2025年7月15日(火)
FX:しばらくドル高続くも、米景気の減速基調強まるならドル売り
ドル/円:148.88、ユーロ/ドル:1.1600、ユーロ/円:172.70 (NY17:00)
為替はドル高が進行。6月の米消費者物価指数(CPI)が前月を上回る伸びとなり、FRBの早期利下げ観測が後退する中、米長期金利の上昇につれてドルにしっかりと買いが集まった。ドル/円は東京では147円台半ばから後半にかけてのレンジ内での推移、ロンドンに入っても同水準でのもみ合いが続いた。NYに入るとCPIの発表を受けて買い意欲が強まり、昼前には149円台を回復するまで一気に上げ幅を拡大。その後は上昇も一服となったものの、高値圏をしっかりと維持しての推移が続いた。
ユーロ/ドルは東京では1.16ドル台後半のレンジ内で底堅く推移、ロンドンに入ると1.17ドル台をうかがう水準まで値を切り上げる場面も見られた。その後は徐々に売りに押し戻される展開、NYに入るとCPIの発表を受けて下げ足を速め、昼過ぎには1.16ドルを割り込むまで一気に値を崩した。売り一巡後も安値近辺で上値の重い展開が続いた。ユーロ/円は東京では172円台前半のレンジ内でのもみ合い、午後からは徐々に騰勢を強める格好となり、ロンドンでは127円台半ばから後半での推移となった。NYに入るとCPIの発表を受けて買い意欲が強まり、173円台前半まで一気に上げ幅を拡大。その後は売りに押し戻される格好となり、午後からは172円台後半でのもみ合いが続いた。
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株式:しばらく上下に振れるも、景気減速進む中で売りが加速
主要株価指数 | - 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | |
ダウ工業平均 | 44459.84 | 44504.27 | 44002.39 | 44023.29 | ↓436.36 | |
S&P 500種 | 6295.29 | 6302.04 | 6241.68 | 6243.76 | ↓24.80 | |
ナスダック 総合指数 | 20822.76 | 20836.04 | 20670.58 | 20677.80 | ↑37.47 | |
ラッセル2000種 | 2254.77 | 2257.57 | 2205.05 | 2205.05 | ↓44.68 | |
株価指数先物 | ||||||
CBOT:ダウ平均 9月限 | 44672 | 44827 | 44182 | 44247 | ↓445 | |
CME:S&P500 9月限 | 6309.50 | 6343.00 | 6272.50 | 6284.00 | ↓27.00 | |
CME:NASDAQ100 9月限 | 23034.25 | 23222.75 | 22996.00 | 23056.75 | ↑21.25 |
NY株式はダウ工業平均とS&P500種が反落の一方、ナスダック総合指数は続伸。AI半導体の対中輸出がトランプ政権の規制緩和で再開するとの見通しを好感する形でハイテク銘柄には買いが集まったものの、一方で朝方発表された6月の消費者物価指数(CPI)のがFRBの早期利下げ観測を後押しするほどではなかったとの見方が弱気に作用した。ダウ平均は寄り付きこそ買いが優勢となったものの、すぐに売りに押し戻されマイナス転落。中盤は200ポイントを超えるまで値を切り下げての推移となった。午後からは改めて売り圧力が強まる展開、引けにかけて下げ足を速めると、400ポイントを超えるまで値を崩して取引を終了した。
セクター別では、半導体をはじめ情報に買いが集まった以外は、ほぼ全てのセクターが下落。中でも銀行株や薬品株、バイオテクノロジー、素材には大きく売りが膨らんだ。保険や運輸株も値を下げた。ダウ銘柄では、エヌビディア(NVDA)が4.04%の上昇となったほか、マイクロソフト(MSFT)やアマゾン・ドットコム(AMZN)、アップル(AAPL)にも買いが集まった。上昇したのは30銘柄中、この4銘柄のみだった。一方でアメリカン・エクスプレス(AXP)は3.20%、ホーム・デポ(HD)は3.10%それぞれ大きく上昇、ユナイテッド・ヘルス(UNH)やメルク(MRK)の下げも2%を超えた。
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2025年7月14日(月)
FX:まだしばらく不安定な値動き続くも、景気減速進むならドル安
ドル/円:147.68、ユーロ/ドル:1.1664、ユーロ/円:172.27 (NY17:00)
為替はドル高が進行。トランプ大統領が関税に関して強硬な姿勢を強めていることが改めて材料視される中、米長期金利の上昇につれてドルに買いが集まった。ドル/円は東京の朝方に147円をやや割り込むまで売りに押される場面も見られたものの、すぐに買い戻しが集まり147円台前半まで値を回復。ロンドンにかけて同水準でのもみ合いが続いた。NYに入ると徐々に買い意欲が強まる格好となり、中盤には147円台後半まで上げ幅を拡大。昼前には買いも一服となったものの、その後も高値圏をしっかりと維持してのもみ合いが続いた。
ユーロ/ドルは東京からロンドンにかけて、1.16ドル台後半を中心としたやや幅の広いレンジ内で上下を繰り返す展開。東京の午後には1.16ドル台半ばまで売りに押される場面も見られたが、ロンドンに入ると買い意欲が強まり、1.17ドルの節目に迫るまで値を切り上げた。NYに入ってからしばらくは動きが見られなかったものの、昼前にまとまった売りが出ると、1.16ドル台半ばまで急反落。売り一巡後は再び動意が薄くなった。ユーロ/円は東京から売りが優勢、172円の節目をやや割り込んだあたりを中心としたもみ合いが続いた。ロンドンに入ると買い意欲が強まり、172円を上回っての推移。NYに入ってからも堅調な値動きが継続、172円台前半から半ばにかけてのレンジ内でのもみ合いが続いた。
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株式:まだしばらく投機的な買いの勢い続くも、中長期的には弱気
主要株価指数 | - 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | |
ダウ工業平均 | 44346.15 | 44472.13 | 44237.28 | 44459.65 | ↑88.14 | |
S&P 500種 | 6255.15 | 6273.31 | 6239.22 | 6268.56 | ↑8.81 | |
ナスダック 総合指数 | 20592.56 | 20672.34 | 20492.63 | 20640.33 | ↑54.80 | |
ラッセル2000種 | 2231.68 | 2250.20 | 2229.46 | 2249.73 | ↑14.90 | |
株価指数先物 | ||||||
CBOT:ダウ平均 9月限 | 44452 | 44706 | 44324 | 44692 | ↑93 | |
CME:S&P500 9月限 | 6274.00 | 6315.00 | 6259.75 | 6311.00 | ↑11.00 | |
CME:NASDAQ100 9月限 | 22860.75 | 23066.50 | 22803.00 | 23035.50 | ↑76.50 |
NY小幅反発。トランプ大統領が関税に対する強硬な姿勢を強めていることを嫌気、朝方には売りが先行する展開となったものの、一方では8月1日の期限までに関税が引き下げられるとの楽観的な見方も依然として強く、押し目ではしっかりと買いを呼び込む格好となった。ダウ平均は寄り付きでは売りが先行、100ポイント以上値を切り下げる格好となったものの、すぐに買い戻しが集まりプラス圏を回復。昼過ぎまでは先週末の終値を中心とした比較的狭いレンジ内で方向感なく上下に振れる展開が続いた。午後からは徐々に買い意欲が強まり、小幅ながらプラス圏に入ったあたりでのもみ合いが継続、そのまま取引を終了した。
セクター別では、保険にしっかりと買いが集まったほか、コミュニケーションや金融株、通信も堅調に推移。一方でエネルギー関連は下落、半導体や運輸株、素材、金鉱株も軟調に推移した。ダウ銘柄では、ボーイング(BA)が1.62%の上昇となったほか、ウォルマート(WMT)やスリーエム(MMM)、ゴールドマン・サックス(GS)も1%を超える上昇を記録。一方でシェブロン(CVX)は2.36%の下落、プロクター・アンド・ギャンブル(PG)やアップル(AAPL)、ユナイテッド・ヘルス(UNH)にも売りが膨らんだ。
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