思った以上に問題が深刻化している、トヨタのリコール問題。
アクセルペダルの不具合だけかと思ってたら、
プリウスのブレーキに関する問題なんかも出てきてしもた。

米国では議会で公聴会が開かれたり、運輸長官がトヨタの社長に
直接電話するみたいな話まで浮上してる。

1月の米国内自動車販売も、トヨタの一人負けって感じ。

すごいなと思ったんは、フォードやGMのディーラーが、
トヨタからの買い替えを検討してる顧客に対し
値引きのキャンペーンを大々的にやってるっちゅう話。
日本人やったら、そこまでやらんでもええやろと
かえって反発を買いそうなもんやけど、
そんな感じでもないらしい。

今回騒ぎがここまで大きくなったのも
国内メーカーを救済するために地元議員らが
必要以上に騒いだことが大きかったんかもしれんね。

自分でまいた種とはいえ、
トヨタにはちょっとタイミングが悪かったかな。

まあ、こういう逆境を乗り越えて、
人間も会社も一回り大きくなるもんや。
トヨタの皆さん、めげんと頑張ってや。
車持ってないから応援はでけへんけどね。

2週間の日本出張を終えて
週末にNYに戻ってきた。

クリスマスに爆破未遂事件があって、
セキュリティーチェックが厳しくなってると覚悟してたけど、
アメリカを出るときも、日本を発つときも
特にこれまでと変わりなしや。

スムーズにゲートを通過できたんはありがたかったけど、
なんかちょっと不安な気にもなったね。

そんなこんなでNYに戻ってきたら
最後の最後でやられてしもた。
JFKの入国審査が、長蛇の列。

一時間は待ったんとちゃうかな。

ところが、今回初めて知ってんけど、
入国審査まで特別料金で短縮できるシステムがあるねんね。
100ドルで5年間有効、事前に審査を受けてパスしたら、
別の窓口でパスポートをスキャンして簡単な手続きだけで
入国できてしまうという驚きや。米国人だけでなく、
指定された国のパスポートでもOKらしい。日本も当然大丈夫。

さすがアメリカ、何でもお金で解決できてしまうすごい国です。
しかも、そのパンフレットを入国審査に並ぶ長い列で配って
宣伝してるというところがまたすごい。
商売人でんなー

どんな人が使うねんやろうと思ってたら、
意外とみんな知ってて、事前登録してるねんね。
特別窓口でも、やっぱり20人くらい列が出来てたもん・・・