2025年8月22日(金)
原油:投機的な売り買い交錯する中、流れは徐々に弱気に傾く
- 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | ||
NYMEX:WTI原油 10月限 | 63.50 | 63.93 | 63.31 | 63.66 | ↑0.14 | |
NYMEX:WTI原油 11月限 | 63.04 | 63.45 | 62.88 | 63.23 | ↑0.12 | |
NYMEX:RBOBガソリン 9月限 | 2.1627 | 2.1739 | 2.1519 | 2.1585 | ↓0.0012 | |
NYMEX:暖房油 9月限 | 2.3312 | 2.3344 | 2.2988 | 2.3081 | ↓0.0170 | |
ICE-EU:ブレント原油 10月限 | 67.59 | 68.00 | 67.42 | 67.73 | ↑0.06 | |
OPECバスケット (8/21) | 70.01 | ↑0.99 |
NY原油は小幅続伸。決め手となる材料に欠ける中、日中を通じて方向感なく上下に振れる展開が続いたが、最後は株高の進行も支えとなる中で買いが優勢となった。10月限は夜間取引から前日終値を中心としたレンジ内でのもみ合い。通常取引開始後には買い意欲が強まり、64ドルの節目をうかがうまでに値を切り上げたものの、早々に息切れ。中盤にかけて売りが膨らむと、あっさりとマイナス転落した。午後からは改めて騰勢を強める格好となり、最後は僅かながらもプラス圏に戻して取引を終了した。
NY石油製品は小幅反落。日中を通じて売り買いが交錯、方向感の定まらない展開となった。相場は夜間取引では暖房油中心に売りが優勢、軟調な相場展開が続いた、通常取引開始後は買い意欲が強まり、ガソリンが早々にプラス転換。暖房油も中盤にはプラス圏を回復したものの、それ以上の動きは見られず。引けにかけては売りに押され、マイナス圏まで値を下げて取引を終了した。
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天然ガス:天気予報睨んで売り買い交錯も、当面の底値探る展開に
- 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | ||
NYMEX:天然ガス 9月限 | 2.813 | 2.819 | 2.692 | 2.698 | ↓0.128 | |
NYMEX:天然ガス 10月限 | 2.903 | 2.912 | 2.787 | 2.800 | ↓0.114 | |
NYMEX:天然ガス 11月限 | 3.235 | 3.248 | 3.151 | 3.162 | ↓0.085 | |
NYMEX:天然ガス 12月限 | 3.819 | 3.829 | 3.737 | 3.751 | ↓0.071 |
NY天然ガスは反落。今週に入って気温が低下、目先も平年以下の気温が続くとの予報が出る中、冷房需要の伸び悩みに対する懸念が改めて売りを呼び込む格好となり、期近終値ベースで昨年11月以来の安値を更新した。9月限は夜間取引から売りが優勢、2.70ドル台後半までジリジリと値を切り下げる展開となった。早朝には一旦買い戻しが集まる場面も見られたものの、早々に息切れ。その後ややまとまった売りが出ると、2.70ドル台半ばまで下げ幅を拡大した。通常取引開始後も売りの勢いは衰えず、午後には2.70ドルの節目割れを試すまでに値を切り下げる展開。最後までしっかりとした買い戻しが入ることもないままに取引を終了した。
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金:景気動向やFRBの金融政策睨み、売り買いに振り回される
- 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | ||
COMEX:金 8月限 | 3349.4 | 3377.7 | 3349.4 | 3374.4 | ↑37.5 | |
COMEX:金 12月限 | 3383.3 | 3423.4 | 3362.8 | 3418.5 | ↑36.9 | |
COMEX:銀 9月限 | 38.095 | 39.090 | 37.675 | 39.054 | ↑0.975 | |
COMEX:銅 9月限 | 4.4520 | 4.4805 | 4.4275 | 4.4590 | ↑0.0155 | |
NYMEX:プラチナ 10月限 | 1355.9 | 1385.1 | 1330.4 | 1363.1 | ↑4.2 | |
NYMEX:パラジウム 9月限 | 1115.5 | 1154.0 | 1112.0 | 1133.7 | ↑18.0 |
NY金は大幅反発。パウエルFRB議長がジャクソンホールの講演で9月利下げの可能性を示唆したことを受け、米金利の低下やドル安の進行を好感する形で投機的な買いが加速した。12月限は夜間取引では売りが優勢、ややマイナス圏に入ったあたりでのもみ合いが続いた。通常取引開始後は3,360ドル台まで値を切り下げる場面も見られたものの、その後パウエル議長の講演が始まると買い一色の展開となり、3,420ドル台まで一気に上げ幅を拡大。中盤以降は買いも一服となったものの、最後まで高値圏を維持したまま取引を終了した。
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2025年8月21日(木)
原油:不安定な上下を繰り返しながらも、流れは徐々に弱気に傾く
- 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | ||
NYMEX:WTI原油 10月限 | 62.85 | 63.67 | 62.52 | 63.52 | ↑0.81 | |
NYMEX:WTI原油 11月限 | 62.44 | 63.23 | 62.20 | 63.11 | ↑0.79 | |
NYMEX:RBOBガソリン 9月限 | 2.1305 | 2.1615 | 2.1265 | 2.1597 | ↑0.0314 | |
NYMEX:暖房油 9月限 | 2.2751 | 2.3312 | 2.2713 | 2.3251 | ↑0.0455 | |
ICE-EU:ブレント原油 10月限 | 66.98 | 67.80 | 66.74 | 67.67 | ↑0.83 | |
OPECバスケット (8/20) | 69.02 | ↑0.57 |
NY原油は続伸。トランプ政権がロシアに対して強硬姿勢を強めることで、地政学リスクが改めて高まるとの見方が支えとなる中、投機的な買いがしっかりと相場を押し上げる展開となった。10月限は夜間取引から買いが先行、63ドル台前半まで値を切り上げての推移が続いた。早朝からは一転して売りに押し戻される格好となり、通常取引開始後には小幅ながらマイナス転落する場面も見られたが、早々に下げ止まり。中盤にかけては改めて騰勢を強める展開、午後には63ドル台半ばまで一気に上げ幅を拡大した、その後は買いも一服となったものの、最後まで高値圏を維持したまま取引を終了した。
NY石油製品は続伸、原油が堅調に推移するのにつれて投機的な買いが集まった。相場は夜間取引から買いが優勢、早朝からは売りに押し戻される格好となり、朝方には暖房油が小幅ながらマイナス転落する場面も見られたものの、押し目では買い意欲も強く、早々に下げ止まり。中盤にかけては一気に騰勢を強める格好となり、前日高値を上抜けて大きく上げ幅を拡大した。
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天然ガス:不安定な上下繰り返しながらも、流れは徐々に強気
- 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | ||
NYMEX:天然ガス 9月限 | 2.765 | 2.849 | 2.740 | 2.826 | ↑0.074 | |
NYMEX:天然ガス 10月限 | 2.850 | 2.933 | 2.833 | 2.914 | ↑0.072 | |
NYMEX:天然ガス 11月限 | 3.192 | 3.267 | 3.181 | 3.247 | ↑0.063 | |
NYMEX:天然ガス 12月限 | 3.778 | 3.845 | 3.765 | 3.822 | ↑0.057 |
NY天然ガスは反発。ここまでの下落で売られ過ぎ感が高まる中、ポジション整理の買い戻しがしっかりと相場を押し上げる展開となった。在庫統計が予想を下回る小幅の積み増しにとどまったことも強気に作用した。9月限は夜間取引から買いが優勢、ややプラス圏に入ったあたりでのもみ合いが続いた。早朝からは徐々に買い意欲が強まり、通常取引開始後には2.80ドル台を回復。その後やや上値が重くなったものの、在庫統計発表後は改めて買いが加速、2.80ドル台半ばまで上げ幅を拡大した。その後は買いも一服となったものの、大きく売りに押し戻されることもなく、2.80ドル台前半の水準を維持したまま取引を終了した。
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金:景気動向や地政学リスク睨み売り買い交錯、不安定な上下続く
- 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | ||
COMEX:金 8月限 | 3349.4 | 3349.4 | 3326.5 | 3336.9 | ↓6.5 | |
COMEX:金 12月限 | 3392.2 | 3394.4 | 3367.4 | 3381.6 | ↓6.9 | |
COMEX:銀 9月限 | 37.890 | 38.190 | 37.520 | 38.079 | ↑0.306 | |
COMEX:銅 9月限 | 4.4315 | 4.4530 | 4.4070 | 4.4435 | ↑0.0035 | |
NYMEX:プラチナ 10月限 | 1345.7 | 1363.5 | 1317.4 | 1358.9 | ↑17.3 | |
NYMEX:パラジウム 9月限 | 1122.0 | 1125.5 | 1101.0 | 1115.7 | ↓5.7 |
NY金は反落。明日のジャクソンホールにおけるパウエルFRB議長の講演を控えて様子見気分の強まる中、米長期金利の上昇やドル高の進行を嫌気する形で軟調に推移した。12月限は夜間取引から売りが優勢、3,380ドル台前半まで値を切り下げての推移となった。早朝にややまとまった売りが出ると、3,370ドルを割り込むまでに下げ幅を拡大。その後は一転して買い意欲が強まり、早々に値を回復。通常取引開始後も堅調な流れは変わらず、小幅ながらもプラス転換するに至った。買い一巡後は、ややマイナス圏に入ったあたりを中心に、方向感なくもみ合う展開。引けにかけては上値が重くなり、3,380ドル台前半で取引を終了した。
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