2025年10月10日(金)
FX:しばらく不安定な値動きも、米景気の悪化につれてドル安進む
ドル/円:151.12、ユーロ/ドル:1.1615、ユーロ/円:175.69 (NY17:00)
為替はドル安が進行、トランプ大統領が中国の通商政策を強く批判、高関税の賦課や首脳会談を取りやめる意向を示したことで米中貿易戦争が再発するとの懸念が高まる中、リスク回避のドル売りが全体を主導した。ドル/円は東京から売りが優勢、152円台後半まで値を切り下げてのもみ合いとなった、ロンドンに入ると改めて上値が重くなり、152円台半ばまで下げ幅を拡大。NYに入ってからしばらくは動きがみられなかったが、中盤にトランプ大統領の中国批判発言が伝わると一気に売りが加速、151円台半ばまで値を崩した。その後一旦は値を持ち直す場面も見られたが、昼からは再び売りが相場を主導、午後遅くにまとまった売りが出ると、151円台まで値を崩すに至った。
ユーロ/ドルは東京では買いが優勢、1.15ドル台後半のレンジ内で底堅い値動きとなった。ロンドンに入ると改めて買い意欲が強まったものの、1.16ドルの節目まで値を切り上げるには至らず。NY朝方にかけてはやや上値が重くなった。その後も動意に欠ける展開が続いたが、中盤にトランプ発言が伝わると買いが加速、1.16ドル台前半まで一気に値を切り上げる展開。売り一巡後は1.16ドルの節目近辺でのもみ合いが続いた。ユーロ/円は東京から売りが優勢、176円台後半まで値を切り下げての推移となった。ロンドンの朝方には176円台前半まで値を崩す場面も見られたものの、その後買い戻しが集まると177円台を回復するなど。不安定に上下に振れる展開。NYに入ってからは176円台半ばでの推移が続いたが、昼からは株価の急落を嫌気する形で売りが膨らみ、176円台前半まで値を切り下げた。
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株式:今回の急落きっかけに楽観崩れるなら、下げ幅も大きくなる
主要株価指数 | - 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | |
ダウ工業平均 | 46394.88 | 46641.74 | 45470.72 | 45479.60 | ↓878.82 | |
S&P 500種 | 6740.49 | 6762.40 | 6550.78 | 6552.51 | ↓182.60 | |
ナスダック 総合指数 | 23043.52 | 23119.91 | 22193.07 | 22204.43 | ↓820.20 | |
ラッセル2000種 | 2473.29 | 2484.35 | 2393.85 | 2394.59 | ↓74.25 | |
株価指数先物 | ||||||
CBOT:ダウ平均 12月限 | 46578 | 46883 | 45654 | 45706 | ↓887 | |
CME:S&P500 12月限 | 6779.50 | 6806.50 | 6589.50 | 6595.25 | ↓184.00 | |
CME:NASDAQ100 12月限 | 25287.75 | 25388.00 | 24384.25 | 24397.00 | ↓892.25 |
NY株式は大幅続落、トランプ大統領が米国への圧力を強める中国の通商政策を強く批判、米中首脳会談を取り止める意向を示すなど貿易戦争再発への懸念が一気に高まる中でリスク回避の売りが加速した。ダウ平均は寄り付きでは前日の下落の反動もあって買いが先行、200ポイント以上値を切り上げての推移となった。中盤にトランプ大統領の中国批判発言が伝わると一転して売り一色の展開となりマイナス転落、昼過ぎには500ポイントを超えるまで一気に値を切り下げた。その後は売りもひとまず一服となったものの、押し目では買いをいれる向きもなく、上値の重い展開が継続。引けにかけては改めて売り圧力が強まる格好となり、下げ幅も800ポイント台後半まで拡大した。
セクター別では、生活必需品が小幅上昇となった以外、ほぼ全てのセクターが下落。中でも半導体が大きく値を崩したほか、情報や銀行株、一般消費財、運輸株、エネルギー関連なども下げがきつくなった。ダウ銘柄では、マクドナルド(MCD)が1.09%、コカ・コーラ(KO)が1.01%それぞれ値を切り上げたほか、ウォルマート(WMT)も僅かながらに上昇。上昇したのは30銘柄中、この3銘柄のみとなった。一方でアマゾン・ドットコム(AMZN)は4.99%の下落、エヌビディア(NVDA)やナイキ(NKE)の下げも4%を超えた。
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2025年10月9日(木)
FX:しばらく不安定な値動きも、中長期的にはドル安進む
ドル/円:153.06、ユーロ/ドル:1.1564、ユーロ/円:176.98 (NY17:00)
為替はドル高が進行、高市新政権のハト派的な政策を見越した円売り、フランスの政情不安や債務問題などが嫌気される中でのユーロ売りの勢いが衰えを見せない中、相対的にドルが買い進まれる展開となった。ドル/円は東京では152円台半ばでのもみ合い、午後からは改めて買い意欲が強まり、ロンドン朝には153円台前半まで値を切り上げた。その後は一転して売りに押し戻される格好となり、NY朝にかけて152円台後半での推移が継続。高市自民党総裁が行き過ぎた円安を誘発するつもりはないと発言したことから、売りが膨らむ場面も見られたが、押し目ではしっかりと買いが集まり、NY中盤には再び153円台前半まで値を回復。その後は買いも一服となったものの、高値圏を維持しての推移が続いた。
ユーロ/ドルは東京では買いが優勢、1.16ドル台半ばまでレンジを切り上げての推移となった。午後からは一転して売りに押し戻される格好となり、ロンドンに入ると1.16ドルの節目割れを試すまでに反落。その後は売りも一服、1.16ドル台前半でのもみ合いが続いた。NYに入ると一段と売り圧力が強まり、1.15ドル台前半まで下げ幅を拡大。売り一巡後は1.15ドル台半ばから後半にかけてのレンジ内でのもみ合いが続いた。ユーロ/円は東京では177円台半ばのレンジ内での推移、午後には177円台後半まで買い進まれたものの、ロンドンに入ると一転して売り圧力が強まり、177円台前半から半ばのレンジまで値を切り下げた。NYに入ると改mえて売り圧力が強まり、177円をやや割り込むまで下げ幅を拡大。昼前には売りも一服、177円の節目をやや割り込んだあたりを中心に、方向感なくもみ合う展開が続いた。
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株式:まだしばらく買いの勢い続くも、その後大きく値を切り下げる
主要株価指数 | - 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | |
ダウ工業平均 | 46622.31 | 46684.41 | 46271.40 | 46358.42 | ↓243.36 | |
S&P 500種 | 6760.50 | 6764.58 | 6716.17 | 6735.11 | ↓18.61 | |
ナスダック 総合指数 | 23045.33 | 23062.62 | 22899.16 | 23024.63 | ↓18.75 | |
ラッセル2000種 | 2485.74 | 2490.75 | 2459.63 | 2468.85 | ↓15.14 | |
株価指数先物 | ||||||
CBOT:ダウ平均 12月限 | 46880 | 46938 | 46507 | 46593 | ↓274 | |
CME:S&P500 12月限 | 6802.75 | 6812.25 | 6760.75 | 6779.25 | ↓22.00 | |
CME:NASDAQ100 12月限 | 25351.50 | 25394.00 | 25160.75 | 25289.25 | ↓41.75 |
NY株式は小幅安。ここまでのハイテク銘柄主導の上昇の勢いも一服、ポジション調整の売りが全体を主導する展開となった。ダウ平均は寄り付きこそ買いが優勢、ややプラス圏に入ったあたりでの推移となったものの、すぐに売りに押し戻されマイナス転落。中盤にかけては100ポイント台後半までレンジを切り下げての推移が続いた。午後からは改めて売り圧力が強まり、遅くには300ポイントを超えるまでに下げ幅を拡大。引けにかけては買い戻しが優勢となり、やや値を回復して取引を終了した。
セクター別では生活必需品への買いが優勢となったほか、銀行株や薬品株も底堅く推移。一方で金鉱株は大幅に下落、素材や工業株、保険、エネルギー関連にも売りが膨らんだ。ダウ銘柄では、セールスフォース(CRM)が2.04%の上昇となったほか、エヌビディア(NVDA)やメルク(MRK)、アマゾン・ドットコム(AMZN)も1%を超える伸びを記録。一方でボーイング(BA)は4.14%の下落、トラベラーズ(TRV)やハネウェル・インターナショナル(HON)、スリーエム(MMM)も2%台の下げとなった。
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