2009年4月10日(金)
景気対策 [まじめなお話]
きょうはイースターのお休み
来週からまた日本に出張なんで
その前の準備とかでやっぱり結構忙しい。
ちょっといっぷくする時間がないから
このコラムもなかなか更新でけへん。
この出張が終わればちょっとはほっと出来るかな。
ところで、日本でもようやっと経済対策ができあがってきたみたいやね。
目についたんは、3歳から5歳の子供を持つ家庭に贈られる、子育て支援金。
世帯数と予算との兼ね合いで、3-5歳というのがちょうど良かったんかな?
2歳と6歳の兄弟がおる家庭の人は、さぞかし悔しいやろね。
あとは、政策に対するマスコミの反応かな。
経済対策の効果よりも、財源のほとんどを赤字国債で賄うために
将来国の借金が膨らむことがクローズアップされてる。
国が借金をしてでも大型景気対策をやらんと
景気が回復せえへん状況と言うことが、
全く伝わってけえへん。
この辺は政府の宣伝がヘタクソなんか、
借金を恥とする日本人の国民性なんか・・・
アメリカでも政府の大盤振る舞いには批判も多いけど、
基本的にその批判の矛先は、使い道に対してのもの。
幹部の巨額ボーナス支払いのために国民の税金が
使われるんはまかりならん、っちゅう感じや。
もちろん、財政赤字の拡大に対する懸念もあるけど
話題性としたら低いかな。
将来の心配だけして、それで終わってしまうんが日本人なら、
打開策を考え出すことに情熱を燃やすんがアメリカ人。
長い目で見れば、この差はやっぱり大きなものになるねんやろね。
Posted by 松
2009年4月3日(金)
転換点 [いろいろ]
先週末に東京から戻ってきたと思ったら
あっという間に金曜日。
12日からセミナーでまた日本に出張、
それまでにこなさなあかん案件がいくつかあって
いつになく慌ただしい日々を送ってるわ。
そんな中、ロンドンではG-20金融サミットがめでたく終了。
今回は市場の反応もかなりポジティブ、
みんなほっと胸をなで下ろしてるんとちゃうやろか。
朝方発表された雇用統計は案の定かなり悪い内容やったけど、
株に大きく売られる気配がないもんね。
まだまだこの先何があるかわからんけど、
少なくとも投資家が強気の材料を手掛かりに
買いを進めるようになったことは評価してもええんとちゃうかな。
商品市場も、そろそろ大きな動きが出てきてもおかしくない頃。
少なくとも、昨年の秋以降の感覚のままでいてたら方向を見誤るのは確実や。
市場が一つの転換点を迎えてんは間違いないし、
こういう時には大きく儲けるチャンスがころがってるもんや。
皆さん、流れに乗り遅れたらあきまへんでー
Posted by 松
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