2024年11月22日(金)
FX:トランプ新政権の政策睨み、金利上昇につれたドル高が継続
ドル/円:154.73、ユーロ/ドル:1.0419、ユーロ/円:161.24 (NY17:00)
為替はユーロ安が進行。ロシアとウクライナの戦闘が一段と激化するとの懸念が浮上する中、ユーロにリスク回避の売りが膨らんだ。ドイツの景況感指数が予想を下回り、欧州圏の景気減速懸念が高まったことも弱気に作用した。ドル/円は東京朝方売りが先行、早々に154円割れを試す格好となったものの、この水準では買い意欲も強く、154円台半ばまで値を回復。午後には155円まで値を切り上げる場面も見られた。ロンドンに入ると再び売りが優勢となり、154円台前半から半ばの水準でのもみ合いが継続。NYに入ると騰勢を強め、154円台後半までレンジを切り上げの推移となった。中盤以降は新たな材料もなく、徐々に動意も薄くなった。
ユーロ/ドルは東京では1.04ドル台後半のレンジ内でのもみ合い、ロンドン朝には1.05ドルを試すまで値を切り上げる場面も見られたが、その後は大きく売りに押され、1.03ドル台前半まで値を崩した。売り一巡後は1.04ドル台を回復、NYに入ってからは値動きも落ち着き、1.04ドルをやや上回ったあたりでのもみ合いが続いた。ユーロ/円は東京では161円台半ばのレンジ内での推移、午後からは買い意欲が強まり、162円台半ばまで値を切り上げた。ロンドンに入ると一転して売り一色の状態となり、160円の節目を割り込むまで急反落。売り一巡後は161円をやや割り込んだあたりまで値を回復しての推移、NYに入るとやや値を持ち直し、161円台前半から半ばのレンジ内でのもみ合いが続いた。
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株式:トランプ新政権の政策や年末商戦期待で、強気の流れ継続
主要株価指数 | - 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | |
ダウ工業平均 | 43871.63 | 44323.95 | 43871.63 | 44296.51 | ↑426.16 | |
S&P 500種 | 5944.36 | 5972.90 | 5944.36 | 5969.34 | ↑20.63 | |
ナスダック 総合指数 | 18966.32 | 19025.77 | 18899.48 | 19003.65 | ↑31.23 | |
ラッセル2000種 | 2366.44 | 2409.22 | 2366.44 | 2406.67 | ↑42.65 | |
株価指数先物 | ||||||
CBOT:ダウ平均 12月限 | 43989 | 44437 | 43818 | 44395 | ↑406 | |
CME:S&P500 12月限 | 5967.00 | 5993.50 | 5940.75 | 5987.00 | ↑16.50 | |
CME:NASDAQ100 12月限 | 20794.00 | 20880.00 | 20693.25 | 20849.75 | ↑20.25 |
NY株式は続伸、トランプ新政権による大幅減税や規制緩和などの政策に対する期待が引き続き下支えとなる中、大型株を中心に投機的な買いが相場を主導した。ダウ平均は寄り付きから買いが先行、早々に300ポイントを超える上昇の展開となった。買い一巡後はやや上値が重くなる場面も見られたが、昼からは改めて騰勢を強める格好となり、朝方につけた高値を更新。その後も高値圏をしっかりと維持してのもみ合いが続いた。引けにかけては改めて買いが集まり、400ポイント以上に上げ幅を拡大して取引を終了した。
セクター別では、銀行株やバイオテクノロジー、工業株に買いが集まった一方、公益株やコミュニケーションには売りが先行、情報や半導体も軟調に推移した。ダウ銘柄では、ボーイング(BA)が4.1%の上昇となったほか、ナイキ(NKE)やアメリカン・エクスプレス(AXP)、ホーム・デポ(HD)、ウォルマート(WMT)にも買いが集まった。一方でエヌビディア(NVDA)は3.22%の下落、ユナイテッド・ヘルス(UNH)やメルク(MRK)、アマゾン・ドットコム(AMZN)、ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)も値を下げた、下落したのは30銘柄中、この5銘柄のみだった。
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2024年11月21日(木)
FX:米長期金利の上昇やインフレ観測背景に、ドル高の流れ継続
ドル/円:154.49、ユーロ/ドル:1.0473、ユーロ/円:161.77 (NY17:00)
為替は円高ユーロ安が進行。ロシアがウクライナに対して新たなミサイル攻撃を仕掛けたことを受け、両国の戦闘が一段と激化するとの懸念が高まる中、投資家のリスク回避の動きが加速した。ドル/円は東京から売りが優勢、155円の節目を挟んだレンジまで値を切り下げてのもみ合いが続いた。午後からは改めて売り圧力が強まり、ロンドンに入ると154円台前半まで下げ幅を拡大。その後は一旦154円台後半まで値を戻したものの、NYに入ると改めて売りが加速、154円の節目をやや割り込むまで下げ幅を拡大した。中盤にかけては一転して買い意欲が強まり、154円台後半まで値を回復。昼からは動意も薄くなり、154円台半ばから後半のレンジ内でのもみ合いが続いた。
ユーロ/ドルは東京では買いが優勢、1.05ドル台半ばまで値を切り上げての推移が続いたものの、午後からは一転して売り圧力が強まり、ロンドン朝には1.05ドル台前半まで反落。その後は売りも一服となったものの、同水準で上値の重い展開が続いた。NYに入るとやや値を持ち直す場面も見られたが、中盤にかけてまとまった売りが出ると、1.04ドル台半ばまで一気に下げ幅を拡大。昼には一旦1.46ドル台後半まで値を回復したが、その後改めて上値が重くなった。ユーロ/円は東京から売りが先行、163円台半ばまでレンジを切り下げてのもみ合いが続いた。午後には改めて売り圧力が強まり、162円台前半まで下げ幅を拡大。NY早朝には162円台後半まで買い戻しが集まったものの、流れを強気に変えるには至らず。中盤にかけては改めて上値が重くなり、昼過ぎには161円台後半まで値を切り下げた。
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株式:まだしばらく投機的な買い集まるも、年明け以降弱気に転じる
主要株価指数 | - 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | |
ダウ工業平均 | 43538.70 | 44020.31 | 43345.58 | 43870.35 | ↑461.88 | |
S&P 500種 | 5940.58 | 5963.32 | 5887.26 | 5948.71 | ↑31.60 | |
ナスダック 総合指数 | 19072.78 | 19110.89 | 18714.06 | 18972.42 | ↑6.28 | |
ラッセル2000種 | 2331.46 | 2372.25 | 2331.46 | 2364.02 | ↑38.48 | |
株価指数先物 | ||||||
CBOT:ダウ平均 12月限 | 43567 | 44146 | 43383 | 43989 | ↑473 | |
CME:S&P500 12月限 | 5937.25 | 5985.00 | 5905.25 | 5970.50 | ↑32.75 | |
CME:NASDAQ100 12月限 | 20738.00 | 20905.75 | 20514.25 | 20829.50 | ↑80.50 |
NY株式は上昇。朝方は地政学リスクの高まりや前夕の決算を受けたエヌディビアの下落がハイテク銘柄を中心に重石となったものの、中盤以降は投機的な買い意欲が強まり、大型株を中心にしっかりと値を切り上げた。ダウ平均は小高く寄り付いた後売りに押され、僅かながらもマイナス転落する格好となったが、押し目では買い意欲も強く、早々にプラス圏を回復。中盤には400ポイントを超えるまで値を切り上げる展開となった。午後からは改めて騰勢を強め、600ポイントまで上げ幅を拡大。買い一巡後も高値圏をしっかりと維持してのもみ合いが続いたが、引けにかけてはやや売りに押し戻された。
セクター別では、保険や公益株に買いが集まったほか、半導体や銀行株もしっかりと値を切り上げた。素材や工業株、生活必需品も堅調に推移した。一方でコミュニケーションには売りが膨らみ、一般消費財も軟調に推移した。ダウ銘柄では、IBM(IBM)が3.63%の上昇となったほか、シャーウィン・ウィリアムズ(SHW)やセールスフォース(CRM)も3%を超える伸びを記録。一方でアマゾン・ドットコム(AMZN)は2.22%の下落、ボーイング(BA)やマクドナルド(MCD)も軟調に推移した。
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