2022年12月20日(火)
債券:続落、日銀の長期金利許容変動幅拡大受け売り優勢
[場況]
債券は続落。日銀の長期金利の許容変動幅拡大を受け、予想外の決定だったこともあり、売りが優勢となった。夜間取引で日銀の政策発表に続き売りが殺到し、10年債利回りは今月初めてとなる3.70%まで上昇した。すぐにペースが鈍っても、売りの流れは継続。通常取引に入って改めて売りが進み、日中には何度か3.70%に上がった。
Posted by 直 12/20/22 - 17:33
FX:円大幅高、日銀の実質的な引き締め転換受けて買いが殺到
[場況]
ドル/円:131.73、ユーロ/ドル:1.0623、ユーロ/円:139.94 (NY17:00)
為替は円が大幅上昇。日銀が政策会合でYCC(イールドカーブ・コントロール)を修正、長期金利の許容変動幅を25bpから50bpに拡大するという 、事実上の金融引き締めに方針を転換したことを受け、円を買い戻す動きが一気に加速した。ドル/円は東京では137円台までやや値を切り上げての推移となったが、日銀の方針発表を受けて売りが殺到、133円台前半まで一気に値を崩した。ロンドンに入ると132円の節目近辺まで下げ幅を拡大、NYでは一段と売り圧力が強まり、昼には131円を割り込む場面も見られた。その後はようやく売りも一服、午後遅くには131円台半ばまで値を回復した。
ユーロ/ドルは東京では1.06ドル台前半での推移、日銀の方針発表後は円の急騰を睨んで上下に不安定に振れる格好となったもののその後買い意欲が強まり、ロンドンに入ると1.06ドル台前半から半ばのレンジまで値を切り上げた。NYに入ってからもしばらくは売り買いに振り回される状態が続いたが、午後には1.06ドル台前半で落ち着きを取り戻した。ユーロ/円は東京では145円台後半で底堅く推移、日銀の政策発表後は141円台まで一気に値を崩した。ロンドンでは140円台まで下げ幅を拡大、NYに入ると更に売り圧力が強まり、138円台後半まで値を崩したものの、昼からは下げも一服、139円台後半まで値を回復した。
Posted by 松 12/20/22 - 17:21
ブラジルコーヒー輸出:20日現在141.66万袋と前月を14.7%下回る
[コーヒー]
ブラジルコーヒー生豆輸出
出所:ブラジルコーヒー生豆輸出協会(CECAFE)、単位1,000袋(60kg)
12月20日 | 12月累計 | 前月(11/21) | 前月同期比 | 前年同期比 | |
輸出合計 | 246.489 | 1416.634 | 1659.967 | ↓14.7% | ↑21.0% |
>アラビカ種 | 207.527 | 1284.049 | 1544.633 | ↓16.9% | ↑26.5% |
>ロブスタ種 | 0.172 | 18.129 | 28.773 | ↓37.0% | ↓98.2% |
>インスタント | 38.790 | 114.456 | 86.561 | ↑32.2% | ↓88.7% |
Posted by 松 12/20/22 - 16:59
大豆:反発、ドル安にテクニカルも寄与して買い優勢
[場況]
CBOT大豆1月限終値:1478-1/2↑17-3/4
シカゴ大豆は反発。ドル安にテクニカルも寄与して買いが優勢となった。夜間取引で買いが集まり、1月限は上昇。早い段階では上値が限られたが、通常取引に入ると買いに拍車が掛かって一気に1480セント台に乗せた。1480セント台後半まで上がった後はペースも鈍り、1470セント台後半に伸び悩んだ。
Posted by 直 12/20/22 - 16:49
コーン:反発、輸出期待や他市場の上昇手掛かりに買い入る
[場況]
CBOTコーン3月限終値:652-0↑4-3/4
シカゴコーンは反発。輸出期待や他市場の上昇を手掛かりに買いが入った。夜間取引で小刻みな売り買いにより、3月限は狭いレンジをもみ合ってから、朝方にやや買いが優勢となって上昇にシフト。通常取引開始後に急速に上がって650セント台半ばまで値を伸ばした。すぐに上値でブレーキがかかったが、650セントを割り込むと改めて買いが進み、取引終盤にやや強含んだ。
Posted by 直 12/20/22 - 16:46
小麦:小幅反発、米主要生産地の厳しい冷え込み予報が下支え
[場況]
CBOT小麦3月限終値:750-1/2↑2-0
シカゴ小麦は小幅反発。米主要生産地で厳しい冷え込み予報が出ているのが下支えとなった。夜間取引で買いが集まり、3月限は上昇してから、いったん買いにブレーキがかかった。前日の終値水準で売りも膨らみ、朝方には740セント台半ばに下落。通常取引で改めて買いが優勢となり、一気に760セント台に上がったが、すぐに上値が重くなった。何度か前日終値を割り込む場面をみながらも、買いの流れを維持してプラス圏で引けた。
Posted by 直 12/20/22 - 16:43
株式:小幅反発、売られ過ぎ感高まる中で買い戻し集まる
[場況]
ダウ工業平均:32,849.74↑92.20
S&P500:3,821.62↑3.96
NASDAQ:10,547.11↑1.08
NY株式は小幅反発。ここまでの下落で短期的な売られ過ぎ感が高まる中、ポジション調整の買い戻しが相場を押し上げる格好となった。ダウ平均は寄り付き後しばらく前日終値を挟んで上下に振れたものの、その後買い意欲が強まり100ポイント台後半まで上昇。その後売りに押され再びマイナス転落したものの、押し目ではしっかりと買いが集まり、午後には200ポイントを超えるまでに値を伸ばした。引けにかけては再び上値が重くなり、上げ幅を縮小して取引を終了した。
セクター別では、金鉱株が大きく値を伸ばしたほか、エネルギー関連やバイオテクノロジー、保険もしっかりと上昇。一方で運輸株や一般消費財は下落、半導体も軟調に推移した。ダウ銘柄では、IBM(IBM)が1.74%の上昇となったほか、シェブロン(CVX)やウォルト・ディズニー(DIS)、ボーイング(BA)、トラベラーズ(TRV)、キャタピラー(CAT)も1%を超える上昇となった。一方でインテル(INTC)は1.31%の下落、スリーエム(MMM)やホーム・デポ(HD)も下げが目立った。
Posted by 松 12/20/22 - 16:38
API在庫:原油は307万バレルの取り崩し、予想上回る
[エネルギー]
API石油在庫統計
出所:全米石油協会(API)、NY16:30発表、単位1,000バレル
12月16日現在 | 前週比 | 市場予想 | |
原油在庫 | ↓ 3070 | ↓ 264 | |
>オクラホマ州クッシング | ↑ 840 | - | |
ガソリン在庫 | ↑ 4510 | ↑ 1291 | |
留出油在庫 | ↑ 830 | ↑ 27 |
Posted by 松 12/20/22 - 16:34
22/23年世界コーヒー生産見通し下方修正、前年比は3.96%増加
[コーヒー]
米農務省(USDA)は20日に年2回のコーヒー世界需給報告を発表し、2022/23年度の生産見通しを1億7275万袋と、6月時点での1億7495万袋から引き下げた。前年比して3.96%増加。アラビカ種の生産予想を9500万4000袋から9267万4000袋に下方修正、前年との比較にすると6.03%の増加になる。一方、ロブスタ種は前年比1.66%増の8007万6000袋とみており、従来の7994万6000袋から引き上げた。
2022年度の主要国別生産見通しで、最大のブラジルが6260万袋となり、6月時点での6430万袋から引き下げた。前年比7.75%の増加。2位のベトナムは3090万袋から3022万袋に下方修正、前年との比較で4.31%減少する。3位のコロンビアは1260万袋とし、前年から6.78%増加となるものの、従来予想から40万袋下方修正した。このほか、インドネシアとエチオピア、ウガンダは据え置き、インドは50万袋引き上げた。
USDAは、2022/23年度の消費が1億6794万5000袋になると見通し、従来の1億6704万袋から引き上げた。前年と比べて0.46%増加。期末在庫見通しは前年を4.76%上回る3411万4000袋、3470万4000袋から下方修正した。輸出は1億4156万4000袋の従来予想から1億3925万9000袋に引き下げた。輸入も1億3570万8000袋から1億3600万3000袋に下方修正。それぞれ前年から3.25%、2.52%の減少になる。
Posted by 直 12/20/22 - 15:27
天然ガス:大幅続落、弱気の天気予報受けて投機的な売りが加速
[場況]
NYMEX天然ガス1月限終値:5.326↓0.525
NY天然ガスは大幅続落。週後半のウィンターストームが当初の予想ほど厳しいものにならないとの見通しや、年末には平年以上に気温が上昇するとの予報が重石となる中で投機的な売りが加速した。1月限は夜間取引ではしばらく前日終値近辺での推移が続いたが、その後まとまった売りが出て5.70ドルを割り込むまで急落。朝方には改めて売り圧力が強まり、5.30ドル台まで一気に値を崩した。通常取引開始後も売りの勢いは衰えず、昼には5.20ドル台まで下げ幅を拡大。その後は売りも一服となったが、最後まで安値近辺で上値の重い展開が続いた。
Posted by 松 12/20/22 - 15:00
石油製品:上昇、原油の値動き追随しガソリン中心に買われる
[場況]
RBOBガソリン1月限:2.2228↑0.0452
暖房油1月限:3.0589↑0.0054
NY石油製品は上昇、原油の値動きを追随する形で、ガソリンを中心に買いが集まった。相場は夜間取引では買いが先行、プラス圏での推移が続いた。朝方からは一転して売りに押される格好となりマイナス転落、昼にかけて一段と値を切り下げたものの、大きく値を崩すことなく下げ止まり。午後からは改めて買い意欲が強まりプラス転換、ガソリンはそのまま値を伸ばした。
Posted by 松 12/20/22 - 14:56
原油:続伸、将来的な需給逼迫観測支えにしっかりと買い集まる
[場況]
NYMEX原油2月限終値:76.23↑0.85
NY原油は続伸。将来的な需給逼迫観測が強気に作用する中でしっかりと買いが集まった。対円でドルが急落したことも下支えとなった。2月限は夜間取引から買いが先行、朝方にかけて76ドル台まで値を切り上げてのもみ合いが続いた。通常取引開始後は徐々に売りに押し戻される格好となりマイナス転落、昼には74ドル台半ばまで値を切り下げる場面も見られたものの、押し目では買い意欲も強く、しっかりと下げ止まり。午後には77ドルに迫るまで一気に上げ幅を拡大した。
Posted by 松 12/20/22 - 14:55
金:大幅反発、対円でドルが急落する中で投機的な買いが加速
[場況]
COMEX金2月限終値:1,825.4↑27.7
NY金は大幅反発。日銀が長期金利の許容変動幅を50bpに拡大、事実上の金融引き締めに方針転換したことを受けて対円でドルが急落する中、投機的な買いが大きく相場を押し上げる展開となった。2月限は夜間取引から買いが先行、ロンドン時間には1,810ドル台後半まで値を切り上げての推移となった。朝方には一旦売りに押し戻されたものの、通常取引開始後は改めて騰勢を強める格好となり、1,830ドル台まで一気に上げ幅を拡大。中盤以降は買いも一服となったものの、高値圏をしっかりと維持しての推移が続いた。
Posted by 松 12/20/22 - 13:56
コーヒー:反発、ブラジルレアル高の進行好感し投機的な買いが加速
[場況]
ICE-USコーヒー3月限終値:167.80↑3.50
NYコーヒーは反発。対ドルでのブラジルレアル高の進行が大きな下支えとなる中で投機的な買いが集まった。3月限は夜間の時間帯から買いが先行、166セントまで値を切り上げての推移となった。NYに入ってもしばらくは動きが見られなかったが、中盤にかけて買い意欲が強まると、169セント台まで一気に上げ幅を拡大。買い一巡後は一旦売りに押し戻されたものの、167セントでしっかりと下げ止まり。最後は再び値を切り上げて取引を終了した。
Posted by 松 12/20/22 - 13:30
砂糖:大幅続伸、ブラジルレアル高の進行支えに投機的な買い集まる
[場況]
ICE-US砂糖3月限終値:20.58↑0.44
NY砂糖は大幅続伸、対ドルでのブラジルレアル高の進行が下支えとなる中、投機的な買いが大きく相場を押し上げる展開となった。3月限は夜間の時間帯から買いが優勢、早朝には20.30セント台まで値を切り上げた、NYに入ると一段と騰勢を強める格好となり、20.70セントまで上げ幅を拡大。中盤には買いも一服となったものの、大きく売りに押されることもなく、20セント台半ばの水準は維持したまま取引を終了した。
Posted by 松 12/20/22 - 13:21
22/23年タイ砂糖生産、降雨寄与して増加見通し・S&Pグローバル
[砂糖]
S&Pグローバル・コモディティー・インサイツは、タイの2022/23年度(10-9月)砂糖生産が1160万トンと、前年から4.3%増加の見通しを示した。十分な降雨が砂糖きび生産に寄与したことを指摘。2022年の降水量が前年比21%増加。ただ、雨の影響から砂糖きび圧搾の開始が遅れていることも認識した。地元のアナリストの話として、10件の製糖所は1月2日に圧搾スタートを延期。ただ、北部では遅れても1-2日ともいう。砂糖きび生産は1億500万トンを見越す。
Posted by 直 12/20/22 - 10:34
22年ロシア穀物生産、クリーン・ウェイトで1.47億-1.51億トン
[穀物・大豆]
ロシア穀物協会(RGU)のプレジデントは、同国の2022年穀物生産が乾燥と洗浄をした後のクリーン・ウェイトで市場の予想レンジ1億4700万-1億5100万トンに収まると見通した。直近の収獲データで1億5900万となったことに基づいて予想に到達するとの見方である。このうち小麦が約1億トンになると見越す。記録的な生産に加え、国内在庫も3000万トン超と過去最高水準にあることを指摘。採算性の悪化に懸念を示し、何らかの措置を講じる必要があると述べた。
Posted by 直 12/20/22 - 10:11
ユーロシステムの金準備高は前週から横ばい
[メタル]
ECBが20日に発表したデータによると、欧州圏中銀(ユーロシステム)の金準備高(受取勘定含む)は12月16日現在5,928億5,000万ユーロと、前週から横ばいとなった。
Posted by 松 12/20/22 - 09:35
米チェーンストア売上高、17日時点で前年から7.6%上昇
[経済指標]
米小売調査レッドブック・リサーチが20日に発表した週次レポートによると、国内チェーンストア売上高は17日時点で前年同期から7.6%上昇した。前週の5.9%より高い伸びとなった。
Posted by 直 12/20/22 - 09:04
11月住宅着工件数は142.7万戸と前月から0.49%減少、予想は上回る
[経済指標]
新規住宅着工・建築許可件数
出所:米国勢調査局、NY8:30発表、季節調整値、単位1,000戸
22年11月 | 前月比 | 22年10月 | 市場予想 | ||
新規住宅着工件数 | 1427 | ↓0.49% | 1434 | 1395 | |
建築許可件数 | 1342 | ↓11.24% | 1512 | 1480 |
Posted by 松 12/20/22 - 08:32
19日のOPECバスケット価格は78.11ドルと前週末から0.62ドル下落
[エネルギー]
OPECバスケット価格
出所:石油輸出国機構(OPEC)、単位:ドル/バレル
日付 | バスケット価格 | 前日比 |
12/19 (月) | 78.11 | ↓0.62 |
12/16 (金) | 78.73 | ↓1.74 |
12/15 (木) | 80.47 | ↑0.50 |
12/14 (水) | 79.97 | ↑1.63 |
12/13 (火) | 78.34 | ↑3.40 |
Posted by 松 12/20/22 - 05:45
12/20(火)の予定
[カレンダー]
経済指標
・11月新規住宅着工・建築許可件数 (08:30)
エネルギー
・API石油在庫統計 (16:30)
農産物
・USDAコーヒー世界需給 (15:00)
納会日
・原油 1月限納会
・カナダドル先物 12月限納会
・10年債、30年債 12月限納会
Posted by 松 12/20/22 - 05:40
2022年12月19日(月)
債券:続落、米欧の積極的な利上げ継続観測強まる中売り優勢
[場況]
債券は続落。米欧の積極的な利上げ継続観測が強まる中、売りが優勢となった。10年債利回りは夜間取引でまずやや上がってから、通常取引で売りに弾みが付いて上昇ペースが加速した。一時、3.60%を付け、午後は3.5%台後半でもみ合った。
Posted by 直 12/19/22 - 17:23
FX:円安ユーロ高、材料難の中ポジション調整のユーロ買い集まる
[場況]
ドル/円:136.90、ユーロ/ドル:1.0606、ユーロ/円:145.17 (NY17:00)
為替は円安ユーロ高、決め手となるような材料に欠ける中、先週末にかけてのユーロ安の反動もあってポジション調整のユーロ買いが全体を主導した。ドル/円は東京では売りが先行、ロンドン朝にかけて135円台後半まで値を切り下げての推移となった。その後は一転して買い意欲が強まり、NY朝には136円台半ばまで値を回復。中盤にまとまった買いが入ると137円台まで上げ幅を拡大した。昼前には買いも一服となったものの、136円台後半から1337円にかけてのレンジをしっかりと維持してのもみ合いが続いた。
ユーロ/ドルは東京から買いが先行、ロンドン朝には1.06ドル台半ばまで値を切り上げる展開となった。その後は一転して売りに押される格好となり、NY早朝には1.06ドル近辺まで反落。中盤には1.05ドル台後半まで値を崩す場面も見られたが、押し目では買い意欲も強く、すぐに1.06ドル台を回復した。ユーロ/円は、東京では144円台前半から半ばもレンジ内での推移、ロンドンに入ると144円台後半まで値を切り上げた。NYに入ると一段と買い意欲が強まり、昼前には145円台半ばまで上げ幅を拡大。その後は買いも一服となったものの、145円台はしっかりと維持しての推移が続いた。
Posted by 松 12/19/22 - 17:21
ブラジルコーヒー輸出:19日現在117.01万袋と前月を22.5%下回る
[コーヒー]
ブラジルコーヒー生豆輸出
出所:ブラジルコーヒー生豆輸出協会(CECAFE)、単位1,000袋(60kg)
12月19日 | 12月累計 | 前月(11/18) | 前月同期比 | 前年同期比 | |
輸出合計 | 57.273 | 1170.145 | 1509.260 | ↓22.5% | ↑27.4% |
>アラビカ種 | 35.810 | 1076.522 | 1397.779 | ↓23.0% | ↑37.7% |
>ロブスタ種 | 1.334 | 17.957 | 28.773 | ↓37.6% | ↓97.7% |
>インスタント | 20.129 | 75.666 | 82.708 | ↓8.5% | ↓90.3% |
Posted by 松 12/19/22 - 16:59
大豆:反落、アルゼンチン降雨や景気不安重石となり売りに弾み
[場況]
CBOT大豆1月限終値:1460-3/4↓19-1/4
シカゴ大豆は反落。アルゼンチンの降雨や景気不安が重石となり、売りに弾みが付いた。夜間取引が始まって1月限は一気に1460セント割れ近くに弱含んだ。下値で売りにブレーキがかかり、じりじりと下げ幅を縮小。朝方に1470セント台後半まで戻したが、通常取引に入ると改めて売りが優勢となり、本日のレンジ下限での推移に戻った。引け近くには1460セントちょうどまで下落した。
Posted by 直 12/19/22 - 16:51
コーン:続落、アルゼンチン降雨が干ばつの影響懸念やや和らげる
[場況]
CBOTコーン3月限終値:647-1/4↓5-3/4
シカゴコーンは続落。アルゼンチンの降雨が干ばつによる作柄への影響懸念をやや和らげ、売りが台頭した。3月限は夜間取引で640セント台後半に下落となった。朝方に650セント台に下げ渋る場面をみてから、通常取引に入ると改めて売りに弾みが付いて弱含み。640セント台前半まで値を下げた後もペースこそ鈍りながら、軟調な値動きを続けた。
Posted by 直 12/19/22 - 16:48
株式:続落、FRBの利上げ継続や将来的な景気悪化懸念が売り誘う
[場況]
ダウ工業平均:32,757.54↓162.92
S&P500:3,817.66↓34.70
NASDAQ:10,546.03↓159.38
NY株式は続落。インフレが高止まりする中でFRBが積極的な利上げを継続するとの見方や、それに伴う将来的な景気の落ち込みに対する懸念が重石となる中、これまでの流れを継いだ売りに押される展開となった。ダウ平均は寄り付きからしばらくは先週末の終値近辺でのもみ合い、その後買いが集まり100ポイント以上値を切り上げる場面も見られたものの、その後は一転して売り圧力が強まりマイナス転落。しばらくはややマイナス圏に入ったあたりでのもみ合いが続いたが、徐々に下げ足を速める格好となり、午後遅くには300ポイント以上値を崩した。引けにかけては売りも一服、値を回復して取引を終了した。
セクター別では、エネルギー関連が小幅上昇となった以外、ほぼ全てのセクターが下落。中でもバイオテクノロジーの下落がきつくなったほか、コンピューター関連や金鉱株、一般消費財などにも売りが膨らんだ。ダウ銘柄では、ウォルグリーン(WBA)とシェブロン(CVX)がそれぞれ0.69%の上昇となったほか、JPモルガン・チェース(JPM)やセールスフォース(CRM)、ボーイング(BA)にも買いが集まった。一方でウォルト・ディズニー(DIS)は4.77%の下落、ナイキ(NKE)やホーム・デポ(HD)、マイクロソフト(MSFT)、アップル(AAPL)にも売りが膨らんだ。
Posted by 松 12/19/22 - 16:46
小麦:続落、他市場の下落追って売り出る
[場況]
CBOT小麦3月限終値:748-1/2↓5-0
シカゴ小麦は続落。他市場の下落を追って売りが出た。夜間取引で買いが先行したものの、3月限は760セント目前まで上昇して早々に値を値した。通常取引に入って売りピッチが加速して急速に弱含み。740セントを割り込んでいったん上昇に転じても、すぐに売りの流れを再開し、その後は引けまでマイナス圏で推移した。
Posted by 直 12/19/22 - 16:46
11月の中国コーン輸入前年から5.8%減少、小麦は35.4%増加
[穀物・大豆]
中国税関総局によると、11月のコーン輸入は74万トンと、前年同月から5.8%減少した。2022年の輸入は11月時点で1975万トンになり、前年同期比にして26.9%の減少。小麦輸入は11月だけで101万トン、前年から35.4%増加し、1-11月あわせると前年を0.6%上回る888万トンとなった。
Posted by 直 12/19/22 - 16:33
11月中国砂糖輸入、前年から17.0%増加・中国税関総局
[砂糖]
中国税関総局によると、11月の砂糖輸入は73万トンと、前年同月から17.0%増加した。1-11月あわせて475万トンで、前年同期を9.8%下回る。
Posted by 直 12/19/22 - 16:32
天然ガス:大幅続落、弱気の天気予報や欧州のプライスキャップ嫌気
[場況]
NYMEX天然ガス1月限終値:5.851↓0.749
NY天然ガスは大幅続落。年末には寒さが緩み、平年並みの気温に戻るとの予報が出る中、投機的な売りに大きく押される展開となった。欧州で天然ガスのプライスキャップが合意されたことも弱気に作用した。1月限は夜間取引の開始時から大きく売りが先行、6.10ドル台まで値を切り下げての推移となった。早朝からは改めて売り圧力が強まる格好となり、通常取引開始後には6ドルの大台を割り込むまでに下げ幅を拡大。その後も売りの勢いは衰えず、最後は5.80ドル台前半まで値を崩した。
Posted by 松 12/19/22 - 14:49
石油製品:ガソリンが反発する一方、暖房油は続落
[場況]
RBOBガソリン1月限:2.1776↑0.0453
暖房油1月限:3.0535↓0.0664
NY石油製品はガソリンが反発する一方、暖房油は続落。相場は夜間取引では買いが先行、しっかりと値を切り上げての推移となった。朝方からはガソリンが原油の上昇につれて一段と値を切り上げる格好となった一方、暖房油は一転して売りに押し戻される展開。年末には寒さが緩むとの予報や天然ガスの急落も重石となる中、最後まで軟調に推移した。
Posted by 松 12/19/22 - 14:44
原油:反発、将来的な需給逼迫観測支えにしっかりと買い集まる
[場況]
NYMEX原油2月限終値:75.38↑0.92
NY原油は反発。来年前半にかけて需給が再び引き締まるとの見方が下支えとなる中、投機的な買い戻しがしっかりと相場を押し上げる展開となった。2月限は夜間取引から買いが先行、75ドル近辺まで値を切り上げての推移となった。通常取引開始後には76ドル台まで上げ幅を拡大。中盤には売りに押され74ドル台前半まで値を切り下げたものの、押し目では買いが集まり早々に値を回復、昼過ぎには76ドル台半ばまで上げ幅を拡大した。引けにかけては買いも一服となったものの、高値圏をしっかりと維持したまま取引を終了した。
Posted by 松 12/19/22 - 14:44
金:小幅反落、長期金利の上昇重石となる中で売りが優勢
[場況]
COMEX金2月限終値:1,797.7↓2.5
NY金は小幅反落。米長期金利の上昇が重石となる中、ポジション整理の売りが相場を主導する展開となった。2月限は夜間取引では買いが先行、ロンドンの朝方には1,808ドルまで値を切り上げる展開となった。その後はジリジリと売りに押し戻される格好となり、通常取引開始後には先週末の終値近辺まで反落。その後は一旦買い戻しが集まる場面も見られたが、中盤にかけてまとまった売りが出ると、1,790ドル台半ばまで一気に値を崩した。売り一巡後は改めて買いが優勢となったものの、最後まで上値の重いまま取引を終了した。
Posted by 松 12/19/22 - 13:45
コーヒー:小幅続落、参加者少ない中で上値の重い展開続く
[場況]
ICE-USコーヒー3月限終値:164.30↓0.10
NYコーヒーは小幅続落。クリスマスを前に参加者も少ない中、ポジション整理の売りが上値を押さえる展開となった。3月限は夜間の取引開始時には買いが先行、167セントまで値を切り上げる場面も見られた。買い一巡後もしばらくはプラス圏での推移が続いたが、朝方にかけては売りに押されマイナス転落、そのまま162セント台まで値を切り下げた。中盤以降は値動きも落ち着き、ややマイナス圏に入ったあたりを中心としたレンジ内でのもみ合いが続いた。
Posted by 松 12/19/22 - 13:19
砂糖:小幅続伸、原油の上昇など支えに投機的な買いが相場を主導
[場況]
ICE-US砂糖3月限終値:20.14↑0.05
NY砂糖は小幅続伸。需給面で新たな材料に欠ける中、原油の上昇などを支えに投機的な買いが相場を主導する展開となった。3月限は夜間の時間帯からしっかり買いが先行、早朝には20セント台前半まで値を切り上げての推移となった。買い一巡後も高値圏は維持しての推移、NYに入ってもしばらくは動きが見られなかったが、中盤にかけては徐々に売りに押し戻される格好となり、小幅ながらマイナス転落。引けにかけては改めて買い意欲が強まり、プラス圏を回復して取引を終了した。
Posted by 松 12/19/22 - 13:17
欧州冬作物、12月の気温低下で耐寒性改善・MARS
[穀物・大豆]
欧州連合(EU)の農業サポート機関MARSは月次レポートで、12月に入って気温低下により冬作物の耐寒が大きく改善しているとの見方を示した。西部では例外的に暖かい秋を過ごした後、気温が著しく下がったことを指摘。それでも、12月15日時点で霜害の報告は少数で、またドイツ中部や東部、ポーランドと限定的という。黒海周辺地域の西部や南部ではまだ平年以上気温が高く、遅くに作付された作物にはプラスだが、後で寒さが厳しくなった場合の影響の可能性も示唆した。
このほか、バルト海周辺地域やドイツ北部、ポーランド、スペイン南東部、トルコの雨不足が続いていることを認識したが、冬作物に目立った影響はないとしている。イタリア北西部、マグレブ圏では干ばつを背景に作付の遅れが発生。一方、スロベニアとクロアチアでは豪雨による生育への影響に懸念を示した。
Posted by 直 12/19/22 - 11:50
輸出検証高:コーンと小麦は前週から増加、大豆は減少
[穀物・大豆]
USDA輸出検証高
出所:米農務省、NY11:00発表、単位1,000トン
12月15日 | 前週比 | 前年比 | 期初来 | 前年比 | |
小麦 | 304.1 | ↑38.6% | ↑30.1% | 11440.6 | ↓1.8% |
コーン | 743.4 | ↑43.7% | ↓25.8% | 7902.4 | ↓30.4% |
大豆 | 1619.9 | ↓13.8% | ↓15.1% | 25036.1 | ↓8.7% |
Posted by 松 12/19/22 - 11:43
コーン輸入について米国と23年1月の合意目指す・メキシコ外務省
[穀物・大豆]
メキシコ外務省は、コーン輸入について米国と2023年1月の合意を目指す意向を示した。メキシコ政府は健康への影響を理由に段階的な遺伝子組み換え(GM)コーンの輸入削減を計画している。ただ、メキシコは飼料用となるイエローコーンを主に米国から買い付けており、米国で生産されるコーンの約9割はGM種。米国は、協議で合意がない場合、米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)に基づいた法的措置を考慮する可能性を示唆している。一方、メキシコは、飼料用GMイエローコーンの輸入は許可されるとしているが、GMコーン輸入に関する大統領令の改訂版はまだ正式発表されていない。
Posted by 直 12/19/22 - 10:47
12月住宅市場指数(HMI)は31に低下、予想も下回る
[経済指標]
住宅市場指数(HMI)
出所:全米住宅建設業協会(NAHB)、NY10:00発表
22年12月 | 22年11月 | 市場予想 | |
住宅市場指数(HMI) | 31 | 33 | 34 |
Posted by 松 12/19/22 - 10:01
メキシコ向けで14.1万トンのコーン輸出成約報告・USDA
[穀物・大豆]
米農務省(USDA)は19日、民間業者からメキシコ向けで14万1000トンの2022/23年度産コーン輸出成約報告を受けたことを発表した。USDAは輸出業者に対し、10万トン以上の成約について翌日までの報告を義務付けている。
Posted by 直 12/19/22 - 10:00
仕向け先不明で13.2万トンの大豆輸出成約報告・USDA
[穀物・大豆]
米農務省(USDA)は19日、民間業者から仕向け先不明で13万2000トンの2022/23年度産大豆輸出成約報告を受けたことを発表した。USDAは輸出業者に対し、10万トン以上の成約について翌日までの報告を義務付けている。
Posted by 直 12/19/22 - 10:00
22/23年インド砂糖生産、12月15日時点で前年5.4%上回る
[砂糖]
インド製糖所協会(ISMA)によると、同国の2022/23年度(10-9月)砂糖生産は12月15日時点で821万トンと、前年同期を5.4%上回った。稼働している製糖所は前年の479件から497件に増加。マハラシュトラ州で330万トン、ウッタルプラデシュ州では203万トンとなった。
このほか、2022/23年度に入って450万-500万トンの砂糖が輸出向けで成約済みになり、11月末までに60万トンが出荷されたという。12月には80万‐90万トンが出荷の予定とした。
Posted by 直 12/19/22 - 08:30
2023年ウクライナ冬穀物作付、過去平均40%下回る見通し・FAO
[穀物・大豆]
国連食糧農業機関(FAO)によると、ウクライナの2023年冬穀物作付は過去5年平均を40%下回る見通しとなった。目立ったインプット不足は報じられていないが、国内価格の下落を背景に多くの農家によるインプット買い付け能力を抑制していると指摘。景気不振、ロシアとの戦闘、労働力不足も作付ダウンにつながるという。
2022年穀物生産は前年比40.4%減の5107万4000トンとなり、このうちコーンが43%落ち込んで2400万トン、小麦は2000万トン、37.8%減少した。揃って過去5年平均も下回る。
Posted by 直 12/19/22 - 08:19
16日のOPECバスケット価格は78.73ドルと前日から1.74ドル下落
[エネルギー]
OPECバスケット価格
出所:石油輸出国機構(OPEC)、単位:ドル/バレル
日付 | バスケット価格 | 前日比 |
12/16 (金) | 78.73 | ↓1.74 |
12/15 (木) | 80.47 | ↑0.50 |
12/14 (水) | 79.97 | ↑1.63 |
12/13 (火) | 78.34 | ↑3.40 |
12/12 (月) | 74.94 | ↑0.28 |
Posted by 松 12/19/22 - 05:49
12/19(月)の予定
[カレンダー]
経済指標
・12月住宅市場指数(HMI) (10:00)
エネルギー
・ガソリン・ディーゼル小売価格 (17:00)
農産物
・USDA輸出検証高 (11:00)
納会日
・コーヒー 12月限納会
・通貨先物 12月限納会
Posted by 松 12/19/22 - 05:47
2022年12月16日(金)
FX:円高、週末を前にポジション調整の買い戻しが集まる
[場況]
ドル/円:136.68、ユーロ/ドル:1.0584、ユーロ/円:144.77 (NY17:00)
為替は円高が進行、ファンダメンタルズに大きな変化が見られたわけではなかったが、週末を前にポジション調整の動きが強まる中で円に買い戻しが集まった。ドル/円は東京から売りが先行、137円台前半まで値を切り下げての推移となった。ロンドンでは改めて上値が重くなり、137円割れを試す格好でのもみ合いが継続。NYに入ると一旦は買いが集まったが、中盤にかけては一段と売り圧力が強まり、午後には136円台前半まで下げ幅を拡大した。午後遅くには買いが優勢となったが、136円台半ばまで戻すのが精一杯だった。
ユーロ/ドルは東京では買いが優勢、1.06ドル台半ばまでレンジを切り上げての推移となった。ロンドンに入る売り圧力が強まり、1.06ドル台前半まで反落。NYに入っても上値の重い状態は継続、中盤には一時1.06ドルを割り込む場面も見られた、午後からは値動きも一服1.06ドルをやや上回ったあたりでの推移が続いたが、遅くには改めて1.06ドルを割り込んだ。ユーロ/円は東京から売りが優勢、146円台前半で上値の重い展開が続いた。ロンドンに入ると一段と売り圧力が強まり、145円台半ばまで下げ幅を拡大。NYに入ると中盤にかけて更に下げ足を速める格好となり、午後には144円台後半まで値を切り下げた。
Posted by 松 12/16/22 - 17:16
債券:反落、買い続いた反動で売り台頭し欧州債売られたのも重石
[場況]
債券は反落。買いが続いた反動で売りが台頭し、また欧州中央銀行(ECB)の積極的な金融引き締め継続観測から欧州債が売られたのもマイナスに作用した。夜間取引から売りが優勢となり、10年債利回りは上昇。通常取引に入って売りに弾みが付き、一気に3.5%台半ばまで上がった。しかし、その後すぐにペースが鈍化。最後まで売りの流れは続きながらも、3.4%台後半に戻して引けた。
Posted by 直 12/16/22 - 17:06
ブラジル・サンパウロ州無水アルコール価格は前週から1.43%下落
[エタノール]
ブラジルサンパウロ州アルコール価格指数
出所:サンパウロ州立大Cepea、単位:ブラジルレアル/リットル
期間 | 無水アルコール | 前週比 | 前年比 | 含水アルコール | 前週比 | 前年比 |
12/12〜 12/16 | 3.1061 | ↓ 1.43% | ↓ 19.88% | 2.6781 | ↓ 1.38% | ↓ 20.22% |
12/5〜 12/9 | 3.1511 | ↓ 2.48% | ↓ 17.91% | 2.7155 | ↓ 2.17% | ↓ 18.21% |
11/28〜 12/2 | 3.2311 | ↓ 0.35% | ↓ 19.23% | 2.7757 | ↓ 1.20% | ↓ 19.76% |
11/21〜 11/25 | 3.2423 | ↓ 0.88% | ↓ 21.15% | 2.8094 | ↓ 0.07% | ↓ 20.53% |
Posted by 松 12/16/22 - 16:46
株式:続落、将来的な景気の落ち込みに対する懸念が売り誘う
[場況]
ダウ工業平均:32,920.46↓281.76
S&P500:3,852.36↓43.39
NASDAQ:10,705.41↓105.11
NY株式は続落。先のFOMCでターミナルレートの見通しが予想以上に引き上げられたことを受け、FRBが利上げを継続することに伴う将来的な景気の落ち込みに対する懸念が高まる中、前日の流れを継いだ売りが全体を主導した。ダウ平均は寄り付きから売りが先行、200ポイント以上値を切り下げての推移となった。中盤にかけては改めて売り圧力が強まる展開、S&Pグローバルが発表した12月のPMIが製造業、サービス業共に予想以上の落ち込みとなったことが嫌気される中、午後には500ポイント以上値を崩す展開となった。その後は売りも一服、引けにかけてはポジション調整の買い戻しが集まり、200ポイント台まで下げ幅を縮小して取引を終了した。
セクター別では、金鉱株に買いが集まり、バイオテクノロジーが僅かに上昇した以外、ほぼ全てのセクターが下落。中でも一般消費財やエネルギー関連、薬品株に売りが膨らんだほか、運輸株やコンピューター関連、半導体も下げが目立った。ダウ銘柄では、キャタピラー(CAT)が0.89%の上昇となったほか、ダウ(DOW)やボーイング(BA)など30銘柄中5銘柄が上昇。一方でアメリカン・エクスプレス(AXP)は2.61%の下落、ナイキ(NKE)やマクドナルド(MCD)も2%を超える下落となった。
Posted by 松 12/16/22 - 16:44
ブラジルコーヒー輸出:16日現在111.29万袋と前月を12.8%下回る
[コーヒー]
ブラジルコーヒー生豆輸出
出所:ブラジルコーヒー生豆輸出協会(CECAFE)、単位1,000袋(60kg)
12月16日 | 12月累計 | 前月(11/17) | 前月同期比 | 前年同期比 | |
輸出合計 | 85.710 | 1112.872 | 1275.547 | ↓12.8% | ↑33.7% |
>アラビカ種 | 74.636 | 1040.712 | 1222.721 | ↓14.9% | ↑47.7% |
>ロブスタ種 | 1.334 | 16.623 | 20.220 | ↓17.8% | ↓97.6% |
>インスタント | 9.740 | 55.537 | 32.606 | ↑70.3% | ↓92.1% |
Posted by 松 12/16/22 - 16:38
CFTC建玉報告
[CFTC建玉報告]
CFTC建玉報告
出所:米商品先物取引委員会(CFTC)、NY15:30発表
12月13日 現在、 先物 + オプション サマリー
大口トレーダー(ノン・コマーシャル) | ネット・ポジション | 前週比 |
NYMEX-原油 | △ 262205 | △ 213 |
NEMEX-RBOBガソリン | △ 51844 | ▼ 2145 |
NYMEX-暖房油 | △ 15784 | ▼ 5376 |
NYMEX-天然ガス | ▼ 154171 | △ 11289 |
COMEX-金 | △ 140414 | △ 15624 |
_ | ||
CBOT-小麦 | ▼ 42917 | ▼ 1010 |
CBOT-コーン | △ 172475 | △ 14088 |
CBOT-大豆 | △ 117159 | △ 24093 |
ICE US-粗糖 | △ 206793 | △ 9511 |
ICE US-コーヒー | ▼ 14488 | △ 3831 |
_ | ||
IMM-日本円 | ▼ 50856 | △ 4308 |
IMM-ユーロFX | △ 153089 | △ 12203 |
CBOT-DJIA (x5) | ▼ 12426 | ▼ 900 |
CME-S&P 500 | ▼ 178893 | ▼ 33852 |
Posted by 松 12/16/22 - 15:31
天然ガス:反落、一部の気温上昇予報受けて手仕舞い売りが加速
[場況]
NYMEX天然ガス1月限終値:6.600↓0.370
NY天然ガスは反落、一部の天気予報サービスが目先寒さが緩むとの見通しを出したことなどが嫌気される中、週末を前にポジション整理の売りが加速した。1月限は夜間取引から売りが先行、6.50ドル台半ばまで値を切り下げての推移となった。 朝方にまとまった売りが出ると、6.20ドル台まで一気に値を崩す格好となったが、押し目では買い意欲も強く、通常取引開始後には6.60ドル台まで値を回復。その後は値動きも落ち着き、6.50ドル台後半を中心としたレンジ内でのもみ合いが続いた。
Posted by 松 12/16/22 - 15:00
石油製品:暖房油を中心に大幅安、株や原油の下落が重石
[場況]
RBOBガソリン1月限:2.1323↓.0345
暖房油1月限:3.1199↓0.1635
NY石油製品は暖房油を中心に大幅安、株や原油の下落が重石となる中、景気の減速に伴う需要の減少に対する懸念が売りを呼び込んだ。相場は夜間取引から売りが先行、朝方にかけて大きく値を切り下げる展開となった。通常取引開始後はガソリンに買い戻しが集まったが、流れを強気に変えるには至らず。暖房油は最後まで売りに押される軟調な展開が続いた。
Posted by 松 12/16/22 - 14:54
原油:続落、株安が重石となる中でポジション整理の売りに押される
[場況]
NYMEX原油2月限終値:74.46↓1.69
NY原油は続落。株価の下落が重石となる中で週末を前にポジション整理の売りが膨らんだ。2月限は夜間取引から売りが先行、通常取引開始後には73ドル台半ばで値を切り下げての推移となった。売り一巡後もしばらくは上値の重い状態が続いたが、昼にまとまった買いが入ると75ドル台後半まで一気に値を回復。その後は再び売りが優勢となり、引けにかけては74ドル台半ばのレンジ内での推移が続いた。
Posted by 松 12/16/22 - 14:46
大豆:反発、材料難の中ながらも投機的な買い戻し集まる
[場況]
CBOT大豆1月限終値:1480-0↑6-1/2
シカゴ大豆は反発。需給面で新たな材料が見当たらない中、前日の下落の反動もあって投機的な買い戻しが相場を押し上げた。1月限は夜間取引では売りが優勢、早朝には1460セント台半ばまで値を切り下げる場面も見られたが、押し目では買い意欲も強く、朝方にはプラス圏まで値を回復。通常取引開始後には1470セント台半ばまでレンジを切り上げての推移となった。中盤以降は一段と騰勢を強める格好となり、1480セント台半ばまで上げ幅を拡大。買い一巡後も高値圏をしっかりと維持しての推移が続いた。
Posted by 松 12/16/22 - 14:42
コーン:わずかに反落、買い材料に欠ける中で上値の重い展開続く
[場況]
CBOTコーン3月限終値:653-0↓0-1/2
シカゴコーンは僅かに反落。新たな買い材料に欠ける中、前日の上昇の反動もあって上値の重い展開が続いた。3月限は夜間取引から売りが優勢、651セント台まで値を切り下げての推移となった。朝方にかけては買い戻しが集まり、通常取引開始後には小幅ながらプラス転換する場面も見られたものの、早々に売りに押し戻され中盤には650セントちょうどまで反落。引けにかけては再び買い意欲が強まったが、プラス転換するには至らなかった。
Posted by 松 12/16/22 - 14:41
小麦:小幅反落、材料難の中でポジション整理の売りが優勢
[場況]
CBOT小麦3月限終値:753-1/2↓3-3/4
シカゴ小麦は小幅反落。需給面で新たな材料に欠ける中、週末を前にしたポジション整理の売りが相場を主導した。3月限は夜間取引では前日の流れを継いだ買いが先行したものの、早々に息切れ。朝方にかけては前日終値を中心としたレンジ内でのもみ合いが続いた。通常取引開始後には一段と上値が重くなり、ややマイナス圏に入ったあたりでの推移が続いた。
Posted by 松 12/16/22 - 14:41
金:反発、将来的なリセッションへの懸念から安全資産の需要強まる
[場況]
COMEX金2月限終値:1,800.2↑12.4
NY金は反発。FOMCがタカ派的な内容だったことを嫌気した売りの流れも一巡、将来的なリセッションに対する懸念の高まりを受けた安全資産としての需要が下支えとなる中でしっかりと買いが集まった。2月限は夜間取引では方向感なく上下に振れる展開、ロンドン時間には1,780ドル台前半まで値を切り下げる場面も見られた。その後は徐々に買い意欲が強まり、早朝にはプラス圏を回復。通常取引開始後はS&Pグローバルの12月PMIが予想を下回ったことを受けて買いが加速、1,800ドルの節目を一気に回復した。買い一服後は1,800ドルをやや割り込んだあたりでもみ合う展開、最後は1,800ドル台に戻して取引を終了した。
Posted by 松 12/16/22 - 13:59
コーヒー:反落、週末を控えポジション整理の売りが相場を主導
[場況]
ICE-USコーヒー3月限終値:164.40↓7.35
NYコーヒーは反落。ここまでの上昇の勢いも一服、週末を控えたポジション整理の売りが相場を主導する展開となった。3月限は夜間の取引開始後しばらくは前日終値近辺での上下となったものの、その後徐々に売り圧力が強まり、早朝には170セントを割り込むまで値を下げた。朝方には改めて買いが集まるプラス転換する場面も見られたが、NYに入ると本格的に売り圧力が強まり、164セント台一気に下げ幅を拡大。売り一巡後も最後まで安値近辺で上値の重い展開が続いた。
Posted by 松 12/16/22 - 13:50
砂糖:反発、ブラジルレアル高支えに投機的な買い集まる
[場況]
ICE-US砂糖3月限終値:20.09↑0.11
NY砂糖は反発。前日の急落の反動もあり、投機的な買いが相場を主導する展開となった。対ドルでのブラジルレアル高の進行も強気に作用した。3月限は夜間の時間帯は売りが優勢、ややマイナス圏に入ったあたりでのもみ合いが続いた。早朝には前日終値を中心としたレンジまで値を切り下げての推移、NYに入ると買い意欲が強まり、20セント台前半まで上げ幅を拡大した。中盤以降は売りに押し戻される格好となったものの、20セントの節目近辺ではしっかりと下げ止まり。引けにかけては改めて買いが優勢となった。
Posted by 松 12/16/22 - 13:36
米国内で稼動中のリグ(掘削機)は776基と前週から4基減少
[エネルギー]
北米稼動リグ(掘削機)数
出所:ベーカーヒューズ社
12月16日 | 前週比 | 前年比 | (%) | |
米国合計 | 776 | ↓ 4 | ↑ 197 | ↑34.02% |
>陸上油田 | 759 | ↓ 1 | ↑ 196 | ↑34.81% |
>メキシコ湾 | 15 | ↓ 3 | →0 | →0.00% |
カナダ | 199 | ↓ 3 | ↑ 32 | ↑19.16% |
北米合計 | 975 | ↓ 7 | ↑ 229 | ↑30.70% |
Posted by 松 12/16/22 - 13:05
インドネシア、1月にバイオディーゼル混合比率を35%に引き上げ
[エタノール]
インドネシアエネルギー省のスポークスパーソンは16日、2023年1月1日付でバイオディーゼル混合比率を現行の30%から35%に引き上げると発表した。引き上げにより、バイオディーゼル需要は131億5000万リットルと、2022年の110億3000万リットルから増加の見通しを示した。国内のバイオディーゼル業界は生産能力を166億5000万リットルに引き上げ済みともいう。インドネシアのディーゼルオイルはパーム油を原材料としている。
Posted by 直 12/16/22 - 10:29
22/23年フランスコーン生産推定、下方修正で1000万トン割り込む
[穀物・大豆]
フランス政府機関FranceAgriMerは月次レポートで、同国の2022/23年度コーン生産推定を984万トンと、従来の1000万5000トンから引き下げ、1000万トンを割り込む見方に転じた。前年から31.7%減少。作付を132万ヘクタールから131万8000ヘクタールに下方修正し、前年との比較で7.8%ダウン。イールドは7.58トンから7.47トンに下方修正した。前年比にすると25.9%の低下になる。
2022/23年度のコーン輸入は35万トンから50万トンに上方修正となり、前年比2.3%増加の見通しに転じた。輸出は346万6000トンから347万9000トンに引き上げ、EU向けを300万6000トンから301万9000トンに上方修正したのが背景にある。それでも輸出全体で前年から37.8%減少、EU向けが38.5%の減少見通しである。非EU向けは36万トンの見通しで据え置き、前年から39.0%落ち込む。で修正なし。期末在庫の予想は204万トンから222万6000トンに上方修正し、前年を2.7%下回る。
FranceAgriMerはこのほか、2022/23年度(7-6月)軟質小麦生産推定を3366万4000トンから3367万2000トンに引き上げた。前年との比較にして4.9%減少。作付を前年比6.0%減の468万6000ヘクタールで据え置き、イールドを7.18トンから7.19トンに引き下げた。前年の7.10トンを上回る。
輸出を1706万トンから1715万トンに引き上げた。前年から1.4%、2年連続増加の予想になる。欧州連合(EU)向けを694万トンから673万トンに引き下げた一方、域外向けは1000万トンから1030万トンに上方修正。EU向けは前年比16.1%減少、域外向けは17.3%の増加になる。期末在庫は255万9000トンから255万3000トンに下方修正。前年から8.0%減少する。
Posted by 直 12/16/22 - 10:20
ロシア穀物在庫、12月1日時点で前年34%上回る
[穀物・大豆]
ロシアの国家統計局(Rosstat)によると、国内の穀物在庫は12月1日時点で3940万トンと、前年同期を34%上回った。このうち小麦が2560万トンで、52%増加。一方、コーンは29%減少して330万トンとなった。
Posted by 直 12/16/22 - 10:01
2022年ウクライナコーン収穫、15日時点で70%終了・農務省
[穀物・大豆]
ウクライナ農務省によると、国内の2022年コーン収穫は15日時点で1841万トンとなり、作付されたうちの70%終了した。穀物全体で88%終了して4491万トンの収獲高となった。
Posted by 直 12/16/22 - 09:59
2022年ウクライナ砂糖ビート収穫、100%に到達
[砂糖]
ウクライナ農務省によると、2022年砂糖ビートの収穫は15日時点で17万9400ヘクタールと、100%に到達した。収穫高が897万トン。ロシアとの戦闘の影響から前年に比べて作業ペースは遅く、収穫規模もダウンとなった。
Posted by 直 12/16/22 - 09:58
22/23年アルゼンチン大豆作付、14日時点で50.6%終了・BA取引所
[穀物・大豆]
アルゼンチンのブエノスアイレス穀物取引所の週次クロップレポートによると、2022/23年度の大豆作付は14日時点で事前予想の1670万ヘクタールの50.6%終了した。前週の37.1からトアップ。9日の降雨が中部の大部分の土壌水分を改善したことを指摘。それでも、作業を順調に進めるには水不足が懸念される地域も多いという。作付進捗率は前年同期比にすると14.2ポイントダウンとなる。
Posted by 直 12/16/22 - 09:39
22/23年アルゼンチンコーン作付、14日時点で42.6%終了・BA取引所
[穀物・大豆]
アルゼンチンのブエノスアイレス穀物取引所の週次クロップレポートによると、2022/23年度コーン作付は14日時点で事前予想の730万ヘクタールの42.6%終了となった。前週の32.7%から進み、作業は主にコルドバ州やブエノスアイレス州、サンタフェ州で行われたという。それでも、前年同期は5.2ポイント下回る。
Posted by 直 12/16/22 - 09:38
22/23年アルゼンチン小麦収穫、14日時点で53.8%終了・BA取引所
[穀物・大豆]
アルゼンチンのブエノスアイレス穀物取引所の週次クロップレポートによると、2022/23年度産の小麦収穫は14日時点で53.8終了となった。前週から11.4ポイントアップ、前年同期の66%は下回る。イールドは1.96トンで、前週の1.88トンから上昇した。取引所は生産見通しを前年比44.6%減の1240万トンで据え置いた。
Posted by 直 12/16/22 - 09:38
15日のOPECバスケット価格は80.47ドルと前日から0.50ドル上昇
[エネルギー]
OPECバスケット価格
出所:石油輸出国機構(OPEC)、単位:ドル/バレル
日付 | バスケット価格 | 前日比 |
12/15 (木) | 80.47 | ↑0.50 |
12/14 (水) | 79.97 | ↑1.63 |
12/13 (火) | 78.34 | ↑3.40 |
12/12 (月) | 74.94 | ↑0.28 |
12/9 (金) | 74.66 | ↓0.52 |
Posted by 松 12/16/22 - 05:39
12/16(金)の予定
[カレンダー]
エネルギー
・北米稼動リグ(掘削機)数 (13:00)
農産物
・ブラジルサンパウロ州アルコール価格指数
・CFTC建玉報告 (15:30)
納会日
・株価指数先物 12月限OP 納会
・株価指数先物 12月限納会
Posted by 松 12/16/22 - 05:36
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