2021年11月10日(水)
債券:反落、予想上回るCPIでインフレ懸念から売り優勢
[場況]
債券は反落。朝方発表された10月の消費者信頼感指数(CPI)、コア指数ともに予想を上回る上昇となり、インフレ懸念から売りが優勢となった。午後の30年債入札結果が低調と受け止められたとのもマイナスに作用した。夜間取引で売りが先行し、10年債利回りは1.4%台後半に上昇。通常取引ではCPIの発表に続いて売りのピッチが速まり1.5%台をほぼ一本調子で上がった。
Posted by 直 11/10/21 - 17:23
FX:ドル高、インフレ懸念高まる中でドルを買う動きが加速
[場況]
ドル/円:113.89、ユーロ/ドル:1.1478、ユーロ/円:130.66 (NY17:00)
為替はドル高が進行、10月の米消費者物価指数が予想を上回る高い伸びとなったことを受け、この先インフレが一段と進むとの懸念が高まる中でドルを買う動きが加速した。ドル/円は東京では112円台後半のレンジ内での推移、午後からは買い意欲が強まり、ロンドンでは113円台前半まで値を切り上げての推移となった。NYに入ると消費者物価指数の発表を受けて改めて買いが集まり、昼過ぎには114円台まで一気に上げ幅を拡大。その後は買いも一服となったものの、高値圏をしっかりと維持してのもみ合いが続いた。
ユーロ/ドルは東京から売りが優勢、1.15ドル台後半でジリジリと値を切り下げる展開となった。ロンドンに入っても軟調な流れは変わらず、NY早朝には1.15ドル台半ばまで売りが加速。NYでは消費者物価指数の発表を受けて一段と売り圧力が強まり、昼過ぎには1.15ドルを割り込むに至った。その後も売りの勢いは衰えず、1.14ドル台後半で上値の重い展開が続いた。ユーロ/円は東京では130円台後半のレンジ内でのもみ合い。ロンドン朝には131円台まで買い進まれる場面も見られたが、その後売りに押され130円台後半に逆戻りした。NYに入ると改めて買い意欲が強まり、131円台半ばまで上昇。中盤は131円台前半での推移、午後からは株価の下落を嫌気する形で売りが膨らみ、130円台後半まで値を下げた。
Posted by 松 11/10/21 - 17:17
株式:続落、強気の消費者物価指数受けインフレ懸念一段と高まる
[場況]
ダウ工業平均:36,079.94↓240.04
S&P500:4,646.71↓38.54
NASDAQ:15,622.71↓263.84
NY株式は続落。朝方発表された10月の消費者物価指数が予想を上回る強い伸びとなり、インフレが一段と進むとの懸念が高まる中でポジション調整の売りが膨らんだ。ダウ平均は寄り付きから売りが優勢、その後一旦はプラス圏まで買い戻される場面も見られたものの、すぐに売りに押し戻されマイナス転落。昼からは改めて売り圧力が強まる格好となり、300ポイントを超えるまで下げ幅を拡大した。午後遅くには買いが優勢となり値を回復したが、最後は再び売りに押された。
セクター別では、金鉱株に大きく買いが集まったほか、薬品株や公益株も堅調に推移。一方でエネルギー関連や半導体、コンピューター関連は大幅に下落。バイオテクノロジーや素材、工業株、一般消費財も下げが目立った。ダウ銘柄では、メルク(MRK)が1.56%の上昇となったほか、ビサ(V)やジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)の上昇も1%を超えた。一方でセールスフォース・ドットコム(CRM)は3.24%、ナイキ(NKE)は3.20%それぞれ大幅に下落、アップル(AAPL)やシェブロン(CVX)も下げが目立った。
Posted by 松 11/10/21 - 16:59
大豆:続伸、前日発表されたUSDA需給報告が引き続き下支え
[場況]
CBOT大豆11月限終値:1216-3/4↑4-3/4
シカゴ大豆は続伸。前日発表されたUSDA需給報告が引き続き下支えとなった。夜間取引では売り買いが交錯し、1月限は方向感に欠ける値動きだったのから、通常取引に入って強含んだ。1220セント台に上昇すると上値が重くなりながらも、買いの流れを最後まで維持してしっかりと推移した。
Posted by 直 11/10/21 - 16:45
コーン:続伸、小麦の上昇につれて買い入りテクニカルも寄与
[場況]
CBOTコーン12月限終値:569-1/4↑14-1/2
シカゴコーンは続伸。小麦の上昇につれて買いが入り、テクニカルも寄与した。夜間取引で買いが先行し、12月限は上昇。通常取引では買いのピッチが速まって値を伸ばしていき、取引終盤に570セントを超えるまで上がった。
Posted by 直 11/10/21 - 16:43
小麦:大幅続伸、米国輸出期待高まり買いに弾み付く
[場況]
CBOT小麦12月限終値:803-0↑24-1/2
シカゴ小麦は大幅続伸。ロシアが小麦の輸出税額の計算方式変更や輸出枠設定を検討しているとの報道を受け、米国輸出期待が高まり、買いに弾みが付いた。夜間取引でまず前日の買いの流れを引き継ぎ、12月限は上昇となった。朝方にかけて買いが細って伸び悩んだが、通常取引開始後に改めて強含み。日中はほぼ一本調子で値を伸ばし、取引終盤に800セント台に上がった。
Posted by 直 11/10/21 - 16:41
天然ガス:続落、前日の流れを継いだポジション整理の売り優勢
[場況]
NYMEX天然ガス12月限終値:4.880↓0.099
NY天然ガスは続落。ロシアが欧州向けの供給を再開、欧州のエネルギー危機に対する懸念が後退する中で値を崩した前日の流れが続く中、ポジション整理の売りが相場を主導した。在庫統計は予想を下回る小幅な積み増しにとどまったが、市場の反応は限定的なものにとどまった。12月限は夜間取引から売りが優勢、朝方には4.80ドルを割り込むまで値を切り下げる展開となった。通常取引開始後には4.70ドル台前半まで下げ幅を拡大。その後は売りも一服となる中で大きく値を回復したものの、プラス圏まで戻すことなく息切れ。在庫統計発表後には再び売りが膨らんだが、大きく値を崩すには至らなかった。
Posted by 松 11/10/21 - 15:01
石油製品:原油の下落重石となる中で手仕舞い売り膨らむ
[場況]
RBOBガソリン12月限:2.2972↓0.0780
暖房油12月限:2.4521↓0.0560
NY石油製品は反落、原油が下落に転じるのにつれてポジション整理の売りが加速した。相場は夜間取引から上値の重い展開。通常取引開始後には売り圧力が強まり、中盤からら昼にかけて一気に値を崩す展開となった。その後はひとまず売りも一服となったものの、日中安値近辺での推移が継続。引け間際には改めて売り圧力が強まり、日中安値を更新する形で取引を終了した。
Posted by 松 11/10/21 - 14:54
原油:大幅反落、戦略備蓄放出の可能性睨み手仕舞い売りが加速
[場況]
NYMEX原油12月限終値:81.34↓2.81
NY原油は大幅反落。米政府が戦略備蓄の追加放出を行うとの見方が重石となる中、ポジション整理の売りが加速した。消費者物価指数の強気サプライズを受けて米長期金利が上昇、ドル高が進んだことや、在庫統計で原油の積み増しが続いたことも弱気に作用した。12月限は夜間取引では前日終値を中心としたレンジ内での推移、ロンドン時間に入ると上値が重くなり、ややマイナス圏に入ったあたりでのもみ合いが続いた。通常取引開始時にはプラス圏まで買い戻される格好となったものの、中盤にかけては再び売りが先行、在庫統計発表後は一気に下げ足を速める格好となり、昼前には81ドル台半ばまで値を崩した。午後からは売りも一服となったが、押し目で積極的に買いを仕掛ける向きもなく。引け間際には、再びまとまった売りが出た。
Posted by 松 11/10/21 - 14:46
10月財政収支は1,650.6億ドルの赤字、前年から縮小も予想上回る
[経済指標]
財政収支
出所:米財務省、NY14:00発表、単位10億ドル、▲赤字、会計年度:10月-9月
21年10月 | 20年10月 | 今年度累計 | 前年同期 | 市場予想 | ||
財政収支 | ▲165.055 | ▲284.071 | ▲165.055 | ▲284.071 | ▲99.80 | |
歳入 | 283.927 | 237.697 | 283.927 | 237.697 | ||
歳出 | 448.983 | 521.768 | 448.983 | 521.768 |
Posted by 松 11/10/21 - 14:14
金:続伸、インフレヘッジとしての需要が大きく相場を押し上げる
[場況]
COMEX金12月限終値:1,848.3↑17.5
NY金は続伸、今年6月以来の高値まで値を回復した。強気の消費者物価指数を受けて米長期金利が上昇、ドル高が進む中にも関わらず、インフレヘッジとしての需要が大きく相場を押し上げた。12月限は夜間取引では売りが優勢、朝方にかけてはややマイナス圏に入ったあたりでのもみ合いが続いた。通常取引開始後は消費者物価指数の発表を受けて買いが加速、1,870ドル台まで一気に上げ幅を拡大。その後は上昇も一服、ジリジリと売りに押し戻される格好となったものの、1,850ドルを割り込んだあたりで下げ止まった。
Posted by 松 11/10/21 - 13:59
コーヒー:反落、日中を通じて方向感なく上下も、最後は売りが優勢
[場況]
ICE-USコーヒー3月限終値:206.70↓1.95
NYコーヒーは反落。日中を通じて前日終値近辺で方向感なく上下を繰り返す展開となったが、最後はやや売りが優勢となった。3月限は夜間の開始時に209セント台まで買い進まれたものの、すぐに売りに押され上げ幅を縮小。早朝には小幅ながらマイナス転落しての推移となった。その後は再び買いが優勢となりプラス圏を回復、NYに入ってからもしばらくは208セント台でのもみ合いとなったが、ブラジルレアル安の進行も重石となる中で中盤にかけては再び売り圧力が強まり、昼前には206セント台まで値を切り下げた。
Posted by 松 11/10/21 - 13:48
砂糖:続落、新たな買い材料に欠ける中で手仕舞い売りに押される
[場況]
ICE-US砂糖3月限終値:19.60↓0.30
NY砂糖は続落。需給面で新たな買い材料に欠ける中、これまでの流れを継いだポジション整理の売りが相場を主導した。ブラジルレアル安の進行も弱気に作用した。3月限は夜間の時間帯は前日終値近辺でのもみ合い、早朝にまとまった売りが断続的にでると、19セント台半ばまで一気に値を崩した。売り一巡後は19.70セント台まで値を回復したものの、NYに入ると再び上値が重くなり、19.60セント台後半から19.70セントにかけてのレンジ内でのもみ合いが続いた。昼からは売り圧力が強まり、一時19.50セント台まで値を切り下げる格好となった。
Posted by 松 11/10/21 - 13:19
30年債入札、応札倍率は2.20、最高利回りは1.940%
[金融・経済]
30年債入札
出所:米財務省、単位100万ドル
30年債 | 応札額 | 発行額 | 応札倍率 | 前回(10/13) |
合計 | 55060.4 | 25000.0 | 2.20 | 2.36 |
競争入札分 | 55056.4 | 24996.1 | 2.20 | 2.36 |
顧客注文比率(外国中銀含む) | 59.00% | 70.55% | ||
最高落札利回り(配分比率) | 1.940% | (32.58%) | 2.049% |
Posted by 松 11/10/21 - 13:06
天然ガス在庫は70億立方フィートの積み増し、予想下回る
[エネルギー]
天然ガス在庫統計
出所:米エネルギー省情報局(EIA)、NY10:30発表、単位10億立方フィート
天然ガス在庫 | 11月5日 | 前週比 | 市場予想 | 前年比 | 過去5年平均比 |
全米(48州) | 3618 | ↑ 7 | ↑ 12 | ↓7.87% | ↓3.33% |
Posted by 松 11/10/21 - 12:02
EIA在庫:原油は100.2万バレルの積み増し、石油製品は取り崩し
[エネルギー]
EIA石油在庫統計
出所:米エネルギー省情報局(EIA)、NY10:30発表、単位1,000バレル
11月5日現在 | 前週比 | 市場予想 | API発表(前日) | ||
原油在庫 | 435104 | ↑ 1002 | ↑ 1273 | ↓ 2485 | |
ガソリン在庫 | 212703 | ↓ 1555 | ↓ 636 | ↓ 4516 | |
留出油在庫 | 124509 | ↓ 2613 | ↓ 1191 | ↓ 3257 | |
製油所稼働率 | 86.68% | ↑ 0.38 | ↑ 0.72 | - | |
原油輸入 | 6108 | ↓ 64 | - | - |
Posted by 松 11/10/21 - 10:37
9月卸売在庫は前月から1.41%増加、予想上回る
[経済指標]
卸売在庫・在庫率
出所:米国勢調査局、NY10:00発表、季節調整値、単位100万ドル
21年9月 | 前月比 | 21年8月 | 市場予想 | ||
卸売在庫 | 742175 | ↑1.41% | ↑1.28% | ↑1.1% | |
卸売在庫率 | 1.231 | ↑0.004 | 1.226 |
Posted by 松 11/10/21 - 10:02
仕向け先不明で2.2万トンの大豆油輸出成約報告・USDA
[穀物・大豆]
米農務省(USDA)は10日、民間業者から仕向け先不明で2万2000トンの2021/22年度産大豆油輸出成約報告を受けたことを発表した。USDAは輸出業者に対し、10万トン以上の成約(大豆油は2万トン)について翌日までの報告を義務付けている。
Posted by 直 11/10/21 - 09:56
21/22年ブラジル中南部砂糖きび圧搾、10月後半は前年比36.79%減
[砂糖]
ブラジル砂糖きび生産者協会(Unica)が発表した国内中南部の2021/22年度(4-3月)砂糖きび収穫報告によると、10月後半の圧搾高は1702万3000トンと、前年同期から36.79%減少した。9月からの減少基調を続けたが、前半に46.77%ダウンと今年度最も大きな落ち込みとなったのからややマイナス幅が小さくなった。2021/22年度の圧搾高は11月1日時点で5億441万3000トンになり、前年同期を10.85%下回る。
10月後半の砂糖生産は85万8000トンで、前年との比較にして50.55%の減少となった。エタノールは30.33%減って10億5400万リットル。いずれも前半の56.28%と40.33%より小幅ダウン。エタノールのうち、含水エタノールが39.71%、無水エタノールは17.46%それぞれ減少した。2021/22年度の砂糖生産は1日時点で3121万6000トンになり、前年から14.27%減少。エタノールは前年比7.59%減の250億9000万リットルとなった。
1日時点での砂糖きび1トンあたりの糖分含有量(ATR)は143.24キログラムと、前年同期の144.85キログラムを僅かに下回った。砂糖きびの消費比率は砂糖生産が前年同期の46.63%から45.34%に低下、エタノール生産は53.37%から54.66%に上がった。
Posted by 直 11/10/21 - 09:12
ロシア穀物・豆類収穫、9日時点で1億2230万トンと前年下回る
[穀物・大豆]
ロシア農務省によると、国内の2021年穀物・豆類収穫は9日時点で1億2230万トンと、前年同期を下回った。面積にすると4470万ヘクタール。このうち小麦が2780万ヘクタールから7800万トン、コーンが240万ヘクタールから1280万トン収穫済みとなった。
また、砂糖ビートの収穫は9日時点で3810万トン、面積にすると95万へクタールになる。
2022年に収穫となる冬穀物の作付は9日時点で1810万ヘクタールとなった。
Posted by 直 11/10/21 - 09:06
10月消費者物価指数は前月から0.94%上昇、予想上回る
[経済指標]
消費者物価指数(CPI)
出所:米労働省、NY8:30発表、季節調整値、1982-84年=100
前月比 | 21年10月 | 21年9月 | 市場予想 | |
消費者物価指数 | ↑0.94% | ↑0.41% | ↑0.6% | |
コア(エネルギー・食品除く) | ↑0.60% | ↑0.24% | ↑0.4% |
Posted by 松 11/10/21 - 08:39
失業保険新規申請件数は26.7万件に減少、予想はやや上回る
[経済指標]
失業保険新規申請件数
出所:米労働省、NY8:30発表、季節調整値、単位1,000件
11月6日 | 前週比 | 10月30日 | 市場予想 | ||
新規申請件数 | 267.00 | ↓ 4.00 | 271.00 | 265.00 | |
4週平均 | 278.00 | ↓ 7.25 | 285.25 | - | |
継続受給件数 | 2160.00 | NA |
Posted by 松 11/10/21 - 08:31
21/22年ウクライナ穀物輸出、11月10日時点で前年18.9%上回る
[穀物・大豆]
ウクライナ農務省によると、2021/22年度穀物輸出(7-6月)は11月10日時点で2098万3000トンと、前年同期を18.9%上回った。このうち小麦が17.9%増加して129万6000トン。一方、コーンは314万5000トンで、1.2%の減少となった。
Posted by 直 11/10/21 - 08:28
ウクライナ冬穀物作付、8日時点で94%終了・農務省
[穀物・大豆]
ウクライナ農務省によると、2022年に収穫となる冬穀物作付は8日時点で730万ヘクタールと事前予想の94%終了した。冬の作付の95%を占める小麦も94%終わって620万ヘクタール。13州で作業が完了したという。
Posted by 直 11/10/21 - 08:25
印マハラシュトラ州で21/22年乾期作物作付開始、9%終了
[穀物・大豆]
インド・マハラシュトラ州政府によると、同州の2021/22年度乾期(ラビ)作物の作付が始まり、11月第一週時点で49万3000ヘクタールとなり、9%終了した。前年同期の48万4000ヘクタールを上回る。当局関係者は、降雨の影響で作業が遅れているが、雨が上がり、本格的な冬の到来となればペースが速まるとコメント。乾期作物は主に小麦やコーン、ゴマなどで、このうち小麦、コーンを含む食用穀物の作付がこれまでのところやはり前年比プラスという。
Posted by 直 11/10/21 - 08:23
MBA住宅ローン申請指数は前週から5.50%上昇
[経済指標]
住宅ローン申請指数
出所:米モーゲージ・バンカーズ協会(MBA)、NY7:00発表、季節調整値
11月5日 | 前週比 | 前年比 | 10月29日 | |
総合指数 | 658.1 | ↑5.50% | ↓21.08% | ↓3.30% |
新規購入指数 | 278.4 | ↑2.69% | ↓5.14% | ↓1.63% |
借り換え指数 | 2841.0 | ↑7.41% | ↓28.49% | ↓4.30% |
Posted by 松 11/10/21 - 07:02
9日のOPECバスケット価格は82.64ドルと前日から0.30ドル上昇
[エネルギー]
OPECバスケット価格
出所:石油輸出国機構(OPEC)、単位:ドル/バレル
日付 | バスケット価格 | 前日比 |
11/9 (火) | 82.64 | ↑0.30 |
11/8 (月) | 82.34 | ↑2.23 |
11/5 (金) | 80.11 | ↓1.31 |
11/4 (木) | 81.42 | ↓0.16 |
11/3 (水) | 81.58 | ↓1.79 |
Posted by 松 11/10/21 - 05:04
11/10(水)の予定
[カレンダー]
経済指標
・住宅ローン申請指数 (07:00)
・失業保険新規申請件数 (08:30)
・10月消費者物価指数(CPI) (08:30)
・9月卸売在庫・在庫率 (10:00)
・30年債入札 (13:00)
・10月財政収支 (14:00)
エネルギー
・EIA石油在庫統計 (10:30)
・EIA天然ガス在庫統計 (12:00)
Posted by 松 11/10/21 - 05:02
2021年11月09日(火)
債券:反発、米株式相場の下落が買いを支援
[場況]
債券は反発。米株式相場の下落が買いを支援した。夜間取引で買いが先行し、10年債利回りは低下。通常取引で一段と下がり、昼過ぎに1.41%と9月下旬以来の低水準を付けた。ただ、10年債入札結果が振るわなかったことから、午後はやや買いもスローダウンし、下げも限られた。
Posted by 直 11/9/21 - 17:40
ブラジルコーヒー輸出:9日現在51.01万袋と前月を24.2%上回る
[コーヒー]
11月9日 | 11月累計 | 前月(10/11) | 前月同期比 | 前年同期比 | |
輸出合計 | 320.595 | 510.128 | 410.625 | ↑24.2% | ↑114.5% |
>アラビカ種 | 233.918 | 389.282 | 368.058 | ↑5.8% | ↑114.4% |
>ロブスタ種 | 4.627 | 24.581 | 25.833 | ↓4.8% | ↓86.5% |
>インスタント | 82.050 | 96.265 | 16.734 | ↑475.3% | ↑1463.0% |
Posted by 松 11/9/21 - 17:27
FX:円高、株価の調整進む中で安全資産としての需要高まる
[場況]
ドル/円:112.84、ユーロ/ドル:1.1593、ユーロ/円:130.80 (NY17:00)
為替は円高が進行。米株の調整が進み、投資家のリスク志向が後退する中、安全資産としての円に対する需要が強まった。ドル/円は東京から売りが先行、112円台後半まで値を切り下げての推移となった。ロンドン朝にはやや買いが集まる場面も見られたものの、113円の節目まで値を戻したあたりで息切れ。NY朝には改めて騰勢と強める格好となり、113円台前半まで上げ幅を拡大したが、結局流れを強気に変えるには至らず、113円を割り込んでの推移となった。
ユーロ/ドルは東京では1.15ドル台後半でのもみ合い、午後には1.16ドル台まで買い進まれる場面も見られたものの、すぐに売りに押し戻され、ロンドンでは1.15ドル台後半に逆戻りしての推移となった。NY朝には再び買いが集まり、1.16ドル台を回復したものの、やはりすぐに売りに押し戻された。ユーロ/円は東京から売りが先行、130円台後半まで値を切り下げての推移となった。午後には売りも一服、ロンドンに入っても新たな動きは見られず、同水準で方向感なくもみ合う展開。NYに入ってからもレンジ内での推移が続いた。
Posted by 松 11/9/21 - 17:25
株式:反落、インフレ懸念高まる中でポジション整理の売り膨らむ
[場況]
ダウ工業平均:36,319.98↓112.24
S&P500:4,685.25↓16.45
NASDAQ:15,886.54↓95.81
NY株式は反落。ここまでの上昇の勢いもひとまず一服、ポジション調整の売りが全体を主導する展開となった。ダウ平均は寄り付きから売りが先行、昼には200ポイント台半ばまで値を切り下げた。その後は売りも一服となったものの、インフレに対する懸念が重石となる中、押し目で積極的に買いを入れる向きもなく、安値圏で方向感なく上下を繰り返す展開。引けにかけては買い戻しが集まり、100ポイント台前半まで下げ幅を縮小した。
セクター別では、金鉱株に買いが集まったほか、エネルギー関連や素材、公益株、生活必需品なども堅調に推移。一方で運輸株やバイオテクノロジー、一般消費財は大きく下落、保険や銀行株も軟調に推移した。ダウ銘柄では、ナイキ(NKE)が1.15%の上昇となったほか、ハネウェル・インターナショナル(HON)やシスコ・システムズ(CSCO)、シェブロン(CVX)も堅調に推移した。一方でビサ(V)は3.22%の下落、キャタピラー(CAT)は2.07%の下落、IBM(IBM)やウォルグリーン(WBA)も下げが目立った。
Posted by 松 11/9/21 - 17:07
大豆:反発、予想外のイールド見通し下方修正で買いに弾み付く
[場況]
CBOT大豆11月限終値:1212-0↑23-1/2
シカゴ大豆は反発。USDA需給報告でイールド見通しが予想外の下方修正となったことを背景に買いに弾みが付いた。夜間取引で需給報告をにらみながら小刻みな売り買いにもまれ、1月限は狭いレンジを方向感なく推移。通常取引で1190セント台に上がった後売りが台頭して下落し、1181-1/4セントと2月19日以来の安値を付けた。しかし、需給報告を受けて一気に1240セントを超えるまで上昇。すぐに上値が重くなったが、買いの流れは維持し、1200セント台半ばまで上げ幅を縮めて取引終盤に強含んだ。
Posted by 直 11/9/21 - 17:01
コーン:反発、大豆や小麦の上昇につれ高も上値は限定的
[場況]
CBOTコーン12月限終値:554-3/4↑3-1/4
シカゴコーンは反発。大豆や小麦の上昇につれ高となったが、USDA需給報告は予想以上の期末在庫など買い材料視される内容でなかったことから上値は限られた。12月限は夜間取引で上下に振れる展開となってから、通常取引に入って売りに押され弱含んだ。需給報告の発表後は大豆などの値動きに追随して560セント台前半まで上がってすぐにペースが鈍り、伸び悩んだ。
Posted by 直 11/9/21 - 16:57
小麦:上昇、USDA需給報告でタイトな世界供給確認して買い進む
[場況]
CBOT小麦12月限終値:778-1/2↑10-1/2
シカゴ小麦は上昇。USDA需給報告での市場予想を下回る世界期末在庫見通しを受け、世界供給がタイトなことを確認する格好となって買いが進んだ。夜間取引でポジション調整の買いが集まり、12月限はまず小動きだったのから上昇にシフト。いったん770セント台後半でブレーキがかかり、そのまま値を消していき、通常取引では前日終値を挟んで上下する展開となった。需給報告では米国期末在庫見通しの上方修正を消化して売りの場面もあったが、その後世界供給を着目して買いのピッチが速まり、780セント台前半まで上昇した。
Posted by 直 11/9/21 - 16:52
API在庫:原油は248.5万バレルの取り崩し、予想は積み増し
[エネルギー]
API石油在庫統計
出所:全米石油協会(API)、NY16:30発表、単位1,000バレル
11月5日現在 | 前週比 | 市場予想 | |
原油在庫 | ↓ 2485 | ↑ 1273 | |
>オクラホマ州クッシング | ↑ 234 | - | |
ガソリン在庫 | ↓ 4516 | ↓ 636 | |
留出油在庫 | ↓ 3257 | ↓ 1191 |
Posted by 松 11/9/21 - 16:46
天然ガス在庫は120億立方フィートの積み増し予想
[エネルギー]
天然ガス在庫統計市場予想
10日 NY12:00発表、単位10億立方フィート、ダウジョーンズ社集計
予想平均 | 予想レンジ | ||
天然ガス在庫 | ↑ 12.0 | ↑ 8.0 〜 ↑ 19.0 | |
>前週 | ↑ 63.0 | ||
>前年 | ↑ 8.0 | ||
>過去5年平均 | ↑ 23.8 |
Posted by 松 11/9/21 - 16:38
EIA、今年度の世界石油需要見通しを前月から引き上げ
[エネルギー]
EIAアウトルック
出所:米エネルギー省情報局(EIA)、単位100万バレル(日量)
2022年 | 修正 | 2021年 | 修正 | 2020年 | ||
世界需要合計 | 100.88 | ↓ 0.07 | 97.53 | ↑ 0.06 | 92.42 | |
世界供給合計 | 101.42 | ↑ 0.10 | 95.97 | ↑ 0.11 | 94.19 | |
価格見通し | 2022年 | 修正 | 2021年 | 修正 | 2020年 | |
WTI原油 | $68.28 | ↑ 0.04 | $69.02 | ↑ 0.54 | $39.17 | |
レギュラーガソリン小売 | $2.91 | ↑ 0.01 | $3.00 | ↑ 0.03 | $2.18 |
Posted by 松 11/9/21 - 15:39
天然ガス:大幅反落、ロシアの欧州向け供給再開受け5ドル割り込む
[場況]
NYMEX天然ガス12月限終値:4.978↓0.448
NY天然ガスは大幅反落。ロシアが欧州向けの天然ガス供給を再開、欧州圏のエネルギー危機に対する懸念が大幅に後退する中でポジション整理の売りが加速した。12月限は夜間取引から売りが優勢、早朝には5.40ドルをやや割り込むまで値を切り下げての推移となった。朝方からは一段と売り圧力が強まる展開、通常取引開始後も売りの勢いは衰えず、昼前には5ドルの大台を割り込むまで一気に下げ幅を拡大した。その後は売りも一服、午後遅くには一旦5ドル台まで買い戻される場面も見られたものの、最後は改めて売りに押された。
Posted by 松 11/9/21 - 15:13
石油製品:続伸、原油の上昇につれて投機的な買い集まる
[場況]
RBOBガソリン12月限:2.3752↑0.0530
暖房油12月限:2.5081↑0.0410
NY石油製品は続伸。原油の上昇につれて投機的な買いが集まった。相場は夜間取引から買いが先行、大きくレンジを切り上げての推移となった。通常取引開始後にはやや買いの勢いが鈍る場面も見られたが、昼からは原油が一段高となるのにつれて買いが加速、一段と上げ幅を拡大して取引を終了した。
Posted by 松 11/9/21 - 15:08
原油:大幅続伸、将来的な需要増加期待など支えに買いが加速
[場況]
NYMEX原油12月限終値:84.15↑2.22
NY原油は大幅続伸。米政府の戦略備蓄放出観測がくすぶる中にも関わらず、将来的な需要の増加期待などを背景として投機的な買いが加速、終値ベースで10月26日以来の高値を更新した。12月限は夜間取引から買いが先行、82ドル台を回復しての推移となった。通常取引開始後には改めて買い意欲が強まり、82ドル台後半まで上げ幅を拡大。昼からは一段と騰勢を強める格好となり、最後は84ドル台まで値を伸ばした。
Posted by 松 11/9/21 - 14:59
金:小幅続伸、ポジション整理の売り先行も最後は買い集まる
[場況]
COMEX金12月限終値:1,830.8↑2.8
NY金は小幅続伸。買われ過ぎ感が高まる中でポジション整理の売りが先行する展開となったが、最後は米長期金利の低下が好感される中で、しっかりと買いが集まった。12月限は夜間取引では売りが優勢、ややマイナス圏に入ったあたりでのもみ合いが続いた。通常取引開始後には買い意欲が強まり、1,830ドル台まで値を回復。中盤にかけてはまとまった売りが出て1,820ドル台前半まで値を下げたものの、押し目ではすぐに買いが集まりプラス圏を回復。その後も買いの勢いは衰えず、引けにかけては日中高値を更新する格好となった。
Posted by 松 11/9/21 - 14:08
コーヒー:反発、ブラジルレアル高の進行好感し投機的な買いが加速
[場況]
ICE-USコーヒー3月限終値:208.65↑6.20
NYコーヒーは反発。対ドルでのブラジルレアル高の進行が大きなしたざさえとなる中、投機的な買い戻しが相場を押し上げた。3月限は夜間の時間帯から買いが優勢、ややプラス圏に入ったあたりでのもみ合いが続いた。早朝からは徐々に売りに押される格好となり、NYに入るとマイナス転落したものの、押し目ではしっかりと買いが集まり、早々に下げ止まり。中盤にかけては流れが一転、まとまった買いが断続的に入る格好となり、209セント台まで一気に値を切り上げた。昼前には上昇も一服となったものの、最後まで高値圏を維持したまま取引を終了した。
Posted by 松 11/9/21 - 13:54
砂糖:小幅続落、新たな買い材料に欠ける中で上値の重い展開続く
[場況]
ICE-US砂糖3月限終値:19.90↓0.02
NY砂糖は小幅続落。需給面で新たな買い材料が見当たらない中、ポジション整理の売りが上値を押さえる展開となった。原油やブラジルレアルの上昇も押し上げ要因とはならなかった。3月限は夜間の時間帯は買いが先行、早朝には20.10セントまで値を切り上げる場面も見られた。朝方からは一転して売り一色の展開となり、NYに入るとマイナス転落。19.80セント台前半まで値を切り下げた。中盤にかけては下げも一服となったものの、押し目で積極的に買いを入れる向きもなく、安値近辺でのもみ合いが継続。引けにかけては買い戻しが集まり、前日終値近辺まで値を回復したものの、最後はマイナス圏で取引を終了した。
Posted by 松 11/9/21 - 13:32
10年債入札、応札倍率は2.35、最高利回りは1.444%
[金融・経済]
10年債入札
出所:米財務省、単位100万ドル
10年債 | 応札額 | 発行額 | 応札倍率 | 前回(10/12) |
合計 | 91821.7 | 39000.0 | 2.35 | 2.58 |
競争入札分 | 91800.6 | 38978.9 | 2.36 | 2.58 |
顧客注文比率(外国中銀含む) | 71.01% | 71.05% | ||
最高落札利回り(配分比率) | 1.444% | (66.22%) | 1.584% |
Posted by 松 11/9/21 - 13:07
USDA需給:砂糖国内在庫は前月から引き上げ、生産や輸出が増加
[砂糖]
USDA需給報告・砂糖
出所:米農務省、NY12:00発表、単位1,000トン
砂糖 | 21/22年 | 修正 | 前年比 | 20/21年 | 修正 | 19/20年 |
生産 | 9332 | ↑ 46 | ↑ 1.11% | 9230 | ↑ 48 | 8149 |
ビート糖 | 5413 | ↑ 65 | ↑ 6.30% | 5092 | ↑ 61 | 4351 |
砂糖きび糖 | 3919 | ↓ 20 | ↓5.32% | 4139 | ↓ 12 | 3798 |
輸入 | 3045 | ↑ 45 | ↓4.69% | 3195 | ↓ 57 | 4165 |
>輸入枠内 | 1611 | ↑ 20 | ↓7.89% | 1749 | ↓ 2 | 2152 |
食用消費 | 12200 | →0 | ↑ 0.75% | 12109 | ↓ 91 | 12246 |
期末在庫 | 1765 | ↑ 138 | ↑ 2.14% | 1728 | ↑ 47 | 1618 |
在庫率 | 14.30% | ↑ 1.12 | - | 14.03% | ↑ 0.44 | 12.97% |
Posted by 松 11/9/21 - 12:22
USDA需給:世界在庫は小麦と大豆が引き下げ、コーンは上方修正
[穀物・大豆]
USDA需給報告・世界
出所:米農務省、NY12:00発表、単位100万トン
21/22年 | 修正 | 前年比 | 市場予想 | 20/21年 | 修正 | |
小麦 | ||||||
生産 | 775.28 | ↓ 0.59 | ↑ 0.08% | - | 774.66 | ↓ 0.08 |
消費 | 787.42 | ↑ 0.37 | ↑ 0.67% | - | 782.21 | ↑ 1.04 |
期末在庫 | 275.80 | ↓ 1.38 | ↓4.22% | 276.50 | 287.95 | ↓ 0.41 |
コーン | ||||||
生産 | 1204.62 | ↑ 6.40 | ↑ 7.65% | - | 1119.02 | ↑ 3.52 |
消費 | 1192.07 | ↑ 5.61 | ↑ 5.16% | - | 1133.63 | ↑ 2.02 |
期末在庫 | 304.42 | ↑ 2.68 | ↑ 4.30% | 300.82 | 291.87 | ↑ 1.88 |
大豆 | ||||||
生産 | 384.01 | ↓ 1.13 | ↑ 4.85% | - | 366.23 | ↑ 0.97 |
消費 | 378.03 | ↑ 0.76 | ↑ 4.13% | - | 363.05 | ↑ 0.49 |
期末在庫 | 103.78 | ↓ 0.79 | ↑ 3.67% | 105.48 | 100.11 | ↑ 0.95 |
Posted by 松 11/9/21 - 12:17
USDA需給:国内在庫は小麦と大豆が上方修正、コーンは引き下げ
[穀物・大豆]
USDA需給報告
出所:米農務省、NY12:00発表、単位:100万ブッシェル、イールドはブッシェル/エーカー
小麦 | 21/22年 | 修正 | 前年比 | 市場予想 | 20/21年 | 修正 |
>イールド | 44.3 | →0.0 | ↓10.87% | - | 49.7 | →0.0 |
>生産 | 1646 | →0 | ↓9.96% | - | 1828 | →0 |
期末在庫 | 583 | ↑ 3 | ↓31.01% | 581 | 845 | →0 |
コーン | 21/22年 | 修正 | 前年比 | 市場予想 | 20/21年 | 修正 |
>イールド | 177.0 | ↑ 0.5 | ↑ 3.27% | 176.9 | 171.4 | →0.0 |
>生産 | 15062 | ↑ 43 | ↑ 6.74% | 15050 | 14111 | →0 |
期末在庫 | 1493 | ↓ 7 | ↑ 20.79% | 1480 | 1236 | →0 |
大豆 | 21/22年 | 修正 | 前年比 | 市場予想 | 20/21年 | 修正 |
>イールド | 51.2 | ↓ 0.3 | ↑ 0.39% | 51.9 | 51.0 | →0.0 |
>生産 | 4425 | ↓ 23 | ↑ 4.96% | 4484 | 4216 | →0 |
期末在庫 | 340 | ↑ 20 | ↑ 32.81% | 362 | 256 | →0 |
Posted by 松 11/9/21 - 12:11
ユーロシステムの金準備高は前週から横ばい
[メタル]
ECBが9日に発表したデータによると、欧州圏中銀(ユーロシステム)の金準備高(受取勘定含む)は11月5日現在5,178億5,200万ユーロと、前週から横ばいとなった。
Posted by 松 11/9/21 - 11:20
ブラジル・サンマルチーニョ砂糖きび圧搾、21/22年前半は8.3%減少
[砂糖]
ブラジルの砂糖・エタノール会社サンマルチーニョによると、同社の2021/22年度(4-3月)前半の砂糖きび圧搾高は1844万2000トンと、前年同期から8.3%減少した。干ばつが続き、また収穫日数が前年より少なかったことを背景に圧搾ダウンになったという。イールドが72.4トンで、前年の84.6トンから低下。しかし、砂糖きび1トンあたりの糖分含有量(ATR)は前年から1.4%増加し、145.6キログラムとなった。
2021/22年度の砂糖生産は9月まであわせて122万1000トン、エタノール生産は8億2700万リットルになり、それぞれ前年を8.7%、5.7%下回った。砂糖とエタノール生産への砂糖きびの割り当てが、砂糖向けで48%、エタノール向けでは52%。いずれも前年同期と同水準になる。
サンマルチーニョは2021/22年度の圧搾見通しを2052万5000トンで据え置いた。ただ、2020/21年度を2252万2000トンから1987万6000トンに下方修正したことから、前年比にして3.2%減少で、従来予想より小幅マイナスになる。2021/22年度砂糖生産予想も120万5000トンを維持した。エタノールが10億1400万リットル。砂糖とエタノールともに2020/21年度を引き下げたことで、それぞれ8.2%、11.4%の増加の見方に転じた。
Posted by 直 11/9/21 - 11:03
米チェーンストア売上高、11月6日時点で前年から15.6%上昇
[経済指標]
米小売調査レッドブック・リサーチが9日に発表した週次レポートによると国内チェーンストア売上高は6日時点で前年同期から15.6%上昇した。前週の16.9%より低い伸びとなった。
Posted by 直 11/9/21 - 09:55
21/22年英国小麦生産、前年から45%増加見通し
[穀物・大豆]
英農業園芸開発協会(AHDB)の穀物需給報告によると、2021/22年度(7-6月)小麦生産は1402万2000トンと、前年から45%増加の見通しとなった。過去5年平均も2%上回る。期初在庫が前年比42%減の141万6000トンになる見通し。輸入予想が73万1000トンで、30%減少する。あわせて2021/22年度は1713万9000トンの供給になり、前年から18%増加。
2021/22年度国内消費は1474万5000トンの見通しで、前年との比較にすると14%の増加になる。食用・工業用を716万3000トン、飼料用は723万6000トンとみており、それぞれ前年から9%、21%増加。2021/22年度は239万4000トンの供給過剰見通しになり、過剰幅は前年の161万6000トン(修正値)から大きくなる。
Posted by 直 11/9/21 - 09:38
ラニーニャ現象発生確率、70%を維持・豪州気象局
[天候]
オーストラリア気象局は9日付のリリースで、70%のラニーニャ現象発生確率を維持した。見通しも引き続きAlert(警戒)。大気や海洋状態はまだ一貫してラニーニャ現象が起きていないとコメントし、直近の熱帯太平洋水温はい平均より低いものの、過去2週間大きな変化はなく、ラニーニャ現象基準に到達していないという。大気指標の南方振動指数(SOI)もラニーニャ現象基準からやや下がったと指摘。ただ、ラニーニャ現象が実際に起きなくても、太平洋の類似減少がつづくなら、オーストラリア北部と東部では春から夏にかけて平均以上の降雨になる可能性が高まるとした。
また、ラニーニャ現象によって東南アジアや南アフリカの降水量も平均を上回る傾向になり、一方、アルゼンチン、ブラジル、欧州、米国南部では乾燥が進む。
Posted by 直 11/9/21 - 09:07
10月生産者物価指数(PPI)は前月から0.62%上昇、市場予想と一致
[経済指標]
生産者物価指数(PPI)
出所:米労働省、NY8:30発表、季節調整値、1982年=100
前月比 | 21年10月 | 21年9月 | 市場予想 | |
最終需要 | ↑0.62% | ↑0.55% | ↑0.6% | |
コア(エネルギー・食品除く) | ↑0.39% | ↑0.24% | ↑0.4% |
Posted by 松 11/9/21 - 08:31
21/22年カナダ小麦生産推定、38.3%の落ち込み・USDAアタシェ
[穀物・大豆]
米農務省(USDA)アタシェによると、カナダの2021/22年度小麦生産推定は2171万5000トンと、前年から38.3%の落ち込みになり、また従来の3200万トンから下方修正となった。春小麦の8%減反やイールド低下、デュラム小麦も3%の減反とイールド不振で、生育期の記録的な高温乾燥が背景にある。小麦全体でイールドが2.36トン。前年の3.51トン、過去5年平均の3.426トンともに30%以上下回る。
輸出は2250万トンの従来予想から1570万トンに引き下げとなった。過去最高の前年との比較にして40.5%ダウン。期末在庫見通しは510万トンから337万トンに下方修正。前年から40.9%減少する。
Posted by 直 11/9/21 - 08:22
8日のOPECバスケット価格は82.34ドルと前週末から2.23ドル上昇
[場況]
OPECバスケット価格
出所:石油輸出国機構(OPEC)、単位:ドル/バレル
日付 | バスケット価格 | 前日比 |
11/8 (月) | 82.34 | ↑2.23 |
11/5 (金) | 80.11 | ↓1.31 |
11/4 (木) | 81.42 | ↓0.16 |
11/3 (水) | 81.58 | ↓1.79 |
11/2 (火) | 83.37 | ↑0.88 |
Posted by 松 11/9/21 - 05:26
11/9(火)の予定
[カレンダー]
経済指標
・10月生産者物価指数 (PPI) (08:30)
・10年債入札 (13:00)
エネルギー
・EIAアウトルック (12:00)
・API石油在庫統計 (16:30)
農産物
・USDA需給報告 (12:00)
・USDA需給報告・世界 (12:00)
Posted by 松 11/9/21 - 05:24
2021年11月08日(月)
全米平均ガソリン小売価格は前週から2.0セント上昇
[エネルギー]
ガソリン・ディーゼル小売価格
出所:米エネルギー省情報局(EIA)、NY17:00発表、単位セント/ガロン
11月8日 | 前週比 | 前年比 | |
レギュラーガソリン全米平均 | ¢341.0 | ↑2.0 | ↑131.4 |
ディーゼル燃料全米平均 | ¢373.0 | ↑0.3 | ↑134.7 |
Posted by 松 11/8/21 - 20:31
FX:ドル安、米金利が上昇する中にも関わらず売りに押される
[場況]
ドル/円:113.20、ユーロ/ドル:1.1587、ユーロ/円:131.20 (NY17:00)
為替はドル安が進行。先週金曜に米下院が5,500億ドル規模のインフラ法案を可決、インフレ懸念から金利が上昇する中にも関わらず、ドルには売りが膨らむ展開となった。ドル/円は東京では買いが優勢、113円台半ばから後半にかけてのレンジ内でのもみ合いが続いた。ロンドンに入ると一転して売り圧力が強まり、113円台前半まで反落。NYに入ると一段と売りが加速、113円の節目割れを窺うところまで下げ幅を拡大した。中盤には売りも一服、113円台前半で方向感なくもみ合う展開となった。
ユーロ/ドルは東京では1.15ドル台半ばから後半にかけてのレンジ内で方向感なく上下を繰り返す展開。ロンドンに入っても大きな動きが見られることはなかった。NYに入ると買い意欲が強まり、1.16ドルの節目を試すまでに上げ幅を拡大。昼前には買いも息切れとなったが、その後もしっかりと高値圏を維持しての推移が続いた。ユーロ/円は東京では131円台前半で、底堅く推移。ロンドンに入ったあたりから徐々に上値が重くなり、NYに入ると131円を割り込むまで一気に値を崩した。売り一服後は買い戻しが集まり、131円台を回復。中盤以降は131円をやや上回ったあたりでのもみ合いが続いた。
Posted by 松 11/8/21 - 17:19
債券:反落、インフレ投資法案可決や連銀高官発言背景に売り
[場況]
債券は反落。5日に米下院がインフラ投資法案を可決したことや、連銀高官のタカ派寄りの発言を背景に売りが出た。今週は国債入札を控え、需給も重石。夜間取引で売りが先行し、10年債利回りは上昇となった。通常取引でもじりじりと上がり、午後に1.5%を超える場面があった。
Posted by 直 11/8/21 - 17:16
ブラジルコーヒー輸出:8日現在18.95万袋と前月を53.8%下回る
[コーヒー]
ブラジルコーヒー生豆輸出
出所:ブラジルコーヒー生豆輸出協会(CECAFE)、単位1,000袋(60kg)
11月8日 | 11月累計 | 前月(10/8) | 前月同期比 | 前年同期比 | |
輸出合計 | 95.028 | 189.533 | 410.625 | ↓53.8% | ↓20.3% |
>アラビカ種 | 77.875 | 155.364 | 368.058 | ↓57.8% | ↓14.5% |
>ロブスタ種 | 12.224 | 19.954 | 25.833 | ↓22.8% | ↓89.0% |
>インスタント | 4.929 | 14.215 | 16.734 | ↓15.1% | ↑130.8% |
Posted by 松 11/8/21 - 16:59
株式:小幅続伸、インフラ法案の可決で景気回復期待高まる
[場況]
ダウ工業平均:35,432.22↑104.27
S&P500:4,701.70↑4.17
NASDAQ:15,982.36↑10.77
NY株式は小幅続伸。先週金曜の流れを継いだ投機的な買いが相場を主導、日中を通じて底堅く推移した。5日遅くに5,500億規模のインフラ法案が下院で可決されたことも、景気回復期待を改めて高める格好となった。ダウ平均は寄り付きからしっかりと買いが先行、200ポイントを超えるまで一気に上げ幅を拡大した。その後は売りも一服、ジリジリと値を切り下げる展開となったものの、昼過ぎにはプラス圏は維持して下げ止まり。午後からは再び騰勢を強め、小幅ながら値を回復して取引を終了した。
セクター別では、半導体や素材に買いが集まったほか、エネルギー関連や金鉱株も上昇。一方で公益株や一般消費財は下落、生活必需品やバイオテクノロジーも下げが目立った。ダウ銘柄では、キャタピラー(CAT)が4.04%の上昇となったほか、アメリカン・エクスプレス(AXP)やビサ(V)、ユナイテッド・ヘルス(UNH)などにもしっかりと買いが集まった。一方でナイキ(NKE)は3.19%の下落、アムジェン(AMGN)やコカ・コーラ(KO)も下げが目立った。
Posted by 松 11/8/21 - 16:58
大豆:続落、需給報告の生産推定上方修正予想背景に売り膨らむ
[場況]
CBOT大豆11月限終値:1188-1/2↓17-0
シカゴ大豆は続落。USDA需給報告で生産の上方修正が予想されているのを背景に売りが膨らんだ。夜間取引で売りの展開の後、いったん買いが集まり、1月限は下落して回復。しかし、朝方には再び売りが進み、弱含んだ。1200セントを割り込むと下げ足も速まっていき、通常取引ではさらに1190セントを割り込んだ。一時下げ渋っても、引けにかけて売りに押され、1187-0セントと3月31日以来の安値を付けた。
Posted by 直 11/8/21 - 16:42
コーン:続落、USDA需給報告を翌日に控え大豆下落も重石で売り
[場況]
CBOTコーン12月限終値:551-1/2↓1-1/2
シカゴコーンは続落。USDA需給報告の発表を翌日に控え、大豆の下落も重石で、売りの展開となった。夜間取引でまず売りが出て、12月限は小安くなってから、徐々に買いも集まり持ち直した。しかし、買いが続かず、朝方には再びマイナス圏での推移。通常取引で売りの流れを続け、550セントを下回る場面もあった。
Posted by 直 11/8/21 - 16:40
小麦:小反発、前週に下落続いた反動で買い戻し入る
[場況]
CBOT小麦12月限終値:768-0↑1-1/2
シカゴ小麦は小反発。前週に下落が続いた反動で買い戻しが入った。12月限は夜間取引では売りに押されて760セント台前半に下げてから、買いに弾みが付いて反発。770セント台前半まで上昇した。ただ、目新しい材料に乏しいことから積極的な買いは見送られ、上値も限定的。通常取引に入ってまず前週末終値を挟んでもみ合いの後再び強含んでも、770セント台に上がると買いもスローダウンとなった。
Posted by 直 11/8/21 - 16:37
USDAクロップ:コーン収穫は84%、大豆は87%が終了
[穀物・大豆]
USDAクロップレポート・コーン、大豆
出所:米農務省、NY16:00発表
コーン収穫進捗率 | 11月7日現在 | -- 前週 -- | -- 前年 -- | 過去5年平均 |
主要18州平均 | 84% | 74% | 90% | 78% |
大豆収穫進捗率 | 11月7日現在 | -- 前週 -- | -- 前年 -- | 過去5年平均 |
主要18州平均 | 87% | 79% | 91% | 88% |
Posted by 松 11/8/21 - 16:05
USDAクロップ:冬小麦作柄は前週からほぼ変わらず、発芽率は74%
[穀物・大豆]
USDAクロップレポート・冬小麦
出所:米農務省、NY16:00発表
11月7日現在
冬小麦作柄 | - 不良 - | やや不良 | 平年並み | - やや良- | -- 良 -- |
主要18州平均 | 9% | 13% | 33% | 39% | 6% |
前週 | 7% | 14% | 34% | 40% | 5% |
前年 | 6% | 11% | 38% | 40% | 5% |
冬小麦作付進捗率 | 11月7日現在 | -- 前週 -- | -- 前年 -- | 過去5年平均 |
主要18州平均 | 91% | 87% | 92% | 91% |
冬小麦発芽進捗率 | 11月7日現在 | -- 前週 -- | -- 前年 -- | 過去5年平均 |
主要18州平均 | 74% | 67% | 78% | 77% |
Posted by 松 11/8/21 - 16:03
天然ガス:続落、早朝までは買い先行もその後売りに押し戻される
[場況]
NYMEX天然ガス12月限終値:5.427↓0.089
NY天然ガスは続落。早朝までは投機的な買いが先行する展開となったものの、その後は弱気の天気予報が改めて重石となる中で売りに押し戻された。12月限は夜間取引では堅調に推移、5.60ドル台まで値を切り上げた。朝方にかけては一転して売りに押し戻される格好となり 、5.30ドル台まで急反落。通常取引開始後には再び買いが集まり、中盤にかけてややプラス圏に入ったあたりを中心としたもみ合いが続いたが、午後に入ると改めて上値が重くなり、最後は朝方につけた安値近辺まで値を下げて取引を終了した。
Posted by 松 11/8/21 - 14:58
石油製品:続伸、原油の上昇につれてしっかりと買い集まる
[場況]
RBOBガソリン12月限:2.3222↑0.0013
暖房油12月限:2.4671↑0.0115
NY石油製品は続伸。原油の上昇につれた投機的な買いが全体を主導した。相場は夜間取引から買いが先行、しっかりと値を切り上げる展開となった。朝方からは売りに押し戻される格好となり、通常取引の開始時には小幅ながらマイナス転落する場面も見られたものの、押し目では買い意欲も強く、中盤には大きく値を回復。午後からは再び売りに押されたが、プラス圏は維持したまま終了した。
Posted by 松 11/8/21 - 14:50
原油:続伸、先週末の流れを継いだ投機的な買い戻しが主導
[場況]
NYMEX原油12月限終値:81.93↑0.66
NY原油は続伸。先週末の流れを継いだ投機的な買い戻しが相場を主導、日中を通じた堅調に推移した。12月限は夜間取引から買いが先行、早朝には82ドル台半ばまで値を切り上げての推移となった。その後は米政府が戦略備蓄原油を追加放出するとの観測が改めて弱気に作用する中で売りが膨らみ、通常取引開始後には81ドル台前半まで値を下げたものの、プラス圏はしっかりと維持。中盤にかけては82ドル台まで値を回復した。昼からは再び上値が重くなったものの、押し目では買い意欲も強く、81ドル台半ばでは下げ止まった。
Posted by 松 11/8/21 - 14:50
金:3日続伸、ドル安の進行好感し投機的な買い集まる
[場況]
COMEX金12月限終値:1,828.0↑11.2
NY金は3日続伸。米長期金利が上昇する中にも関わらず、ドル安の進行を好感する形で投機的な買いが集る格好となり、終値ベースで9月3日以来の高値を更新した。12月限は夜間取引から買いが優勢、ややプラス圏に入ったあたりを中心に、方向感なく上下を繰り返す展開が続いた。通常取引開始後には改めて買い意欲が強まり、1,820ドル台後半まで上げ幅を拡大。中盤には一旦売りに押し戻されたものの、プラス圏をしっかりと維持して下げ止まり。引けにかけては改めて騰勢を強める格好となり、最後は日中高値を更新する形で取引を終了した。
Posted by 松 11/8/21 - 13:48
コーヒー:続落、新たな買い材料に欠ける中で手仕舞い売り膨らむ
[場況]
ICE-USコーヒー3月限終値:202.45↓3.95
NYコーヒーは続落。需給面で新たな買い材料が見当たらない中、先週末のながれを継いだポジション整理の売りが相場を主導した。3月限は夜間の時間帯は買いが先行、早朝には209セントに迫るまで値を伸ばす場面も見られたが、その後は急速に伸び悩み。NYに入るとマイナス転落、205セント台までジリジリと値を切り下げた。中盤以降は断続的にまとまった売りが出て、202セント台まで一気に下げ幅を拡大。引けにかけては売りも一服となったが、最後まで上値は重いままだった。
Posted by 松 11/8/21 - 13:35
砂糖:小幅反落、早朝まで買い先行もその後売りに押される
[場況]
ICE-US砂糖3月限終値:19.92↓0.02
NY砂糖は小幅反落。早朝までは先週後半の流れを継いだ投機的な買い戻しが相場を主導したが、その後ジリジリと売りに押される展開となった。3月限は夜間の時間帯は堅調に推移、20.10セントまで値を切り上げる場面も見られた。朝方にかけては売り圧力が強まり、NYに入るとあっさりとマイナス転落。その後一旦はプラス圏まで買い戻されたものの、売りの勢いは衰えず、中盤にかけて上値の重い状態が続いた。昼からは19.90セント台前半まで値を切り下げてのもみ合い、最後に買いが集まったが、プラス転換するには至らなかった。
Posted by 松 11/8/21 - 13:29
3年債入札、応札倍率は2.33と前回やや下回る、最高利回りは0.750%
[金融・経済]
3年債入札
出所:米財務省、単位100万ドル
3年債 | 応札額 | 発行額 | 応札倍率 | 前回(10/12) |
合計 | 130254.5 | 56000.1 | 2.33 | 2.36 |
競争入札分 | 130053.5 | 55799.0 | 2.33 | 2.36 |
顧客注文比率(外国中銀含む) | 57.62% | 44.23% | ||
最高落札利回り(配分比率) | 0.750% | (74.06%) | 0.635% |
Posted by 松 11/8/21 - 13:08
輸出検証高:小麦と大豆は前週から増加、コーンは減少
[穀物・大豆]
USDA輸出検証高
出所:米農務省、NY11:00発表、単位1,000トン
11月4日 | 前週比 | 前年比 | 期初来 | 前年比 | 市場予想 | ||
小麦 | 231.9 | ↑77.4% | ↓23.8% | 9899.4 | ↓15.4% | 150.0 〜400.0 | |
コーン | 563.2 | ↓16.1% | ↓18.7% | 6037.0 | ↓20.6% | 550.0 〜1000.0 | |
大豆 | 2646.9 | ↑1.5% | ↓7.2% | 13851.2 | ↓30.8% | 1100.0 〜2515.0 |
Posted by 松 11/8/21 - 11:50
中国の10月原油輸入は前月から10.90%減少・税関総局
[エネルギー]
中国税関総局が7日に明らかにしたデータによると、同国の10月の原油輸入は3,779万7,000トン(日量893.72万バレル)と8月の日量1,003.01万バレルから10.90%減少した。前年比では11.19%の減少となる。年初来では4億2,505万5,000トン(日量1,024.89万バレル)と、前年同期を7.23%下回っている。石油製品の輸入は215.5万トンと、前月の221.8万トンから2.84%減少、前年の150.4万トンからは43.28%の増加となった。年初来では前年同期を7.11%下回っている。
Posted by 松 11/8/21 - 11:44
2022年末までに利上げの3条件満たされる・FRB副議長
[要人発言]
米連邦準備理事会(FRB)のクラリダ副議長は8日の講演で、雇用と物価が想定通りの展開になるなら、2022年末までに利上げの条件が満たされるはずだと述べた。現時点では、利上げを考慮すること自体まだ明らかに先のこととしながらも、利上げに必要な物価と雇用の3条件達成に前向きな見方を示した。
雇用も含めて需給逼迫はかなりのものだが、物価や賃金の上昇圧力を強めることなく緩和していくとの見方を示した。ただ個人消費支出(PCE)物価指数の上昇率がこれまでのところ2%の目標を適度とされる以上に上回っていることを指摘した。連銀内では副議長も含めてインフレの上振れリスクを警戒していると述べた。
Posted by 直 11/8/21 - 11:42
コロンビア向けで15万トンのコーン輸出成約報告・USDA
[穀物・大豆]
米農務省(USDA)は8日、民間業者からコロンビア向けで15万トンの2021/22年度産コーン輸出成約報告を受けたことを発表した。USDAは輸出業者に対し、10万トン以上の成約について翌日までの報告を義務付けている。
Posted by 直 11/8/21 - 09:23
21/22年ブラジル大豆作付、11月4日時点で67%終了・アグルーラル
[穀物・大豆]
ブラジルの農業顧問アグルーラルによると、同国の2021/22年度大豆作付は、11月4日時点で67%終了した。前週の52%から大きく進み、また前年同期の56%を上回る。この一週間十分な降雨で作区付の進捗につながったと指摘。好天気から生育も順調との見方を示した。ただ、リオグランデ・ド・スル州など南部では向こう2週間雨不足による影響を注視するという。一方、マラニョン州、トカンティンス州、ピアウイ州、バイーア州で多雨によって作業ペースが落ちる可能性を示唆した。
Posted by 直 11/8/21 - 08:53
ブラジル一次コーン作付、11月4日時点で75%終了・アグルーラル
[穀物・大豆]
ブラジルの農業顧問アグルーラルによると、2021/22年度一次コーン作付は11月4日時点で75%終了した。前週の63%からアップ、前年同期の68%も上回る。好天気により安定した作業ペースを確保できており、また作付状態も良好とコメント。ただ、リオグランデ・ド・スル州では11月に降雨や気温が上昇することがないようだと影響が懸念されるという。
Posted by 直 11/8/21 - 08:52
21/22年ロシア小麦輸出見通し、30万トン下方修正・SovEcon
[穀物・大豆]
ロシア通信社インターファクスによると、同国の農業顧問SovEconはロシアの2021/22年度(7-6月)小麦輸出見通しを30万トン引き下げた。最新予想は3400万トンで、生産推定の下方修正と輸出価格の下落が修正要因という。生産は7550万トンとみており、10万トン引き下げた。同社はまた、ロシアの穀物全体についても生産を70万トン引き下げて1億1940万トン、輸出を60万トン引き下げて4380万トンとした。
Posted by 直 11/8/21 - 08:39
21/22年ウクライナ穀物輸出、11月8日時点で前年18.8%上回る
[穀物・大豆]
ウクライナ農務省によると、2021/22年度穀物輸出(7-6月)は11月8日時点で2060万5000トンと、前年同期を18.8%上回った。このうち小麦が17.5%増加して1288万8000トン。コーンが292万6000トンで、0.1%の増加となった。
Posted by 直 11/8/21 - 08:33
ウクライナ穀物収穫、5日時点で87%終了・農務省
[穀物・大豆]
ウクライナ農務省によると、国内の2021年穀物収穫は5日時点で1380万ヘクタールから6780万トンとなり、事前予想の87%終了した。進捗ペースは前年同期を若干下回るが、規模にすると前年比プラス。イールドが4.91トンとなった。コーンが330万ヘクタールから2280万トン収穫済みで、61%終了し、イールドが6.82トン。小麦はすでに収穫を終えている。
Posted by 直 11/8/21 - 08:31
10月中国大豆輸入、前月から25.7%減少・税関総局
[穀物・大豆]
中国税関総局の暫定データによると、10月の大豆輸入は510万9000トンと、前月から25.7%減少した。前年同月に比べると41.2%の落ち込みになる。2021年の輸入は10月まであわせて7908万3000トンで、前年同期を5.0%下回る。
Posted by 直 11/8/21 - 08:24
20/21年度世界コーヒー、248.7万袋の供給過剰・ICO
[コーヒー]
世界コーヒー機関(ICO)は月次市場レポートで、世界コーヒーが2020/21年度(10-9月)に248万7000袋の供給過剰になったとの見方を示した。前月時点での238万6000袋から僅かに修正で、4年ぶりに小さいギャップになる見方に変わらない。
世界コーヒー消費推定を1億6725万8000袋から1億6714万8000袋から小幅引き下げた。前年比にして1.9%増加。消費は回復基調にあり、パンデミック発生前の過去10年平均の伸びペースに持ち直したと指摘。特にエマージング諸国の消費増加が著しいという。パンデミック絡みの規制緩和により消費はさらに増加が見込まれ、需給もより引き締まり、価格上昇のトレンドが続く可能性を示唆した。
世界の生産推定は1億6964万4000袋から1億6963万5000袋に修正し、前年から0.4%増加。アラビカ種が2.3%増えて9926万2000袋、ロブスタ種は7037万5000袋で2.1%の減少になる。
Posted by 直 11/8/21 - 08:19
サウジアラムコ、12月の原油出荷価格を前月から引き上げ
[エネルギー]
サウジ国営石油のサウジアラムコは5日、顧客に対して12月の原油出荷価格を通知、前月から引き上げた。アジア向けのアラブライトは、指標価格となるオマーン/ドバイ原油に2.70ドルのプレミアム(上乗せ)と、前月から1.40ドルの大幅上昇。欧州向けのアラブライトは、ブレント原油から30セントのディスカウント、米国向けはアーガスサワーに1.75ドルのプレミアムと、それぞれ前月の2.40ドルのディスカウント、1.25ドルのプレミアムから引き上げとなっている。
Posted by 松 11/8/21 - 05:15
5日のOPECバスケット価格は80.11ドルと前日から1.31ドル下落
[エネルギー]
OPECバスケット価格
出所:石油輸出国機構(OPEC)、単位:ドル/バレル
日付 | バスケット価格 | 前日比 |
11/5 (金) | 80.11 | ↓1.31 |
11/4 (木) | 81.42 | ↓0.16 |
11/3 (水) | 81.58 | ↓1.79 |
11/2 (火) | 83.37 | ↑0.88 |
11/1 (月) | 82.49 | ↓0.38 |
Posted by 松 11/8/21 - 05:07
11/8(月)の予定
[カレンダー]
経済指標
・3年債入札 (13:00)
エネルギー
・ガソリン・ディーゼル小売価格 (17:00)
農産物
・USDA輸出検証高 (11:00)
・USDAクロップレポート (16:00)
Posted by 松 11/8/21 - 05:03
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