2025年7月9日(水)
FX:しばらく不安定な値動きも、米景気減速につれてドル安
ドル/円:146.30、ユーロ/ドル:1.1717、ユーロ/円:171.43 (NY17:00)
為替は円が小幅高。決め手となる材料に欠ける中でポジション調整の動きが全体を主導、短期的に売られ過ぎ感が強まっていた円に買い戻しが集まった。ドル/円は東京では買いが先行、早々に147円台まで値を切り上げた。中盤以降は一転して売りに押し戻される格好となり、ロンドンに入ると146円台半ばまで反落。NYに入ると改めて売り圧力が強まり、146円台前半まで値を切り下げた。売り一巡後も積極的に買いを入れる向きはなく、146円台前半から半ばにかけてのレンジ内でのもみ合いが続いた。
ユーロ/ドルは東京では売りが優勢、1.17ドル台前半のレンジ内で上値の重い展開となった。ロンドンに入っても流れは変わらず、NYの朝にややまとまった売りが出ると、1.17ドルを割り込む場面も見られたが、早々に値を回復。中盤から午後にかけても1.17ドル台前半でのもみ合いが続いた。ユーロ/円は東京では買いが優勢、172円台前半までレンジを切り上げてのもみ合いとなった。ロンドンに入ると一転して売り圧力が強まり、171円台後半まで反落。NYに入っても売りの勢いは衰えず、午後には171円台前半まで下げ幅を広げる場面も見られた。
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株式:しばらく買いの勢い続くも、景気減速顕著になるにつれ弱気
主要株価指数 | - 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | |
ダウ工業平均 | 44327.13 | 44556.68 | 44225.88 | 44458.30 | ↑217.54 | |
S&P 500種 | 6243.33 | 6269.16 | 6231.43 | 6263.26 | ↑37.74 | |
ナスダック 総合指数 | 20522.09 | 20645.41 | 20486.38 | 20611.34 | ↑192.87 | |
ラッセル2000種 | 2236.35 | 2252.77 | 2229.35 | 2252.49 | ↑23.75 | |
株価指数先物 | ||||||
CBOT:ダウ平均 9月限 | 44506 | 44829 | 44422 | 44719 | ↑207 | |
CME:S&P500 9月限 | 6272.00 | 6315.25 | 6260.00 | 6307.25 | ↑35.25 | |
CME:NASDAQ100 9月限 | 22906.50 | 23112.00 | 22843.50 | 23052.75 | ↑156.00 |
NY株式は上昇、これまでの流れを継いだ投機的な買いがハイテク株中心に相場を主導、ナスダック総合指数は再び史上最高値を更新した。ダウ平均は寄り付きからしっかりと買いが先行、早々に300ポイントを超えるまでに値を切り上げた。その後一転して売りに押し戻される格好となり、中盤には僅かながらもマイナス転落。売り一巡後はややプラス圏に入ったあたりでのもみ合いが継続、午後からは徐々に買い意欲が強まる格好となり、最後は200ポイントを超えるまでに上げ幅を回復して取引を終了した。
セクター別では、バイオテクノロジーや金鉱株、コンピューター関連に大きく買いが集まったほか、公益株やコミュニケーション、薬品株も上昇。一方で生活必需品やエネルギー関連は下落、運輸株や保険、銀行株も軟調に推移した。ダウ銘柄では、ボーイング(BA)が3.70%の上昇となったほか、メルク(MRK)やキャタピラー(CAT)も2%を超える伸びを記録した。一方でユナイテッド・ヘルス(UNH)は1.56%の下落、コカ・コーラ(KO)やベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)、セールスフォース(CRM)の下げも1%を超えた。
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2025年7月8日(火)
FX:しばらく関税睨み不安定な動きも、米景気減速につれドル安
ドル/円:146.60、ユーロ/ドル:1.1725、ユーロ/円:171.87 (NY17:00)
為替は円安が進行。トランプ政権が日本に対して25%の関税賦課を通告したことを受け、日本の景気に対する不透明感が強まる中で円に売りが膨らんだ。ドル/円は東京から買いが優勢、146円の節目をやや上回ったあたりでのもみ合いが続いた。ロンドンに入っても流れは変わらず、NYの早朝からは改めて買い意欲が強まり、中盤には146円台後半まで一気に上げ幅を拡大。昼前には買いも一服、午後はジリジリと売りに押し戻される格好となり、遅くには146円台半ばまで値を下げた。
ユーロ/ドルは東京から買いが先行、1.17ドル台半ばまでレンジを切り上げての推移となった。ロンドンに入ると1.17ドル台後半まで上げ幅を拡大、その後は一転して売りに押し戻される格好となり、1.17ドル台前半まで値を切り下げた。NYに入ると1.17ドルを割り込むまで下げ幅を拡大下ものの、この水準では買い意欲も強く、しっかりと下げ止まり。午後には1.17ドル台前半まで値を戻しての推移となった。ユーロ/円は東京から買いが先行、171円台半ばまで値を切り上げてのもみ合いが続いた。ロンドンに入ると171円台後半まで上げ幅を拡大。NYに入っても底堅い流れが継続、午後には172円台まで値を切り上げる場面も見られた。遅くには上値が重くなり、171円台後半まで値を切り下げた。
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株式:しばらく投機的な買いの勢い続くも、その後流れは弱気
主要株価指数 | - 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | |
ダウ工業平均 | 44378.58 | 44436.96 | 44201.37 | 44240.76 | ↓165.60 | |
S&P 500種 | 6234.03 | 6242.70 | 6217.75 | 6225.52 | ↓4.46 | |
ナスダック 総合指数 | 20466.93 | 20480.89 | 20377.35 | 20418.46 | ↑5.94 | |
ラッセル2000種 | 2219.10 | 2238.53 | 2219.10 | 2228.74 | ↑14.51 | |
株価指数先物 | ||||||
CBOT:ダウ平均 9月限 | 44550 | 44715 | 44471 | 44512 | ↓165 | |
CME:S&P500 9月限 | 6262.50 | 6289.00 | 6254.50 | 6272.00 | ↓4.00 | |
CME:NASDAQ100 9月限 | 22837.75 | 22972.75 | 22808.50 | 22896.75 | ↑12.00 |
NY株式はダウ工業平均とS&P500種が続落となる一方、ナスダック総合指数は小幅反発。トランプ関税に対する先行き不透明感が改めて重石となる中で、ポジション調整の売りが相場を主導した。ダウ平均は寄り付きから売りが先行、直後には買い戻しが集まり小幅ながらプラス転換する場面も見られたものの、中盤にかけては改めて売り圧力が強まった。午後には一時200ポイントまで下げ幅を拡大、その後は売りも一服となったものの、安値近辺で上値の重い展開が続いた。トランプ政権が上乗せ関税に関する書簡の送付を開始したことに加え。トランプ大統領が銅に対して50%関税を賦課する意向を示したほか、医薬品に関しては1年の猶予を与えた後、その後は200%に上る関税賦課の可能性を示唆したことも市場の不安を高める格好となった。
セクター別では、エネルギー関連が大きく上昇したほか、半導体やバイオテクノロジー、運輸株にも買いが集まった。一方で金鉱株は大幅に下落、生活必需品や公益株、銀行株にも売りが膨らんだ。ダウ銘柄では、シェブロン(CVX)が3.96%の上昇となったほか、セールスフォース(CRM)やアムジェン(AMGN)、ユナイテッド・ヘルス(UNH)もしっかりと値を切り上げた。一方でナイキ(NKE)は3.41%の下落、JPモルガン・チェース(JPM)やウォルマート(WMT)、ゴールドマン・サックス(GS)にも売りが膨らんだ。
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