2025年7月9日(水)
原油:中東情勢やOPECの生産動向睨み、売り買い交錯
- 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | ||
NYMEX:WTI原油 8月限 | 68.18 | 68.94 | 67.70 | 68.38 | ↑0.05 | |
NYMEX:WTI原油 9月限 | 66.90 | 67.55 | 66.37 | 66.97 | ↓0.01 | |
NYMEX:RBOBガソリン 8月限 | 2.1840 | 2.2040 | 2.1723 | 2.1879 | ↑0.0029 | |
NYMEX:暖房油 8月限 | 2.4380 | 2.4650 | 2.3870 | 2.4092 | ↓0.0321 | |
ICE-EU:ブレント原油 9月限 | 69.92 | 70.71 | 69.61 | 70.19 | ↑0.04 | |
OPECバスケット (7/8) | 70.87 | ↑0.95 |
NY原油は前日からほぼ変わらず。中東情勢緊迫に対する漠然とした不安が下支えとなる中、日中を通じて方向感なく上下に振れる展開が続いた。在庫統計は原油が予想外の大幅積み増しとなったものの、特に弱気材料視されることはなかった。8月限は夜間取引ではややマイナス圏に入ったあたりでのもみ合い、ロンドン時間に入ると買い意欲が強まり、69ドルの節目に迫るまで一気に値を切り上げた。早朝からは再び上値が重くなり、68ドル台半ばまで上げ幅を縮小。通常取引開始後は一段と売りが加速、67ドル台後半まで一気に値を崩した。在庫統計発表後は再び買いが優勢となり、プラス圏を回復。午後には68ドル台後半まで値を伸ばしたが 、最後は売りに押され前日終値近辺で終了した。
NY石油製品はガソリンが小幅続伸となる一方、暖房油は反落。原油の値動きを追随、日中を通じて方向感なく上下を繰り返す展開となった。相場は夜間取引ではロンドン時間の朝方に買いが集まったものの、その後売りに押されマイナス転落、通常取引開始後には一段と下げ幅を拡大した。中盤には再び買い意欲が強まりガソリンはプラス展開したものの、暖房油は上値が重いままだった。
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天然ガス:季節的な冷房需要の増加期待支えに、流れは強気
- 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | ||
NYMEX:天然ガス 8月限 | 3.348 | 3.359 | 3.149 | 3.214 | ↓0.126 | |
NYMEX:天然ガス 9月限 | 3.377 | 3.386 | 3.193 | 3.251 | ↓0.119 | |
NYMEX:天然ガス 10月限 | 3.491 | 3.491 | 3.312 | 3.373 | ↓0.108 | |
NYMEX:天然ガス 12月限 | 4.478 | 4.482 | 4.316 | 4.394 | ↓0.079 |
NY天然ガスは続落。在庫が平年を上回る水準にあるという、足元の需給の弱さが改めて材料視される中で売りが膨らんだ。8月限は夜間取引から売りが優勢、早朝には3.20ドル台半ばまで値を切り下げての推移となった。朝方には一旦買い戻しが集まり3.30ドル台まで値を戻したものの、その後は改めて売り圧力が強まり、通常取引開始後には3.10ドル台半ばまで一気に下げ幅を拡大。昼前には売りも一服、午後にかけて3.20ドル台まで値を回復したが、流れを強気に変えるには至らなかった。
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金:不安定な上下繰り返す展開続く、先行き不透明感は依然下支え
- 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | ||
COMEX:金 8月限 | 3310.6 | 3323.6 | 3290.2 | 3321.0 | ↑4.1 | |
COMEX:金 12月限 | 3367.0 | 3378.3 | 3346.2 | 3376.3 | ↑3.7 | |
COMEX:銀 9月限 | 36.935 | 36.950 | 36.490 | 36.630 | ↓0.119 | |
COMEX:銅 9月限 | 5.4800 | 5.7305 | 5.4250 | 5.4865 | ↓0.1990 | |
NYMEX:プラチナ 10月限 | 1389.0 | 1405.0 | 1366.6 | 1385.3 | ↓6.0 | |
NYMEX:パラジウム 9月限 | 1121.5 | 1146.0 | 1102.5 | 1141.5 | ↑19.8 |
NY金は小幅反発。ここまでの価格調整もひとまず一服、引け後に6月のFOMC議事録の発表を控え、投機的な買い戻しが相場を主導する展開となった。8月限は夜間取引では売りが優勢、3,300ドルの節目をやや割り込んだあたりを中心としたレンジ内でのもみ合いが続いた。通常取引開始後は徐々に買い意欲が強まり、小幅ながらもプラス転換。中盤には買いも一服となったものの、最後まで高値圏をしっかりと維持したまま取引を終了した。
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2025年7月8日(火)
原油:地政学リスク完全に払拭されない中、激し上下繰り返す
- 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | ||
NYMEX:WTI原油 8月限 | 67.96 | 68.91 | 67.33 | 68.33 | ↑0.40 | |
NYMEX:WTI原油 9月限 | 66.51 | 67.51 | 65.96 | 66.98 | ↑0.49 | |
NYMEX:RBOBガソリン 8月限 | 2.1529 | 2.1988 | 2.1445 | 2.1850 | ↑0.0328 | |
NYMEX:暖房油 8月限 | 2.4112 | 2.4556 | 2.3952 | 2.4413 | ↑0.0202 | |
ICE-EU:ブレント原油 9月限 | 69.50 | 70.68 | 69.03 | 70.15 | ↑0.57 | |
OPECバスケット (7/7) | 69.92 | ↑0.07 |
NY原油は続伸。需給面で決め手となるような材料が出た訳ではなかったが、前日の流れを継いだ投機的な買い戻しが相場を主導する展開となった。8月限は夜間取引では売りが優勢、ややマイナス圏に入ったあたりでのもみ合いが続いた。早朝にかけては徐々に買い意欲が強まり、小幅ながらプラス圏を回復。通常取引開始後には一旦売りに押し戻されたものの、その後改めて騰勢を強めると、午後にかけて68ドル台後半まで一気に値を切り上げる展開となった。引けにかけては買いも一服、68ドル台半ばまで値を切り下げて取引を終了した。
NY石油製品は続伸、原油の上昇につれて投機的な買いが集まった。相場は夜間取引では暖房油を中心に売りが先行、マイナス圏で軟調な展開が続いた。早朝からは一転して買い意欲が強まり、ガソリンは早々にプラス転換。通常取引開始後は暖房油もプラス圏を回復、中盤にかけて一段と値を切り上げる展開となった。午後には買いも一服となったが、高値圏を維持したまま取引を終了した。
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天然ガス:季節的な冷房需要の増加期待支えに、流れは強気に傾く
- 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | ||
NYMEX:天然ガス 8月限 | 3.406 | 3.469 | 3.325 | 3.340 | ↓0.072 | |
NYMEX:天然ガス 9月限 | 3.433 | 3.492 | 3.357 | 3.370 | ↓0.066 | |
NYMEX:天然ガス 10月限 | 3.537 | 3.591 | 3.470 | 3.481 | ↓0.060 | |
NYMEX:天然ガス 12月限 | 4.500 | 4.550 | 4.460 | 4.473 | ↓0.026 |
NY天然ガスは反落。北東部を中心に平年以上の気温が続いている中にも関わらず、これまでの流れを継いだ投機的な売りが相場を主導する展開となった。8月限は夜間取引から売りが優勢、ややマイナス圏に入ったあたりでのもみ合いが続いた。早朝にかけては買い意欲が強まりプラス転換、3.40ドル台後半まで値を切り上げての推移となった。朝方からは一転して売り圧力が強まり、再びマイナス転落。通常取引開始後も上値の重い展開が継続、最後は3.30ドル台前半まで下げ幅を拡大して取引を終了した。
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金:安全資産の需要後退することはなく、不安定な上下繰り返す
- 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | ||
COMEX:金 8月限 | 3348.9 | 3355.6 | 3295.4 | 3316.9 | ↓25.9 | |
COMEX:金 12月限 | 3405.2 | 3410.3 | 3351.9 | 3372.6 | ↓26.1 | |
COMEX:銀 9月限 | 36.955 | 37.095 | 36.445 | 36.749 | ↓0.155 | |
COMEX:銅 9月限 | 5.0120 | 5.8955 | 4.9725 | 5.6855 | ↑0.6595 | |
NYMEX:プラチナ 10月限 | 1382.8 | 1402.3 | 1357.3 | 1391.3 | ↑18.0 | |
NYMEX:パラジウム 9月限 | 1123.5 | 1140.0 | 1108.5 | 1121.7 | ↑7.0 |
NY金は続落。トランプ政府が上乗せ関税に関する書簡の送付を始める中、米長期金利の上昇を言嫌気する形でポジション整理の売りが相場を主導する展開となった。8月限は夜間取引では前日終値近辺でやや上値の重い展開。ロンドン時間に入ると3,330ドル台前半までレンジを切り下げての推移となった。通常取引開始後もしばらくは動きが見られなかったが、その後まとまった売りが断続的に出ると、中盤には3,300ドルの節目をやや割り込むまでに下げ幅を拡大。昼前には売りも一服となったものの、反発は限定的なものにとどまった。
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