2025年11月26日(水)
FX:しばらく不安定な値動きも、米景気の悪化に伴ってドル安進む
ドル/円:156.45、ユーロ/ドル:1.1594、ユーロ/円:181.38 (NY17:00)
為替は対ユーロを中心に円安が進行。FRBの年内利下げ期待が高まる中で米株がしっかりと上昇、投資家のリスク志向が改めて強まる中で安全資産としての円に売りが膨らんだ。一方でユーロはECB 高官のタカ派発言で追加利下げ観測が後退したことが支えとなった。ドル/円は東京では156円台前半を中心とした広いレンジ内で上下を繰り返す展開、午後からロンドンにかけては買い意欲が強まり、156円台半ばまで値を切り上げた。NYに入ると156円台後半まで上げ幅を拡大する場面が見られたものの、早々に買いは一服。中盤以降は値動きも落ち着き、156円台前半から半ばのレンジ内でのもみ合いが続いた。
ユーロ/ドルは東京朝から買いが先行、1.16ドルの節目をうかがう水準まで値を切り上げての推移となった。午後には一転して売りに押し戻される格好となり、ロンドンでは1.15ドル台半ばから後半にかけてのレンジ内でのもみ合い。NY朝にまとまった売りが出ると1.15ドル台半ばまで値を切り下げる場面も見られたが、押し目では買い意欲が強く、昼前には1.16ドル台を回復するまでに上げ幅を拡大した。その後は買いも一服となったものの、高値圏をしっかりと維持しての推移が続いた。ユーロ/円は東京では180円台後半を中心とした幅の広いレンジ内で、方向感なく上下を繰り返す展開。午後からロンドンにかけては181円台前半まで値を切り上げての推移となった。NYに入ると改めて騰勢を強める格好となり、181円台半ばまで上げ幅を拡大。買い一巡後も大きく売りに押し戻されることはなく、181円台前半から半ばにかけてのレンジ内でのもみ合いが続いた。
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株式:しばらく早期利下げ期待下支えも、その後改めて弱気に傾く
| 主要株価指数 | - 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | |
| ダウ工業平均 | 47196.15 | 47571.40 | 47196.15 | 47427.12 | ↑314.67 | |
| S&P 500種 | 6793.55 | 6831.44 | 6783.87 | 23724.96 | ↑46.73 | |
| ナスダック 総合指数 | 23163.19 | 23280.58 | 23074.39 | 23214.69 | ↑189.10 | |
| ラッセル2000種 | 2466.01 | 2502.96 | 2464.71 | 2486.12 | ↑20.14 | |
| 株価指数先物 | ||||||
| CBOT:ダウ平均 12月限 | 47190 | 47632 | 47171 | 47490 | ↑311 | |
| CME:S&P500 12月限 | 6781.00 | 6846.75 | 6778.25 | 6828.00 | ↑46.50 | |
| CME:NASDAQ100 12月限 | 25071.25 | 25376.00 | 25061.25 | 25302.25 | ↑216.75 |
NY株式は続伸。FRBの年内利下げ期待の高まりが下支えとなる中、前日の流れを継いだ投機的な買いが相場を主導した。ダウ平均は寄り付きから買いが先行、早々に200ポイント以上値を切り上げる展開となった。その後一旦は売りに押し戻される場面も見られたものの、中盤にかけて改めて騰勢を強めると、昼には400ポイントを超えるまでに上げ幅を拡大。買い一巡後も高値圏をしっかりと維持してのもみ合いが継続。引けにかけてはやや上値が重くなり、300ポイント台まで上げ幅を縮小して取引を終了した。
セクター別では、金鉱株に大きく買いが集まったほか、半導体や公益株、情報、素材もしっかりと値を切り上げた。一方でコミュニケーションやヘルスケアは軟調に推移した。ダウ銘柄では、ボーイング(BA)が2.46%の上昇となったほか、ウォルマート(WMT)やマイクロソフト(MSFT)、ゴールドマン・サックス(GS)にもしっかりと買いが集まった。一方でセールスフォース(CRM)は2.55%の下落、メルク(MRK)やハネウェル・インターナショナル(HON)も値を切り下げた。
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2025年11月25日(火)
FX:しばらく不安定な値動きも、米景気の悪化につれてドル安進む
ドル/円:156.04、ユーロ/ドル:1.1570、ユーロ/円:180.45 (NY17:00)
為替はドル安が進行。FRBの年内利下げ期待が改めて高まる中、米長期金利の低下につれてドル売り圧力が強まった。ドル/円は東京から売りが先行、156円台半ばから後半にかけてのレンジまで値を切り下げての推移となった。ロンドンに入ると改めて売り圧力が強まり、156円台前半まで下げ幅を拡大。その後は一旦値を持ち直したものの、NY早朝からは下落の流れが再開、昼には156円を割り込むまでに下げ幅を拡大した。その後は売りも一服、しばらくは安値近辺で上値の重い展開が続いたが、午後遅くには買い戻しが集まり156円台を回復した。
ユーロ/ドルは東京では1.15ドル台前半のレンジ内での上下を繰り返す展開、ロンドンに入ると徐々に買い意欲が強まり、NY朝には1.15ドル台半ばまで値を切り上げた。その後も買いの勢いは衰えず、1.156ドル台後半まで上げ幅を拡大。買い一巡後も大きく売りに押されることはなく、1.15ドル台半ばから後半のレンジを切りしての推移が続いた。ユーロ/円は東京から売りが優勢、180円台半ばまでレンジを切り下げての推移となった。ロンドンに入ると改めて売り圧力が強まり、180円台前半まで下げ幅を拡大。売り一巡後は一転して買いが優勢の展開となり、NYに入ってからは180円台半ばから後半にかけてのレンジ内でのもみ合いが続いた。
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株式:景気の悪化が顕著になってくるにつれ、改めて売り圧力強まる
| 主要株価指数 | - 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | |
| ダウ工業平均 | 46482.36 | 47182.90 | 46341.35 | 47112.45 | ↑664.18 | |
| S&P 500種 | 6697.03 | 6776.40 | 6659.98 | 23724.96 | ↑60.76 | |
| ナスダック 総合指数 | 22802.85 | 23070.09 | 22587.11 | 23025.59 | ↑153.59 | |
| ラッセル2000種 | 2417.67 | 2470.83 | 2417.67 | 2465.98 | ↑51.70 | |
| 株価指数先物 | ||||||
| CBOT:ダウ平均 12月限 | 46509 | 47250 | 46401 | 47179 | ↑665 | |
| CME:S&P500 12月限 | 6726.25 | 6792.50 | 6674.50 | 6781.50 | ↑60.25 | |
| CME:NASDAQ100 12月限 | 24966.25 | 25135.25 | 24602.00 | 25085.50 | ↑137.25 |
NY株式は続伸、FRBの年内利下げ観測が改めて強まる中、長期金利の低下につれて投機的な買いがしっかりと相場を押し上げる展開となった。ダウ平均は寄り付きから買いが先行、その後は一旦売りに押し戻され、小幅ながらマイナス転落する場面も見られたものの、押し目では買い意欲が強く、早々に値を回復。中盤にかけて一段と騰勢を強めると、昼過ぎには500ポイントを超えるまで値を切り上げてのもみ合いとなった。その後は値動きも落ち着き、同水準を維持しての推移が継続。引けにかけては改めて買い意欲が強まる格好となり、一時700ポイントを超えるまでの上げ幅を拡大。最後はやや売りに押し戻されて取引を終了した。
セクター別では、運輸株や薬品株に大きく買いが集まったほか、一般消費財やバイオテクノロジー、銀行株もしっかりと値を切り上げた。一方でエネルギー関連や公益株は下落、情報も上値の重い展開となった。ダウ銘柄では、メルク(MRK)が5.24%の上昇となったほか、ホーム・デポ(HD)やセールスフォース(CRM)も大きく値を切り上げた。一方でエヌビディア(NVDA)は2.59%の下落、シェブロン(CVX)も軟調に推移した。下落したのは30銘柄中、この2銘柄のみだった。
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