この前の大統領選で、一躍時の人となったアラスカ州のペイリン知事。
昨日、突然知事の辞任を発表しはった。

まだ任期を1年以上残しているけど、再選は目指せへんと決めた以上
さっさと辞めた方がええと思ったみたいやね。
どうやら、本気で次の大統領選への出馬を検討してるみたい。
もし出るんやったら、彼女が予備選の間にどう変わっていくんかが見ものやね。

ところで知事からの転身と言えば、やっぱり東国原さん。

まだ国政への意欲満々、っちゅうところみたいやけど、
自民党の総裁候補にせえ、みたいなこと言うてもうて
ちょっと身動きが取られへんようになってるんとちゃうかな。

一部で噂されてた大臣にもしてもらわれへんかったし、
今更ただの自民党公認候補、という訳にもいかんやろ。
自民党も面子ががあるから、総裁候補にするわけにもいかん。
心入れ替えて知事職に専念しますともい言いにくいしね。

いったい、どのあたりを落としどころにしようと思ってたんやろか？

総裁候補にせえ、っちゅうくらいやったら、
せめて外交や国防に関しての自分の考えをくらいは明らかにして欲しいけど、
その辺が全く伝わってけえへんところもちょっと頼りないね。

今が最大のチャンスというのはよう分かるけど、準備不足なんは明らかや。
総裁候補には、やっぱり時の流れに左右されない実力を持った人に
なって欲しいもんやね。

米ニューヨーク連邦地裁、650億ドルという史上最大の詐欺を働いた
元ナスダック会長のマドフ被告に禁固150年の判決・・・

ここまでやるかー、というくらいの見せしめ的な内容には
こっちのメディアもさすがにちょっとびっくりしてたみたいうやね。

弁護側は罪を認めて12年の禁固を要求、検察側もまあ20-30年あたりが
だとうかなと言う感じのコメントをしてただけに、なおさらや。

まあ、70歳を超えた年齢を考えれば、
20年でも150年でも実際には差がないねんやろうけど、
この類の犯罪は絶対に許さんで、という
当局者の強い意思の表れっちゅうことか。

金融危機によって溜まりに溜まってる人々の不満や
一部の金融関係者に対する怒りを鎮める目的もあったんかな、
とも思ってしまう。

本人は、困難な状況の中で余生を過ごすことで
罪滅ぼししたいと言うてるらしいけど、
いやー、人生っちゅうのは最後の最後まで、
ほんまに分からんもんやね。

最後まで諦めたらあかんし、油断してもあかんというわけか・・・