2007年3月15日(木)
日米の上場廃止に思う [いろいろ]
ちょっと更新をさぼってたら、あっという間に3月も半ば。
ほんまに時の経つのは早いもんやね。
昨日今日と、NYは10℃を超える陽気。週末にはまたちょっと冷えるらしいけど、季節は確実に春に向かってる。わしもそろそろ本格的になんか始めようかなと思う今日この頃や。
13日は、月一回のよそうかいがあった。
ちょうどサブプライム・ローン問題で相場が大荒れやった日やったこともあり、自然に流れはそっちの方へ。
あるバンカーは、「商業銀行にとっては、はっきりいって対岸の火事」と冷ややかな対応。サブプライム市場に突っ込んでるのは、ファンドとか、投資銀行とかの部類で、商業銀行はあまり痛手は被ってないらしい。事の発端になったHSBCは異例ということなんかな。
それにしても、大手のニューセンチュリー・ファイナンシャルがあっさりと上場廃止になったんには驚いた。東証が日興の上場維持を決めた直後やっただけに、余計に目立ったんかな。よそうかいのメンバーによると、ニューセンチュリーは儲かってる時には連日連夜パーティーを開いてた典型的な成り上がりの中小企業らしく、あんな会社は潰れた方がええらしい。わしはそこまでの内情はよう知らんけど、このままやったら何社かは破綻するんとちゃうかな。
それにしても、日興証券の件はなんとなく情けないね。上場廃止のルールがきちんと整備されてない以上、上場維持も当然なんかも知れんけど、どうもすっきりとせん。一旦決めたものは変えたくないと言う、日本人の心理をすごくよく表している出来事やったとおもう。何よりも東証の幹部数名の判断一つだけで、あれだけ株価が動くと言うのが恐ろしい。
やっぱりわしは商品がええわ。
Posted by 松