2025年3月28日(金)
FX:米景気減速や株価下落につれ、流れはドル安に傾く
ドル/円:149.80、ユーロ/ドル:1.0824、ユーロ/円:162.20 (NY17:00)
為替はドル安が進行。個人消費支出やPCE価格指数、ミシガン大消費者指数を受けてインフレや景気減速に対する懸念が高まる中、米株の急落につれてドルにも売りが膨らんだ。ドル/円は東京からやや売りが優勢、150円台後半までレンジを切り下げてのもみ合いとなった。午後からは一段と売り圧力が強まり、ロンドン朝には150円台半ばまで下げ幅を拡大。売り一巡後は買い戻しが集まり、NY朝方に150円台後半まで値を回復したものの、その後は改めて売りが加速、150円の節目を割り込むまで一気に値を崩した。中盤には一旦150円台前半まで値を持ち直す場面も見られたが、昼からは改めて売り圧力が強まり、午後遅くには149円台後半まで値を切り下げた。
ユーロ/ドルは東京では売りが優勢、1.08ドルをやや割り込んだあたりで上値の重い展開が続いた。ロンドン朝には一旦買い戻しが入ったものの、その後改めて売り圧力が強まると、1.07ドル台後半まで下げ幅を拡大。NYに入ると一転して買い一色の展開となり、1.08ドル台半ばまで一気に上げ幅を拡大。昼前には買いも一服となり、午後に入ってからは1.08ドル台前半のレンジ内でのもみ合いが続いた。ユーロ/円は東京から売りが先行、午後に入ると下げ足を速め、ロンドン朝には162円台前半まで値を切り下げた。その後は売りも一服、NY朝にかけては買い戻しが集まり、162円台後半まで値を回復しての推移となったが、昼からは再び売りに押される格好となり、午後遅くには162円台前半まで値を下げた。
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株式:関税の影響が本格的に出てくる中、流れは一段と弱気に傾く
主要株価指数 | - 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | |
ダウ工業平均 | 42245.82 | 42258.15 | 41530.00 | 41583.90 | ↓715.80 | |
S&P 500種 | 5679.20 | 5685.89 | 5572.42 | 5580.94 | ↓112.37 | |
ナスダック 総合指数 | 17722.09 | 17763.28 | 17283.06 | 17322.99 | ↓481.04 | |
ラッセル2000種 | 2063.31 | 2063.31 | 2013.00 | 2023.27 | ↓42.42 | |
株価指数先物 | ||||||
CBOT:ダウ平均 6月限 | 42616 | 42666 | 41753 | 41851 | ↓751 | |
CME:S&P500 6月限 | 5741.75 | 5747.75 | 5607.25 | 5623.00 | ↓116.25 | |
CME:NASDAQ100 6月限 | 19995.25 | 20011.75 | 19383.50 | 19457.00 | ↓533.25 |
NY株式は大幅続落。個人消費支出やPCE価格指数、ミシガン大消費者指数の発表を受け、インフレや景気減速に対する懸念が一段と高まる中で売りが加速、大きく値を切り下げる展開となった。ダウ平均は寄り付きから売り一色の展開、早々に500ポイントを超えるまで値を切り下げての推移となった。中盤には一旦下げ渋る場面も見られたものの、昼からは改めて売り圧力が強まり、700ポイント台まで下げ幅を拡大。午後には売りも一服となったが、押し目で積極的に買いを入れる向きもなく、最後まで安値近辺で上値の重い展開が続いた。
セクター別では、公益株や薬品株に買いが集まった以外、ほぼ全てのセクターが下落。中でもコミュニケーションや一般消費財が大きく値を崩した。半導体や銀行株、情報、工業株にも売りが膨らんだ。ダウ銘柄では、メルク(MRK)が1.86%の上昇となったほか、アムジェン(AMGN)やジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)、ユナイテッド・ヘルス(UNH)も堅調に推移。上昇したのは30銘柄中、この4銘柄のみだった。一方でアマゾン・ドットコム(AMZN)は4.29%の急落、ナイキ(NKE)やボーイング(BA)、マイクロソフト(MSFT)も3%を超える下げを記録した。
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2025年3月27日(木)
FX:トランプ関税で米景気減速懸念強まる中、流れはドル安に傾く
ドル/円:151.04、ユーロ/ドル:1.0799、ユーロ/円:163.13 (NY17:00)
為替はユーロ高が進行。欧州圏のインフレ圧力が改めて強まり、ECBの追加利下げ観測が後退する中でユーロに買いが集まった。ドル/円は東京では売りが優勢、150円台前半で上値の重い展開が続いたものの、午後からは一転して買い意欲が強まり、ロンドンに入ると150円台後半まで一気に値を切り上げる展開。NY朝には買いも一服、やや売りに押される格好となったものの、中盤以降は改めて騰勢を強め、昼からは151円台を回復してのもみ合いとなった。
ユーロ/ドルは東京から買いが先行、1.07ドル台後半まで値を切り上げての推移となった。ロンドンに入るとやや上値が重くなったものの、1.07ドル台半ばではしっかりと下げ止まり。NY早朝にかけては再び買いが先行、1.08ドルの節目をやや下回ったあたりでの推移となった。昼前には1.08ドル台前半まで値を切り上げる格好となったものの、この水準では売り圧力も強く、午後からは再び1.08ドルを割り込んだあたりでのもみ合いとなった。ユーロ/円は東京では161円台後半のレンジ内でのもみ合い、ロンドンに入ると急速に騰勢を強める格好となり、163円に迫るまで一気に値を伸ばした。NYに入ると一旦は売りに押されたものの、早々に下げ止まり。中盤にかけて改めて騰勢を強めると、163円台前半まで上げ幅を拡大した。
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株式:関税でインフレ圧力や景気減速懸念高まる中、流れは弱気
主要株価指数 | - 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | |
ダウ工業平均 | 42432.96 | 42523.84 | 42142.19 | 42299.70 | ↓155.09 | |
S&P 500種 | 5695.64 | 5732.28 | 5670.94 | 5693.31 | ↓18.89 | |
ナスダック 総合指数 | 17811.24 | 17988.02 | 17743.80 | 17804.03 | ↓94.98 | |
ラッセル2000種 | 2072.48 | 2079.30 | 2057.60 | 2065.70 | ↓8.14 | |
株価指数先物 | ||||||
CBOT:ダウ平均 6月限 | 42644 | 42873 | 42459 | 42602 | ↓144 | |
CME:S&P500 6月限 | 5737.25 | 5779.75 | 5720.00 | 5739.25 | ↓20.25 | |
CME:NASDAQ100 6月限 | 20046.00 | 20199.50 | 19937.25 | 19990.25 | ↓126.25 |
NY株式は続落。前日遅くにトランプ大統領が自動車に対して25%の関税を賦課する方針を明らかにしたことを受け、インフレや景気減速に対する懸念が改めて強まった。ダウ平均は寄り付きから売りが先行、早々に300ポイント以上値を切り下げる展開となった。その後は一転して買い意欲が強まり、小幅ながらもプラス圏を回復。しばらくは前日終値近辺でのもみ合いが続いたが、昼前からは改めて売りに押される格好となった。午後には200ポイントを超えるあたりまで下げ幅を拡大してのもみ合いが継続。遅くには前日終値近辺まで買い戻される場面も見られたが、最後は再び売りに押される形で取引を終了した。
セクター別では、金鉱株に大きく買いが集まったほか、生活必需品や保険、バイオテクノロジーも堅調に推移。一方で半導体は大幅に下落、銀行株やコミュニケーション、エネルギー関連、情報にも売りが膨らんだ。ダウ銘柄では、ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)が1.77%の上昇となったほか、ビサ(V)やプロクター・アンド・ギャンブル(PG)、アップル(AAPL)、コカ・コーラ(KO)にも買いが集まった。一方でスリーエム(MMM)は2.78%の下落、ゴールドマン・サックス(GS)やエヌビディア(NVDA)も2%を超える下げを記録した。
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