2022年08月17日(水)
債券:続落、欧州金利上昇につれて売り台頭し入札結果も重石
[場況]
債券は続落。欧州の金利上昇につれて売りが台頭し、米20年債入札結果が低調と受け止められたのも重石となった。10年債利回りは夜間取引で小動きだったのから、売りが膨らむ中で上昇にシフト。通常取引で一段と上がった。2.91%と7月下旬以来の高水準を付けた。午後に7月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が将来の利上げペース緩和の可能性について話し合いがあったことを示すなど、事前に警戒されていたほどタカ派的な内容でなかったことから、買いが入ったが、長続きしなかった。
Posted by 直 8/17/22 - 17:25
FX:円安、欧米の金利が上昇基調を強める中で円売り膨らむ
[場況]
ドル/円:135.05、ユーロ/ドル:1.0180、ユーロ/円:137.49 (NY17:00)
為替は円安が進行、欧州のエネルギー価格高騰に対する懸念が改めて高まり、欧米の金利が上昇基調を強める中で円に売りが膨らんだ。ドル/円は東京では134円台前半で方向感なく上下に振れる展開。午後からは買い意欲が強まり、ロンドンに入ると134円台後半まで値を切り上げた。その後も買い意欲は衰えず、NYに入ると135円台半ばまで上げ幅を拡大。中盤以降は上昇も一服となったものの、高値圏をしっかりと維持しての推移が続いた。FOMC議事録発表後にはまとまった売りが出て、135円をやや割り込むまでに値を崩した。
ユーロ/ドルは東京では1.01ドル台後半でのもみ合い、ロンドン朝には1.01ドル台半ばまで売りに押されたが、押し目では買い意欲も強く、早々に1.01ドル台後半まで値を回復。NYに入っても1.01ドル台後半を中心としたレンジ内で、不安定に上下を繰り返す展開が続いた。FOMC議事録発表後はまとまった買いが入り、1.02ドル台まで値を切り上げたが、結局は1.01ドル台後半の水準まで売りに押し戻された。ユーロ/円は東京では136円台前半から半ばのレンジ内でのもみ合い、午後からは徐々に騰勢を強める格好となり、ロンドンに入ると137円台を回復した。NYに入ると中盤には137円台後半まで上げ幅を拡大。買い一巡後も高値圏をしっかりと維持しての推移が続いた。FOMC議事録発表後には売りが優勢となり、137円台半ばまで値を下げた。
Posted by 松 8/17/22 - 17:21
ブラジルコーヒー輸出:17日現在97.31万袋と前月を12.0%上回る
[コーヒー]
ブラジルコーヒー生豆輸出
出所:ブラジルコーヒー生豆輸出協会(CECAFE)、単位1,000袋(60kg)
8月17日 | 8月累計 | 前月(7/19) | 前月同期比 | 前年同期比 | |
輸出合計 | 144.879 | 973.066 | 868.828 | ↑12.0% | ↓7.7% |
>アラビカ種 | 135.245 | 897.517 | 771.327 | ↑16.4% | ↑6.2% |
>ロブスタ種 | 0.260 | 19.374 | 34.304 | ↓43.5% | ↓97.7% |
>インスタント | 9.374 | 56.175 | 63.197 | ↓11.1% | ↓93.4% |
Posted by 松 8/17/22 - 16:58
大豆:反発、今週に入って売り進んだ反動で買いの展開
[場況]
CBOT大豆11月限終値:1390-0↑9-0
シカゴ大豆は反発。今週に入って売りが進んだ反動で買いの展開となり、原油上昇もプラスに作用した。11月限は夜間取引でじりじりと上昇。1400セントちょうどに上がったところで買いにブレーキがかかり、値を消していった。通常取引でもしばらく上げ幅を縮め、前日終値を割り込んで買いに弾みが付いてプラス圏に持ち直した。そのまま引けまでしっかりと推移した。
Posted by 直 8/17/22 - 16:40
コーン:反発、原油や大豆の上昇が買いを支援
[場況]
CBOTコーン9月限終値:615-0↑4-0
シカゴコーンは反発。原油や大豆の上昇が買いを支援した。夜間取引で買いが進み、9月限は上昇。朝方に610セント台後半に上がって一服となり、通常取引でいったん下落した。しかし、すぐに買いの流れを再開し、その後堅調な値動きとなった。
Posted by 直 8/17/22 - 16:38
小麦:続落、ウクライナ輸出進んでいることなどが売り圧力強める
[場況]
CBOT小麦9月限終値:763-1/4↓22-3/4
シカゴ小麦は続落。ウクライナの輸出が進んでいるのや、インド政府の生産推定引き上げなどが売り圧力を強めた。夜間取引で買い戻しが先行し、9月限は上昇となったが、790セント台後半で息切れ。通常取引では売りが進んで急速に弱含んだ。760セントを割り込んで下げ渋っても、取引終盤に再び売りに押された。
Posted by 直 8/17/22 - 16:35
株式:下落、小売大手の弱気決算や長期金利の上昇を嫌気
[場況]
ダウ工業平均:33,980.32↓171.69
S&P500:4,274.04↓31.16
NASDAQ:12,938.12↓164.43
NY株式は下落。朝方発表された小売大手ターゲットの決算が予想を下回ったことや米長期金利の上昇が嫌気される中、投機的な売りが先行する展開となった。ダウ平均は寄り付きから売りが先行、200ポイント近くまで値を切り下げてのもみ合いが続いた。昼にかけては改めて売り圧力が強まる格好となり、300ポイントを超えるまでに下げ幅を拡大。その後は一転して買い意欲が強まり、朝方のレンジまで値を回復。FOMC議事録発表後はまとまった買いが入り、僅かながらもプラス転換する場面が見られたが、引けにかけては改めて売り圧力が強まった。
セクター別では、エネルギー関連に買いが集まった以外、ほぼ全てのセクターが下落。中でも金鉱株や半導体が大きく値を下げた。運輸株や通信、バイオテクノロジー、素材、銀行株も下げが目立った。ダウ銘柄では、IBM(IBM)が0.90%の上昇となったほか、アップル(AAPL)やシェブロン(CVX)にも買いが集まった。一方でボーイング(BA)は2.84%、ウォルグリーン(WBA)が2.78%それぞれ下落、スリーエム(MMM)やウォルト・ディズニー(DIS)にも売りが膨らんだ。
Posted by 松 8/17/22 - 16:32
天然ガス:小幅反落、朝方まで大きく買い先行も、その後売られる
[場況]
NYMEX天然ガス9月限終値:9.244↓0.085
NY天然ガスは小幅反落。朝方までは欧州の天然ガス価格急騰などを手掛かに急騰した前日の流れを継いだ買いが先行したものの、その後は買われ過ぎ感が高まる中でポジション整理の売りに押し戻された。9月限は夜間取引では買いが先行、9.40ドル台まで値を切り上げての推移となった。早朝からは一段と買い意欲が強まり、9.60ドル台後半まで一気に上げ幅を拡大。通常取引開始後は一転して売りに押し戻される格好となり、中盤には9.20ドルを割り込むまでに値を下げた。その後は売りも一服、午後からは9.20ドル台を中心としたレンジ内でのもみ合いが続いた。
Posted by 松 8/17/22 - 14:49
石油製品:暖房油中心に上昇、強気の在庫統計好感
[場況]
RBOBガソリン9月限:2.9345↑.0338
暖房油9月限:3.6174↑0.1372
NY石油製品は暖房油を中心に上昇。強気の在庫統計が下支えとなる中、原油の上昇につれてしっかりと買いが集まった。相場は夜間取引では方向感なくもみ合う展開、朝方には売りに押される場面も見られたが、通常取引開始後は騰勢を強め、大きく上げ幅を拡大。昼からはガソリンが原油の値動きを追随する形で不安定な上下を繰り返す一方、暖房油は引けにかけて大きく値を切り上げた。
Posted by 松 8/17/22 - 14:45
原油:反発、強気の在庫統計支えとなる中で買い戻しが加速
[場況]
NYMEX原油10月限終値:87.69↑1.53
NY原油は反発。在庫統計で原油が大幅な取り崩しとなったことが支えとなる中、投機的な買い戻しがしっかりと相場を押し上げる展開となった。10月限は夜間取引から買いが先行、87ドル台まで値を切り上げる場面も見られた。ロンドン時間に入ると上値が重くなり、86ドル台前半を中心としたレンジ内でのもみ合い。通常取引開始後は改めて騰勢を強める展開、在庫統計発表後には88ドル台後半まで一気に値を切り上げた。その後は一旦大きく売りに押し戻されたものの、86ドル近辺でしっかりと下げ止まり。午後からは改めて買い意欲が強まった。
Posted by 松 8/17/22 - 14:45
景気減速でも物価と雇用の目標達成に利上げは重要・FOMC議事録
[金融・経済]
米連邦準備理事会(FRB)が17日に発表した7月26-27日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録によると、FOMCメンバー以外のFRB高官も含む会合参加者は、利上げによって景気減速が起こり得ることを認識しながらも、インフレ率を2%の目標に戻し、最大限の雇用を維持するために重要な手段であると判断していたことが明らかとなった。具体的な引き上げ幅は挙がらなかったが、利上げを続ける意向を示した。FOMCはこの7月の会合で6月に続いて2回目の0.75ポイントの利上げを決めていた。
Posted by 直 8/17/22 - 14:41
天然ガス在庫は350億立方フィートの積み増し予想
[エネルギー]
天然ガス在庫統計市場予想
18日 NY10:30発表、単位10億立方フィート、ダウジョーンズ社集計
予想平均 | 予想レンジ | ||
天然ガス在庫 | ↑ 35.0 | ↑ 26.0 〜 ↑ 44.0 | |
>前週 | ↑ 44.0 | ||
>前年 | ↑ 49.0 | ||
>過去5年平均 | ↑ 48.4 |
Posted by 松 8/17/22 - 14:09
金:続落、米長期金利の上昇やドル高の進行嫌気し売り膨らむ
[場況]
COMEX金12月限終値:1,776.7↓13.0
NY金は続落。米長期金利の上昇やドル高の進行が重石となる中、前日の流れを継いだ投機的な売りが相場を主導した。12月限は夜間取引では買いが先行する場面も見られたものの、ロンドン朝には売りが膨らみマイナス転落。朝方には1,780ドル割れを試すまでに値を切り下げた。通常取引開始後には買い戻しが集まり、1,780ドル台後半まで値を回復したが、プラス転換することなく息切れ。中盤にかけては改めて売りが加速、最後は1,770ドル台半ばまで下げ幅を拡大した取引を終了した。
Posted by 松 8/17/22 - 14:05
コーヒー:続落、レアル安の進行嫌気し前日の流れ継いだ売り膨らむ
[場況]
ICE-USコーヒー12月限終値:214.40↓1.90
NYコーヒーは続落。対ドルでのブラジルレアル安の進行が重石となる中、前日な流れを継いだポジション整理の売りが相場を主導する展開となった。12月限は夜間の取引開始時には買いが先行、219セントまで値を伸ばしたものの、直後には売りに押し戻される展開となり、早朝にはマイナス転落。NYに入ると212セント台まで下げ幅を拡大した。その後は売りも一服、中盤にかけて買い戻しが集まりプラス転換したが、流れを強気に変えるには至らず。昼前には再び売りが膨らみ、マイナス転落した。
Posted by 松 8/17/22 - 13:38
砂糖:小幅続落、ブラジルレアル安の進行重石となる中で軟調に推移
[砂糖]
ICE-US砂糖10月限終値:18.24↓0.03
NY砂糖は小幅続落。ブラジルレアル安の進行が重石となる中、前日の流れを継いだ投機的な売りが相場を主導した。10月限は夜間の取引開始時には買いが先行、18.40セント台まで値を切り上げたものの、早々に息切れ。早朝にかけては売り圧力が強まりマイナス転落、18.10セント台まで下げ幅を拡大した。NYに入ると買い意欲が強まり、小幅ながらプラス圏を回復したが、それ以上の動きは見られず。中盤には再びマイナス転落、引けにかけては前日終値をやや割り込んだあたりを中心としたもみ合いが続いた。
Posted by 松 8/17/22 - 13:20
20年債入札、応札倍率は2.30、最高利回りは3.380%
[金融・経済]
20年債入札
出所:米財務省、単位100万ドル
20年債 | 応札額 | 発行額 | 応札倍率 | 前回(7/20) |
合計 | 34573.0 | 15000.0 | 2.30 | 2.65 |
競争入札分 | 34548.8 | 14975.8 | 2.31 | 2.66 |
顧客注文比率(外国中銀含む) | 66.97% | 77.97% | ||
最高落札利回り(配分比率) | 3.380% | (73.88%) | 3.420% |
Posted by 松 8/17/22 - 13:05
EIA在庫:原油は705.6万バレルの大幅取り崩し、予想は積み増し
[エネルギー]
EIA石油在庫統計
出所:米エネルギー省情報局(EIA)、NY10:30発表、単位1,000バレル
8月12日現在 | 前週比 | 市場予想 | API発表(前日) | ||
原油在庫 | 424954 | ↓ 7056 | ↑ 136 | ↓ 448 | |
ガソリン在庫 | 215674 | ↓ 4642 | ↓ 936 | ↓ 4480 | |
留出油在庫 | 112256 | ↑ 766 | ↑ 1273 | ↓ 759 | |
製油所稼働率 | 93.53% | ↓ 0.74 | ↓ 0.13 | - | |
原油輸入 | 6132 | ↓ 39 | - | - |
Posted by 松 8/17/22 - 10:39
7月企業在庫は前月から1.38%増加、予想下回る
[経済指標]
企業在庫・在庫率
出所:米国勢調査局、NY10:00発表、季節調整値、単位100万ドル
22年6月 | 前月比 | 22年5月 | 市場予想 | ||
企業在庫 | 2419512 | ↑1.38% | ↑1.63% | ↑1.5% | |
在庫率 | 1.302 | ↑0.001 | 1.301 |
Posted by 松 8/17/22 - 10:02
7月小売売上高は前月からほぼ横ばい、予想下回る
[経済指標]
小売売上高
出所:米国勢調査局、NY8:30発表、季節調整値、単位100万ドル
22年7月 | 前月比 | 22年6月 | 市場予想 | ||
小売売上高 | 682815 | ↑0.03% | ↑0.81% | ↑0.2% | |
>自動車除く | 557867 | ↑0.41% | ↑0.88% | ↑0.1% |
Posted by 松 8/17/22 - 08:32
ウクライナ、8月前半に海上回廊経由で56万トンの農産物輸出
[穀物・大豆]
トルコ・イスタンブールでウクライナ産輸出を監視している共同調整センターによると、8月1-15日に56万3317トンの農産物が黒海の海上回廊経由で輸出された。このうち45万1481トンがコーン、4万1622トンが小麦で、残りは大豆など油種。貨物船はトルコやイラン、韓国、中国などに向かったという。
Posted by 直 8/17/22 - 08:29
ロシア穀物在庫、8月1日時点で前年8%下回る
[穀物・大豆]
ロシアの国家統計局(Rosstat)によると、国内の穀物在庫は8月1日時点で2330万トンと、前年同期を8%下回った。このうち小麦が1850万トンで、1%減少。一方、コーンは12%増えて76万900トンとなった。
Posted by 直 8/17/22 - 08:17
21/22年インド農産物生産推定、複数の作物が過去最高・農務省
[穀物・大豆]
インド農務省は17日、2021/22年度農産物生産推定を発表し、コーンや油種、砂糖きび、コメなど複数の作物が過去最高になったとの見方を示した。食用穀物が前年比1.6%増の3億1572万トンになり、このうちコーンが6.1%増えて3362万トン。コメは6.2%増加。いずれも事前目標を超えた。一方、小麦の生産推定は1億684万トンで、2.5%の減少になり、事前目標も下回った。
油種に関すると3億7696万トンで、前年比4.9%増加、事前目標以上でもある。その中で、大豆は1億2965万トン、前年との比較にして2.8%増加だが、事前目標には届かなかった。このほか、砂糖きびが43億1812万トンの推定となり、前年から6.5%増加。農務省は当初砂糖きびの減少を見越していた。
Posted by 直 8/17/22 - 08:13
MBA住宅ローン申請指数は前週から2.32%低下
[経済指標]
住宅ローン申請指数
出所:米モーゲージ・バンカーズ協会(MBA)、NY7:00発表、季節調整値
8月12日 | 前週比 | 前年比 | 8月5日 | |
総合指数 | 273.3 | ↓2.32% | ↓62.32% | ↑0.21% |
新規購入指数 | 203.8 | ↓0.78% | ↓18.45% | ↓1.44% |
借り換え指数 | 627.1 | ↓5.40% | ↓82.03% | ↑3.48% |
Posted by 松 8/17/22 - 07:19
16日のOPECバスケット価格は97.44ドルと前日から2.60ドル下落
[エネルギー]
OPECバスケット価格
出所:石油輸出国機構(OPEC)、単位:ドル/バレル
日付 | バスケット価格 | 前日比 |
8/16 (火) | 97.44 | ↓2.60 |
8/15 (月) | 100.04 | ↓3.79 |
8/12 (金) | 103.83 | ↑0.63 |
8/11 (木) | 103.20 | ↑1.91 |
8/10 (水) | 101.29 | ↑0.37 |
Posted by 松 8/17/22 - 05:53
8/17(水)の予定
[カレンダー]
経済指標
・住宅ローン申請指数 (07:00)
・7月小売売上高 (08:30)
・6月企業在庫・在庫率 (10:00)
・20年債入札 (13:00)
・7月26-27日FOMC議事録 (14:00)
エネルギー
・EIA石油在庫統計 (10:30)
納会日
・原油 9月限OP 納会
Posted by 松 8/17/22 - 05:51
2022年08月16日(火)
FX:円安、投資家のリスク志向強まる中で円に売り膨らむ
[場況]
ドル/円:134.21、ユーロ/ドル:1.0170、ユーロ/円:136.49 (NY17:00)
為替は円安が進行。米株の上昇などが好感され、投資家のリスク志向が強まる中で円を売る動きが強まった。ドル/円は東京では133円台前半から半ばの水準で底堅く推移、ロンドンに入ると改めて騰勢を強める格好となり、134円台前半まで値を切り上げた。NYに入ると134円台半ばまで上げ幅を拡大したものの、その後は買いも一服。午後にかけて134円台前半までジリジリと値を切り下げる展開となった。
ユーロ/ドルは東京では1.01ドル台半ばのレンジ内でのもみ合い、ロンドンに入ると売りが優勢となり、1.01ドル台前半まで値を切り下げた。NYに入ると株価の上昇を好感する形で買い意欲が強まり、1.02ドル台に迫るまで反発。中盤には買いも一服、1.01ドル台後半の水準で値動きも落ち着いた。ユーロ/円は東京では135円台半ばでの小動き、ロンドンに入ると徐々に騰勢を強め、136円台を回復した。NYに入っても買いの勢いは衰えず、137円に迫るまで一気に上げ幅を拡大。中盤には買いも一服、136円台半ばから後半のレンジ内でのもみ合いが続いた。
Posted by 松 8/16/22 - 17:16
債券:反落、小売売上高やFOMC議事録控えて持ち高調整の売り
[場況]
債券は反落。明朝に小売売上高、午後に米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の発表を控え、持ち高調整の売りが膨らんだ。夜間取引でまず売り買い交錯となり、一巡して売りに押され、10年債利回りは上昇。通常取引に入るとペースも速まり、2.8%台後半まで上がった。ただ、朝方発表された予想以下の住宅着工件数や原油安もあってその後は売りが細り、この結果、午後には2.8%台前半での推移となった。
Posted by 直 8/16/22 - 17:12
ブラジルコーヒー輸出:16日現在82.82万袋と前月を7.0%上回る
[コーヒー]
ブラジルコーヒー生豆輸出
出所:ブラジルコーヒー生豆輸出協会(CECAFE)、単位1,000袋(60kg)
8月16日 | 8月累計 | 前月(7/18) | 前月同期比 | 前年同期比 | |
輸出合計 | 73.024 | 828.187 | 774.273 | ↑7.0% | ↓9.1% |
>アラビカ種 | 68.674 | 762.272 | 689.885 | ↑10.5% | ↑2.0% |
>ロブスタ種 | 0.129 | 19.114 | 31.224 | ↓38.8% | ↓97.4% |
>インスタント | 4.221 | 46.801 | 53.164 | ↓12.0% | ↓93.7% |
Posted by 松 8/16/22 - 16:58
株式:ダウ平均とS&P500が続伸の一方、ナスダックは反落
[場況]
ダウ工業平均:34,152.01↑239.57
S&P500:4,305.20↑8.06
NASDAQ:13,102.55↓25.50
NY株式はダウ工業平均とS&P500種が続伸となる一方、ナスダック総合指数は反落。朝方発表された小売関連の決算が好調な内容となったことが買いを呼び込む一方、米長期金利の上昇を嫌気してハイテク銘柄などには売りが膨らんだ。ダウ平均は寄り付きから買いが先行、しばらくはややプラス圏に入ったあたりでの推移が続いていたが、昼にかけてしっかりと騰勢を強める展開となり、200ポイントを超えるまでに上げ幅を拡大。午後には一段と買いが集まり300ポイント台後半まで値を伸ばす場面も見られた。その後はポジション整理の売りが優勢となったものの、最後までしっかりとプラス圏を維持したまま取引を終了した。
セクター別では、生活必需品や一般消費財がしっかりと上昇したほか、運輸株や銀行株、素材にも買いが集まった。一方で半導体やバイオテクノロジーは下落、コンピューター関連やエネルギーも軟調に推移した。ダウ銘柄では、決算が予想を上回ったウォルマート(WMT)とホーム・デポ(HD)が、それぞれ5.11%、4.06%と大幅に上昇。ウォルグリーン(WBA)やナイキ(NKE)にも買いが集まった。一方でスリーエム(MMM)とセールスフォース・ドットコム(CRM)は共に0.77%の下落、インテル(INTC)も売りが優勢となった。
Posted by 松 8/16/22 - 16:58
大豆:続落、中国需要不安や米高温乾燥一服の見方が重石
[場況]
CBOT大豆11月限終値:1381-0↓31-1/4
シカゴ大豆は続落。中国需要不安に加え、米中西部の高温乾燥一服の見方が重石となった。夜間取引でまず売りが進んでから一時買いが入ったが、長続きしなかった。このため、11月限は下落の後持ち直しても、結局弱含む展開。通常取引では下げ幅を広げ、1370セント台後半まで下落した。
Posted by 直 8/16/22 - 16:43
コーン:続落、米主要生産地の降雨予報をにらみ売り圧力強まる
[場況]
CBOTコーン9月限終値:611-0↓15-3/4
シカゴコーンは続落。米主要生産地の降雨予報をにらみ、売り圧力が強まった。前夕に発表されたクロップレポートが作柄悪化を示したこともあって、夜間取引では売りが出た後、買いに転じるなど方向感の定まらない動きだったが、一巡して売りに押され、9月限は弱含んだ。通常取引で一段安。600セント台後半まで下落して一服となった。
Posted by 直 8/16/22 - 16:40
小麦:続落、ウクライナ輸出やロシア生産見通し上方修正で売り
[場況]
CBOT小麦9月限終値:786-0↓14-3/4
シカゴ小麦は続落。さらなるウクライナの輸出やロシアの生産見通しを背景に売りが出た。夜間取引で買いが先行し、9月限は上昇となったが、810セントを超えて早々にブレーキがかかって値を消した。前日終値を割り込んで、一段と下落。790セントを割り込んだ後下げ幅を縮めても、通常取引で前日の終値水準に戻すとすぐに弱含んだ。日中には780セント台前半まで下げた。
Posted by 直 8/16/22 - 16:37
API在庫:原油は44.8万バレルの取り崩し、予想は積み増し
[エネルギー]
API石油在庫統計
出所:全米石油協会(API)、NY16:30発表、単位1,000バレル
8月12日現在 | 前週比 | 市場予想 | |
原油在庫 | ↓ 448 | ↑ 136 | |
>オクラホマ州クッシング | ↑ 250 | - | |
ガソリン在庫 | ↓ 4480 | ↓ 936 | |
留出油在庫 | ↓ 759 | ↑ 1273 |
Posted by 松 8/16/22 - 16:33
天然ガス:大幅反発、欧州の価格急騰支えに投機的な買いが加速
[場況]
NYMEX天然ガス9月限終値:9.329↑0.601
NY天然ガスは大幅反発、欧州で供給不安が再燃、天然ガスが急騰する中で投機的な買いが加速、期近終値ベースで2008年8月以来の高値を更新した。9月限は夜間取引から買いが先行、早朝には9ドルの大台を回復した。その後も買いの勢いは衰えず、通常取引の開始時には9.30ドル台まで上げ幅を拡大。中盤にかけては一旦ポジション整理の売りに押し戻されたものの、9ドルの節目を維持してしっかりと下げ止まり。その後は改めて騰勢を強める展開、最後は9.30ドル台を回復して取引を終了した。
Posted by 松 8/16/22 - 14:59
石油製品:ガソリンが続落となる一方、暖房油は反発
[場況]
RBOBガソリン9月限:2.9007↓0.0510
暖房油9月限:3.4802↑0.0399
NY石油製品はガソリンが続落となる一方、暖房油は反発。夜間取引ではガソリンが軟調に推移する一方、暖房油は天然ガスの上昇も支えとなる中で堅調に推移。朝方には原油の上昇につれて買いが集まり、ガソリンも小幅ながらプラス転換する場面も見られた。通常取引開始後は売りに押されどちらもマイナス転落したものの、暖房油は中盤以降買いが集まりプラス圏を回復して終了した。
Posted by 松 8/16/22 - 14:52
原油:大幅続落、世界的な景気減速や需要の落ち込みを嫌気
[場況]
NYMEX原油9月限終値:86.53↓2.88
NY原油は大幅続落。世界的な景気の減速に伴う需要の落ち込みに対する懸念が引き続き大きな重石となる中、これまでの流れを継いだ投機的な売りが相場を主導した。9月限は夜間取引では売りが先行、88ドル台まで値を切り下げての推移となった。早朝からは一転して買い意欲が強まり、90ドルの大台を回復するまでに値を伸ばしたものの、早々に売りに押し戻されマイナス転落。通常取引開始後はしばらく売り買いが交錯、90ドル台まで値を戻す場面も見られた。中盤以降は改めて売り圧力が強まり、午後には86ドルを割り込むまで下げ幅を拡大した。
Posted by 松 8/16/22 - 14:51
金:続落、金利上昇嫌気し前日の流れ継いだ投機的な売り膨らむ
[場況]
COMEX金12月限終値:1,789.7↓8.4
NY金は続落。米長期金利の上昇や対円でのドル高の進行などが重石となる中、前日の流れを継いだ投機的な売りが相場を主導した。12月限は夜間取引から売りが優勢、ロンドン時間に入ると1,790ドル近辺までレンジを切り下げてのもみ合いとなった。通常取引開始後には改めて売り圧力が強まり、1,780ドル台半ばまで下げ幅を拡大。その後は売りも一服、1,790ドル近辺まで買い戻しが集まったものの、更なる動きは見られず。中盤以降は再び上値が重くなった。
Posted by 松 8/16/22 - 13:43
コーヒー:続落、ブラジルレアル安重石となる中で売りが加速
[場況]
ICE-USコーヒー12月限終値:216.30↓5.25
NYコーヒーは続落。対ドルでのブラジルレアル安の進行が重石となる中でポジション整理の売りが相場を押し下げた。12月限は夜間の取引開始時から売りが先行、早々に218セント台まで値を切り下げた。売り一巡後は220セント近辺まで値を回復してのもみ合い、NYに入ると221セントまで値を戻す場面も見られたものの、その後は改めて売りが加速、昼前には215セント台まで一気に下げ幅を拡大した。引けにかけては売りも一服となったが、最後まで上値の重い状態が続いた。
Posted by 松 8/16/22 - 13:25
砂糖:続落、ブラジルレアルや原油の下落嫌気し売り膨らむ
[場況]
ICE-US砂糖10月限終値:18.27↓0.27
NY砂糖は続落。ブラジルレアルや原油の下落が嫌気される中、投機的な売りが相場を主導した。10月限は夜間の時間帯から売りが先行、早々に18.30セント台まで値を切り下げた。早朝から買い戻しが集まる格好となり、NYに入ると前日終値まで値を回復したものの、それ以上の動きは見られず。中盤にまとまった売りが出ると、18.30セント台まで急反落、その後も売りも流れは止まらず、最後は18.20セント台前半まで下げ幅を拡大した。
Posted by 松 8/16/22 - 13:21
22/23度ロシア穀物輸出、8月半ば時点で前年12%下回る
[穀物・大豆]
ロシア穀物協会(RGU)によると、同国の2022/23年度穀物輸出(7‐6月)は8月半ば時点で560万トンと、前年同期を12%下回った。小麦が13%減少して467万2000トン。オオムギも7%ダウンという。しかし、コーンの輸出は16万400トンで、前年比5.6%減少となった。
Posted by 直 8/16/22 - 10:00
ユーロシステムの金準備高は前週から横ばい
[メタル]
ECBが16日に発表したデータによると、欧州圏中銀(ユーロシステム)の金準備高(受取勘定含む)は8月12日現在6,042億7,500万ユーロと、前週から横ばいとなった。
Posted by 松 8/16/22 - 09:44
7月鉱工業生産指数は前月から0.56%上昇、予想上回る
[経済指標]
鉱工業生産・設備稼働率
出所:米連邦準備制度理事会(FRB)、NY9:15発表、季節調整値、2017年=100
22年7月 | 22年6月 | 市場予想 | ||
鉱工業生産指数 | ↑0.56% | ↑0.01% | ↑0.3% | |
設備稼働率 | 80.27% | 79.94% | 80.2% |
Posted by 松 8/16/22 - 09:24
米チェーンストア売上高、8月13日時点で前年から12.7%上昇
[経済指標]
米小売調査レッドブック・リサーチが16日に発表した週次レポートによると、国内チェーンストア売上高は13日時点で前年同期から12.7%上昇した。前週の10.4%より高い伸びとなった。
Posted by 直 8/16/22 - 09:08
メキシコ向けで22万8606トンの大豆輸出成約報告・USDA
[穀物・大豆]
米農務省(USDA)は16日、民間業者からメキシコ向けで22万8606トンの2022/23年度産大豆輸出成約報告を受けたことを発表した。USDAは輸出業者に対し、10万トン以上の成約について翌日までの報告を義務付けている。
Posted by 直 8/16/22 - 09:04
ラニーニャ現象発生の見通し、警戒に引き上げ・豪州気象局
[天候]
オーストラリア気象局は16日付のリリースで、ラニーニャ現象発生の見通しを従来のWatch(監視)からAlert(警戒)に引き上げた。熱帯太平洋の水温が再び下がっていることに加え、気象モデルが南半球の春から初夏にかけてラニーニャ現象の状態になる可能性を示しているため見通し修正に至ったとコメント。当局が監視する7つの気象モデルのうち、4つは春のラニーニャ再発の可能性を示しており、残る3つは年内中立状態が続くシナリオになっているという。ラニーニャ発生の確率は50%から約70%に引き上げた。オーストラリアの北部や東部では南半球の春や夏に平均を上回る降雨の可能性が強まるとのことである。
Posted by 直 8/16/22 - 08:57
7月住宅着工件数は144.6万戸と前月から9.57%減少、予想下回る
[経済指標]
新規住宅着工・建築許可件数
出所:米国勢調査局、NY8:30発表、季節調整値、単位1,000戸
22年7月 | 前月比 | 22年6月 | 市場予想 | ||
新規住宅着工件数 | 1446 | ↓9.57% | 1599 | 1543 | |
建築許可件数 | 1674 | ↓1.30% | 1696 | 1647 |
Posted by 松 8/16/22 - 08:35
22/23年ブラジル大豆生産見通し上方修正、前年から13.7%増加
[穀物・大豆]
米農務省(USDA)アタシェによると、ブラジルの2022/23年度大豆生産見通しは1億4400万トンと、従来の1億3900万トンから上方修正となった。前年と比べて13.7%増加。作付は前年比3.9%増の4250万ヘクタールで据え置きだが、イールドが3.27トンから3.39トンに引き上げられ、前年を9.4%上回る見通し。前年の悪天候による不作から、遺伝子組み換えなど最新技術への投資増加を背景に回復が進むとの見方である。
輸出見通しは9200万トンで、870万トンから上方修正、前年との比較にして19.5%増加になる。供給見通しや為替レート、世界需要の増加が引き上げにつながったという。2022/23年度圧搾高は4850万トンの従来予想から4915万トンに引き上げとなり、前年から1.9%増加する。
Posted by 直 8/16/22 - 08:21
15日のOPECバスケット価格は100.04ドルと前週末から3.79ドル下落
[エネルギー]
OPECバスケット価格
出所:石油輸出国機構(OPEC)、単位:ドル/バレル
日付 | バスケット価格 | 前日比 |
8/15 (月) | 100.04 | ↓3.79 |
8/12 (金) | 103.83 | ↑0.63 |
8/11 (木) | 103.20 | ↑1.91 |
8/10 (水) | 101.29 | ↑0.37 |
8/9 (火) | 100.92 | ↑0.14 |
Posted by 松 8/16/22 - 05:51
8/16(火)の予定
[カレンダー]
経済指標
・7月新規住宅着工・建築許可件数 (08:30)
・7月鉱工業生産・設備稼働率 (09:15)
エネルギー
・API石油在庫統計 (16:30)
Posted by 松 8/16/22 - 05:48
2022年08月15日(月)
FX:ユーロ安、世界的な景気減速懸念高まる中で売りに押される
[場況]
ドル/円:133.31、ユーロ/ドル:1.0159、ユーロ/円:135.44 (NY17:00)
為替はユーロ安が進行、中国の経済統計が大幅に悪化、米国の指標も弱気のサプライズが相次ぐなど、景気の先行きに対する懸念が一段と高まる中、リスク回避のユーロ売りが加速した。ドル/円は東京から売りが優勢、133円の節目近辺まで値を切り下げてのもみ合いが続いた、午後からは買い意欲が強まり、ロンドンでは133円台半ばでの推移、NY朝にかけては一転して売り圧力が強まり、132円台半ばまで一気に値を崩した。NY株式市場が開くと、株価の上昇につれて買いが集まり、133円台前半まで値を回復、午後からは動意も薄くなった。
ユーロ/ドルは東京から上値の重い展開、1.02ドル台前半までジリジリと値を切り下げる格好となった。ロンドンに入ると一段と売り圧力が強まり、1.01ドル台後半まで下げ幅を拡大。NY朝には一旦1.02ドル台を回復する場面も見られたが、その後は改めて売りが加速、午後には1.01ドル台半ばまで値を崩した。ユーロ/円は東京では136円台半ばで上値の重い展開、ロンドンに入ると売りが加速、135円台後半まで値を切り下げた。NYに入っても売りの勢いは衰えず、135円台半ばまで下げ幅を拡大。中盤には売りも一服、135円台後半まで値を回復したが、午後には再び上値が重くなり、135円台半ばでのもみ合いが続いた。
Posted by 松 8/15/22 - 17:17
債券:続伸、米中の低調な経済指標背景に買いの展開
[場況]
債券は続伸。中国の低調な経済指標に加え、米国でもニューヨーク連銀景気指数や住宅市場指数が悪化したのを背景に買いの展開となった。夜間取引では売りの場面があり、10年債利回りは2.8%台後半まで上昇してから、買いが進み下げに転じた。通常取引では米経済指標を消化して2.7%台後半まで低下。ただ、その後買いのペースもスローダウンし、午後には2.7%台後半でもみ合いとなった。
Posted by 直 8/15/22 - 17:14
ブラジルコーヒー輸出:15日現在75.52万袋と前月を18.3%上回る
[コーヒー]
ブラジルコーヒー生豆輸出
出所:ブラジルコーヒー生豆輸出協会(CECAFE)、単位1,000袋(60kg)
8月15日 | 8月累計 | 前月(7/15) | 前月同期比 | 前年同期比 | |
輸出合計 | 59.384 | 755.163 | 638.400 | ↑18.3% | ↓5.3% |
>アラビカ種 | 49.642 | 693.598 | 572.099 | ↑21.2% | ↑6.6% |
>ロブスタ種 | 3.520 | 18.985 | 23.891 | ↓20.5% | ↓97.1% |
>インスタント | 6.222 | 42.580 | 42.410 | ↑0.4% | ↓93.5% |
Posted by 松 8/15/22 - 17:02
株式:続伸、これまでの流れを継いだ投機的な買いが相場を主導
[場況]
ダウ工業平均:33,912.44↑151.39
S&P500:4,297.14↑16.99
NASDAQ:13,128.05↑80.85
NY株式は続伸。特に決め手となるような買い材料もなく、弱気の経済指標を受けて景気減速に対する懸念が高まる中にも関わらず、これまでの流れを継いだ投機的な買いが相場を主導した。ダウ平均は寄り付きこそ売りが先行する展開となったものの、すぐに買いが集まりプラス圏を回復。中盤は先週末の終値近辺で上値の重い展開が続いたが、昼前からは改めて買い意欲が強まり、100ポイントを超えるまでに上げ幅を拡大した。その後は買いも一服となったものの、最後まで高値圏をしっかりと維持したまま取引を終了した。
セクター別では、バイオテクノロジーや生活必需品に買いが集まったほか、公益株や一般消費財もしっかりと上昇。一方でエネルギー関連や金鉱株は大きく下落、銀行株や運輸株、薬品株も軟調に推移した。ダウ銘柄では、ビサ(V)が2.41%、ウォルト・ディズニー(DIS)が2.21%それぞれ上昇、プロクター・アンド・ギャンブル(PG)やコカ・コーラ(KO)、マクドナルド(MCD)も堅調に推移した。一方でシェブロン(CVX)は1.90%の下落、ダウ(DOW)やスリーエム(MMM)にも売りが膨らんだ。
Posted by 松 8/15/22 - 16:57
大豆:大幅反落、中国需要への懸念高まり売りの展開
[場況]
CBOT大豆11月限終値:1412-1/4↓42-0
シカゴ大豆は大幅反落。低調な中国経済指標を受けて同国の需要への懸念が高まり、売りの展開に終始した。11月限は夜間取引からほぼ一本調子で下げた。通常取引に入って1380セント台後半まで下落。下値で買いが集まったが、1420セント目前に下げ幅を縮めて息切れとなった。取引終盤は1410セント台前半でもみ合った。
Posted by 直 8/15/22 - 16:46
コーン:反落、中国の景気不安にテクニカル要因も手伝い売り
[場況]
CBOTコーン9月限終値:626-3/4↓13-0
シカゴコーンは反落。中国の景気不安にテクニカル要因も手伝って売りに押された。9月限は夜間取引から大きく下落。通常取引開始後に610セント台後半に下がった。その後は620セント台後半まで下げ幅縮小となったが、売りの流れが止まるには至らず、最後までマイナス圏での値動きにとどまった。
Posted by 直 8/15/22 - 16:43
小麦:続落、他市場の下落やドル高が重石
[場況]
CBOT小麦9月限終値:800-3/4↓5-1/4
シカゴ小麦は続落。他市場の下落やドル高が重石となった。夜間取引で売りが先行し、9月限は値を下げる展開。通常取引開始後に770セント台後半まで下げてブレーキがかかった。800セント台に下げ渋り、その後は様子見の空気が強まって引けまでもみ合いとなった。
Posted by 直 8/15/22 - 16:39
6月対米証券投資は1,217.6憶ドルの流入超、前月から縮小
[経済指標]
対米証券投資
出所:米財務省、NY16:00発表、単位100万ドル
22年6月 | 22年5月 | ||
ネット流入額 | 債券・株式合計 | 121762 | 155260 |
純資本フロー(TIC) | 22064 | 194527 |
Posted by 松 8/15/22 - 16:39
USDAクロップ:大豆作柄はわずかに悪化、着サヤは74%が終了
[穀物・大豆]
USDAクロップレポート・大豆
出所:米農務省、NY16:00発表
8月14日現在
大豆作柄 | - 不良 - | やや不良 | 平年並み | - やや良- | -- 良 -- |
主要18州平均 | 3% | 9% | 30% | 48% | 10% |
前週 | 3% | 8% | 30% | 49% | 10% |
前年 | 4% | 11% | 28% | 45% | 12% |
大豆開花進捗率 | 8月14日現在 | -- 前週 -- | -- 前年 -- | 過去5年平均 |
主要18州平均 | 93% | 89% | 94% | 93% |
大豆着サヤ進捗率 | 8月14日現在 | -- 前週 -- | -- 前年 -- | 過去5年平均 |
主要18州平均 | 74% | 61% | 80% | 77% |
Posted by 松 8/15/22 - 16:10
USDAクロップ:コーン作柄はわずかに悪化、生育は平年より遅れる
[穀物・大豆]
USDAクロップレポート・コーン
出所:米農務省、NY16:00発表
8月14日現在
コーン作柄 | - 不良 - | やや不良 | 平年並み | - やや良- | -- 良 -- |
主要18州平均 | 6% | 10% | 27% | 45% | 12% |
前週 | 6% | 10% | 26% | 46% | 12% |
前年 | 4% | 9% | 25% | 47% | 15% |
コーンシルキング進捗率 | 8月14日現在 | -- 前週 -- | -- 前年 -- | 過去5年平均 |
主要18州平均 | 94% | 90% | 98% | 97% |
コーンドウ進捗率 | 8月14日現在 | -- 前週 -- | -- 前年 -- | 過去5年平均 |
主要18州平均 | 62% | 45% | 71% | 65% |
コーンデント進捗率 | 8月14日現在 | -- 前週 -- | -- 前年 -- | 過去5年平均 |
主要18州平均 | 16% | 6% | 20% | 20% |
Posted by 松 8/15/22 - 16:08
USDAクロップ:春小麦作柄はほぼ変わらず、収穫は16%と遅れる
[穀物・大豆]
USDAクロップレポート・春小麦
出所:米農務省、NY16:00発表
8月14日現在
春小麦作柄 | - 不良 - | やや不良 | 平年並み | - やや良- | -- 良 -- |
主要6州平均 | - | 6% | 30% | 58% | 6% |
前週 | 1% | 7% | 28% | 55% | 9% |
前年 | 28% | 35% | 26% | 10% | 1% |
春小麦収穫進捗率 | 8月14日現在 | -- 前週 -- | -- 前年 -- | 過去5年平均 |
主要6州平均 | 16% | 9% | 55% | 35% |
Posted by 松 8/15/22 - 16:07
全米コーヒー生豆在庫、7月末時点で前月から2.86%増加
[コーヒー]
全米コーヒー生豆在庫
出所:米コーヒー生豆協会、単位1,000袋
7/31/22 | 6/30/22 | 前月比 | (%) | 前年比 | |
全米合計 | 6223.285 | 6050.084 | ↑ 173.201 | ↑ 2.86% | ↑ 2.45% |
Posted by 松 8/15/22 - 15:13
天然ガス:小幅続落、買われ過ぎ感強まる中で売りが先行
[場況]
NYMEX天然ガス9月限終値:8.728↓0.040
NY天然ガスは小幅続落。買われ過ぎ感が依然として高い中、先週末の流れを継いだポジション整理の売りが先行する展開となったが、押し目では買い意欲も強く最後は下げ幅を縮小した。9月限は夜間取引から売りが先行、朝方には一段と売り圧力が強まり、通常取引の開始時には8.40ドル近辺まで値を切り下げた。その後は一転して買い意欲が強まり、昼にはプラス圏を回復、一時8.90ドル台まで値を伸ばす場面も見られた。引けにかけては改めて売りに押し戻される格好となり、マイナス圏で取引を終了した。
Posted by 松 8/15/22 - 14:44
石油製品:大幅安、景気減速に伴う需要の落ち込みが重石
[場況]
RBOBガソリン9月限:2.9517↓0.0943
暖房油9月限:3.4403↓0.0775
NY石油製品は大幅安。景気の減速に伴う需要の落ち込みに対する懸念が弱気に作用する中、原油の下落につれて投機的な売りが膨らんだ。相場は夜間取引から売りが先行、朝方にかけて大きく値を切り下げる展開となった。通常取引尾開始後は買い戻しが優勢となり、中盤にかけては値を回復したものの、流れを変えるには至らず。午後からは再び上値が重くなった。
Posted by 松 8/15/22 - 14:44
原油:大幅続落、世界的な景気減速や需要減少懸念が売り誘う
[場況]
NYMEX原油9月限終値:89.41↓2.68
NY原油は大幅続落。中国の経済統計が悪化、世界的な景気減速やそれに伴う需要の落ち込みに対する懸念が一段と強まる中、投機的な売りに押される展開となった。9月限は夜間取引から売りが優勢、91ドル台まで値を切り下げての推移が続いた。ロンドン時間に入ると改めて売り圧力が強まり、朝方には86ドル台まで一気に下げ幅を拡大。通常取引開始後は売りも一服、株価の上昇なども支えとなる中で昼過ぎには89ドル台まで値を回復する場面も見られたが、それ以上の動きは見られなかった。
Posted by 松 8/15/22 - 14:44
金:反落、対ユーロでのドル高重石となる中で手仕舞い売りが優勢
[場況]
COMEX金12月限終値:1,798.1↓17.4
NY金は反落。対ユーロでのドル高の進行が嫌気される中、投機的な売りに押される軟調な展開となった。景気減速に対する懸念が高まる中、米国債や円にはしっかりと買いが集まったが、こうした安全資産に対する需要は下支えとならなかった。12月限は夜間取引から売りが優勢、ロンドン時間にかけて徐々に下げ足を速める格好となり、朝方には1,790ドルを割り込むまでに値を切り下げた。通常取引開始時には一旦1,800ドルを回復するまでに買い戻しが集まったものの、早々に息切れ。中盤にかけては1,790ドル台半ばでのもみ合いが続いた。
Posted by 松 8/15/22 - 13:48
コーヒー:反落、買われ過ぎ感高まる中で売りに押される展開
[場況]
ICE-USコーヒー12月限終値:221.55↓0.85
NYコーヒーは反落。先週後半の上昇で短期的な買われ過ぎ感が高まる中、日中を通じてポジション整理の売りが優勢の展開が続いた。ブラジルレアル安の進行も重石となった。12月限は夜間の時間帯から売りが先行、NYに入ると217セント台まで値を切り下げた。その後は一転して買い意欲が強まり、222セント台まで値を戻したものの、プラス転換するには至らず。中盤には再び220セントを割り込むなど、不安定な値動きが続いた。引けにかけては改めて買いが集まったが、マイナス圏のまま取引を終了した。
Posted by 松 8/15/22 - 13:27
砂糖:反落、ブラジルレアル安重石となる中で売りに押される
[場況]
ICE-US砂糖10月限終値:18.54↓0.06
NY砂糖は反落。先週までの買いの勢いも一服、ブラジルレアル安の進行などが重石となる中でポジション整理の売りに押される展開となった。10月限は夜間の取引開始時には買いが先行、18.70セントまで値を切り上げたものの、早々に息切れ。早朝にかけては一転して売りに押し戻される格好となり、あっさりとマイナス転落した。朝方からは改めて買い意欲が強まり、NYに入るとプラス圏を回復したものの、流れを強気に変えるには至らず。昼前にまとまった売りが出ると、18.40セント台まで一気に下げ幅を拡大した。
Posted by 松 8/15/22 - 13:16
7月NOPA大豆圧搾高は1.70億ブッシェルと前月から3.37%増加
[穀物・大豆]
NOPA大豆圧搾高
出所:全米油種加工業組合(NOPA)、NY12:00発表、季節調整値、
単位100万ブッシェル、100万ポンド(大豆油)
22年7月 | 前月比 | 前年比 | 市場予想 | |
大豆圧搾高 | 170.22 | ↑3.37% | ↑9.75% | 171.50 |
大豆油在庫 | 1684.00 | ↓4.69% | ↑4.16% | 1713.00 |
Posted by 松 8/15/22 - 12:31
ブラジル中南部サフリーニャコーン収穫、11日時点で85.4%終了
[穀物・大豆]
ブラジルの農業顧問アグルーラルによると、ブラジル中南部の2022年サフリーニャコーン収穫は11日時点で85.4%終了した。前週の80.3%からアップ、前年同期の69.8%も大きく上回る。ゴイアス州で完了間近にあり、現在作業の中心となっているのはパラナ州とマットグロッソ・ド・スル州、サンパウロ州、ミナスジェライス州という。ただ、前週の降雨でパラナ州やマットグロッソ・ド・スル州では収穫機でのペースが鈍ったことを認識した。
Posted by 直 8/15/22 - 12:28
21/22年度英小麦輸入、前年から18.0%減少
[穀物・大豆]
英国の税関データによると、2021/22年度(7-6月)小麦輸入は199万2661トンと、前年から18.0%減少した。欧州連合(EU)諸国からの輸入が23.2%減って140万6577トン。非EU産輸入は58万6083トンで、2.4%の減少となった。
輸出は40万8780トンになり、前年同期の2.4倍に膨らんだ、EU向けが49万8463トンで、前年の2.7超。非EU向けは57.4%減少して1万137トンとなった。
Posted by 直 8/15/22 - 12:05
22/23年ウクライナ穀物輸出、15日時点で前年46.1%下回る・農務省
[穀物・大豆]
ウクライナ農務省によると、同国の2022/23年度(7-6月)穀物輸出は15日時点で265万トンと、前年同期を46.1%下回った。8月前半の輸出が94万8000トンとなり、前年から49.6%ダウン。2022/23年度の小麦輸出は66万8000トンで、前年比68%減少。一方、コーンが175万4000トンと、前年同期の114万8000トンを上回った。
Posted by 直 8/15/22 - 11:56
輸出検証高:小麦、コーン、大豆共に前週から減少
[穀物・大豆]
USDA輸出検証高
出所:米農務省、NY11:00発表、単位1,000トン
8月11日 | 前週比 | 前年比 | 期初来 | 前年比 | 市場予想 | ||
小麦 | 373.2 | ↓41.3% | ↓37.1% | 3882.9 | ↓22.9% | 250.0 〜675.0 | |
コーン | 538.4 | ↓3.1% | ↓32.1% | 53079.7 | ↓18.0% | 475.0 〜800.0 | |
大豆 | 744.6 | ↓14.5% | ↑167.4% | 55283.9 | ↓5.9% | 300.0 〜850.0 |
Posted by 松 8/15/22 - 11:37
8月住宅市場指数(HMI)は49に低下、予想も下回る
[経済指標]
住宅市場指数(HMI)
出所:全米住宅建設業協会(NAHB)、NY10:00発表
22年8月 | 22年7月 | 市場予想 | |
住宅市場指数(HMI) | 49 | 55 | 55 |
Posted by 松 8/15/22 - 10:01
8月ニューヨーク連銀指数はマイナス31.3、予想以上の悪化
[経済指標]
ニューヨーク連銀指数
出所:ニューヨーク連邦準備銀行、NY8:30発表、季節調整値
現況指数 | 22年8月 | 22年7月 | 市場予想 | |
総合 | ▲31.3 | 11.1 | 5.0 |
Posted by 松 8/15/22 - 08:56
22/23年アルゼンチン大豆作付、初回見通しは4.3%増加・BCR
[穀物・大豆]
アルゼンチンのロサリオ穀物取引所(BCR)によると、アルゼンチンの2022/23年度大豆作付初回見通しは1680万ヘクタールとなった。前年から4.3%増加。ラニーニャ現象再発の可能性など天候見通しに不透明感が強く、農家は安全性を重視しているとコメント。また、コストや中部のコーンが不作に終わったことも大豆生産シフトの背景にあるという。生産は4700万トンで、前年から11.4%増加の見通し。
Posted by 直 8/15/22 - 08:55
22/23年アルゼンチンコーン作付、前年比4.7%減少見通し・BCR
[穀物・大豆]
アルゼンチンのロサリオ穀物取引所(BCR)によると、アルゼンチンの2022/23年度コーン作付は前年比4.7%減の800万ヘクタールの見通しとなった。油種に比べてマージンは高いものの、水不足が作付に影響するとの見方を示した。また、天候絡みの先行き不透明感はコストやリスク面でコーンよりも大豆が好まれるという。コーンの生産予想は5500万トンで、前年との比較にすると増加。ラニーニャ現象再発の可能性など天候見通しに不透明感が強く、農家は安全性を重視しているとコメント。また、コストや中部のコーンが不作に終わったことも大豆生産シフトの背景にあるという。
Posted by 直 8/15/22 - 08:55
ブラジル・ライゼン、4-6月期砂糖きび圧搾高は前年から15.4%減少
[砂糖]
ブラジルの砂糖・エタノール大手コサンと英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルの合弁会社ライゼンの4-6月期決算によると、砂糖きび圧搾高は2640万トンと、前年同期から15.4%減少した。圧搾開始が遅れ、また砂糖きびイールドの6.3%低下がマイ餡巣要因という。砂糖生産が146万トン、エタノール生産は10億1700万リットルで、それぞれ25.7%、 15.3%の減少。砂糖生産向けの砂糖きび割り当て比率は前年の51%から47%に下がり、エタノール向けが4ポイント上がって53%となった。
Posted by 直 8/15/22 - 08:06
8/15(月)の予定
[カレンダー]
経済指標
・8月ニューヨーク連銀指数 (08:30)
・8月住宅市場指数(HMI) (10:00)
・6月対米証券投資 (16:00)
エネルギー
・ガソリン・ディーゼル小売価格 (17:00)
農産物
・USDA輸出検証高 (11:00)
・7月NOPA大豆圧搾高 (12:00)
・7月全米コーヒー生豆在庫 (15:00)
・USDAクロップレポート (16:00)
納会日
・砂糖 9月限OP 納会
Posted by 松 8/15/22 - 05:49
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