2008年8月27日(水)
アフガニスタンに想う [まじめなお話]
今日は朝一番からから悲しいニュース。
アフガニスタンで拉致されたNGOの日本人男性が、遺体で発見されたらしい。
アフガニスタンではタリバンが日増しに勢力を強め
治安が急速に悪化してると聞いてたけど、
状況はかなり悪いみたいやね。
アフガンだけやない、北朝鮮は先の6カ国協議で合意した
「核施設の無能力化」作業を中断してしまうし、
ロシアはグルジアの南オセチア自治州の独立を承認してしまうし、
このところどうも国際情勢に不穏な動きが多い。
結局のところ、イラクやイランで行き詰ってしもた上、
任期終了が間近に迫りブッシュさんの影響力も落ちているアメリカを
他の国々が甘く見始めたということなんとちゃうかな。
アフガニスタンについては、イラクにまで手を広げずに
アメリカがもっと徹底して国の再建に力を貸してたら
こうはならんかったという批判もある。
まあ、人の失敗を批判するのは容易いから、この辺にしとこ。
問題はこの後をどうするかや。
これ以上こうした情勢不安を加速させないためには、残念ながら
米国が睨みを利かせるという以外に選択肢がないように思える。
強いアメリカが復活せえへんかったら、後に続くのは
群雄割拠の戦国時代かもしれん。
そうなってくると、次の大統領は外交経験の無いオバマ候補より
やっぱりマケイン候補ということになる。
個人的にはオバマ大統領が得意の演説や話術で
北朝鮮やロシア、タリバンやイランを説得してくれたら
最高やとは思うけど、やっぱり現実的ではないんかな。
Posted by 松