2007年6月9日(土)
牝馬のチャンピオン [いろいろ]
9日はベルモント・ステークス。
ケンタッキーダービー、プリークネスに続く、
3歳馬のトリプルクラウン最後のレースや。
今年はダービー馬がプリークネスに勝てなかったこともあって
盛り上がりに欠けたけど、なかなか見応えのあるレースやった。
勝ったのは、牝馬の「ラグ トゥ リッチス (Rag to Riches)」
日本でも「ウォッカ」が64年ぶりにダービーを制したが、
こっちは1905年以来なんと102年ぶりらしい。
有力馬が皆照準を合わせて参戦してくるダービーが
運もかなりの要素を占めるのに対し、
ベルモント ステークスは「テスト オブ チャンピオン 」と呼ばれ、
何よりも馬の底力が要求される。
走る距離も、ダートで1-1/2マイル(2,200メートル)と
比較的短い距離のレースが多いアメリカでは極端に長い。
出た馬も、この距離を走るのは最初で最後なんとちゃうかな。
そんなレースに勝ってしもてんから、彼女の実力は相当なもんや。
彼女をそういったレースに挑戦させた、調教師やオーナーの決断にも拍手。
実力があるのなら、男でも女でもどんどん上に挑戦する、
そういうのがどんどんと広がっていったらええと思う。
人間界では実力だけで全てが決まる、ということは少ないけどね。
Posted by 松
2007年6月4日(月)
民主党大統領候補のディベート [まじめなお話]
10日間の日張もようやくおしまい。
今は地元大阪のホテルで荷造りの真っ最中や。
日本の商品業界は聞きしに勝る厳しい状況やったね。
コモディティー市場自体がこれだけ注目されている中で
皮肉なもんやけど、その中にまったく光が見えないわけでもない。
ただ、訪問した会社によって意見がかなりばらばらで、
一丸して業界をこういう方向に持っていこう、という決意は
余り感じられへんかったね。
皆がてんでバラバラというのは別に嫌いじゃないけど、
ある程度の目標というのは共有してないと上手く事が進めへんのとちゃうかな。
わしも海の外から何か出来ることがないか、考えてみよ。
ところで、昨日の朝は民主党の大統領候補のディベートを
テレビで見ることが出来た。
衛星放送というのはなかなか便利なもんや。
NYにおると、じっくりとはなかなか見られへんからね。
ヒラリー、オバマの両候補はもちろん目立ってたけど、話の内容を
聞く限り、リチャードソン元エネルギー長官が良かったね。
理路整然で、一番まともな事をいうとった。
アメリカは、何だかんだいって人材は揃ってるという事かな。
これからますます面白くなりそうや
Posted by 松
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