続伸。需給面で特に大きな材料が出た訳ではないが、前日の直近の高値を上抜けたことが好感される中でテクニカルな買いが加速、14セントの節目を一気に回復した。3月限は夜間の時間帯から買いが先行、朝方にかけてしっかりと値を切り上げる展開となった。NYに入ると改めて買い意欲が強まる格好となり、14セント台をあっさりと回復。中盤にはやや売りに押し戻される場面も見られたが、押し目では買い意欲も強く、昼にかけて一段高の展開となった。
Posted by 松 10/7/20 - 13:22
10年債入札リ・オープン、応札倍率は2.47、最高利回り0.765%
[金融・経済]
10年債入札
出所:米財務省、単位100万ドル (Re-Opening)
10年債 | 応札額 | 発行額 | 応札倍率 | 前回(9/9) |
合計 | 86614.8 | 35000.1 | 2.47 | 2.30 |
競争入札分 | 86604.0 | 34989.3 | 2.48 | 2.30 |
顧客注文比率(外国中銀含む) | 62.88% | 58.29% | ||
最高落札利回り(配分比率) | 0.765% | (75.60%) | 0.704% |
Posted by 松 10/7/20 - 13:09
2020年ウクライナ穀物収穫、5日時点で71%終了
[穀物・大豆]
ウクライナ経済開発省によると、同国の2020年穀物収穫は5日時点で1100万ヘクタールと作付されたうちの71%終了となった。規模にして4070万トン。コーンが110万ヘクタールから503万トン収穫済みで、20%終わったという。小麦の収穫はすでに完了しており、2510万トンになった。
同省は2020年穀物生産が6800万トンと、悪天候の影響から前年の過去最高の7510万トンから減少を見通す。
Posted by 直 10/7/20 - 12:35
2020年ウクライナ砂糖ビート収穫、10月5日時点で8%終了
[砂糖]
ウクライナ経済開発省によると、2020年砂糖ビートの収穫は10月5日時点で1万8300ヘクタールと、事前予想の8%終了した。規模にして82万2200トン。前年同期に約30%の作業を終え、300万トンを超えていたのを大きく下回る。
Posted by 直 10/7/20 - 12:34
20/21年度ウクライナ穀物輸出、過去2番目の高水準見通し・FAO
[穀物・大豆]
国連食糧農業機関(FAO)によると、ウクライナの2020/21年度(7-6月)穀物輸出は5000万トンと、前年の過去最高に次いで2番目の高水準を記録する見通しとなった。過去5年平均を8%ほど上回る。このうちコーンが2800万トンで、過去平均との比較にして20%増加。2019年と2020年連続の平均以上の生産が寄与するという。一方、小麦の輸出は、政府による輸出制限を反映して1750万トンで、平均を下回る見通しとなった。
ウクライナの2020年コーン生産は3500万トンで、前年の過去最高から若干減少、過去5年平均を18%上回る。FAOはこのほか、2021年に収穫される小麦の作付が行われており、10月末に完了の見通しという。乾燥の影響で、610万ヘクタールと前年や過去5年平均から減少が予想されるとした。
Posted by 直 10/7/20 - 11:58
ユーロシステムの金準備高は四半期調整で105億500万ユーロ増加
[メタル]
ECBが7日に発表したデータによると、欧州圏中銀(ユーロシステム)の金準備高(受取勘定含む)は10月2日現在5,592億7,800万ユーロと、前週から105億500万ユーロ増加した。増加は四半期毎に行う評価基準価格の調整に伴うもので、調整前では横ばいだった。
Posted by 松 10/7/20 - 11:15
2021年南アフリカコーン作付、前年比ほぼ横ばい見通し・FAO
[穀物・大豆]
国連食糧農業機関(FAO)によると、南アフリカの2021年コーン作付は260万ヘクタールと、前年比ほぼ横ばいの見通しになった。好天気が見込まれていることで、作付は平均以上の水準を維持するとの見方である。具体的に、今年11月から来年1月にかけてラニーニャ現象の影響から平均をやや上回る降雨予報となっている。作付は東部で10月に開始。西部では11-12月が作業に最も適した期間という。また価格が小幅にも上昇しており、作付に寄与するとした。2020/21年度(5-4月)のコーン輸出は250万トンの見通しで、前年から100万トン以上の増加となる。
Posted by 直 10/7/20 - 11:08
2020年ブラジル穀物生産、過去最高更新の見通し・FAO
[穀物・大豆]
国連食糧農業機関(FAO)によると、ブラジルの2020年穀物生産は1億2422万2000トンと、前年から4.0%増加し、過去最高を更新する見通しになった。また、従来の1億2233万8000トンから上方修正。8月に収穫を終えたサフリーニャコーンの生産が記録的な作付を反映して7490万トンで、過去平均を大きく上回ったという。北東部では10月に3次クロップの収穫を控え、見通しは上向きとコメント。コーン全体で1億214万2000トン、前年から2.1%増加とみられる。収穫が始まったばかりの小麦の生産見通しは683万2000トンで、前年との比較にすると32.5%増加。過去5年平均の543万8000トンも上回る。
2020/21年度(3-2月)コーン輸出は3400万トンの見通しとなった。潤沢な供給とレアル安を反映して競争力が高いことはプラスだが、国内のエタノール生産での需要が高いこともあり、輸出は前年の4000万トン超だったのから減少になる。また、従来の3500万トンから下方修正。
Posted by 直 10/7/20 - 10:44
EIA在庫:原油は50.1万バレルの積み増し、予想は小幅取り崩し
[場況]
EIA石油在庫統計
出所:米エネルギー省情報局(EIA)、NY10:30発表、単位1,000バレル
10月2日現在 | 前週比 | 市場予想 | API発表(前日) | ||
原油在庫 | 492927 | ↑ 501 | ↓ 78 | ↑ 951 | |
ガソリン在庫 | 226747 | ↓ 1435 | ↓ 144 | ↑ 867 | |
留出油在庫 | 171796 | ↓ 962 | ↓ 1078 | ↓ 1033 | |
製油所稼働率 | 77.12% | ↑ 1.30 | ↓ 0.14 | - | |
原油輸入 | 5732 | ↑ 610 | - | - |
Posted by 松 10/7/20 - 10:40
ブラジル砂糖きびと砂糖の生産見通し上方修正・USDAアタシェ
[砂糖]
米農務省(USDA)アタシェによると、ブラジルの2020/21年度砂糖きび生産は6億5500万トンと、従来の6億5000万トンから上方修正となった。北・北東部の好天気が修正に寄与。前年比にして2.0%の増加になる。砂糖生産は3948万トンから4206万トンに引き上げられ、前年から40.6%増加する見通し。新型コロナウィルス感染拡大や移動規制の影響から燃料消費が細り、エタノールから砂糖に生産をシフトさせているのが背景にある。2020/21年度の砂糖生産向けの砂糖きび消費比率は47.5%と、前年の35%から上がり、また従来の46%から上方修正となった。半面、エタノール生産向けは54%から52.5%に下方修正、前年の65%から低下とみられる。
2020/21年度砂糖輸出は3202万トンの見通しで、2885万トンから上方修正となった。前年から66.1%増加する。輸出向けの供給が大量なことに加え、堅調なブラジル産需要による、記録的な輸出が見込まれるという。さらに、コロナ絡みのロジスティクス問題があるものの、ブラジル・レアルの対ドルでの下落によりブラジル産が競争力を維持していることを指摘した。期末在庫は17万5000トンから23万5000トンに引き上げられた。前年も19万5000トンから21万5000トンに修正でも、従来減少とみられていたのからから増加見通しに転換。
Posted by 直 10/7/20 - 10:24
20/21年中国砂糖生産見通し、やや下方修正・USDAアタシェ
[砂糖]
米農務省(USDA)アタシェによると、中国の2020/21年度砂糖生産見通しは1050万トンと、従来の1070万トンからやや下方修正となった。政府や業界のデータに基づいての修正。前年の減少から回復の見方には変わらないが、伸び率が4.9%から1.0%に縮小。砂糖きびからの生産が、925万トンから900万トンに引き下げ。前年比横ばいの見方に転じた。砂糖ビートからの生産規模は小さいが、150万トンと、前年から7.1%の増加見通しであり、また10万トンの上方修正となった。価格上昇を背景にした増反が生産増加に寄与するという。
砂糖ビートの作付は24万ヘクタールから25万ヘクタールに引き上げられ、生産は1220万トンから1270万トンに上方修正。前年との比較でそれぞれ6.4%増加、5.8%増加。砂糖きびの作付と生産は157万ヘクタール、8600万トンの見通しで据え置きとなった。いずれも前年と同水準。
2020/21年度の砂糖消費は1520万トンの従来予想から1580万トンに引き上げとなった。ウィルス感染拡大前の水準に戻る見方で、前年と比べて2.6%増加。輸入が420万トンから440万トンに上方修正、前年比にして1.2%の増加。
Posted by 直 10/7/20 - 10:23
中国向けと仕向け先不明で大豆輸出成約報告・USDA
[穀物・大豆]
米農務省(USDA)は7日、民間業者から中国向けで13万2000トン、仕向け先不明で12万トンの2020/21年度産大豆輸出成約報告を受けたことを発表した。USDAは輸出業者に対し、10万トン以上の成約について翌日までの報告を義務付けている。
Posted by 直 10/7/20 - 09:40
MBA住宅ローン申請指数は前週から4.56%上昇
[経済指標]
住宅ローン申請指数
出所:米モーゲージ・バンカーズ協会(MBA)、NY7:00発表、季節調整値
10月2日 | 前週比 | 前年比 | 9月25日 | |
総合指数 | 804.7 | ↑4.56% | ↑38.15% | ↓4.81% |
新規購入指数 | 316.0 | ↓1.53% | ↑20.93% | ↓1.87% |
借り換え指数 | 3622.3 | ↑8.23% | ↑49.80% | ↓6.51% |
Posted by 直 10/7/20 - 08:13
6日のOPECバスケット価格は40.33ドルと前日から1.26ドル上昇
[エネルギー]
OPECバスケット価格
出所:石油輸出国機構(OPEC)、単位:ドル/バレル
日付 | バスケット価格 | 前日比 |
10/6 (火) | 40.33 | ↑1.26 |
10/5 (月) | 39.07 | ↑0.98 |
10/2 (金) | 38.09 | ↓1.85 |
10/1 (木) | 39.94 | ↓0.71 |
9/30 (水) | 40.65 | ↓0.81 |
Posted by 松 10/7/20 - 04:19
10/7(水)の予定
[カレンダー]
経済指標
・住宅ローン申請指数 (07:00)
・10年債入札 (Re-Opening) (13:00)
・9月15-16日FOMC議事録 (14:00)
・8月消費者信用残高 (15:00)
エネルギー
・EIA石油在庫統計 (10:30)
Posted by 松 10/7/20 - 04:15
2020年10月06日(火)
FX:円高ユーロ安、景気支援策成立の可能性後退、リスク回避加速
[場況]
ドル/円:105.62、ユーロ/ドル:1.1732、ユーロ/円:123.89 (NY17:00)
為替は円高ユーロ安が進行。トランプ大統領が大統領選が終わるまで景気支援策第4弾の協議を打ち切る意向を示したことを嫌気、株価の急落につれてリスク回避の動きが加速した。ドル/円は東京では売りが優勢、ロンドン朝には105円台半ばまで値を切り下げた。NYに入ってからはやや買いが優勢となり、105円台半ばから後半のレンジ内でのもみ合い。午後にはトランプ大統領が景気支援策の好調打ち切りを明らかにしたことを受け、株価の急落につれて105円台前半まで値を崩すも、その後は半ばから後半のレンジに戻した。
ユーロ/ドルは東京では1.17ドル台後半のレンジ内での推移、午後からロンドンにかけては売り圧力が強まり、不安定な上下を繰り返しながらも 1.17ドル台半ばまで値を切り下げた。その後は一転した買いが集まり、NY朝には1.18ドル台まで値を回復。中盤にかけては再び上値が重くなり、午後にトランプ大統領発言が伝わると改めて売りが加速、1.17ドル台前半まで値を切り下げた。ユーロ/円は東京では124円台半ばでの推移、ロンドン朝には124円台前半まで値を切り下げたものの、直後には買い意欲が強まり、NY朝には124円台後半まで値を戻した。NYに入ってからは上値が重くなり、124円台前半から半ばの水準でのもみ合い。午後にはトランプ発言を受けて売りが加速、124円を割り込むまで値を崩した。
Posted by 松 10/6/20 - 17:49
債券:反発、米追加経済対策停止伝わり景気不安から買い進む
[場況]
債券は反発。トランプ米大統領がツイッターへの投稿で追加経済対策の協議を11月の大統領選あとまで停止すると表明し、景気不安から買いが進んだ。夜間取引で買いが優勢となり、10年債利回りは低下。通常取引では今週の国債入札を意識し、いったん買いにブレーキがかかって前日の水準まで戻す場面があったが、その後改めて買いの展開にシフト。午後に追加経済支援策への期待が薄れる中買いに弾みが付き、0.7%台前半に下がった。
Posted by 直 10/6/20 - 17:27
ブラジルコーヒー輸出:6日現在11.71万袋と前月を174.0%上回る
[コーヒー]
ブラジルコーヒー生豆輸出
出所:ブラジルコーヒー生豆輸出協会(CECAFE)、単位1,000袋(60kg)
10月6日 | 10月累計 | 前月(9/4) | 前月比 | 前年比 | |
輸出合計 | 52.433 | 117.090 | 42.734 | ↑174.0% | ↑575.3% |
>アラビカ種 | 36.274 | 71.589 | 36.925 | ↑93.9% | ↑317.7% |
>ロブスタ種 | 12.937 | 34.731 | 5.687 | ↑510.7% | ↑17008.9% |
>インスタント | 3.222 | 10.770 | 0.122 | ↑8727.9% | ↑5205.4% |
Posted by 松 10/6/20 - 17:06
大豆:大幅上昇、ブラジルの乾燥懸念などで買い意欲盛り上がる
[場況]
CBOT大豆11月限終値:1044-0↑22-1/2
シカゴ大豆は大幅上昇。ブラジルの乾燥による影響懸念やUSDAへの仕向け先不明の輸出成約報告、マレーシア・パーム油の上昇などを背景に買い意欲が盛り上がった。夜間取引で買いが優勢となり、11月限は上昇。朝方に1030セント台に上がり、通常取引ではさらに買いが進んで1040セント台に乗せた。そのまま上値を追う展開となり、9月18日に付けた一代高値(1046-3/4セント)を超えて一段高。1053-3/4セントと高値を更新して一服となった。
Posted by 直 10/6/20 - 16:52
株式:反落、景気支援策第4弾の協議打ち切り嫌気した売りが加速
[場況]
ダウ工業平均:27,772.76↓375.88
S&P500:3,360.97↓47.66
NASDAQ:11,154.60↓177.89
NY株式は反落。トランプ大統領が景気支援策第4弾に関して民主党との協議を大統領選挙後にまで行わない意向を示したことを嫌気、ポジション調整の売りが一気に加速した。ダウ平均は寄り付きから買いが優勢、ややプラス圏に入ったあたりでのもみ合いが続いた。昼からは徐々に買い意欲が強まり、上げ幅を200ポイントを超えるまでに拡大したものの、トランプ大統領が景気支援策第4弾の協議打ち切りを明らかにすると売りが加速、300ポイント台後半まで一気に値を崩した。
セクター別では、公益株が上昇した以外、ほぼ全てのセクターが下落。中でも金鉱株の下げがきつくなったほか、一般消費財やコンピューター関連、薬品株、エネルギーなども下げが目立った。ダウ銘柄では、プロクター・アンド・ギャンブル(PG)が0.16%の上昇、シスコ・システムズ(CSCO)が横ばいとなった以外、30銘柄中28銘柄が下落。需要見通しを大幅に引き下げたボーイング(BA)が6.81%の大幅安となったほか、アップル(AAPL)やマイクロソフト(MSFT)、アメリカン・エクスプレス(AXP)、ホーム・デポ(HD)も2%を超える下落となった。
Posted by 松 10/6/20 - 16:50
コーン:上昇、大豆などの上昇につれて買いの展開
[場況]
CBOTコーン12月限終値:385-0↑5-1/2
シカゴコーンは上昇。大豆などの上昇につれて買いの展開となった。12月限は夜間取引で380セント台に上昇し、通常取引に入って上げ幅を拡大した。ただ、389-1/4セントと2月21日以来の高値を付けたところで買いにブレーキがかかり伸び悩んだ。
Posted by 直 10/6/20 - 16:49
小麦:続伸、主要生産地の乾燥に着目して買い進む
[場況]
CBOT小麦12月限終値:592-3/4↑8-1/2
シカゴ小麦は続伸。主要生産地の乾燥に着目し、買いが進んだ。夜間取引では売りが台頭し、12月限は下落、580セントを割り込む場面もあった。しかし、朝方に買いが集まって持ち直した。通常取引に入ると買いのピッチが速まり、600セントを超えるまで値を伸ばした。601-3/4セントと2018年11月12日以来の高値を付けて買いにブレーキがかかり、その後は590セント台で推移した。
Posted by 直 10/6/20 - 16:47
API在庫:原油は95.1万バレルの積み増し、ガソリンも増加
[エネルギー]
API石油在庫統計
出所:全米石油協会(API)、NY16:30発表、単位1,000バレル
10月2日現在 | 前週比 | 市場予想 | |
原油在庫 | ↑ 951 | ↓ 78 | |
>オクラホマ州クッシング | ↑ 749 | - | |
ガソリン在庫 | ↑ 867 | ↓ 144 | |
留出油在庫 | ↓ 1033 | ↓ 1078 |
Posted by 松 10/6/20 - 16:33
天然ガス:反落、足元の需給の弱さが改めて売り呼び込む
[場況]
NYMEX天然ガス11月限終値:2.520↓0.095
NY天然ガスは反落。朝方までは前日の流れを継いだ買いが先行したものの、その後は足元の需給の弱さが改めて材料視される中、ポジション整理の売りに大きく押し戻された。ハリケーン「デルタ」の接近による生産停止に対する懸念も、下支えとはならなかった。11月限は夜間取引では買いが先行、朝方には一時2.7ドル台を回復する場面も見られた。その後は一転して売り一色の展開となり、通常取引開始後には早々にマイナス転落。その後一旦は買い戻しが集まったものの、昼前からは改めて売りが加速、最後は2.50ドル台前半まで下げ幅を拡大した。
Posted by 松 10/6/20 - 15:07
石油製品:続伸、株や原油の上昇につれて投機的な買い集まる
[場況]
RBOBガソリン11月限:1.2351↑0.0410
暖房油11月限:1.1886↑0.0553
NY石油製品は続伸、株や原油の上昇につれて投機的な買いが集まった。相場は夜間取引から買いが先行、朝方にかけて騰勢を強める格好委となり、通常取引開始後には直近の高値を上抜けるまで一気に値を伸ばした。中盤にかけては一旦売りに押し戻されたものの、押し目では買い意欲も強く、しっかりと下げ止まり。引けにかけては改めて買いが加速、日中高値近辺まで値を戻した。
Posted by 松 10/6/20 - 14:59
原油:続伸、株高の進行やハリケーンによる生産停止が下支え
[場況]
NYMEX原油11月限終値:40.67↑1.45
NY原油は続伸。株高の進行が下支えとなる中、これまでの流れを継いだ投機的な買いが相場を主導した。メキシコ湾岸に向かっているハリケーン「デルタ」の影響による施設の閉鎖が始まったことも強気に作用した。11月限は夜間取引から買いが先行、朝方には40ドルの節目を回復しての推移となった。通常取引開始後も買いの勢いは衰えず、40ドル台後半まで上げ幅を拡大・中盤には一旦売りに押し戻される格好となったものの、40ドル台はしっかりと維持して下げ止まり。引けにかけては改めて買い意欲が強まった。
Posted by 松 10/6/20 - 14:46
ハリケーン「デルタ」の影響でメキシコ湾の石油、ガス生産が停止
[エネルギー]
米BSEE(安全環境局)が6日に発表したデータによると、カテゴリー4の大型ハリケーンに発達した「デルタ」の影響で米東部時間12:30現在、メキシコ湾のプラットフォーム56ヶ所から職員が避難している。これによって日量54万495バレルの石油生産と、2億3,271万立方フィートの天然ガス生産が停止、それぞれメキシコ湾全体における生産の29.22%、8.59%に相当している。
Posted by 松 10/6/20 - 14:35
金融政策と財政政策続ければより力強く早い景気回復・FRB議長
[要人発言]
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は6日に全米企業エコノミスト協会(NABE)の年次総会で講演し、完全に困難を乗り切るまで金融政策と財政政策揃って機能を続ければ、景気はより力強くまた早期に回復すると述べた。景気拡大が完全になるまでの道のりはまだかなり遠く、現時点で政策介入に伴うリスクが非対称とコメント。支援不足で家計や企業に余計な負担をもたらし、景気の立ち直りも弱くなるとの見方を示した。一方で、過度な支援のリスクは現時点で小さいようだとし、また無駄になることもないという。
パウエル議長は改めて新型コロナウイルス感染拡大の早期段階でFRBや議会がとった対策措置の効果を評価した。それでも、2200万人の雇用が失われてから、これまで半分を取り戻しただけであり、失業率も14.7%から7.9%に低下で、まだ労働市場の回復まで先は長いとコメント。ウィルス絡みの影響が人種や性別、所得層の間で開きがあることなども挙げた。ウィルスからの回復が遅れれば、典型的な景気後退に陥ると懸念を示した。
Posted by 直 10/6/20 - 14:27
金:反落、景気支援策の進展睨み不安定な上下も最後は売られる
[場況]
COMEX金12月限終値:1,908.8↓11.3
NY金は反落。トランプ大統領の容体や景気支援策第4弾の進展状況を気に掛けながら、投機的な売り買いに振り回される不安定な相場展開となったが、最後は値を切り下げた。12月限は夜間取引ではややマイナス圏に入ったあたりを中心に、軟調な展開。早朝からは買いが優勢となりプラス圏を回復、通常取引開始後には1,927ドルの日中高値まで上げ幅を拡大した。中盤にかけては一転して売りに押し戻される格好となり、昼前にまとまった売りが出ると1,905ドルまで値を崩す展開。引けにかけては売りも一服となったものの、最後まで上値は重いままだった。
Posted by 松 10/6/20 - 13:58
コーヒー:小幅反発、レアル高の進行支えとなる中で買い戻し集まる
[場況]
ICE-USコーヒー12月限終値:107.65↑0.45
NYコーヒーは小幅反発。対ドルでのブラジルレアル高の進行が下支えとなる中、ポジション調整の買い戻しが相場を主導した。12月限は夜間の時間帯から買いが優勢、ややプラス圏に入ったあたりでのもみ合いが続いた。朝方にまとまった買いが入ると109セント台まで値を伸ばしたものの、直後には売りに押し戻されマイナス転落。中盤にかけては再び買いが集まりプラス圏を回復と、不安定な値動きが続いた。引けにかけては改めて上値が重くなったものの、プラス圏は維持したまま取引を終了した。
Posted by 松 10/6/20 - 13:46
砂糖:続伸、レアル高や原油の上昇支えに投機的な買いが加速
[場況]
ICE-US砂糖3月限終値:13.88↑0.27
NY砂糖は続伸。対ドルでのブラジルレアル高の進行や原油の上昇が好感される中で投機的な買いが先行、期近終値ベースで2月末以来の高値を更新した。相場は夜間の時間帯は前日終値近辺でもみ合う展開。早朝からは徐々に買い意欲が強まり、NYに入ると13.80セント台まで一気に値を切り上げた。中盤には一旦売りに押し戻される格好となったものの、引けにかけてまとまった買いが入ると、13.90セントの高値まで上げ幅を拡大した。
Posted by 松 10/6/20 - 13:36
EU砂糖生産見通し下方修正、前年から5.6%減少・USDAアタシェ
[砂糖]
米農務省(USDA)アタシェによると、欧州連合(EU)の2020/21年度砂糖生産見通しは1605万トンと、従来の1768万トンから下方修正になった。フランスとドイツ、ポーランド、英国を中心に砂糖ビートの減反でイールドが平均以下とみられることが背景にあるという。3年連続の干ばつ、またネオニコチノイド農薬の使用禁止を反映してフランスの害虫被害がひどく、オーストリアやドイツ、英国でも度合いはやや下がるものの影響が出ていることを指摘した。2019/20年度の生産も1725万3000トンから1700万3000トンに引き下げられたが、より大きな修正のため、前年比にして5.6%減少の見方にシフトである。
砂糖消費は2019/20年度と2020/21年度ともに1860万トンの従来予想から1830万トンに若干の引き下げとなった。新型コロナウイルス感染拡大の影響から外食の機会が大きく落ち込み、家庭内での消費増加でも相殺しきれないとの見方である。輸出見通しは100万トンで、50万トンの下方修正。2019/20年度は120万トンで据え置きのため、16.7%の減少になる。期末在庫は77万トンの見通しで、85万トンから下方修正、前年から24.5%の取り崩しになる。
アタシェのEU需給は、1月31日にEUを離脱した英国とあわせたデータとしている。
Posted by 直 10/6/20 - 13:18
3年債入札、応札倍率は2.44と前回上回る、最高利回り0.193%
[金融・経済]
3年債入札
出所:米財務省、単位100万ドル
3年債 | 応札額 | 発行額 | 応札倍率 | 前回(9/8) |
合計 | 126734.1 | 52000.1 | 2.44 | 2.28 |
競争入札分 | 126710.3 | 51976.3 | 2.44 | 2.29 |
顧客注文比率(外国中銀含む) | 55.66% | 50.74% | ||
最高落札利回り(配分比率) | 0.193% | (24.58%) | 0.170% |
Posted by 松 10/6/20 - 13:05
EIA、世界石油需要見通しを前月から引き下げ
[エネルギー]
EIAアウトルック
出所:米エネルギー省情報局(EIA)、単位100万バレル(日量)
2021年 | 修正 | 2020年 | 修正 | 2019年 | ||
世界需要合計 | 99.09 | ↓ 0.51 | 92.84 | ↓ 0.23 | 101.46 | |
世界供給合計 | 98.83 | ↓ 0.51 | 94.58 | ↓ 0.02 | 100.69 | |
価格見通し | 2021年 | 修正 | 2020年 | 修正 | 2019年 | |
WTI原油 | $44.72 | ↓ 0.35 | $38.76 | ↓ 0.23 | $56.99 | |
レギュラーガソリン小売 | $2.23 | ↓ 0.05 | $2.15 | ↓ 0.01 | $2.60 |
Posted by 松 10/6/20 - 12:11
8月求人・労働力異動調査(JOLTS)、求人数は前月比20.4万人減少
[経済指標]
出所:米労働省、NY10:00発表、季節調整値、単位1,000人
求人・労働力異動調査 (JOLTS)
20年8月 | 前月比 | 求人/離職率 | 20年7月 | |
求人数 | 6493 | ↓204 | 4.40% | 4.58% |
離職数 | 4594 | ↓394 | 3.26% | 3.57% |
>自発的離職 | 2793 | ↓139 | 1.98% | 2.10% |
Posted by 松 10/6/20 - 10:37
8月の米国金輸入は前月から69.40%減少、商務省
[メタル]
米商務省が6日に発表した貿易収支によると、8月の金輸入は11,340.863キログラムと、前月の37,063.679キログラムから69.40%減少した。前年同月の7,794.0.39キログラムからは、45.51%の増加となる。年初来の累計では357,792.365キログラムと、前年同期を10倍以上上回っている。
Posted by 松 10/6/20 - 10:29
仕向け先不明で15.44万トンの大豆輸出成約報告・USDA
[穀物・大豆]
米農務省(USDA)は6日、民間業者から仕向け先不明で15万4400トンの2020/21年度産大豆輸出成約報告を受けたことを発表した。USDAは輸出業者に対し、10万トン以上の成約について翌日までの報告を義務付けている。
Posted by 直 10/6/20 - 09:38
20/21年ブラジル大豆生産見通し僅かに上方修正・USDAアタシェ
[穀物・大豆]
米農務省(USDA)アタシェによると、ブラジルの2020/21年度大豆生産見通しは1億3100万トンと、従来の1億3000万トンから僅かに上方修正となった。前年比にして4.3%増加。作付が前年比4.0%増の3850万へクタールで据え置きだが、イールドは3.3766トンから3.4026トンに引き上げられた。価格上昇が作付け意欲を高め、生産増加につながるとの見方である。なお、2019/20年度の生産推定も1億2300万トンから1億2560万トンに上方修正となった。
輸出に関すると、2019/20年度の推定が前年から11.7%増えて8500万トン、2020/21年度にはさらに8500万トンに増加し、2017/18年以来で過去最高を更新する見通しとなった。それぞれ従来の7800万トン、8400万トンから上方修正。潤沢な供給と極めて有利な為替が見込まれており、輸出拡大に寄与するとの見方を示した。
Posted by 直 10/6/20 - 09:34
8月の米大豆輸出、前月の2倍に膨らむ
[穀物・大豆]
米商務省が6日に発表した8月の貿易収支によると、大豆輸出は455万959トンと前月の2倍に膨らんだ。大豆油は22.6%増加して9万1544トン。一方、大豆ミールは前月比5.3%減の8万2568トンとなった。
Posted by 直 10/6/20 - 09:26
8月の米コーン輸出前月から4.5%増加、小麦は8.8%増加
[穀物・大豆]
米商務省が6日に発表した8月の貿易収支によると、コーン輸出は453万9144トンと前月から4.5%増加した。小麦輸出は257万6550トンで、8.8%の増加になる。
Posted by 直 10/6/20 - 09:26
8月の米コーヒー輸入、前月から17.7%減少
[コーヒー]
米商務省が6日に発表した8月の貿易収支によると、コーヒー輸入は7万145トン (約117万袋)となった。前月の8万5263トン (約142万袋)から17.7%減少した。
Posted by 直 10/6/20 - 09:26
9月のチェーンストア売上高、前月比横ばい
[経済指標]
米小売調査レッドブック・リサーチが6日に発表したレポートによると、9月の国内チェーンストア売上高は前月比横ばいとなった。前年同期と比べると0.9%の増加という。
Posted by 直 10/6/20 - 08:57
8月貿易収支は671.03億ドルの赤字に拡大、予想も上回る
[経済指標]
貿易収支
出所:米商務省、NY8:30発表、季節調整値、単位100万ドル、▲赤字
20年8月 | 前月比 | 20年7月 | 市場予想 | 年初来 | 2019年度 | |||
貿易収支 (モノ+サービス) | ▲67103 | ↑5.89% | ▲63370 | ▲66200 | ▲421846 | ▲616425 | ||
>モノ(Goods) | ▲83860 | ↑3.77% | ▲80814 | ▲575759 | ▲866244 | |||
>サービス | 16757 | ↓3.94% | 17444 | 153913 | 249819 | |||
輸出 (モノ+サービス) | 171935 | ↑2.15% | 168316 | 1390456 | 2498034 | |||
輸入 (モノ+サービス) | 239038 | ↑3.17% | 231686 | 1812302 | 3114459 |
Posted by 松 10/6/20 - 08:35
ブラジル大豆作付、5日時点で1.6%終了・アグルーラル
[穀物・大豆]
ブラジルの農業顧問アグルーラルによると、ブラジルの2020/21年度大豆作付は5日時点で1.6終了した。前年同期の3.1%を下回り、また過去5年平均の4.5%と比べてもダウン。乾燥により作業ペースが鈍いのが背景にある。また、9月は乾燥がひどく、ほとんどの農家は10月まで作業を手控える傾向があるという。
ただ、作付の後半に当たる10⁻11月には雨量が増し、この結果、最終的なイールドはむしろ上がり、現時点での遅れが生産に響くことはないとの見方もある。昨年も作付は2週間ほど遅れていたが、生産は1億2600万トンと過去最高を更新した。
Posted by 直 10/6/20 - 08:20
オーストラリア砂糖きび圧搾、10月4日時点で66.5%終了
[砂糖]
オーストラリアの砂糖製造業者協議会(ASMC)によると、国内の2020年砂糖きび圧搾は10月4日時点で2056万2976トンと、事前予想の66.5%終了した。前年同期には70%を超えていたのと比べて作業ペースが遅いことになる。圧搾は4日までの一週間で148万3417トンとなった。ASMCは2020年の砂糖きび圧搾見通しを3090万5000トンで据え置いた。
Posted by 直 10/6/20 - 08:09
5日のOPECバスケット価格は39.08ドルと前週末から0.99ドル上昇
[エネルギー]
OPECバスケット価格
出所:石油輸出国機構(OPEC)、単位:ドル/バレル
日付 | バスケット価格 | 前日比 |
10/5 (月) | 39.08 | ↑0.99 |
10/2 (金) | 38.09 | ↓1.85 |
10/1 (木) | 39.94 | ↓0.71 |
9/30 (水) | 40.65 | ↓0.81 |
9/29 (火) | 41.46 | ↓0.15 |
Posted by 松 10/6/20 - 05:24
10/6(火)の予定
[カレンダー]
経済指標
・8月貿易収支 (08:30)
・8月求人・労働力異動調査 (JOLTS) (10:00)
・3年債入札 (13:00)
エネルギー
・EIAアウトルック (12:00)
Posted by 松 10/6/20 - 05:22
2020年10月05日(月)
全米平均ガソリン小売価格は前週から0.3セント上昇
[エネルギー]
ガソリン・ディーゼル小売価格
出所:米エネルギー省情報局(EIA)、NY17:00発表、単位セント/ガロン
10月5日 | 前週比 | 前年比 | |
レギュラーガソリン全米平均 | ¢217.2 | ↑0.3 | ↓47.3 |
ディーゼル燃料全米平均 | ¢238.7 | ↓0.7 | ↓66.0 |
Posted by 松 10/5/20 - 18:22
FX:ユーロ高、トランプ大統領の容体回復でリスク志向強まる
[場況]
ドル/円:105.74、ユーロ/ドル:1.1782、ユーロ/円:124.55 (NY17:00)
為替はユーロ高が進行。COVID-19に罹ったことを受けて先週金曜に入院したトランプ大統領が順調に回復したことを好感する形で投資家のリスク志向が強まり、株式市場が大きく上昇する中、ユーロの投機的な買いが集まった。ドル/円は東京から買いが優勢、105円台半ばでもみ合う展開。午後からは改めて騰勢を強める格好となり、ロンドンでは105円台半ばから後半のレンジ内でのもみ合いが続いた。NYに入ると改めて買い意欲が強まり、105円台後半まで上げ幅を拡大。午後には買いも一服、同水準で徐々に動意も薄くなった。
ユーロ/ドルは東京から買いが優勢、1.17ドル台前半での推移となった。ロンドンに入ると改めて騰勢を強める展開、NYに入っても買いの勢いは衰えず、中盤には1.18ドル台に迫る場面も見られた。その後は買いも一服、l1.17ドル台後半のレンジ内でのもみ合いが続いた。ユーロ/円は東京から買いが優勢、123円台後半まで値を切り上げた。ロンドンに入ると改めて騰勢を強める格好となり、124円台前半まで上げ幅を拡大。NYに入ってからも買いの勢いは衰えず、昼過ぎには124円台後半まで値を伸ばした。
Posted by 松 10/5/20 - 17:38
債券:続落、トランプ米大統領退院ニュースや株高で売り進む
[場況]
債券は続落。新型コロナウイルス感染で入院していたトランプ大統領が今夕に退院するとのニュースを受け、政治不安が後退し、株高も手伝って売りが進んだ。夜間取引からやや売りに押され、通常取引でも10年債年債利回りは小幅上昇。午後にはトランプ米大統領がツイートで退院を発表し、売りに弾みが付いた。0.78%まで上がり、約3ヶ月ぶりの高水準を付けた。
Posted by 直 10/5/20 - 17:30
ブラジルコーヒー輸出:5日現在6.47万袋と前月を394.1%上回る
[コーヒー]
ブラジルコーヒー生豆輸出
出所:ブラジルコーヒー生豆輸出協会(CECAFE)、単位1,000袋(60kg)
10月5日 | 10月累計 | 前月(9/3) | 前月比 | 前年比 | |
輸出合計 | 33.735 | 64.657 | 13.085 | ↑394.1% | ↑277.3% |
>アラビカ種 | 14.766 | 35.315 | 9.196 | ↑284.0% | ↑106.1% |
>ロブスタ種 | 11.421 | 21.794 | 3.767 | ↑478.6% | - |
>インスタント | 7.548 | 7.548 | 0.122 | - | - |
Posted by 松 10/5/20 - 17:20
株式:大幅反発、トランプ大統領の容体回復好感し買い集まる
[場況]
ダウ工業平均:28,148.64↑465.83
S&P500:3,408.60↑60.16
NASDAQ:11,332.49↑257.47
NY株式は大幅反発。COVID-19に感染、入院していたトランプ大統領の容体に関して楽観的な見方が強まる中、投機的な買い戻しが大きく相場を押し上げる格好となった。ダウ平均は寄り付きから買いが先行、中盤には300ポイント以上値を伸ばしての推移となった。その後は買いも一服、やや上値が重くなる場面も見られたものの、大きく値を崩すこともなく、しっかりと高値圏は維持。午後に入るとトランプ大統領がツィッターで、夕方遅くに退院することを明らかにしたことを受け、改めて買いが加速、400ポイントを大きく超えるまで上げ幅を拡大した。
セクター別では、ほぼ全てのセクターが上昇。中でもバイオテクノロジーや半導体、銀行株の上昇が大きくなったほか、エネルギーやコンピューター関連、保険もしっかりと値を切り上げた。ダウ銘柄は、30銘柄全てが上昇。アムジェン(AMGN)が4.32%の上昇となったほか、アップル(AAPL)やトラベラーズ(TRV)も3%を超える上昇を記録。ダウ(DOW)やウォルグリーン(WBA)、キャタピラー(CAT)もしっかりと上昇した。一方でコカ・コーラ(KO)は伸び悩んだ。
Posted by 松 10/5/20 - 16:59
大豆:小反発、様子見の中輸出期待下支えに小高く引ける
[場況]
CBOT大豆11月限終値:1021-1/2↑0-3/4
シカゴ大豆は小反発。取引終了後にクロップレポートの発表を控えていることから様子見の空気が強まる中、週間輸出検証高が予想を上回り、輸出期待が下支えになって小高く引けた。夜間取引で売りが膨らみ、11月限は1010セント台後半に下落した。売りが一巡すると買いに転じて上昇。1020セント台半ばまで上がってから早々に値を消した。通常取引で再びマイナス圏での推移となったが、1010セント台半ばから下げ幅を縮めていき、引け近くに前週末終値を超えた。
Posted by 直 10/5/20 - 16:48
コーン:ほぼ横ばい、米国輸出に楽観的な一方収穫圧力で上値重い
[場況]
CBOTコーン12月限終値:379-1/2↓0-1/4
シカゴコーンはほぼ横ばい。米国輸出に楽観的な見方が広がる一方、収穫圧力で上値が重くなった。12月限は夜間取引でまず売りに押されて小安くなり、売りが一巡して買いが進み反発。380セント台に上がってから、朝方にかけて買いもスローダウンし、前週末の終値近くでのもみ合いにシフトした。通常取引でも狭いレンジを上下に振れる展開となった。
Posted by 直 10/5/20 - 16:43
小麦:続伸、ロシアなどの乾燥予報背景に買い優勢
[場況]
CBOT小麦12月限終値:584-1/4↑11-0
シカゴ小麦は続伸。ロシアをはじめ一部主要生産国の乾燥予報を背景に買いが優勢となった。夜間取引で買いが進み、12月限しっかりと上昇。587-3/4セントと1月24日以来の高値を付けてからいったん買いがスローダウンしたが、通常取引に入って580セントを割り込んだ後改めて強含んだ。日中も堅調に推移した。
Posted by 直 10/5/20 - 16:39
USDAクロップ:大豆作柄はほぼ変わらず、収穫は38%と平年上回る
[穀物・大豆]
USDAクロップレポート・大豆
出所:米農務省、NY16:00発表
10月4日現在
大豆作柄 | - 不良 - | やや不良 | 平年並み | - やや良- | -- 良 -- |
主要18州平均 | 3% | 7% | 26% | 50% | 14% |
前週 | 3% | 7% | 26% | 51% | 13% |
前年 | 4% | 11% | 32% | 45% | 8% |
大豆落葉進捗率 | 10月4日現在 | -- 前週 -- | -- 前年 -- | 過去5年平均 |
主要18州平均 | 85% | 74% | 67% | 82% |
大豆収穫進捗率 | 10月4日現在 | -- 前週 -- | -- 前年 -- | 過去5年平均 |
主要18州平均 | 38% | 20% | 12% | 28% |
Posted by 松 10/5/20 - 16:10
USDAクロップ:コーン作柄は前週から僅かに改善、収穫は25%終了
[穀物・大豆]
USDAクロップレポート・コーン
出所:米農務省、NY16:00発表
10月4日現在
コーン作柄 | - 不良 - | やや不良 | 平年並み | - やや良- | -- 良 -- |
主要18州平均 | 4% | 9% | 25% | 48% | 14% |
前週 | 5% | 9% | 25% | 47% | 14% |
前年 | 4% | 11% | 29% | 45% | 11% |
コーン成熟進捗率 | 10月4日現在 | -- 前週 -- | -- 前年 -- | 過去5年平均 |
主要18州平均 | 87% | 75% | 54% | 78% |
コーン収穫進捗率 | 10月4日現在 | -- 前週 -- | -- 前年 -- | 過去5年平均 |
主要18州平均 | 25% | 15% | 14% | 24% |
Posted by 松 10/5/20 - 16:08
USDAクロップ:冬小麦作付は52%、発芽は24%、平年やや上回る
[穀物・大豆]
USDAクロップレポート・冬小麦
出所:米農務省、NY16:00発表
冬小麦作付進捗率 | 10月4日現在 | -- 前週 -- | -- 前年 -- | 過去5年平均 |
主要18州平均 | 52% | 35% | 48% | 47% |
冬小麦発芽進捗率 | 10月4日現在 | -- 前週 -- | -- 前年 -- | 過去5年平均 |
主要18州平均 | 24% | 10% | 22% | 21% |
Posted by 松 10/5/20 - 16:06
天然ガス:大幅反発、株や原油の上昇につれて投機的な買い集まる
[場況]
NYMEX天然ガス11月限終値:2.615↑0.177
NY天然ガスは大幅反発。COVID-19の感染で入院したトランプ大統領の容体に楽観的な見方が強まり、株や原油が大きく値を伸ばしたのを好感、投機的な買い戻しが集まった。カリブ海に熱帯性暴風雨「デルタ」が発生、ハリケーンに発達しメキシコ湾岸を直撃すると見られていることも強気に作用した。11月限は夜間取引から買いが先行、2.50ドル台前半まで値を切り上げての推移となった。通常取引開始後は改めて買い意欲が強まり、中盤には2.70ドル前半まで一気に上げ幅を拡大。その後は一転して売りに押される格好となり、2.60ドル台まで値を切り下げて取引を終了した。
Posted by 松 10/5/20 - 15:00
石油製品:大幅反発、株や原油の上昇につれて買い戻しが加速
[場況]
RBOBガソリン11月限:1.1941↑0.0706
暖房油11月限:1.1333↑0.0483
NY石油製品は大幅反発、株や原油が大きく値を伸ばすのにつれて、投機的な買い戻しが加速した。相場は夜間取引から買いが先行、通常取引開始後も買いの勢いは衰えず、中盤にかけて大きく値を切り上げる展開となった。その後は買いも一服となったものの、大きく売りに押し戻されることもなく、高値圏を維持したまま取引を終了した。
Posted by 松 10/5/20 - 14:51
原油:大幅反発、株高の進行好感し投機的な買い戻し集まる
[場況]
NYMEX原油11月限終値:39.22↑2.17
NY原油は大幅反発。COVID-19に感染したトランプ大統領の容体について楽観的な見方が強まり、株式市場がしっかりと上昇するのにつれ、投機的な買い戻しが集まった。カリブ海に熱帯性暴風雨「デルタ」が発生、この先ハリケーンに発達しメキシコ湾岸を直撃すると見られていることも強気に作用した。11月限は夜間取引から買いが先行、早朝には38ドル台後半まで値を切り上げての推移となった。通常取引開始後には改めて騰勢を強める格好となり、中盤には39ドル台後半まで上げ幅を拡大。その後は買いも一服となったものの、最後まで高値圏を維持したまま取引を終了した。
Posted by 松 10/5/20 - 14:51
金:反発、米政権内でCOVID-19の感染拡大する中で買い集まる
[場況]
COMEX金12月限終値:1,920.1↑12.5
NY金は反発。ホワイトハウス内でCOVID-19の感染が拡大、政治的な不透明感が高まる中、対ユーロでのドル安の進行を支えにしっかりと買いが集まった。長期金利の上昇も、特に重石とはならなかった。12月限は夜間取引では売りが先行、1,890ドル台前半まで値を切り下げたものの。ロンドンに入ったあたりで下げ止まり。その後は一転して買い意欲が強まり、通常取引開始後にはプラス圏を回復した。その後も上昇の勢いは衰えず、1,920ドル台半ばまで上げ幅を拡大。中盤以降は買いも一服となったものの、最後まで高値圏を維持したまま取引を終了した。
Posted by 松 10/5/20 - 13:58
コーヒー:反落、材料難の中でこれまでの流れ継いだ売りが優勢
[場況]
ICE-USコーヒー12月限終値:107.20↓1.75
NYコーヒーは反落。需給面で特に新たな材料が出た訳ではなかったが、これまでの流れを継いだ投機的な売りが相場を主導した。12月限は夜間の時間帯から売りが先行、NYに入ると106セント台半ばまで一気に下げ幅を拡大した。その後は売りも一服となり、108セント台後半まで買い戻されたものの、プラス転換することなく息切れ。中盤以降は値動きも落ち着き、107セント台半ばを中心としたレンジ内でのもみ合いが続いた。
Posted by 松 10/5/20 - 13:39
砂糖:小幅反発、原油や株の上昇支えに買い集まる
[砂糖]
ICE-US砂糖3月限終値:13.61↑0.06
NY砂糖は小幅反発。需給面で新たな材料が見当たらない中、原油や株の上昇を好感する形で投機的な買いが相場を主導した。3月限は夜間の取引開始後しばらくは先週末の終値近辺でもみ合う展開となったが、早朝には買い意欲が強まり、13.60セント台までレンジを切り上げての推移。NY に入ると13.70セント台まで上げ幅を拡大した。中盤以降は上昇も一服、ジリジリと売りに押し戻される格好となったが、最後までプラス圏は維持したまま取引を終了した。
Posted by 松 10/5/20 - 13:20
米GDP見通し、20年上方修正の一方21年は下方修正・NABE調査
[金融・経済]
全米企業エコノミスト協会(NABE)のエコノミスト調査結果によると、2020年の米実質国内総生産(GDP)は4.3%減少の見通しとなり、6月時点での5.6%減少から上方修正となった。一方で、2021年にプラス成長に回復するとの見方は変わらないが、伸び率予想が4.9%から3.6%に引き下げられた。
最も景気を脅かすリスクとして55%が新型コロナウイルス感染の再拡大を挙げ、次いで20%が追加経済対策の不在とした。このほか、景気が2番底に陥る確率について51%が20%もしくはそれ以下と予想。50%の確率を見越すのは12%だった。
Posted by 直 10/5/20 - 13:10
輸出検証高:小麦、コーン、大豆とも前週から増加
[穀物・大豆]
USDA輸出検証高
出所:米農務省、NY11:00発表、単位1,000トン
10月1日 | 前週比 | 前年比 | 期初来 | 前年比 | |
小麦 | 643.7 | ↑9.7% | ↑34.3% | 9888.0 | ↑9.9% |
コーン | 864.0 | ↑4.5% | ↑82.5% | 3667.6 | ↑81.1% |
大豆 | 1667.1 | ↑28.6% | ↑58.4% | 6600.7 | ↑56.9% |
Posted by 松 10/5/20 - 11:06
2020年ウクライナ穀物収穫、1日時点で70%終了
[穀物・大豆]
ウクライナ経済開発省によると、同国の2020年穀物収穫は1日時点で1080万ヘクタールと作付されたうちの70%終了となった。規模にして3990万トン。コーンが99万6000ヘクタールから447万トン収穫済みで、18%終わったという。小麦の収穫はすでに完了しており、2510万トンになった。
同省は2020年穀物生産が6800万トンと、悪天候の影響から前年の過去最高の7510万トンから減少を見通す。
Posted by 直 10/5/20 - 10:50
2020年ウクライナ砂糖ビート収穫、10月1日時点で2%終了
[砂糖]
ウクライナ経済開発省によると、2020年砂糖ビートの収穫は10月1日時点で1万4400ヘクタールと、事前予想の7%終了した。前年同期に20%を超えていたのに比べて作業は大幅に遅れている。収穫は規模にして65万6400トンで、これも前年の240万トンを大きく下回る。
Posted by 直 10/5/20 - 10:50
20/21年ウクライナ穀物輸出、5日時点で前年14.9%下回る
[穀物・大豆]
ウクライナ経済開発省によると、同国の2020/21年度(7-6月)穀物輸出は5日時点で1230万トンと、前年同期を14.9%下回った。コーンが67万8000トン、小麦は870万トン。同省は2020年穀物生産が6800万トンと、悪天候の影響から前年の過去最高の7510万トンから減少を見通す。また、2020/21年度の輸出を前年の5650万トンから4740万トンに減少を予想している。
Posted by 直 10/5/20 - 10:38
9月ISM非製造業指数は57.8に上昇、予想も上回る
[経済指標]
ISM非製造業指数
出所:米供給管理協会(ISM)、NY10:00発表
ISM非製造業指数 | 20年9月 | 20年8月 | 市場予想 | |
NMI/PMI | 57.8 | 56.9 | 55.6 | |
ビジネス指数/生産 | 63.0 | 62.4 |
Posted by 松 10/5/20 - 10:02
メキシコ向けで16万20トンのコーン輸出成約報告・USDA
[穀物・大豆]
米農務省(USDA)は5日、民間業者からメキシコ向けで16万20トンの2020/21年度産コーン輸出成約報告を受けたことを発表した。USDAは輸出業者に対し、10万トン以上の成約について翌日までの報告を義務付けている。
Posted by 直 10/5/20 - 09:59
ブラジルコーン生産見通し上方修正、前年比3.9%増加・USDAアタシェ
[穀物・大豆]
米農務省(USDA)アタシェによると、ブラジルの2020/21年度コーン生産見通しは1億700万トンと、従来の1億300万トンから上方修正になった。前年から3.8%増加する。面積にして1920万ヘクタールで、1870万ヘクタールから上方修正、やはり前年を3.8%上回る。イールドは5.508トンから5.5729トン引き上げられた。2021年にかけて価格の高止まりが見込まれ、この結果サフリーニャコーンの作付け意欲が高まるとの見方を示した。輸出は3600万トンの見通しで据え置き、前年比にして7.5%の増加になる。
ブラジルの2020/21年度小麦生産予想は560万トンで修正なしとなった。前年から8.7%増加する。栽培面積が前年比5.4%増の215万ヘクタール、イールドは2.6047トンの見通しで、3.2%上昇。
Posted by 直 10/5/20 - 09:06
20/21年フィリピン砂糖生産見通し、やや上方修正・USDAアタシェ
[砂糖]
米農務省(USDA)アタシェによると、フィリピンの2020/21年度砂糖生産見通しは220万トンと、従来の200万トンからやや上方修正となった。この結果、前年から2.3%と増加見通しにシフト。砂糖管理局(SRA)のデータに基づく修正でもある。一方で、ラニーニャ現象による影響の可能性を示唆し、若干の生産減少があり得るという。
国内消費予想は235万トンから230万トンに修正で、前年比横ばいになる。新型コロナウィルス感染拡大が消費に響いたことを指摘。ただ、経済活動の再開に伴い回復基調にあるともした。
Posted by 直 10/5/20 - 08:48
20/21年南アコーン期末在庫見通し下方修正、前年比88%増加
[穀物・大豆]
南アフリカの穀物・油種需給推定委員会は9月の需給報告で、国内の2020/21年度(5-4月)コーン期末在庫見通しを188万3480トンと、前月時点での202万5839トンから引き下げた。7月と8月連続の上方修正が一服した格好になるが、前年比にすると88.2%増加。飼料用のイエローコーン見通しを78万7706トンから69万497トンに下方修正で、前年に比べて31.1%の増加。食用となるホワイトコーンは123万8133トンから119万2983トンに若干引き下げた。前年の2.5倍に膨らむ。
委員会はこのほか、2020/21年度(10-9月)小麦期末在庫が43万7559トンになると見通し、前回報告で発表した初回予想の41万5359トンから小幅修正した。前年との比較で17.6%の増加。前年の推定は34万6729トンから37万2129トンに修正した。
Posted by 直 10/5/20 - 08:28
2日のOPECバスケット価格は38.09ドルと前日から1.85ドル下落
[エネルギー]
OPECバスケット価格
出所:石油輸出国機構(OPEC)、単位:ドル/バレル
日付 | バスケット価格 | 前日比 |
10/2 (金) | 38.09 | ↓1.85 |
10/1 (木) | 39.94 | ↓0.71 |
9/30 (水) | 40.65 | ↓0.81 |
9/29 (火) | 41.46 | ↓0.15 |
9/28 (月) | 41.61 | ↓0.32 |
Posted by 松 10/5/20 - 06:55
10/5(月)の予定
[カレンダー]
経済指標
・9月ISM非製造業指数 (10:00)
エネルギー
・ガソリン・ディーゼル小売価格
農産物
・USDA輸出検証高 (11:00)
・USDAクロップレポート (16:00)
Posted by 松 10/5/20 - 06:53
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