新記録を作る魔法の水着、「レーザー・レーサー（LR)」を
日本の水泳選手が北京オリンピックでも着てもええことになった。

実際にどれだけ効果があるんかはよう分からんけど、
選手が着た途端に日本新記録が続出、北島選手にいたっては
世界新を出してしもてんから、実力を認めんわけにはいかんやろ。

仮にこれでメダルが取られへんかったとしても、
契約を盾に日本のメーカーの水着着用を義務付けられてたら
選手も悔んでも悔やみきれんかったやろうね。
とりあえずは良かったんやと思う。
LRを着て出場する人、一生懸命がんばってくださいな。
それと、今回はLRに完敗という格好になった日本のメーカー、
これに負けんような性能の水着開発に精を出してくださいな。

今回はオリンピックと言う、注目度も高くて結果のはっきり
出るもんが絡んでたからすんなりと事とが運んだけど、
他の状況やったらこうはいかんかったやろね。

水着の場合だけじゃなく、性能的にはぜったいこっちやけど、
契約や付き合いやしがらみなんかで別のものを使わなあかんような事は多いと思う。

そやけど、何かをやろうとする時はそんなもので妥協したくはないね。
環境も道具も、その時点で最高のものをそ揃えて仕事に臨みたいもんや。
それでもって、最高の結果を出すんが本当のプロちゅうもんでしょう。
準備不足や、道具のせいにするんは最低の言い訳や。
そういうもんを含めて、みんな真剣勝負をしてるんやからね。

ところで、相場の世界にもLRみたいな魔法の道具はないんかな・・・

昨日のニューヨークは、スパイダーマンの登場で大騒ぎ。

NYタイムズのビルに素手で登りよってんけど、
よりによって朝と夕方と2人も出てきよったからおもろい。

最初に登ったんはこの世界ではちょっとした有名人で、
地球温暖化防止を訴える垂れ幕をたらしたりしてたらしいけど、
後から登ったおっちゃんの素性はようわからんみたい。

取材に行ったテレビ関係の友達の話によると、以前から計画してて、
朝方に一人先に登ったことも承知のうえで実行したらしいね。
天候とか、風の強さとか、昨日は実行には適してたみたいやね。

いちおう、何か主張したいことはあったみたいやけど、
特に何もすることなくただ登って終わりやったらしい。
せめて、Tシャツの背中になんかメッセージでも
プリントしといたらよかったのに。

そやけど、ああいうのの練習って、一体どうすんねんやろ？
NYにはロッククライミングの練習場所はいくつかあるけど、
そんなんでやるくらいしかないんかな。

どっちにしても、実際のビルを登る時は一発勝負になるわけや。
舞台となったNYタイムズのビルは、外壁の構造が登り易いように
なってるみたいやけど、それにしてもようやるわ。
後のほうのおっちゃんは、途中でちょっと疲れた場面があったりして
下で見てた人はスリル満点やったみたい。

落ちんでよかったっちゅうことかな。

まあ、ほどほどにしてくださいな