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松の無責任トーク - エネルギー・メタル



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2024年11月22日(金)

原油:中東情勢やウクライナ情勢睨み、売り買いに振り回される

- 始値 - - 高値 - - 安値 - - 終値 - - 前日比 -
NYMEX:WTI原油 1月限 70.18 71.51 69.29 71.24 ↑1.14
NYMEX:WTI原油 2月限 69.85 71.02 68.96 70.77 ↑1.00
NYMEX:RBOBガソリン 12月限 2.0492 2.0802 2.0336 2.0614 ↑0.0020
NYMEX:暖房油 12月限 2.2707 2.2939 2.2468 2.2749 ↑0.0005
ICE-EU:ブレント原油 1月限 74.29 75.41 73.43 75.17 ↑0.94
OPECバスケット (11/21) 73.32 ↑0.27

NY原油は続伸。地政学リスクの高まりが下支えとなる中、先日の流れを継いだ投機的な買いがしっかりと相場を押し上げる展開となった。1月限は夜間取引では前日終値近辺で方向感なく推移。ロンドン時間に入ると徐々に売り圧力が強まり、朝方には69ドル台前半まで値を切り下げた。通常取引開始後は一転して買い意欲が強まり、71ドル台まで一気に回復。中盤にやや上値が重くなる場面も見られたが、昼からは改めて騰勢を強める格好となり、71ドル台半ばまで上げ幅を拡大した。

NY石油製品は小幅続伸。朝方までは週末を前にしたポジション整理の売りに押されたものの、その後は原油の上昇につれて買いが集まった。相場は夜間取引から上値の重い展開、朝方にかけては一段と売り圧力が強まり、下げ幅を拡大した。通常取引開始後は一転して買い意欲が強まり、中盤にはプラス圏を回復。昼から改めて上値が重くなっても、プラス圏は維持して取引を終了した。

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天然ガス:本格的な冬の到来控え、暖房需要支えに堅調な流れ継続

- 始値 - - 高値 - - 安値 - - 終値 - - 前日比 -
NYMEX:天然ガス 12月限 3.390 3.563 3.071 3.129 ↓0.210
NYMEX:天然ガス 1月限 3.528 3.639 3.249 3.287 ↓0.195
NYMEX:天然ガス 2月限 3.377 3.471 3.104 3.142 ↓0.192
NYMEX:天然ガス 6月限 3.231 3.275 3.040 3.094 ↓0.110

NY天然ガスは大幅反落。ここまでの上昇の勢いも一服、週末を前にポジション整理の売りが加速した。12月限は夜間取引では買いが先行、早々に3.50ドル台まで値を切り上げる場面も見られた。買い一巡後もプラス圏をしっかりと維持しての推移が続いたが、早朝からは一転して売り一色の展開となり、あっさりとマイナス転落。通常取引開始後も売りの勢いは衰えず、中盤には3.10ドルをやや割り込むまで一気に値を崩した。その後は売りも一服となったものの、最後まで安値近辺で上値の重い展開が続いた。

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金:安全資産の需要支えに値を切り上げるも、中長期的には弱気

- 始値 - - 高値 - - 安値 - - 終値 - - 前日比 -
COMEX:金 12月限 2672.0 2713.7 2670.1 2712.2 ↑37.3
COMEX:金 2月限 2695.9 2738.7 2694.5 2737.2 ↑37.9
COMEX:銀 12月限 30.860 31.470 30.805 31.338 ↑0.395
COMEX:銅 12月限 4.1090 4.1195 4.0610 4.0860 ↓0.0390
NYMEX:プラチナ 1月限 969.2 979.0 963.5 975.1 ↑4.6
NYMEX:パラジウム 12月限 1035.0 1049.0 1011.0 1019.3 ↓25.6

NY金は続伸。ロシアとウクライナの戦闘激化に対する懸念が高まる一方となる中、安全資産としての需要が改めて相場を押し上げた。12月限は夜間取引から買いが先行、ロンドン時間には2,700ドルの大台を回復しての推移となった。早朝からは売りに押される格好となり、通常取引開始後には2,680ドル台まで値を下げたものの、プラス圏はしっかりと維持して下げ止まり。中盤にかけては改めて騰勢を強める格好となり、最後は夜間につけた日中高値を更新するまでに値を伸ばして取引を終了した。

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2024年11月21日(木)

原油:地政学リスク睨み、投機的な売り買いに振り回される

- 始値 - - 高値 - - 安値 - - 終値 - - 前日比 -
NYMEX:WTI原油 1月限 69.04 70.38 68.86 70.10 ↑1.35
NYMEX:WTI原油 2月限 68.83 70.09 68.62 69.77 ↑1.25
NYMEX:RBOBガソリン 12月限 2.0458 2.0926 2.0283 2.0594 ↑0.0136
NYMEX:暖房油 12月限 2.2314 2.2780 2.2255 2.2744 ↑0.0481
ICE-EU:ブレント原油 1月限 73.10 74.37 72.91 74.23 ↑1.42
OPECバスケット (11/20) 73.05 ↑0.49

NY原油は反発。ロシアがウクライナに向けて新たなミサイル攻撃を行ったことを受け、情勢緊迫に対する懸念が高まる中で投機的な買いが加速した。1月月限は夜間取引から買いが先行、早朝には70ドルの節目を上抜けるまで一気に値を切り上げる展開となった。買い一巡後もしばらくは高値圏を維持しての推移、通常取引開始後は70ドルをやや割り込むまで下げてのもみ合いが続いた。昼にかけては一段と売り圧力が強まったが、69ドル台半ばまで下落したあたりでしっかりと下げ止まり。引けにかけては改めて騰勢を強め、70ドル台を回復して取引を終了した。

NY石油製品は上昇、地政学リスクの高まりを受けた原油高の進行につれて投機的な買いが集まった。相場は夜間取引から堅調に推移、早朝にかけて買い意欲が強まると、大きく上げ幅を拡大した。朝方には買いも一服、通常取引開始後は売りが優勢となりガソリンはマイナス転落する場面も見られたが、昼には下げ止まり。引けにかけては改めて騰勢を強める展開となった。

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天然ガス:暖房需要の増加観測大きな支えとなる中、強気の展開続く

- 始値 - - 高値 - - 安値 - - 終値 - - 前日比 -
NYMEX:天然ガス 12月限 3.216 3.451 3.195 3.339 ↑0.146
NYMEX:天然ガス 1月限 3.423 3.593 3.392 3.482 ↑0.088
NYMEX:天然ガス 2月限 3.268 3.435 3.245 3.334 ↑0.087
NYMEX:天然ガス 6月限 3.129 3.244 3.129 3.204 ↑0.069

NY天然ガスは続伸。季節的な暖房需要の増加観測が大きな下支えとなる中、投機的な買いがしっかりと相場を押し上げた。在庫統計が今季初めての取り崩しとなったことや、ウクライナ情勢が一段と緊迫する中、ロシアから欧州への天然ガス供給が更に減少するとの懸念も強気に作用した。12月限は夜間取引から買いが先行、朝方には3.40ドル台まで値を切り上げての推移となった。通常取引開始後は一旦売りに押し戻されたものの、押し目では買い意欲も強く、早々に値を回復。中盤には3.40ドル台半ばまで上げ幅を拡大した。昼前からは一転して売りに押し戻される格好となり、3.20ドル台半ばまで急反落したが、引けにかけては改めて騰勢を強め、3.30ドル台まで値を戻して取引を終了した。

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金:まだしばらくは安全資産としての需要が、相場を押し上げる

- 始値 - - 高値 - - 安値 - - 終値 - - 前日比 -
COMEX:金 12月限 2653.5 2676.2 2651.6 2674.9 ↑23.2
COMEX:金 2月限 2677.3 2700.3 2675.5 2699.3 ↑23.7
COMEX:銀 12月限 30.955 31.380 30.715 30.943 ↓0.062
COMEX:銅 12月限 4.1530 4.1665 4.0970 4.1250 ↓0.0305
NYMEX:プラチナ 1月限 967.5 974.1 959.1 970.5 ↑4.7
NYMEX:パラジウム 12月限 1025.5 1046.0 1022.0 1044.9 ↑19.0

NY金は続伸、ロシアがウクライナに対して新たなミサイル攻撃を仕掛けるなど、地政学リスクが一段と高まる中、安全資産としての需要が相場を押し上げる展開となった。12月限は夜間取引から買いが先行、ロシアが大陸間弾道ミサイル(ICBM)による攻撃を行ったと、ウクライナ側が発表したことを受け、早朝には2,670ドル台半ばまで値を切り上げる展開となった。その後は一旦売りに押し戻されたものの、2,660ドル台後半でしっかりと下げ止まり。通常取引開始後は2,670ドルを中心としたレンジ内でのもみ合いが続いた。昼からは改めて騰勢を強める格好となり、2,670ドル台半ばまで値を戻して取引を終了した。

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