2021年1月22日(金)
FX:しばらく株価や金利動向睨んでもみ合うも、中長期的にはドル安
ドル/円:103.77、ユーロ/ドル:1.2169、ユーロ/円:126.22 (NY17:00)
為替は全般に小動き。COVID-19の感染拡大やそれに伴う景気の落ち込みに対する懸念が高まり、米株に売りが先行する展開となったことに対する反応も限定的、比較的狭いレンジ内で方向感なくもみ合う展開が続いた。ドル/円は東京から買いが優勢、ロンドンにかけて103円台後半まで値を切り上げての推移となった。NYに入ると一段と買い意欲が強まったものの、104円台を試すことなく息切れ。その後は動意も薄くなり、103.80円を中心としたレンジ内での小動きが続いた。
ユーロ/ドルは東京では1.21ドル台後半のレンジ内でのもみ合い、午後には売りに押し戻される場面も見られたが、ロンドンに入ると買い意欲が強まり、しっかりの値を回復した。NYでは改めて売りに押される場面も見られたが、1.21ドル台半ばではしっかりと下げ止まり。その後は1.21ドル台半ばから後半のレンジ内での推移が続いた。ユーロ/円は東京から買いが優勢、126円台を回復してのもみ合いとなった。ロンドンに入ると126円台前半まで上げ幅を拡大したものの、それ以上の動きは見られず。NYに入っても同水準でのもみ合いが続いた。
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債券:反発、コロナ感染続く一方経済対策案巡る不透明感で買い
長期金利先物 | - 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | |
CBOT:30年債先物 3月限 | 168-13/32 | 169-5/32 | 168-7/32 | 168-28/32 | ↑ 14/32 | |
CBOT:10年債先物 3月限 | 136-28/32 | 137-3/32 | 136-26/32 | 137-1/32 | ↑ 5/32 | |
CBOT:5年債先物 3月限 | 125-25/32 | 125-28/32 | 125-25/32 | 125-27/32 | ↑ 2/32 | |
債券利回り | ||||||
30年債 | 1.873 | 1.883 | 1.833 | 1.849 | ↓0.024 | |
10年債 | 1.109 | 1.119 | 1.079 | 1.084 | ↓0.025 | |
5年債 | 0.452 | 0.454 | 0.428 | 0.430 | ↓0.022 | |
2年債 | 0.121 | 0.129 | 0.113 | 0.121 | ↓0.004 |
債券は反発。新型コロナウィルスの感染拡大が続く一方、バイデン新政権の経済対策案に対する野党共和党の反対を背景に先行き不透明感も意識され持ち高調整の買いが入った。夜間取引では売りの場面もあったが、一巡して買いが優勢となった。10年債利回りは1.0%台に低下し、通常取引でも買いの流れが切れることなく下げが続いた。
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株式:COVID-19感染拡大や長期金利上昇が、価格調整呼び込む
主要株価指数 | - 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | |
ダウ工業平均 | 31141.56 | 31141.56 | 30908.47 | 30996.98 | ↓179.03 | |
S&P 500種 | 3844.24 | 3852.31 | 3830.41 | 3841.47 | ↓11.60 | |
ナスダック 総合指数 | 13474.81 | 13567.14 | 13463.66 | 13543.06 | ↑12.15 | |
ラッセル2000種 | 2140.48 | 2168.80 | 2118.77 | 2168.76 | ↑27.34 | |
株価指数先物 | ||||||
CBOT:ダウ平均 3月限 | 31058 | 31086 | 30791 | 30909 | ↓173 | |
CME:S&P500 3月限 | 3846.75 | 3849.00 | 3813.25 | 3834.25 | ↓11.75 | |
CME:NASDAQ100 3月限 | 13394.00 | 13402.25 | 13300.25 | 13361.50 | ↓34.00 |
NY株式はダウ工業平均とS&P500種が下落する一方、ナスダック総合指数は小幅続伸。COVID-19の感染拡大や景気への影響に対する懸念が改めて材料視される中、週末を前にポジション調整の売りが先行したものの、最後はハイテク銘柄を中心に値を回復した。ダウ平均は寄り付きから大きく売りが先行、早々に200ポイント台後半まで下げ幅を広げる展開となった。中盤以降は売りも一服となり、昼には100ポイントをやや下回るまで下げ幅を縮小したものの、それ以上の動きは見られず。午後には動意も薄くなり、同水準でのもみ合いが続いたが、引け間際にはまとまった売りが出た。
セクター別では、バイオテクノロジーにしっかりと買いが集まったほか、薬品株やコンピューター関連、公益株も堅調に推移。一方で半導体は下落、金融株や金鉱株、保険、エネルギー、素材なども下げが目立った。ダウ銘柄では、ホーム・デポ(HD)が1.77%の上昇となったほか、セールスフォース・ドットコム(CRM)やアップル(AAPL)にもしっかりと買いが集まった。一方IBM(IBM)は9.91%、インテル(INTC)は9.29%それぞれ大きく下落、ユナイテッド・ヘルス(UNH)やトラベラーズ(TRV)も下げが目立った。
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2021年1月21日(木)
FX:米政府が景気下支えのため、ドル安を放置する可能性は高い
ドル/円:103.48、ユーロ/ドル:1.2159、ユーロ/円:125.91 (NY17:00)
為替はユーロ高が進行、ECB理事会で特にハト派的なサプライズが見られなかったこともあり、ユーロを買い戻す動きが全体を主導した。ドル/円は東京では売りが優勢、103円台前半から半ばのレンジ内でのもみ合いが続いた。ロンドンに入っても大きな変化は見られず、NYでは買い意欲が強まり103円台半ばから後半を試す動きとなったものの、早々に息切れ。中盤以降は103円台半ばの水準で動意が薄くなった。
ユーロ/ドルは東京から買いが優勢、1.21ドル台前半まで値を切り上げての推移となった。ロンドン朝にはやや売りに押されたものの、その後騰勢を強め、1.21ドル台半ばまで値を回復。NYに入ると1.21ドル台半ばまで上げ幅を拡大した。中盤には一旦売りに押し戻されたものの、押し目では買い意欲も強く、午後遅くには1.21ドル台後半まで値を回復した。ユーロ/円は東京から買いが優勢、125円台半ばまで値を切り上げてのもみ合いとなった。ロンドンでも同水準での推移、NYに入ると改めて買いが加速、126円を試すまでに値を伸ばした。その後は買いも一服となったものの、125円台後半の水準はしっかりと維持しての推移が続いた。
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債券:反落、景気回復や国債増発の見方が改めて売り圧力強める
長期金利先物 | - 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | |
CBOT:30年債先物 3月限 | 169-5/32 | 169-11/32 | 168-6/32 | 168-14/32 | ↓ 18/32 | |
CBOT:10年債先物 3月限 | 137 | 137-2/32 | 136-24/32 | 136-29/32 | ↓ 3/32 | |
CBOT:5年債先物 3月限 | 125-25/32 | 125-26/32 | 125-22/32 | 125-25/32 | ↑ 0 | |
債券利回り | ||||||
30年債 | 1.835 | 1.880 | 1.822 | 1.867 | ↑0.032 | |
10年債 | 1.085 | 1.121 | 1.073 | 1.104 | ↑0.019 | |
5年債 | 0.447 | 0.466 | 0.437 | 0.444 | ↓0.003 | |
2年債 | 0.125 | 0.143 | 0.113 | 0.127 | ↑0.002 |
債券は反落。バイデン新政権による経済支援策や新型コロナウィルス対策が景気回復や国債増発につながるとの見方が改めて売り圧力を強めた。夜間取引では買いが集まり、10年債利回りは低下となったが、朝方に息切れ。通常取引に入って売りが膨らみ上昇した。1.1%台に上がってからペースもスローダウンしたが、売りの流れは引けまで続いた。
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株式:長期金利上昇やインフレが懸念材料視されるなら、流れも弱気
主要株価指数 | - 始値 - | - 高値 - | - 安値 - | - 終値 - | - 前日比 - | |
ダウ工業平均 | 31198.01 | 31272.22 | 31120.92 | 31176.01 | ↓12.37 | |
S&P 500種 | 3857.46 | 3861.45 | 3845.05 | 3853.07 | ↑1.22 | |
ナスダック 総合指数 | 13521.48 | 13560.35 | 13454.07 | 13530.92 | ↑73.67 | |
ラッセル2000種 | 2161.30 | 2167.03 | 2138.03 | 2141.42 | ↓19.20 | |
株価指数先物 | ||||||
CBOT:ダウ平均 3月限 | 31064 | 31188 | 31016 | 31082 | ↓14 | |
CME:S&P500 3月限 | 3841.50 | 3859.75 | 3836.50 | 3846.00 | ↑1.00 | |
CME:NASDAQ100 3月限 | 13288.50 | 13423.50 | 13283.25 | 13395.50 | ↑101.25 |
NY株式はダウ工業平均が小幅反落となる一方、S&P500種とナスダック総合指数は続伸、再び史上最高値を更新した。ハイテク銘柄を中心に、前日の流れを継いだ投機的な買いが相場を主導する展開となったものの、一方では長期金利が再び上昇に転じたことなどが、上値を重くする場面もみられた。ダウ平均は寄り付きから買いが先行、前日の高値を上抜ける展開となったものの、早々に息切れ。中盤にかけては売りに押し戻される格好となり、マイナス圏まで値を切り下げた。昼からは改めて買い意欲が強まり、プラス圏を回復したものの、朝方の高値を試すには至らず。最後はややまとまった売りが出て、マイナス転落して取引を終了した。
セクター別では、半導体やコンピューター関連に買いが集まったほか、通信や一般消費財も堅調。一方でエネルギーは大幅に下落、運輸株や銀行株、金鉱株、保険も下げが目立った。ダウ銘柄では、インテル(INTC)が6.46%の上昇となったほか、アップル(AAPL)は3.67%、トラベラーズ(TRV)は2.55%それぞれ値を伸ばした。ホーム・デポ(HD)やIBM(IBM)、ユナイテッド・ヘルス(UNH)も1%を超える上昇となった。一方でシェブロン(CVX)は3.53%、ウォルグリーン(WBA)は2.12%それぞれ下落、ボーイング(BA)やダウ(DOW)、メルク(MRK)も下げが目立った。
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