2025年10月10日(金)
原油:世界市場の供給過剰見通し重石となる中、流れは一段と弱気
- 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | ||
NYMEX:WTI原油 11月限 | 61.49 | 61.67 | 58.70 | 58.90 | ↓2.61 | |
NYMEX:WTI原油 12月限 | 61.01 | 61.18 | 58.28 | 58.48 | ↓2.55 | |
NYMEX:RBOBガソリン 11月限 | 1.8799 | 1.8832 | 1.8150 | 1.8204 | ↓0.0622 | |
NYMEX:暖房油 11月限 | 2.2750 | 2.2847 | 2.1999 | 2.2044 | ↓0.0759 | |
ICE-EU:ブレント原油 12月限 | 65.27 | 65.36 | 62.52 | 62.73 | ↓2.49 | |
OPECバスケット (10/9) | 67.09 | ↑0.17 |
NY原油は大幅続落。トランプ大統領が中国の通商政策を強く批判、米中貿易戦争が再発しそれに伴って景気が一段と悪化するとの懸念が強まる中で投機的な売りが加速、期近終値ベースで5月7日以来の安値を更新した。11月限は夜間取引では前日終値近辺で方向感なくもみ合う展開。ロンドン時間に入ったあたりから徐々に売りが優勢となり、通常取引開始後には60ドルの節目を割り込んだ。その後は売りも一服、しばらくは60ドル近辺でのもみ合いが続いたが、中盤以降はトランプ大統領の発言が伝わる中で一気に下げ足を速める格好となり、59ドルをやや割り込むまでに値を崩した。昼には売りも一服となったものの、最後まで安値近辺で上値の重い展開が続いた。
NY石油製品は反落、米中貿易戦争再発への懸念が浮上する中、原油や株の下落につれて投機的な売りが膨らんだ。相場は夜間取引から売りが優勢、早朝からは一段と売り圧力が強まる格好となり、朝方にかけて大きく値を崩した。通常取引開始後には一旦値を持ち直す場面も見られたものの、売りの勢いは衰えず 、更に下げ幅を拡大。昼には売り一服も、安値近辺でのもみ合いが続いた。
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天然ガス:不安定な上下繰り返しながらも、流れは一段と強気に傾く
- 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | ||
NYMEX:天然ガス 11月限 | 3.239 | 3.253 | 3.089 | 3.106 | ↓0.163 | |
NYMEX:天然ガス 12月限 | 3.892 | 3.900 | 3.777 | 3.793 | ↓0.121 | |
NYMEX:天然ガス 1月限 | 4.210 | 4.222 | 4.110 | 4.125 | ↓0.111 | |
NYMEX:天然ガス 6月限 | 3.748 | 3.748 | 3.699 | 3.712 | ↓0.063 |
NY天然ガスは大幅続落。米中貿易戦争再発への懸念高まる中、株や原油の急落につれる形でリスク回避の売りが加速した。11月限は夜間取引から売りが優勢、早朝には3.20ドルの節目を割り込むまでに値を切り下げての推移となった。通常取引開始後はしばらく動きが鈍ったものの、中盤にかけては改めて売り圧力が強まる格好となり、午後には3.10ドルを割り込むまで一気に下げ幅を拡大。売り一巡後は引けにかけて買い戻しが集まり、3.10ドル台をかろうじて回復する形で取引を終了した。
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金:安全資産としての需要後退しない中、強気の流れが継続
- 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | ||
COMEX:金 10月限 | 3957.0 | 4012.0 | 3945.5 | 3975.9 | ↑29.6 | |
COMEX:金 12月限 | 3990.1 | 4038.6 | 3961.2 | 4000.4 | ↑27.8 | |
COMEX:銀 12月限 | 47.650 | 48.620 | 46.700 | 47.247 | ↑0.090 | |
COMEX:銅 12月限 | 5.1405 | 5.1785 | 4.8635 | 4.8940 | ↓0.2290 | |
NYMEX:プラチナ 1月限 | 1666.8 | 1679.5 | 1614.0 | 1623.0 | ↓33.4 | |
NYMEX:パラジウム 12月限 | 1467.0 | 1523.5 | 1408.5 | 1470.6 | ↑15.6 |
NY金は反発、前日の急落の流れも一服、トランプ大統領が中国の通商政策を厳しく批判、米中貿易戦争再発に対する懸念が高まる中で安瀬資産としての需要が改めて相場を押し上げた。12月限は夜間取引から買いが先行、ロンドン時間には4,000ドルの大台を回復するまでにしっかりと値を切り上げた。通常取引開始後はやや上値が重くなり、4,000ドルの節目近辺でのもみ合いが継続。中盤にはトランプ大統領の中国批判発言を受けて4,030ドル台まで上げ幅を拡大する場面も見られたが、その後売りに押され、4,000ドル近辺まで反落。引けにかけては同水準でのもみ合いが続いた。
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2025年10月9日(木)
原油:世界市場の供給過剰見通し重石となる中、一段安の展開
- 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | ||
NYMEX:WTI原油 11月限 | 62.31 | 62.87 | 61.25 | 61.51 | ↓1.04 | |
NYMEX:WTI原油 12月限 | 61.76 | 62.31 | 60.75 | 61.03 | ↓0.99 | |
NYMEX:RBOBガソリン 11月限 | 1.9045 | 1.9208 | 1.8752 | 1.8826 | ↓0.0269 | |
NYMEX:暖房油 11月限 | 2.2906 | 2.3149 | 2.2712 | 2.2803 | ↓0.0110 | |
ICE-EU:ブレント原油 12月限 | 65.82 | 66.58 | 64.96 | 65.22 | ↓1.03 | |
OPECバスケット (10/8) | 66.92 | ↑0.41 |
NY原油は反落。ガザにおけるイスラエルとハマスの停戦合意が成立、中東情勢不安が後退する中で投機的な売りが相場を主導する展開となった。11月限は夜間取引では前日終値を中心とした、やや幅の広いレンジ内で方向感なく上下を繰り返す展開。通常取引の開始時には62ドル台後半まで値を切り上げる場面も見られたが、その後は一転して売りに押し戻される格好となり、昼過ぎには61ドル台前半まで一気に下げ幅を拡大した。引けにかけては売りも一服となったものの、押し目で買いを入れる向きもなく、安値近辺でのもみ合いが続いた。
NY石油製品は反落、原油や株の下落につれて投機的な売りが膨らんだ。相場は夜間取引では前日終値を中心とした、幅の広いレンジ内で上下を繰り返す展開。通常取引開始後は徐々に売りに押し戻される格好となり、マイナス圏での推移となった。中盤以降は中東情勢不安の後退を受けて原油の下落につれる形で売りの勢いも加速、一段と下げ幅を拡大して取引を終了した。
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天然ガス:暖房需要期の到来意識される中、買い意欲強まる
- 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | ||
NYMEX:天然ガス 11月限 | 3.336 | 3.393 | 3.244 | 3.269 | ↓0.064 | |
NYMEX:天然ガス 12月限 | 3.985 | 4.022 | 3.894 | 3.914 | ↓0.085 | |
NYMEX:天然ガス 1月限 | 4.303 | 4.332 | 4.217 | 4.236 | ↓0.074 | |
NYMEX:天然ガス 6月限 | 3.807 | 3.826 | 3.765 | 3.775 | ↓0.043 |
NY天然ガスは続落、在庫統計が予想を上回る積み増しとなったこともあり、足元の需給の弱さが改めて売りを呼び込む格好となった。11月限は夜間取引では前日の流れを継いだポジション整理の売りが優勢、ややマイナス圏に入ったあたりでのもみ合いが続いた。早朝からは一転して買い意欲が強まりプラス圏を回復、通常取引開始時には3.30ドル台後半まで値を切り上げたものの、早々に息切れ。在庫統計発表後は一段と売り圧力が強まり、午後遅くには3.20ドル台半ばまで下げ幅を拡大した。
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金:安全資産としての需要が後退することはなく、強気の流れ継続
- 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | ||
COMEX:金 10月限 | 4011.2 | 4046.2 | 3940.0 | 3946.3 | ↓97.0 | |
COMEX:金 12月限 | 4061.8 | 4077.9 | 3957.9 | 3972.6 | ↓97.9 | |
COMEX:銀 12月限 | 48.450 | 49.965 | 46.890 | 47.157 | ↓1.837 | |
COMEX:銅 12月限 | 5.0805 | 5.2610 | 5.0400 | 5.1230 | ↑0.0285 | |
NYMEX:プラチナ 1月限 | 1689.4 | 1725.7 | 1651.2 | 1656.4 | ↓44.4 | |
NYMEX:パラジウム 12月限 | 1481.5 | 1549.0 | 1441.0 | 1455.0 | ↓28.1 |
NY金は大幅反落、ここまでの急伸で買われ過ぎ感が高まる中、ポジション整理の売りが加速した。イスラエルとハマスが停戦で合意したことも、安全資産としての需要が後退したという点で弱気に作用した。12月限は夜間取引から売りが先行、ややマイナス圏に入ったあたりでの推移が続いた。通常取引開始後には一転して買い意欲が強まり、小幅ながらプラス圏を回復したものの、早々に息切れ。その後まとまった売りが出ると、4,030ドル台まで一気に値を切り下げた。中盤にかけては売りも一服、しばらくは同水準でのもみ合いが続いたが、昼からは改めて売りが加速、4,000ドルの大台を割り込むまでに下げ幅を拡大した。
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