2025年3月28日(金)
原油:不安定な上下繰り返しながらも、流れは一段と弱気に傾く
- 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | ||
NYMEX:WTI原油 5月限 | 69.91 | 70.09 | 68.87 | 69.36 | ↓0.56 | |
NYMEX:WTI原油 6月限 | 69.48 | 69.63 | 68.42 | 68.90 | ↓0.59 | |
NYMEX:RBOBガソリン 5月限 | 2.2536 | 2.2669 | 2.2330 | 2.2435 | ↓0.0110 | |
NYMEX:暖房油 5月限 | 2.2536 | 2.2580 | 2.2205 | 2.2288 | ↓0.0254 | |
ICE-EU:ブレント原油 6月限 | 73.33 | 73.47 | 72.35 | 72.76 | ↓0.58 | |
OPECバスケット (3/27) | 76.11 | ↑0.15 |
NY原油は反落。午前中に発表された個人消費支出やミシガン大消費者指数が弱気の内容となり、景気減速に対する懸念が改めて強まる中、株価の急落につれてポジション整理の売りが膨らんだ。5月限は夜間取引では前日終値近辺で方向感なくもみ合う展開、朝方には70ドルの節目を回復する場面も見られた。通常取引開始後は一転して売りに押し戻される格好となり、昼には69ドルをやや割り込むまでに下げ幅を拡大。売り一巡後は69ドル台前半まで値を回復したものの、それ以上の動きは見られず。最後まで上値の重い展開が続いた。
NY石油製品は反落。景気減速によって需要が伸び悩むとの懸念が重石となる中、株や原油の下落につれて売りが膨らんだ。相場は夜間取引からややマイナス圏に入ったあたりで方向感なくもみ合う展開。朝方にかけてはガソリンに買いが集まったものの、通常取引開始後は一転して売り一色の展開、昼にかけて大きく値を切り下げた。午後には売り一巡となったが、最後まで上値は重かった。
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天然ガス:しばらく天気予報睨みながら、上下に不安定に振れる
- 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | ||
NYMEX:天然ガス 5月限 | 3.915 | 4.086 | 3.836 | 4.065 | ↑0.140 | |
NYMEX:天然ガス 6月限 | 4.065 | 4.212 | 3.988 | 4.185 | ↑0.113 | |
NYMEX:天然ガス 7月限 | 4.305 | 4.435 | 4.234 | 4.401 | ↑0.090 | |
NYMEX:天然ガス 12月限 | 5.068 | 5.152 | 5.014 | 5.119 | ↑0.040 |
NY天然ガスは続伸。ここまでの下落で売られ過ぎ感が高まる中、週末を前にしたポジション整理の買い戻しがしっかりと相場を押し上げる展開となった。5月限は夜間取引では売りが優勢、朝方には3.80ドル台前半まで値を切り下げる場面も見られた。その後は売りも一服、通常取引開始後はしばらくマイナス圏での推移が続いたが、昼前から断続的に買い戻しが入ると、一気に4ドルの節目を回復。その後も買いの勢いは衰えず、遅くには4.00ドル台後半まで値を切り上げる場面も見られた。
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金:市場の不安高まるなら最高値更新繰り返すも、株価急落に注意
- 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | ||
COMEX:金 4月限 | 3069.7 | 3094.9 | 3066.8 | 3086.5 | ↑25.5 | |
COMEX:金 6月限 | 3099.3 | 3124.4 | 3096.3 | 3114.3 | ↑23.4 | |
COMEX:銀 5月限 | 35.325 | 35.495 | 34.705 | 34.814 | ↓0.269 | |
COMEX:銅 5月限 | 5.1195 | 5.1675 | 5.0620 | 5.1300 | ↑0.0105 | |
NYMEX:プラチナ 7月限 | 1005.8 | 1012.0 | 987.3 | 996.1 | ↓4.5 | |
NYMEX:パラジウム 6月限 | 986.5 | 1004.0 | 972.0 | 984.8 | ↓0.3 |
NY金は続伸、再び史上最高値を更新した。インフレ懸念を背景とした消費者心理の悪化を嫌気、株価が急落する中で安全資産としての需要が相場を押し上げた。6月限は夜間取引から買いが先行、ロンドンの朝方には3,120ドル台まで値を切り上げた。その後一旦は売りに押し戻されたものの、3,100ドル台はしっかりと維持して下げ止まり。通常取引開始後も新たな動きは見られず、3,100ドルから3,120ドルのレンジ内で売り買いが交錯、方向感なく上下を繰り返す展開が続いた。
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2025年3月27日(木)
原油:不安定な上下繰り返しながらも、流れは一段と弱気に傾く
- 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | ||
NYMEX:WTI原油 5月限 | 69.96 | 69.97 | 69.12 | 69.92 | ↑0.27 | |
NYMEX:WTI原油 6月限 | 69.45 | 69.53 | 68.72 | 69.49 | ↑0.28 | |
NYMEX:RBOBガソリン 5月限 | 2.2451 | 2.2563 | 2.2252 | 2.2545 | ↑0.0151 | |
NYMEX:暖房油 5月限 | 2.2567 | 2.2567 | 2.2330 | 2.2542 | ↑0.0034 | |
ICE-EU:ブレント原油 5月限 | 73.90 | 74.07 | 73.23 | 74.03 | ↑0.24 | |
OPECバスケット (3/26) | 75.96 | ↑0.22 |
NY原油は小幅続伸。地政学リスクの高まりやそれに伴って供給不安が生じるとの見方が下支えとなる中、投機的な買いが相場を主導した。5月限は夜間取引ではロンドン時間に入ったあたりからポジション整理の売りが優勢、69ドル台前半から半ばのレンジまで値を切り下げての推移となった。通常取引開始後には改めて売り圧力が強まり、69.10ドルまで下げ幅を拡大したものの、その後は一転して買い意欲が強まり、69ドル台後半まで一気に値を回復。中盤以降は上昇も一服となったものの、最後までプラス圏をしっかりと維持したまま取引を終了した。
NY石油製品は続伸。原油の上昇につれる形で買いが優勢となった。相場は夜間取引では前日終値近辺で方向感なく上下に振れる展開。通常取引開始後には売りが膨らむ場面も見られたが、押し目ではしっかりと買いが集まり、早々に値を回復した。中盤以降も売り買いが交錯、不安定な値動きが続いたが、引けにかけてはガソリンを中心に買いが集まり、プラス圏で取引を終了した。
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天然ガス:しばらく投機的な売り買い交錯も、中長期的には強気
- 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | ||
NYMEX:天然ガス 4月限 | 3.859 | 4.016 | 3.689 | 3.950 | ↑0.089 | |
NYMEX:天然ガス 5月限 | 3.862 | 3.958 | 3.732 | 3.925 | ↑0.053 | |
NYMEX:天然ガス 6月限 | 4.011 | 4.103 | 3.895 | 4.072 | ↑0.048 | |
NYMEX:天然ガス 12月限 | 5.066 | 5.100 | 4.990 | 5.079 | ↑0.001 |
NY天然ガスは反発。在庫統計が予想を上回る積み増しという弱気の内容となったにも関わらず、投機的な買い戻しがしっかりと相場を押し上げる展開となった。5月限は夜間取引では売りが先行、ロンドンの朝方には3.70ドル台半ばまで値を切り下げる場面も見られた。売り一巡後はジリジリと値を回復する格好となり、通常取引の開始時には小幅ながらプラス圏を回復。その後は再び上値が重くなったものの、在庫統計発表後は売り材料出尽くし感も後押しとなる中で買いが加速、午後には3.90ドル台半ばまで一気に値を切り上げた。引けにかけては買いも一巡となったが、最後まで高値圏は維持したまま取引を終了した。
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金:最高値更新繰り返す可能性も、中長期的な流れは弱気
- 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | ||
COMEX:金 4月限 | 3025.6 | 3071.3 | 3022.3 | 3061.0 | ↑38.5 | |
COMEX:金 6月限 | 3055.1 | 3102.2 | 3052.1 | 3090.9 | ↑38.6 | |
COMEX:銀 5月限 | 34.210 | 35.270 | 34.125 | 35.083 | ↑0.861 | |
COMEX:銅 5月限 | 5.2405 | 5.2715 | 5.0890 | 5.1195 | ↓0.1235 | |
NYMEX:プラチナ 7月限 | 984.2 | 1006.1 | 978.5 | 1000.6 | ↑15.9 | |
NYMEX:パラジウム 6月限 | 974.0 | 991.5 | 964.0 | 985.1 | ↑10.5 |
NY金は大幅反発、再び史上最高値を更新した。前日午後にトランプ大統領が自動車に対する25%の関税賦課を発表、インフレや景気減速に対する懸念が改めて高まる中で安全資産としての需要が相場を押し上げた。6月限は夜間取引から買いが先行、早朝にまとまった買いが入ると、3,090ドル台まで一気に値を切り上げた。通常取引開始後は一旦売りに押し戻される格好となったものの、押し目ではしっかりと買いが集まり、早々に下げ止まり。中盤にかけて改めて騰勢を強めると、3,100ドル台まで上げ幅を拡大した。昼前には買いも一服、引けにかけてはやや上値が重くなったものの、3,090ドル台は維持する形で取引を終了した。
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