2021年07月19日(月)
FX:円高、リスク回避の動き強まる中で安全資産としての買い集まる
[場況]
ドル/円:109.45、ユーロ/ドル:1.1798、ユーロ/円:129.11 (NY17:00)
為替は円高が進行、COVID-19のデルタ株の感染拡大やそれに伴う景気停滞に対する懸念から株価の調整が進み、投資家の間にリスク回避の動きが強まる中、安全資産としての円に買いが集まった。ドル/円は東京から売りが優勢、110円の節目をやや割り込んだあたりでの推移となった。ロンドンに入ると改めて売り圧力が強まり、109円台後半まで下げ幅を拡大、その後も売りの勢いは衰えず、NY朝には109円の節目割れをうかがうまで一気に値を崩した。その後は売りも一服となり、109円台半ばまで値を回復、中盤以降は動意も薄くなった。
ユーロ/ドルは東京では1.18ドルの節目近辺で、やや上値の重い展開。午後からは売り圧力が強まり、ロンドンに入ると1.17ドル台後半まで一気に値を切り下げた。その後は売りも一服、NYに入ると一転して買い一色の展開となり、1.18ドル台前半まで急反発。中盤以降は値動きも落ち着き、1.18ドルの節目近辺でのもみ合いが続いた。ユーロ/円は東京から売りが優勢、129円台後半での推移となった。ロンドンに入ると改めて売り圧力が強まり、129円台前半まで下げ幅を拡大、NYに入ると更に売りが加速、129円を割り込むまでに値を崩した。その後は売りも一服、129円台を回復してのもみ合いが続いた。
Posted by 松 7/19/21 - 17:45
ブラジルコーヒー輸出:19日現在82.60万袋と前月を35.1%下回る
[コーヒー]
ブラジルコーヒー生豆輸出
出所:ブラジルコーヒー生豆輸出協会(CECAFE)、単位1,000袋(60kg)
7月19日 | 7月累計 | 前月(6/17) | 前月同期比 | 前年同期比 | |
輸出合計 | 99.680 | 825.991 | 1273.504 | ↓35.1% | ↑16.5% |
>アラビカ種 | 79.158 | 692.989 | 1083.362 | ↓36.0% | ↑29.8% |
>ロブスタ種 | 16.420 | 65.046 | 110.957 | ↓41.4% | ↓87.8% |
>インスタント | 4.102 | 67.956 | 79.185 | ↓14.2% | ↑13.7% |
Posted by 松 7/19/21 - 17:21
債券:大幅続伸、コロナ絡みの景気減速懸念から買いに弾み付く
[場況]
債券は大幅続伸。世界的な新型コロナウィルスのデルタ株感染が広がっており、景気減速懸念から買いに弾みが付いた。夜間取引から買いが優勢となり、10年債利回りは低下。まず1.2%台後半で推移してから、買いピッチが速まる中下げ幅を広げていった。通常取引では1.2%を割り込み、いったん買いのペースがスローダウンする場面をみた後、午後に1.17%と2月以来の低水準を付けた。
Posted by 直 7/19/21 - 17:20
株式:大幅反落、早期テーパリングやCOVID-19への懸念で売り
[場況]
ダウ工業平均:33,962.04↓725.81
S&P500:4,258.49↓68.67
NASDAQ:14,274.98↓152.25
NY株式は大幅反落。インフレ圧力の高まりを受け、テーパリングの開始が思ったよりも速まるとの見方や、COVID-19のデルタ株の感染拡大が加速、景気拡大の腰を折るのではとの懸念が売り材料視される中、ポジション調整の売りが大きく膨らんだ。ダウ平均は寄り付きから売り一色の展開、早々に800ポイント以上値を切り下げた。中盤にかけては売りの勢いは衰えず、下げ幅は900ポイントを超えるまでに拡大。昼には下げも一服となったものの、安値近辺でのもみ合いが続いた
セクター別では、半導体が僅かに上昇した以外、ほぼすべてのセクターが下落。中でもエネルギー関連や銀行株の下落がきつくなったほか、金鉱株や保険、素材、工業株も大きく値を切り下げた。ダウ銘柄は、30銘柄すべてが下落。ボーイング(BA)が4.94%の急落となったほか、アメリカン・エクスプレス(AXP)やハネウェル・インターナショナル(HON)も4%を超える下落となった。ダウ(DOW)、ウォルト・ディズニー(DIS)、トラベラーズ(TRV)、JPモルガン・チェース(JPM)、ビサ(V)の下落も3%を超えた。
Posted by 松 7/19/21 - 17:00
大豆:反落、原油落ち込みにつれて売り広がりコロナ感染も重石
[場況]
CBOT大豆8月限終値:1428-0↓26-3/4
シカゴ大豆は反落。OPEC増産合意を受けて原油価格が落ち込み、つれて大豆に売りが広がった。新型コロナウィルス感染者が再び増えていることも景気への影響が懸念されて重石。8月限は夜間取引では買いが進む中、一気に1480セントちょうどに上がって6月14日以来の高値を更新したが、すぐに上値でブレーキがかかって伸び悩んだ。通常取引に入ると売りが殺到して1420セント台後半に下落。日中に下げ渋ってもすぐに売り圧力が強まり、引けにかけて再び1430セントを下回った。
Posted by 直 7/19/21 - 16:53
コーン:横ばい、コロナ感染再拡大や天候不安などにらみ売り買い
[場況]
CBOTコーン9月限終値:556-0→0
シカゴコーンは横ばい。新型コロナウィルス感染再拡大や他市場の下落、米主要性生産地の天候不安などをにらみ売り買いが交錯した。夜間取引では買いが先行し、9月限は上昇。何度か570セント台に値を伸ばしてから、朝方にかけてペースが鈍って上げ幅を縮めていった。通常取引では上下に振れる展開となり、最後は前週末の終値に並んで引けた。期先限月は上昇と下落まちまちだった。
Posted by 直 7/19/21 - 16:47
小麦:続伸、米国やカナダなどの高温乾燥に着目して買い集まる
[場況]
CBOT小麦9月限終値:697-3/4↑5-1/4
シカゴ小麦は続伸。米国やカナダ、ロシアなどの高温乾燥に着目して買いが集まった。9月限は夜間取引でピッチの速い買いによって709-1/2セントと5月18日以来の高値を更新するなどしっかりと上昇した。朝方にかけて買いもスローダウンして伸び悩んだが、買いの流れは維持。通常取引に入ってもプラス圏での値動きを維持した。
Posted by 直 7/19/21 - 16:44
USDAクロップ:大豆作柄は前週からやや改善、開花は63%が終了
[穀物・大豆]
USDAクロップレポート・大豆
出所:米農務省、NY16:00発表
7月18日現在
大豆作柄 | - 不良 - | やや不良 | 平年並み | - やや良- | -- 良 -- |
主要18州平均 | 3% | 8% | 29% | 49% | 11% |
前週 | 3% | 8% | 30% | 49% | 10% |
前年 | 2% | 5% | 24% | 54% | 15% |
大豆開花進捗率 | 7月18日現在 | -- 前週 -- | -- 前年 -- | 過去5年平均 |
主要18州平均 | 63% | 46% | 62% | 57% |
大豆着サヤ進捗率 | 7月18日現在 | -- 前週 -- | -- 前年 -- | 過去5年平均 |
主要18州平均 | 23% | 10% | 23% | 21% |
Posted by 松 7/19/21 - 16:13
USDAクロップ:コーン作柄はほぼ変わらず、シルキングは56%
[穀物・大豆]
USDAクロップレポート・コーン
出所:米農務省、NY16:00発表
7月18日現在
コーン作柄 | - 不良 - | やや不良 | 平年並み | - やや良- | -- 良 -- |
主要18州平均 | 2% | 7% | 26% | 50% | 15% |
前週 | 2% | 6% | 27% | 51% | 14% |
前年 | 2% | 6% | 23% | 52% | 17% |
コーンシルキング進捗率 | 7月18日現在 | -- 前週 -- | -- 前年 -- | 過去5年平均 |
主要18州平均 | 56% | 26% | 55% | 52% |
コーンドウ進捗率 | 7月18日現在 | -- 前週 -- | -- 前年 -- | 過去5年平均 |
主要18州平均 | 8% | 3% | 8% | 7% |
Posted by 松 7/19/21 - 16:11
USDAクロップ:春小麦作柄は前週から悪化、出穂は92%が終了
[穀物・大豆]
USDAクロップレポート・春小麦
出所:米農務省、NY16:00発表
7月18日現在
春小麦作柄 | - 不良 - | やや不良 | 平年並み | - やや良- | -- 良 -- |
主要6州平均 | 29% | 34% | 26% | 10% | 1% |
前週 | 21% | 34% | 29% | 15% | 1% |
前年 | 2% | 5% | 25% | 55% | 13% |
春小麦出穂進捗率 | 7月18日現在 | -- 前週 -- | -- 前年 -- | 過去5年平均 |
主要6州平均 | 92% | 83% | 89% | 92% |
Posted by 松 7/19/21 - 16:09
USDAクロップ:冬小麦収穫は73%が終了、ほぼ平年並みのペース
[穀物・大豆]
USDAクロップレポート・冬小麦
出所:米農務省、NY16:00発表
冬小麦収穫進捗率 | 7月18日現在 | -- 前週 -- | -- 前年 -- | 過去5年平均 |
主要18州平均 | 73% | 59% | 73% | 74% |
Posted by 松 7/19/21 - 16:08
天然ガス:大幅続伸、需要の増加観測下支えとなる中で買いが加速
[場況]
NYMEX天然ガス8月限終値:3.779↑0.105
NY天然ガスは大幅続伸、冷房需要やLNG輸出に関する需要の増加観測が大きな下支えとなる中で買いが加速、期近終値ベースで2018年12月以来の高値を更新した。8月限は夜間取引から買いが優勢、ややプラス圏に入ったあたりでの推移となった。早朝からは改めて騰勢を強める格好となり、3.70ドル台後半まで上げ幅を拡大。通常取引開始後は一旦売りに押し戻される格好となったものの、3.70ドル台前半でしっかりと下げ止まり。午後からは改めて買い意欲が強まり、日中高値近辺まで値を切り上げて取引を終了した。
Posted by 松 7/19/21 - 15:07
石油製品:大幅反落、原油や株の急落につれて売りが加速
[場況]
RBOBガソリン8月限:2.1104↓0.1432
暖房油8月限:1.9852↓0.1281
NY石油製品は大幅反落。原油や株の急落が重石となる中、日中を通じて投機的な売りが主導した。相場は夜間取引から大きく売りが先行、COVID-19のデルタ株の感染拡大が加速、需要に対する不透明感が強まっていることも重石となる中で大きく値を崩した。通常取引開始後も売りの勢いは衰えず、更に下げ幅を拡大。最後まで反発らしい反発もないままに取引を終了した。
Posted by 松 7/19/21 - 15:00
原油:大幅反落、OPECプラスの減産幅縮小合意受けて売りが加速
[場況]
NYMEX原油9月限終値:66.35↓5.21
NY原油は大幅反落。OPECプラスが段階的な減産幅の縮小で合意したことを嫌気する形でポジション整理の売りが加速、終値ベースで5月28日以来の安値まで一気に値を崩した。COVID-19のデルタ株の感染拡大が加速する中、株価の調整が進んだことも弱気に作用した。9月限は夜間取引から売りが先行、69ドルを割り込むあたりまで値を切り下げての推移となった。通常取引開始後は改めて売りが加速する格好となり、午後には66ドルを割り込むまで下げ幅を拡大。引けにかけては売りも一服となったものの、反発は限定的なものにとどまった。
Posted by 松 7/19/21 - 14:46
金:続落、市場全体にリスク回復動き強まる中で売りに押される
[場況]
COMEX金8月限終値:1,809.2↓5.8
NY金は続落。株価が急落、市場全体にリスク回避の動きが強まる中、投機的な売りが相場を主導した。インフレ圧力が強まる中、テーパリングが予想よりも早く始まるとの見方も弱気に作用した。8月限は夜間取引から売りが先行、1,800ドルの節目をやや上回ったあたりまで値を切り下げての推移となった。朝方には改めて売り圧力が強まり、1,790ドル台半ばまで下げ幅を拡大。その後は米長期金利の低下を好感する形で買い戻しが集まり、1,810ドル台後半まで一気に値を回復したものの、流れを強気に変えるには至らず。中盤以降は再び売りが優勢、1,810ドルをやや割り込んだあたりを中心に上値の重い展開が続いた。
Posted by 松 7/19/21 - 14:13
コーヒー:反落、ブラジルレアル安の進行嫌気し手仕舞い売りが加速
[場況]
ICE-USコーヒー9月限終値:156.40↓4.95
NYコーヒーは反落。先週の上昇の勢いもひとまず一服、対ドルでのブラジルレアル安の進行が重石となる中でポジション整理の売りが加速した。9月限は夜間の取引開始時から売りが先行、早々に157セント台まで値を切り下げた。売り一巡後は158セントを挟んだレンジまで値を回復してのもみ合い、朝方からは改めて上値が重くなり、157セント台後半のレンジでの推移が続いたものの、それ以上の大きく値を崩すこともなく、取引を終了した。
Posted by 松 7/19/21 - 13:56
砂糖:大幅反落、原油やブラジルレアルの急落につれて売りが加速
[場況]
ICE-US砂糖10月限終値:17.07↓0.64
NY砂糖は大幅反落。市場全体にリスク回避の動きが強まる中、原油やブラジルレアルの急落を嫌気する形で投機的な売りが加速した。10月限は夜間の時間帯から売りが優勢、17セント台半ばまでレンジを切り下げてのもみ合いが続いた。NYに入ってもしばらくは動きが見られなかったが、中盤にまとまった売りが出ると、17.10セントを割り込むまで一気に下げ幅を拡大。売り一巡後は17.30セント台まで買い戻しが集まったものの、流れを強気に変えるには至らず。しばらく方向感の定まらない状態が続いたあと、引けにかけては改めて売りに押し戻された。
Posted by 松 7/19/21 - 13:31
輸出検証高:小麦は前週から増加、コーン横ばい、大豆は減少
[場況]
USDA輸出検証高
出所:米農務省、NY11:00発表、単位1,000トン
7月15日 | 前週比 | 前年比 | 期初来 | 前年比 | |
小麦 | 490.6 | ↑14.7% | ↓4.2% | 2817.9 | ↓21.4% |
コーン | 1000.5 | ↓0.2% | ↓18.0% | 60163.2 | ↑64.7% |
大豆 | 143.9 | ↓28.4% | ↓68.3% | 57799.8 | ↑50.8% |
Posted by 松 7/19/21 - 12:06
7月住宅市場指数(HMI)は80に低下、予想も下回る
[経済指標]
住宅市場指数(HMI)
出所:全米住宅建設業協会(NAHB)、NY10:00発表
21年7月 | 21年6月 | 市場予想 | |
住宅市場指数(HMI) | 80 | 81 | 82 |
Posted by 松 7/19/21 - 10:02
21/22年ウクライナ穀物輸出、7月19日時点で前年9.8%下回る
[穀物・大豆]
ウクライナ農務省によると、2021/22年度穀物輸出(7-6月)は19日時点で100万トンと、前年同期を9.8%下回った。このうち小麦が29万2000トン、コーンは49万8000トン。ウクライナ農務省は、2021/22年度の穀物輸出を5600万トンと見通しており、前年比にして25.6%の増加になる。小麦が2070万トン、コーンが3070万トンの予想。2021年穀物生産は前年比16.9%増の7600万トンの予想となっている。
Posted by 直 7/19/21 - 08:59
ブラジル中南部サフリーニャコーン収穫、15日時点で30%終了
[穀物・大豆]
ブラジルの農業顧問アグルーラルによると、ブラジル中南部の2021年サフリーニャコーン収穫は7月15日時点で30%終了した。前週から10ポイントアップとなり、晴天が寄与して作業が進んだという。ただ、作付の遅れによる影響は続いており、前年同期の43%を下回る。パラナ州やマットグロッソ・ド・スル州では、登熟期に降霜に見舞われ、品質ダメージが懸念されているとコメント。今週新たな寒波到来の予報が出ていることも気掛かりと指摘した。
Posted by 直 7/19/21 - 08:42
6月中国砂糖輸入、前年から1.7%増加
[砂糖]
中国税関総局によると、6月の砂糖輸入は42万トンと、前年同月から1.7%増加した。2021年前半の輸入は203万トンになり、前年同期を63.3%上回る。
Posted by 直 7/19/21 - 08:32
6月の中国コーン輸入前年の4倍、小麦は17.0%減少
[穀物・大豆]
中国税関総局によると、6月のコーン輸入は357万トンと、前年同月の4倍に膨らんだ。2021年最初の6ヶ月間で1530万トンになり、前年比にして3.2倍増。小麦輸入は6月に前年から17.0%減少して7万5000トンとなったが、1-6月あわせて537万トンで、前年を60.1%上回った。
Posted by 直 7/19/21 - 08:32
7/19(月)の予定
[カレンダー]
経済指標
・7月住宅市場指数(HMI) (10:00)
エネルギー
・ガソリン・ディーゼル小売価格 (17:00)
農産物
・USDA輸出検証高 (11:00)
・USDAクロップレポート (16:00)
Posted by 松 7/19/21 - 05:58
2021年07月16日(金)
ブラジル・サンパウロ州無水アルコール価格は前週から1.42%上昇
[エタノール]
ブラジルサンパウロ州アルコール価格指数
出所:サンパウロ州立大Cepea、単位:ブラジルレアル/リットル
期間 | 無水アルコール | 前週比 | 前年比 | 含水アルコール | 前週比 | 前年比 |
7/12〜 7/16 | 3.3848 | ↑ 1.42% | ↑ 82.94% | 2.9618 | ↑ 1.31% | ↑ 82.76% |
7/5〜 7/8 | 3.3373 | ↑ 2.79% | ↑ 82.66% | 2.9235 | ↑ 3.16% | ↑ 81.57% |
6/28〜 7/2 | 3.2467 | ↓ 0.22% | ↑ 77.80% | 2.8339 | ↑ 1.01% | ↑ 77.21% |
6/21〜 6/25 | 3.2538 | ↓ 3.42% | ↑ 73.89% | 2.8057 | ↓ 2.42% | ↑ 73.56% |
Posted by 松 7/16/21 - 17:46
FX:円小幅安、前日までの反動もあって週末控え円売りが優勢
[場況]
ドル/円:110.07、ユーロ/ドル:1.1805、ユーロ/円:129.88 (NY17:00)
為替は円が小幅安。前日までに円高が進んだ反動もあり、ポジション調整の円売りが全体を主導する格好となった。米小売売上高が予想外の増加となったことや、ミシガン大消費者指数で1年後のインフレ予想が2008年以来の高水準となったことがドル買いを呼び込む場面も見られたが、反応は限定的なものにとどまった。ドル/円は東京から買いが優勢、110円の節目に迫るまでレンジを切り上げての推移となった。ロンドンに入ると一段と買い意欲が強まり、110円台前半まで上げ幅を拡大。NYに入ると米株の下落につれて売りに押し戻される格好となり、午後からは110円の節目をやや上回るあたりまで値を切り下げてのもみ合いが続いた。
ユーロ/ドルは東京では1.18ドルの節目をやや上回ったあたりでのもみ合い、ロンドンに入ると1.18ドル台前半まで買い進まれたものの、その後売りに押し戻されNY早朝には1.18ドルを割り込むまでに値を下げた。売り一巡後は再び1.18ドル台を回復、中盤から午後にかけて1.18ドルをやや上回ったあたりでの推移となった。ユーロ/円は東京から買いが優勢、ロンドンに入ると130円の節目を回復しての推移となった。NY朝には130円台前半まで買い進まれる場面も見られたが、早々に息切れ。その後は米株の下落が重石となる中、130円をやや上回ったあたりでのもみ合いが続いた。
Posted by 松 7/16/21 - 17:18
債券:小幅続伸、新型コロナデルタ株感染拡大に着目して買い
[場況]
債券は小幅続伸。買われ過ぎ感が出ており、早い段階で売りに押されたものの、新型コロナウィルスのデルタ株感染拡大に着目して買いに転じた。夜間取引で利食い売りが先行し、10年債利回りは上昇。通常取引では小売売上高が予想を上回ったのも重石となったが、徐々に売りのペースが鈍った。上げ幅を縮小していき、取引終盤にはやや低下となった。
Posted by 直 7/16/21 - 17:17
ブラジルコーヒー輸出:16日現在72.63万袋と前月を33.2%下回る
[コーヒー]
ブラジルコーヒー生豆輸出
出所:ブラジルコーヒー生豆輸出協会(CECAFE)、単位1,000袋(60kg)
7月16日 | 7月累計 | 前月(6/16) | 前月同期比 | 前年同期比 | |
輸出合計 | 104.307 | 726.311 | 1087.796 | ↓33.2% | ↑8.0% |
>アラビカ種 | 95.858 | 613.831 | 947.875 | ↓35.2% | ↑23.1% |
>ロブスタ種 | 3.280 | 48.626 | 75.845 | ↓35.9% | ↓90.2% |
>インスタント | 5.169 | 63.854 | 64.076 | ↓0.3% | ↑8.1% |
Posted by 松 7/16/21 - 17:00
株式:大幅安、インフレ懸念高まる中でポジション調整の売りが加速
[場況]
ダウ工業平均:34,687.85↓299.17
S&P500:4,327.16↓32.87
NASDAQ:14,427.24↓115.90
NY株式は大幅安。インフレや早期テーパリング開始に対する懸念が改めて重石となる中、週末を前にポジション調整の売りが加速した。ダウ平均は寄り付きでは買いが先行、朝方発表された6月の小売売上高が予想外の増加となったことを受け、景気の力強い回復が続いていることが好感される格好となった。その後は買いも生きぎで、ミシガン大の消費者指数が予想を下回った上、1年後のインフレ予測が2008年以来の高水準に上昇したことが嫌気される格好となる中で売り圧力が強まり、あっさりとマイナス転落した。中盤にはしばらく値動きも落ち着いていたものの、午後からは改めて売り圧力が強まる格好となり、最後は下げ幅も300ポイントにまで拡大した。
セクター別では、公益株がしっかりと上昇したほか、生活必需品や薬品株、保険も小幅ながら上昇。一方で金鉱株は大幅安、エネルギー関連や銀行株、半導体も下げがきつくなった。運輸株やバイオテクノロジーも値を下げた。ダウ銘柄では、プロクター・アンド・ギャンブル(PG)が0.97%の上昇となったほか、アムジェン(AMGN)やトラベラーズ(TRV)も堅調に推移した。一方でダウ(DOW)は3.07%の下落、シェブロン(CVX)、ウォルト・ディズニー(DIS)、ゴールドマン・サックス(GS)、JPモルガン・チェース(JPM)、ボーイング(BA)も2%を超える下落となった。
Posted by 松 7/16/21 - 16:58
大豆:反発、米主要生産地の高温乾燥予報が買いを支援
[場況]
CBOT大豆8月限終値:1454-3/4↑7-1/4
シカゴ大豆は反発。米主要生産地の高温乾燥予報が買いを支援した。夜間取引では売りの場面をみてから買いが優勢となり、8月限は強含んだ。朝方にかけてしっかりと値を伸ばし、通常取引に入って1473-3/4セントと6月14日以来の高値を付けた。上値で売りが台頭して上げ幅を縮小したが、最後まで買いの流れを維持した。
Posted by 直 7/16/21 - 16:44
コーン:続落、米作柄不安根強いも買われ過ぎ感から利食い売り
[場況]
CBOTコーン9月限終値:556-0↓8-1/4
シカゴコーンは続落。米中西部の作柄不安が根強いものの、買われ過ぎ感もあって利食い売りに押された。夜間取引で売り買いが交錯し、9月限は前日終値を挟んでもみ合い。朝方にかけて買いが進む中強含んだが、通常取引で570セント台に乗せるとブレーキがかかった。取引終盤に売りが膨らみ、下げに転じた。
Posted by 直 7/16/21 - 16:41
小麦:続伸、春小麦の生産不安や欧州の天候の影響懸念から買い
[場況]
CBOT小麦9月限終値:692-1/2↑20-1/2
シカゴ小麦は続伸。春小麦の生産不安に加え、欧州でも天候による影響が懸念されているのを背景に買いが進んだ。USDAへの中国向け輸出成約報告も寄与した。夜間取引で買いが先行し、9月限はじりじりと上昇。通常取引に入って一段高となり、690セントを超えた。696-1/4セントと6月8日以来の高値を付けた後ペースこそ鈍っても、買いの流れが切れることなく、本日のレンジ上限で推移した。
Posted by 直 7/16/21 - 16:39
5月対米証券投資は301.9億ドルの流出超、昨年4月以来の流出
[経済指標]
対米証券投資
出所:米財務省、NY16:00発表、単位100万ドル
21年5月 | 21年4月 | ||
ネット流入額 | 債券・株式合計 | ▲30190 | 100683 |
純資本フロー(TIC) | 105330 | 100119 |
Posted by 松 7/16/21 - 16:17
CFTC建玉報告
[CFTC建玉報告]
CFTC建玉報告
出所:米商品先物取引委員会(CFTC)、NY15:30発表
7月13日 現在、 先物 + オプション サマリー
大口トレーダー(ノン・コマーシャル) | ネット・ポジション | 前週比 |
NYMEX-原油 | △ 576034 | △ 6685 |
NEMEX-RBOBガソリン | △ 22036 | ▼ 2581 |
NYMEX-暖房油 | △ 49246 | ▼ 1596 |
NYMEX-天然ガス | ▼ 117559 | ▼ 10977 |
COMEX-金 | △ 201655 | △ 9604 |
_ | ||
CBOT-小麦 | ▼ 2683 | ▼ 9219 |
CBOT-コーン | △ 295107 | ▼ 19565 |
CBOT-大豆 | △ 87632 | ▼ 4779 |
ICE US-粗糖 | △ 241778 | ▼ 24189 |
ICE US-コーヒー | △ 41254 | ▼ 3223 |
_ | ||
IMM-日本円 | ▼ 58752 | △ 14524 |
IMM-ユーロFX | △ 61283 | ▼ 11620 |
CBOT-DJIA (x5) | △ 9207 | △ 2893 |
CME-S&P 500 | △ 67090 | ▼ 3871 |
Posted by 松 7/16/21 - 15:32
天然ガス:反発、在庫水準の低さや冷房需要の増加期待が下支え
[場況]
NYMEX天然ガス8月限終値:3.674↑0.060
NY天然ガスは反発。在庫水準の低さや気温上昇に伴う冷房需要の増加期待が改めて下支えとなる中、しっかりと買いが集まる展開となった。8月限は夜間取引ではこれまでの流れを継いだ売りが優勢、3.60ドルの節目を割り込むあたりまで値を切り下げての推移となった。朝方からは一転して買い意欲が強まり、通常取引の開始時には3.60ドル台後半まで値を回復。中盤にかけてはやや売りに押し戻される格好となったものの、高値圏はしっかりと維持。引けにかけては改めて騰勢を強めた。
Posted by 松 7/16/21 - 15:02
石油製品:小幅反発、原油の上昇につれ買い戻しが優勢の展開
[場況]
RBOBガソリン8月限:2.2536↑0.0033
暖房油8月限:2.1133↑0.0007
NY石油製品は小幅反発。原油の上昇を好感する形でポジション整理の買い戻しが優勢の展開となった相場は夜間取引ではこれまでの流れを継いだ売りが先行したものの、その後徐々に買い意欲が強まり、朝方にはプラス圏を回復。通常取引開始後には原油の急落につれ大きく値を崩したが、押し目ではしっかりと買いが集まり、中盤にはプラス圏を回復。午後からは動意も薄くなった。
Posted by 松 7/16/21 - 14:55
原油:反発、景気回復に伴う需要増加期待が改めて買い呼び込む
[場況]
NYMEX原油9月限終値:71.56↑0.18
NY原油は反発。景気回復に伴い需要がしっかりと伸びてくるとの見方が改めて下支えとなる中、週末を前に投機的な買い戻しが相場を主導した。9月限は夜間取引から買いが先行、71ドル台後半まで値を切り上げての推移となった。通常取引開始後には株価の下落につれて売りが加速、70ドル台前半まで一気に値を崩す場面も見られたものの、押し目ではすぐに買いが集まり中盤には71ドル台後半のレンジまで一気に値を回復。昼からは買いも一服となったものの、高値圏を維持したまま取引を終了した。
Posted by 松 7/16/21 - 14:45
金:反落、米金利の上昇やドル高嫌気し投機的な売りに押される
[場況]
COMEX金8月限終値:1,815.0↓14.0
NY金は反落。ここまでの買い戻しの流れも一服、米長期金利の上昇やドル高の進行を嫌気する形で投機的な売りが相場を主導した。8月限は夜間取引から売りが先行、早朝には1,820ドルを割り込むまでに値を切り下げた。朝方には一旦買いが集まり、1,820ドル台半ばまで値を戻したものの、中盤にかけてまとまった売りが出ると1,810ドルの節目近辺まで一気に下げ幅を拡大。昼には再び買いが優勢となったものの、反発は限定的なものにとどまった。
Posted by 松 7/16/21 - 14:21
コーヒー:続伸、レアル高支えとなる中で投機的な買い戻しが加速
[場況]
ICE-USコーヒー9月限終値:161.35↑4.30
NYコーヒーは続伸。需給面で決め手となる材料が出た訳ではなかったが、これまでの流れを継いだ投機的な買い戻しが相場を主導、ブラジルレアル高の進行も下支えとなる中で6月28日以来の高値を回復した。9月限は夜間の時間帯から買いが先行、朝方には160セントの節目まで一気に値を切り上げた。NYに入るとやや上値が重くなったものの、大きく値を崩すこともなく、160セントの節目近辺でのもみ合いが継続、昼前には改めて買い意欲が強まり、161セント台後半まで上げ幅を拡大した。
Posted by 松 7/16/21 - 13:56
砂糖:続伸、前日の流れ継いだポジション整理の買い戻し集まる
[場況]
ICE-US砂糖10月限終値:17.71↑0.38
NY砂糖は続伸。需給面で新たな買い材料が出た訳ではなかったが、前日の流れを継いだポジション整理の買い戻しがしっかりと相場を押し上げる展開となった。10月限は夜間の時間帯から前日終値を中心としたレンジ内での推移。早朝にはやや売りが優勢となったものの、大きく値を崩すには至らなかった。NYに入ると徐々に騰勢を強める格好となり、プラス圏を回復。中盤に商いの薄い中でまとまった買いが入ると、17セント台後半まで一気に値を切り上げた。その後は買いも一服となったものの、最後まで高値圏を維持したまま取引を終了した。
Posted by 松 7/16/21 - 13:39
インドの2021年雨期作付、16日時点で前年11.6%下回る
[穀物・大豆]
インド農務省によると、2021年の雨期(カリフ)農作物作付は16日時点で6118万9000ヘクタール終了し、前年同期を11.6%下回った。作物別に、油種が1289万1000ヘクタールで13.6%ダウン、雑穀は前年比20.6%減の913万4000ヘクタール。コメや綿花や豆類も作付の遅れが続いており、6月終わりから7月初めてにかけてモンスーンの降雨が小康状態にあったことが背景にある。ただ、今週に入って降水活動が活発化し、気象局(IMD)によると目先さらなる降雨が予想されている。
Posted by 直 7/16/21 - 13:14
米国内で稼動中のリグ(掘削機)は484基と前週から5基増加
[エネルギー]
北米稼動リグ(掘削機)数
出所:ベーカーヒューズ社
7月16日 | 前週比 | 前年比 | (%) | |
米国合計 | 484 | ↑ 5 | ↑ 231 | ↑91.30% |
>陸上油田 | 466 | ↑ 5 | ↑ 225 | ↑93.36% |
>メキシコ湾 | 17 | →0 | ↑ 5 | ↑41.67% |
カナダ | 150 | ↑ 13 | ↑ 118 | ↑368.75% |
北米合計 | 634 | ↑ 18 | ↑ 349 | ↑122.46% |
Posted by 松 7/16/21 - 13:05
5月企業在庫は前月から0.54%増加、予想やや上回る
[経済指標]
企業在庫・在庫率
出所:米国勢調査局、NY10:00発表、季節調整値、単位100万ドル
21年5月 | 前月比 | 21年4月 | 市場予想 | ||
企業在庫 | 2039283 | ↑0.54% | ↑0.06% | ↑0.4% | |
在庫率 | 1.262 | ↑0.011 | 1.251 |
米商務省が発表した5月の企業在庫は2兆392億8300万ドルと、前月から0.54%増加した。前月の修正もあって2020年8月から連続の増加となり、また3ヶ月ぶりの高い伸びを記録した。市場予想もやや上回った。製造業は0.91%、卸売業は1.34%それぞれ増加した。小売業は0.84%と3ヶ月連続で減少したが、3月や4月より小幅マイナスにとどまった。自動車を除くと0.86%の増加となった。
5月の企業売上高は前月から0.34%減少した。在庫率は1.262%と、前月の1.251%(修正値)から上昇した。
Posted by 松 7/16/21 - 10:09
7月ロイター/ミシガン大消費者指数は80.8に低下、予想も下回る
[経済指標]
ロイター/ミシガン大消費者指数
出所:ロイター/ミシガン大学、NY10:00発表
21年7月 | 21年6月 | 市場予想 | ||
消費者指数速報値 | 80.8 | 85.5 | 86.3 |
Posted by 松 7/16/21 - 10:00
中国向けで13.4万トンの小麦輸出成約報告・USDA
[穀物・大豆]
米農務省(USDA)は16日、民間業者から中国向けで13万4000トンの2021/22年度産軟質赤色冬小麦輸出成約報告を受けたことを発表した。USDAは輸出業者に対し、10万トン以上の成約について翌日までの報告を義務付けている。
Posted by 直 7/16/21 - 09:05
21/22年ウクライナ穀物輸出、7月16日時点で前年28.6%上回る
[穀物・大豆]
ウクライナ農務省によると、2021/22年度穀物輸出(7-6月)は16日時点で92万6000トンと、前年同期を28.6%上回った。このうち小麦が24万8000トンになり、前年から56%アップ。コーンは48万8000トンで、31.9%増加した。
Posted by 直 7/16/21 - 09:04
ウクライナ穀物収穫、15日時点で9%終了・農務省
[穀物・大豆]
ウクライナ農務省によると、国内の2021年穀物収穫は15日時点で130万ヘクタールとなり、事前予想の9%終了した。規模にして550万トン、イールドが4.16トン。小麦だけで61万1000ヘクタールから250万トン、9%終了となった。イールドが4.11トンという。農務省は、好天気が寄与して最終的に7600万トンになると予想。前年から17%増加になる。
Posted by 直 7/16/21 - 08:59
7月ブラジル大豆輸出、農家の売り渋り反映して減少見通し
[穀物・大豆]
ブラジルの7月の大豆輸出が農家の売り渋りを反映して減少する見通しが報じられた。穀物輸出協会(ANEC)の推定は850万-896万トンで、前月から最大16%の減少になる。大豆ミール輸出は前月比4.5%減の176万トンの見通しという。S&Pグローバル・プラッツによると、市場関係者が先物価格やブラジルレアルの変動が激しく、農家が売却に消極的とコメント。国内の食肉セクターによる需要が輸出需要異常なことも背景にあると指摘した。
Posted by 直 7/16/21 - 08:55
6月小売売上高は前月から0.55%増加、予想はマイナス
[経済指標]
小売売上高
出所:米国勢調査局、NY8:30発表、季節調整値、単位100万ドル
21年6月 | 前月比 | 21年5月 | 市場予想 | ||
小売売上高 | 621340 | ↑0.55% | ↓1.72% | ↓0.6% | |
>自動車除く | 489220 | ↑1.28% | ↓0.88% | ↑0.3% |
Posted by 松 7/16/21 - 08:32
21/22年アルゼンチン小麦作付、14日時点で96.2%終了・BA取引所
[穀物・大豆]
アルゼンチンのブエノスアイレス穀物取引所の週次クロップレポートによると、同国の2021/22年度小麦作付は7月14日時点で650万ヘクタールの事前予想の96.2%終了した。前週から4.9ポイントアップ、また前年同期も4.9ポイント上回る。中部や南部では土壌水分の過剰から作業に遅れがあったものの、作付は前年以上のペースで進んだとコメント。作柄に関すると、58.6%が良好から優良となったが、状態を保つにはさらなる降雨が必要ともいう。
Posted by 直 7/16/21 - 08:16
20/21年アルゼンチンコーン収穫、14日時点で62.4%終了・BA取引所
[穀物・大豆]
アルゼンチンのブエノスアイレス穀物取引所の週次クロップレポートによると、2020/21年度コーン収穫は7月14日時点で4800万トンの事前予想の62.4%終了した。前週を6.4ポイント上回り、中部と北部で作業のペースが速まり、特にコルドバ州やサンルイス州、サンタフェ州、サルタ州の進捗が顕著だったとコメント。イールドも改善したという。なお、収穫は前年同期に約90%だったのに比べると大幅に遅れている。
Posted by 直 7/16/21 - 08:16
15日のOPECバスケット価格は73.15ドルと前日から2.14ドル下落
[エネルギー]
OPECバスケット価格
出所:石油輸出国機構(OPEC)、単位:ドル/バレル
日付 | バスケット価格 | 前日比 |
7/15 (木) | 73.15 | ↓2.14 |
7/14 (水) | 75.29 | ↑0.16 |
7/13 (火) | 75.13 | ↑0.80 |
7/12 (月) | 74.33 | ↑0.15 |
7/9 (金) | 74.18 | ↑2.21 |
Posted by 松 7/16/21 - 05:59
7/16(金)の予定
[カレンダー]
経済指標
・6月小売売上高 (08:30)
・7月ロイター/ミシガン大消費者指数速報値 (10:00)
・5月企業在庫・在庫率 (10:00)
・5月対米証券投資 (16:00)
エネルギー
・北米稼動リグ(掘削機)数 (13:00)
農産物
・ブラジルサンパウロ州アルコール価格指数
・CFTC建玉報告 (15:30)
Posted by 松 7/16/21 - 05:56
2021年07月15日(木)
債券:続伸、パウエルFRB議長証言がハト派寄りで買い優勢
[場況]
債券は続伸。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が前日の下院に続いて上院で議会証言し、改めて発言内容がハト派よりだったことから買いが優勢となった。前日の買いの流れを引き継ぎ、10年債利回りは夜間取引から低下。通常取引でいったん買いのペースがスローダウン。パウエル議長の証言を消化してから、午後に改めて買いが進み、1.3を割り込んだ。
Posted by 直 7/15/21 - 17:32
FX:ユーロ安、投資家のリスク回避の動き強まる中で売りに押される
[場況]
ドル/円:109.82、ユーロ/ドル:1.1812、ユーロ/円:129.70 (NY17:00)
為替はユーロ安が進行。米株の調整が進み投資家の間にリスク回避の動きが強まる中、ユーロに投機的な売りが膨らんだ。ドル/円は東京から売りが優勢、109円台後半で上値の重い展開が続いた。ロンドンに入ると売りも一服、NY早朝にかけては買い意欲が強まり、110円台を回復。中盤にかけて110円をやや上回ったあたりでのもみ合いが続いた。午後からは改めて売りに押し戻される格好となり、109円台後半まで値を切り下げた。
ユーロ/ドルは東京では1.18ドル台前半のレンジ内でのもみ合い、午後からは買い意欲が強まり、ロンドンに入ると1.18ドル台半ばまで値を切り上げた。NY早朝からは一転して売りに押し戻される格好となり、1.18ドル台前半まで反落。昼過ぎには1.18ドル割れを試すまでに下げ幅を広げる場面も見られた。ユーロ/円は東京から売りが優勢、130円の節目を挟んだレンジまで値を切り下げてのもみ合いとなった。ロンドンでは新たな動きは見られず、NYに入ってもしばらくは130円近辺での推移が続いたが、昼前からは改めて売り圧力が強まり、129円台半ばまで値を切り下げた。
Posted by 松 7/15/21 - 17:27
全米コーヒー生豆在庫、6月末時点で前月から0.61%減少
[コーヒー]
全米コーヒー生豆在庫
出所:米コーヒー生豆協会、単位1,000袋
6/30/21 | 5/31/21 | 前月比 | (%) | 前年比 | |
全米合計 | 5779.461 | 5815.138 | ↓ 35.677 | ↓0.61% | ↓18.15% |
Posted by 松 7/15/21 - 17:11
ブラジルコーヒー輸出:15日現在62.20万袋と前月を24.9%下回る
[コーヒー]
ブラジルコーヒー生豆輸出
出所:ブラジルコーヒー生豆輸出協会(CECAFE)、単位1,000袋(60kg)
7月15日 | 7月累計 | 前月(6/15) | 前月同期比 | 前年同期比 | |
輸出合計 | 87.721 | 622.004 | 828.328 | ↓24.9% | ↑13.9% |
>アラビカ種 | 83.680 | 517.973 | 732.985 | ↓29.3% | ↑34.2% |
>ロブスタ種 | 1.800 | 45.346 | 60.435 | ↓25.0% | ↓88.2% |
>インスタント | 2.241 | 58.685 | 34.908 | ↑68.1% | ↑15.3% |
Posted by 松 7/15/21 - 17:09
株式:ダウ平均が続伸の一方、S&P500とナスダックは下落
[場況]
ダウ工業平均:34,987.02↑53.79
S&P500:4,360.03↓14.27
NASDAQ:14,543.13↓101.82
NY株式はダウ工業平均が続伸となる一方、S&P500種とナスダック総合指数は下落。FRBのパウエル議長が議会証言で、金融政策の変更はまだかなり先との見方を改めて示す一方、テーパリングに関しては次回のFOMCでも議論をする意向を示したことを受け投機的な売り買いに揉まれる展開となった。ダウ平均は寄り付きから売りが先行、早々に100ポイント以上値を切り下げた。売り一巡後はしっかりと買いが集まり、中盤には小幅ながらプラス圏を回復。午後に入ると改めて売り圧力が強まったが、最後は改めて騰勢を強める格好となった。
セクター別では、公益株がしっかりと上昇したほか、銀行株や金鉱株、保険も堅調に推移。一方で半導体は大幅に下落、エネルギー関連や薬品株も下げが目立った。ダウ銘柄では、ハネウェル・インターナショナル(HON)が2.21%の上昇となったほか、ユナイテッド・ヘルス(UNH)やホーム・デポ(HD)、ビサ(V)も1%を超える上昇を記録した。一方でセールスフォース・ドットコム(CRM)は2.00%の下落、ウォルグリーン(WBA)やインテル(INTC)、ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)の下落も1%を超えた。
Posted by 松 7/15/21 - 16:58
大豆:反落、低調な週間輸出成約高やNOPA圧搾高で売り出る
[場況]
CBOT大豆8月限終値:1447-1/2↓5-1/2
シカゴ大豆は反落。週間輸出成約高やNOPA圧搾高が低調な内容で、売りが出た。夜間取引ではまず買いが進み、8月限は1461-0セントと6月14日以来の高値を付けたが、すぐに上値が重くなってその後は狭いレンジをもみ合い。通常取引に入ると売り圧力が強まって弱含んだ。取引終盤に1440セント割れ近くまで下落の場面があった。
Posted by 直 7/15/21 - 16:48
コーン:反落、利食い売り台頭し週間輸出成約高も重石
[場況]
CBOTコーン9月限終値:564-1/4↓4-0
シカゴコーンは反落。利食い売りが台頭し、週間輸出聖夜高が振るわなかったのも重石となった。夜間取引で売りに押され、9月限はじりじりと下げた。朝方にいったん下げ幅を縮める場面があったが、前日の終値水準に回復すると改めて弱含み。通常取引でも軟調な値動きに終始した。
Posted by 直 7/15/21 - 16:46
小麦:続伸、春小麦の作柄不安や週間輸出成約高が買いを支援
[場況]
CBOT小麦9月限終値:672-0↑17-3/4
シカゴ小麦は続伸。春小麦の作柄不安が買いを支援し、週間輸出成約高がまずまずの内容だったことも寄与した。9月限は夜間取引で前日の終値近くを小刻みに上下に振れる展開だったのから、朝方に買いが優勢となり一気に660セント台に上昇した。通常取引でもしっかりと値を伸ばし、670セント台に上がった。
Posted by 直 7/15/21 - 16:43
天然ガス:続落、弱気の在庫統計受けて売り圧力強まる
[場況]
NYMEX天然ガス8月限終値:3.614↓0.046
NY天然ガスは続落。在庫統計が予想を上回る積み増しとなったことが重石となる中、これまでの流れを継いだポジション整理の売りが相場を主導した。8月限は夜間取引から売りが先行、朝方には3.60ドル台前半まで値を切り下げての推移となった。通常取引開始後は改めて買い意欲が強まりプラス圏を回復、3.60ドル台後半まで値を回復したものの、早々に息切れ。在庫統計発表後は改めて売りにし戻される格好となり、最後は日中安値を更新する形で取引を終了した。
Posted by 松 7/15/21 - 15:06
石油製品:続落、原油や株につれて手仕舞い売り膨らむ
[場況]
RBOBガソリン8月限:2.2503↓0.0432
暖房油8月限:2.1126↓0.0309
NY石油製品は続落。原油や株の下落が重石となる中、前日の流れを継いだポジション整理の売りが全体を主導した。相場は夜間取引から売りが先行、通常取引開始後は買いが集まる場面も見られたが、プラス転換することなく息切れ。昼からは改めて売り圧力が強まり、最後は日中安値近辺まで値を切り下げて取引を終了した。
Posted by 松 7/15/21 - 14:59
原油:続落、前日の流れ継いだポジション整理の売り膨らむ
[場況]
NYMEX原油9月限終値:71.38↓1.26
NY原油は続落。需給面で新たな買い材料が見当たらない中、前日の流れを継いだポジション整理の売りが相場を主導、終値ベースで6月18日以来の安値を更新した。9月限は夜間取引から売りが先行、早朝には71ドルの節目近辺まで値を切り下げての推移となった。朝方からは一転して買い意欲が強まり、中盤には72ドル台半ばまで値を回復したものの、プラス転換することなく息切れ。昼前からは再び売りに押し戻される格好となり、71ドル台前半まで値を切り下げた。
Posted by 松 7/15/21 - 14:49
金:続伸、米長期金利の低下支えにしっかりと買い集まる
[場況]
COMEX金8月限終値:1,829.0↑4.0
NY金は続伸。パウエルFRB議長の議会証言で早期のテーパリング観測が後退する中、米長期金利の低下を支えにしっかりと買いが集まる展開となった。8月限は夜間取引では買いが先行、1,830ドル台半ばまでレンジを切り上げての推移となった。早朝からは一転して売りに押し戻される格好となり、小幅ながらもマイナス転落。通常取引開始後には改めて売り圧力が強まり、1,820ドルの節目割れを試すまでに下げ幅を拡大した。中盤以降は再び騰勢を強める格好となりプラス圏を回復、1,820ドル台後半で取引を終了した。
Posted by 松 7/15/21 - 14:16
物価上昇長期化しない、当局に対策ある・FRB議長証言
[要人発言]
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は15日に上院銀行住宅都市委員会で年2回の金融政策に関する証言を行い、物価上昇が長期化することはないと述べた。当局に対策があるとコメント。最近の物価上昇は想定以上であることを認識。常に情勢を監視しており、物価の展開次第で措置を講じるとした上で、高インフレは一時的なものと改めて主張した。足元の物価上昇を理由に金融緩和政策の解除を急ぐ必要はないとの見方を示した。
一方、資本購入については話し合いを続けており、7月27-28日に開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合でも討議すると述べた。議長はこのほか、財政赤字の拡大についてどこかの時点で取り組む必要があるとの見解を示したが、景気の拡大余地はなお残るとの見方を繰り返し、現時点での対応を示唆することはなかった。
パウエル議長の証言は前日の下院金融政策に続いてのもので、景気や物価、金融政策について議員との質疑応答も含め、基本的には前日と同じ見解を示した。
Posted by 直 7/15/21 - 14:13
コーヒー:小幅続伸、これまでの流れ継いだ買いが相場を主導
[場況]
ICE-USコーヒー9月限終値:157.05↑0.45
NYコーヒーは小幅続伸。需給面で新たな材料が出た訳ではなかったが、これまでの流れを継いだ投機的な買いが相場を主導、日中を通じてしっかりの展開となった。9月限は夜間の時間帯は売りが優勢、ややマイナス圏に入ったあたりでのもみ合いとなった。NYに入ると一転して買い意欲が強まりプラス圏を回復、そのまま158セントまで値を切り上げる展開。昼前には売りに押し戻される格好となったものの、最後までプラス圏を維持したまま取引を終了した。
Posted by 松 7/15/21 - 13:59
砂糖:反発、ポジション整理の買い戻しが相場を押し上げる
[場況]
ICE-US砂糖10月限終値:17.33↑0.40
NY砂糖は反発。ここまでの下落で短期的な売られ過ぎ感が高まる中、ポジション整理の買い戻しがしっかりと相場を押し上げる展開となった。10月限は夜間の時間帯から買いが優勢、17セントの節目を挟んだレンジまで値を回復してのもみ合いが続いた。NYに入ってもしばらくは動きが見られなかったが、中盤にかけては改めて買い意欲が強まり、17.30セント台まで一気に上げ幅を拡大。引け間際には17.37セントの高値をつけるに至った。
Posted by 松 7/15/21 - 13:33
インドでモンスーンの降水活動が活発化
[天候]
インドで小康状態にあったモンスーンの降水活動が活発化していると報じられた。6月3日にモンスーン入りしてから、6月最初3週間は平均以上の降雨となって一服。7月に入って平均を下回る水準まで下がった。しかし、気象局(IMD)によると、12日にインド全域で雨が降った。西海岸では16日まで活発な降水が続き、北部で17日以降に多雨が予想されるという。
インド水資源省は、130ヶ所ある主要給水所の貯水量が7月15日時点で最大能力の33%に相当する576億2800万立方メートルになったと発表した。前週から1ポイントアップ。前年同期を3ポイント下回るが、過去10年平均に比べると4ポイント上昇になる。
インドで灌漑農地は約半分しかなく、大豆やコーン、砂糖きびなどの作付や生育にモンスーンの降雨がかぎとなる。給水所も引用はもちろん、農業セクターに欠かせない。6月終わりからの雨不足を背景に、地元では作付への影響懸念が高まっていた。
Posted by 直 7/15/21 - 12:48
6月NOPA大豆圧搾高は1.52億ブッシェルと前月から6.79%減少
[穀物・大豆]
NOPA大豆圧搾高
出所:全米油種加工業組合(NOPA)、NY12:00発表、季節調整値、
単位100万ブッシェル、100万ポンド(大豆油)
21年6月 | 前月比 | 前年比 | |
大豆圧搾高 | 152.41 | ↓6.79% | ↓8.88% |
大豆油在庫 | 1537.29 | ↓7.98% | ↓13.52% |
Posted by 松 7/15/21 - 12:44
21/22年アルゼンチン小麦生産見通し引き上げ、作付も上方修正
[穀物・大豆]
アルゼンチンのロサリオ穀物取引所(BCR)は、同国の2021/22年度小麦生産見通しを2050万トンと前月時点での2000万トンから引き上げた。前年から20.6%の増加になる。9割ほど終わった作付推定を670万ヘクタールから680万ヘクタールに上方修正。天候に恵まれたのが修正につながったという。また、作付は過去20年間で最高を記録するとしている。
取引所はこのほか、2020/21年度のコーン生産推定を50万トン引き上げて5100万トンとし、イールドの改善を指摘した。コーン収穫は75%終了。2021/22年度の生産見通しは5400万トンを維持。ただ、ラニーニャ現象発達の可能性を拭えず、作付への影響に懸念を示した。ラニーニャ現象によってアルゼンチンでは平均以下の降雨になりやすい。
Posted by 直 7/15/21 - 12:31
2021年産ブラジルコーヒー収穫、13日時点で62%終了
[コーヒー]
ブラジル農業顧問サフラスによると、2021年産コーヒー収穫は7月13日時点で同社推定の5650万袋の62%終了となった。2021年産は48%が売却済みで、過去5年平均の33%を上回るという。
Posted by 直 7/15/21 - 11:44
天然ガス在庫は550億立方フィートの積み増し、予想上回る
[エネルギー]
天然ガス在庫統計
出所:米エネルギー省情報局(EIA)、NY10:30発表、単位10億立方フィート
天然ガス在庫 | 7月9日 | 前週比 | 市場予想 | 前年比 | 過去5年平均比 |
全米(48州) | 2629 | ↑ 55 | ↑ 49 | ↓17.28% | ↓7.02% |
Posted by 松 7/15/21 - 10:31
ロシアの金及び外貨準備高は前週から30億ドル増加
[メタル]
ロシア中銀が15日に発表した週次データによると、同国の金及び外貨準備高は7月9日時点で5,937億ドルと、前週から30億ドル増加した。昨年末時点の5,958億ドルからは、21億ドルの減少となる。
Posted by 松 7/15/21 - 09:44
6月鉱工業生産指数は前月から0.44%上昇、予想は下回る
[経済指標]
鉱工業生産・設備稼働率
出所:米連邦準備制度理事会(FRB)、NY9:15発表、季節調整値、2017年=100
21年6月 | 21年5月 | 市場予想 | ||
鉱工業生産指数 | ↑0.44% | ↑0.69% | ↑0.7% | |
設備稼働率 | 75.38% | 75.08% | 75.6% |
Posted by 松 7/15/21 - 09:26
輸出成約高:小麦と大豆は前週から増加、コーンは減少
[穀物・大豆]
USDA輸出成約高
出所:米農務省、NY8:30発表、単位1,000トン
7/8/21 | 今年度 | 次年度 | 合計 | 前週比 | 市場予想 | |
小麦 | 424.7 | 0.0 | 424.7 | ↑46.0% | 200.0 〜500.0 | |
コーン | 138.8 | 133.2 | 272.0 | ↓26.8% | 50.0 〜900.0 | |
大豆 | 21.7 | 290.8 | 312.5 | ↑71.4% | 100.0 〜950.0 | |
大豆ミール | 70.7 | 126.4 | 197.1 | ↓26.3% | 275.0 〜650.0 | |
大豆油 | ▲0.9 | 0.0 | ▲0.9 | - | ▲3.0 〜15.0 |
Posted by 松 7/15/21 - 08:59
7月フィラデルフィア連銀指数は21.9に低下、予想も下回る
[経済指標]
フィラデルフィア連銀指数
出所:フィラデルフィア連邦準備銀行、NY8:30発表
21年7月 | 21年6月 | 市場予想 | ||
現況指数 | 21.9 | 30.7 | 28.3 |
Posted by 松 7/15/21 - 08:51
7月ニューヨーク連銀指数は43.0に上昇、予想も大きく上回る
[経済指標]
ニューヨーク連銀指数
出所:ニューヨーク連邦準備銀行、NY8:30発表、季節調整値
現況指数 | 21年7月 | 21年6月 | 市場予想 | |
総合 | 43.0 | 17.4 | 18.0 |
Posted by 松 7/15/21 - 08:46
6月輸入物価指数は前月から0.98%上昇、輸出は1.15%上昇
[経済指標]
輸入・輸出物価指数
出所:米労働省、NY8:30発表、2000年=100
21年6月 | 前月比 | 前年比 | 21年5月 | |
輸入物価指数 | 134.1 | ↑0.98% | ↑11.19% | ↑1.37% |
>非燃料 | 123.5 | ↑0.65% | ↑6.47% | ↑0.90% |
輸出物価指数 | 140.5 | ↑1.15% | ↑16.79% | ↑2.21% |
Posted by 松 7/15/21 - 08:41
失業保険新規申請件数は36.0万件に減少、市場予想と一致
[経済指標]
失業保険新規申請件数
出所:米労働省、NY8:30発表、季節調整値、単位1,000件
7月10日 | 前週比 | 7月3日 | 市場予想 | ||
新規申請件数 | 360.00 | ↓ 26.00 | 386.00 | 360.00 | |
4週平均 | 382.50 | ↓ 14.50 | 397.00 | - | |
継続受給件数 | 3241.00 | NA |
Posted by 松 7/15/21 - 08:33
2021年アルゼンチン穀物生産、4.8%増加見通し・FAO
[穀物・大豆]
国連食糧農業機関(FAO)によると、アルゼンの2021年穀物生産は8837万5000トンと、前年から4.8%増加の見通しになった。過去5年平均の7664万1000トンも上回る。現在作付け中の小麦が前年比9.1%増の1920万トンの予想。価格上昇で作付意欲が高まっているのを背景に、695万ヘクタールと過去最高更新が見込まれているという。小麦生産も過去5年平均比にして増加。コーンの生産推定は5900万トンで、前年と比べると0.9%増加と伸びは限定的だが、過去最高になる。平均以上のイールド、記録的な作付、また輸出需要が生産を押し上げたとの見方を示した。
コーンの2021/22年度(3-2月)輸出は3500万トンと、過去5年平均を大きく上回る見通しとなった。生産増加に加え、為替面でアルゼンチン産の競争力が高まるとみられている。小麦の2021/22年度(12-11月)は過去平均から10%ほど減少して1100万トンになるとの見通し。前年の乾燥の影響による不作が要因である。
Posted by 直 7/15/21 - 08:29
2022年世界石油需要は前年から328万バレル増加、OPEC月報
[エネルギー]
OPEC月報
出所:石油輸出国機構(OPEC)、単位100万バレル、OPEC生産は1,000バレル
2022年 | 前年比 | 2021年 | 修正 | 21年3Q | 21年2Q | 2020年 | 修正 | |
世界需要合計 | 99.86 | ↑3.40% | 96.58 | →0.00 | 98.24 | 95.09 | 90.62 | →0.00 |
非OPEC石油生産合計 | 65.85 | ↑3.28% | 63.76 | ↑ 0.03 | 64.49 | 63.06 | 62.94 | ↑ 0.05 |
Posted by 松 7/15/21 - 08:19
14日のOPECバスケット価格は75.29ドルと前日から0.16ドル上昇
[エネルギー]
OPECバスケット価格
出所:石油輸出国機構(OPEC)、単位:ドル/バレル
日付 | バスケット価格 | 前日比 |
7/14 (水) | 75.29 | ↑0.16 |
7/13 (火) | 75.13 | ↑0.80 |
7/12 (月) | 74.33 | ↑0.15 |
7/9 (金) | 74.18 | ↑2.21 |
7/8 (木) | 71.97 | ↓1.61 |
Posted by 松 7/15/21 - 05:50
7/15(木)の予定
[カレンダー]
経済指標
・失業保険新規申請件数 (08:30)
・6月輸入・輸出物価指数 (08:30)
・7月ニューヨーク連銀指数 (08:30)
・7月フィラデルフィア連銀指数 (08:30)
・6月鉱工業生産・設備稼働率 (09:15)
エネルギー
・石油輸出国機構(OPEC)月報
・EIA天然ガス在庫統計 (10:30)
農産物
・USDA輸出成約高 (08:30)
・6月NOPA大豆圧搾高 (12:00)
・6月全米コーヒー生豆在庫 (15:00)
納会日
・砂糖 8月限OP 納会
・原油 8月限OP 納会
Posted by 松 7/15/21 - 05:46
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