2007年1月21日(日)
2007年1月18日(木)
変革 [まじめなお話]
今年から民主党が多数を握っている米下院では、
石油業界への優遇税制などを見直す法案が可決された。
最低賃金の引き上げに始まり、医療制度の改革や財政規律の強化など、
年初から一連の法案が矢継ぎ早に審議されていくのをみてると、
改めてそのスピードと大胆さに感心する。
国民が選挙で変革を望んだのだから、変わらんとあかんわけで、
自民党が過半数を割り込んでもやれ連立や何やらで
まったく変わり映えのせん日本とは大違い。
世の中には変わるのを良しとする人がおれば、変わりたくない人もおる。
既得権益のある人が変わりたくないというのは分かるけど、
現状に不満のあってもあまり変わりたくないという人もおる。
確かに、何かを変えるということは面倒くさいし、パワーも必要や。
新しいことをせんかったら、失敗することもない。
日本がなかなか変わらんのは、変えようとする人に対する評価が低いから。
失敗したら二度と立ち直れんというのもあるけど、それよりも
変えても大して評価してもらわれへんというのが大きいと思う。
目の前が落とし穴ばっかりで、にんじんの一つもぶら下がっていなかったら、
だれも足を踏み出そうとはせんやろう。
やっぱり、にんじんは大きいやつをぶらさげんとあかんし、
落っこちたやつにも救いの手を差し伸べやなあかん。
変革、改革という前に、こういうシステムを作らんとあかんやろ・・・
Posted by 松
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