2024年5月1日(水)
原油:足元の売りは一時的、中東情勢不安支えに改めて強気
- 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | ||
NYMEX:WTI原油 6月限 | 81.48 | 81.57 | 78.83 | 79.00 | ↓2.93 | |
NYMEX:WTI原油 7月限 | 80.86 | 80.90 | 78.28 | 78.44 | ↓2.84 | |
NYMEX:RBOBガソリン 6月限 | 2.6803 | 2.6834 | 2.5739 | 2.5774 | ↓0.1138 | |
NYMEX:暖房油 6月限 | 2.5220 | 2.5310 | 2.4458 | 2.4519 | ↓0.0757 | |
ICE-EU:ブレント原油 7月限 | 85.80 | 85.89 | 83.29 | 83.44 | ↓2.89 | |
OPECバスケット (4/29) | 88.72 | ↓0.47 |
NY原油は大幅続落。中東情勢でここ数日特に大きな問題が生じていないことや、FRBがタカ派的な姿勢を強めるとの懸念、EIAの在庫統計が弱気のサプライズとなったことが材料視される中、これまでの流れを継いだポジション整理の売りが加速した。6月限は夜間取引から売りが先行、早朝には80ドル台前半まで値を切り下げての推移となった。通常取引開始後は一旦買い戻しが集まり、81ドル台まで値を回復したものの、早々に息切れ。在庫統計発表後は原油が予想外の大幅積み増しとなったことが嫌気される形で売り一色の展開となり、79ドル台前半まで一気に値を崩した。昼からはペースこそ鈍ったものの、軟調な流れが継続。引け前には79ドルを割り込むまでに下げ幅を拡大する場面も見られた。
NY石油製品は大幅続落、弱気の在庫統計が嫌気される中、原油の急落につれて大きく売りが膨らんだ。相場は夜間取引から売りが先行。通常取引開始後には一旦買い戻しが集まる場面も見られたが、プラス転換することなく息切れ。在庫統計発表後は改めて売りが加速、大きく下げ幅を拡大した。昼には売りのペースが鈍ったものの、最後まで上値の重い展開が続いた。
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天然ガス:不安定な上下繰り返しながらも、流れは徐々に強気
- 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | ||
NYMEX:天然ガス 6月限 | 1.954 | 1.970 | 1.913 | 1.932 | ↓0.059 | |
NYMEX:天然ガス 7月限 | 2.285 | 2.300 | 2.255 | 2.266 | ↓0.053 | |
NYMEX:天然ガス 8月限 | 2.409 | 2.423 | 2.382 | 2.391 | ↓0.047 | |
NYMEX:天然ガス 12月限 | 3.520 | 3.524 | 3.473 | 3.482 | ↓0.045 |
NY天然ガスは続落。在庫統計の発表を控え、足元の需給の弱さが改めて材料視される中で投機的な売りが膨らんだ。6月限は夜間取引から売りが先行、早朝にかけて1.90ドル台前半まで値を切り下げての推移となった。朝方にはまとまった買いが入り、1.90ドル台後半まで値を回復する場面も見られたものの、早々に息切れ。通常取引開始後には改めて売りが加速、1.910ドル台まで下げ幅を拡大した。中盤には売りも一服、1.90ドル台半ばまで値を戻したものの、引けにかけては再び上値が重くなった。
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金:FRBがタカ派姿勢強めるとの懸念消えず、流れは一段と弱気
- 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | ||
COMEX:金 6月限 | 2298.2 | 2336.9 | 2291.7 | 2311.0 | ↑8.1 | |
COMEX:金 8月限 | 2319.9 | 2358.4 | 2314.0 | 2332.9 | ↑8.2 | |
COMEX:銀 7月限 | 26.550 | 27.115 | 26.520 | 26.748 | ↑0.094 | |
COMEX:銅 7月限 | 4.5410 | 4.5890 | 4.5125 | 4.5460 | ↓0.0185 | |
NYMEX:プラチナ 7月限 | 947.7 | 968.3 | 942.2 | 954.9 | ↑6.7 | |
NYMEX:パラジウム 6月限 | 952.5 | 964.0 | 939.0 | 948.6 | ↓4.2 |
NY金は反発。引け後にFOMCの声明発表やパウエルFRB議長の会見を控え、ポジション整理の買い戻しが相場を主導する展開となった。6月限は夜間取引では前日の流れを継いだ売りが優勢、2,300ドルの節目を割り込んでの上値の重い展開が続いた。ロンドン時間に入ったあたりから徐々に買い意欲が強まり、朝方にはプラス圏を回復。通常取引開始後も買いの勢いは衰えず、2,320ドル台まで一気に値を切り上げた。その後は買いも一服、2,310ドル台を中心としたやや幅の広いレンジ内で方向感なく上下を繰り返す展開、最後はやや上値が重くなったが、プラス圏を維持したまま取引を終了した。
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2024年4月30日(火)
原油:地政学リスクや供給不安支えに、流れは改めて強気に傾く
- 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | ||
NYMEX:WTI原油 6月限 | 82.76 | 83.30 | 80.95 | 81.93 | ↓0.70 | |
NYMEX:WTI原油 7月限 | 82.16 | 82.65 | 80.34 | 81.28 | ↓0.75 | |
NYMEX:RBOBガソリン 6月限 | 2.7368 | 2.7411 | 2.6629 | 2.6912 | ↓0.0397 | |
NYMEX:暖房油 6月限 | 2.5554 | 2.5715 | 2.4899 | 2.5276 | ↓0.0184 | |
ICE-EU:ブレント原油 7月限 | 87.10 | 87.80 | 85.45 | 86.33 | ↓0.87 | |
OPECバスケット (4/29) | 88.72 | ↓0.47 |
NY原油は続落。インフレの高止まりや将来的な景気減速に対する懸念が改めて強まる中、米株の下落やドル高の進行を嫌気する形で投機的な売りが膨らんだ。6月限は夜間取引では買いが先行、前日の下落の反動もあり、朝方には83ドル台まで値を切り上げての推移となった。通常取引開始後は一転して売り一色の展開となり、81ドルを割り込むまで一気に下げ幅を拡大。売り一巡後は買い戻しが集まり、82ドル台半ばまで値を回復したものの、流れを強気に戻すには至らず。中盤以降は値動きも落ち着き、81ドル台後半を中心としたレンジ内でのもみ合いが続いた。引けにかけては買いが優勢となり、82ドル台に戻して取引を終了した。
NY石油製品は続落、原油や株の下落につれて投機的な売りが膨らんだ。相場は夜間取引では買いが優勢、原油が堅調に推移する中、ややプラス圏に入ったあたりでのもみ合いが続いた。通常取引開始後は一転して売り一色の展開となり、あっさりとマイナス転落、そのまま大きく下げ幅を拡大した。中盤以降は売りも一服、安値からは値を回復したものの、最後までマイナス圏での推移が続いた。
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天然ガス:不安定な上下繰り返しながらも、流れは徐々に強気
- 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | ||
NYMEX:天然ガス 6月限 | 2.050 | 2.092 | 1.958 | 1.991 | ↓0.039 | |
NYMEX:天然ガス 7月限 | 2.394 | 2.420 | 2.303 | 2.319 | ↓0.054 | |
NYMEX:天然ガス 8月限 | 2.503 | 2.533 | 2.425 | 2.438 | ↓0.055 | |
NYMEX:天然ガス 12月限 | 3.549 | 3.571 | 3.512 | 3.527 | ↓0.023 |
NY天然ガスは反落。前日の上昇の反応もあり、日中を通じて投機的な売りが相場を主導する展開となった。6月限は夜間取引では買いが優勢、ややプラス圏に入ったあたりでのもみ合いが続いた。朝方からは一転して売りに押し戻される格好となり、前日終値近辺まで反落。中盤まではかろうじてプラス圏を維持してのもみ合いとなったが、その後は一段と売り圧力が強まり、午後にかけて1.90ドル台半ばまで値を崩した。引けにかけてはまとまった買い戻しが入り値を回復したが、プラス転換することなく取引を終了した。
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金:地政学リスクの高まりには注意も、流れは一段と弱気に傾く
- 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | ||
COMEX:金 6月限 | 2347.0 | 2347.6 | 2302.1 | 2302.9 | ↓54.8 | |
COMEX:金 8月限 | 2368.9 | 2368.9 | 2324.0 | 2324.7 | ↓55.1 | |
COMEX:銀 7月限 | 27.455 | 27.455 | 26.545 | 26.654 | ↓1.006 | |
COMEX:銅 7月限 | 4.6790 | 4.6945 | 4.5540 | 4.5645 | ↓0.1120 | |
NYMEX:プラチナ 7月限 | 959.9 | 963.1 | 940.0 | 948.2 | ↓13.3 | |
NYMEX:パラジウム 6月限 | 982.5 | 983.0 | 936.5 | 952.8 | ↓24.8 |
NY金は大幅反落。FOMCの声明発表を翌日に控え、インフレの高止まりやFRBの利下げ先送りに対する懸念が改めて売りを呼び込んだ。6月限は夜間取引から売りが先行、朝方には2,320ドル台まで値を切り下げての推移となった。通常取引開始後も売りの勢いは衰えず、更に下げ幅を拡大。株式市場が開くと一旦は買い戻しが集まったものの、早々に息切れ。中盤にかけては米長期金利が上昇基調を強める中で売りが加速、2,300ドルの節目割れをうかがう水準まで一気に値を崩した。売り一巡後も押し目で買いを入れる向きはなく、安値近辺で上値の重い展開が続いた。
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