2009年5月5日(火)
ええかっこしい [まじめなお話]
最近は新型インフルエンザと呼ぶことが多くなった、
豚インフルエンザの感染拡大問題。
NYではマンハッタンのお隣のクィーンズで感染者が多数出てるにも関わらず、
街ではマスクしてる人もほとんど、というか全く見かけへん。
人々は至って平静、インフルエンザのことをニュースとかで
ほんまに知ってるんかな、と疑いたくなるくらいや。
狂牛病が問題になったとき、自動車事故に遭うよりも確率が低いと
言う理屈で肉を食べ続けてる人が多かったのを思い出すな。
翻って、ネットのニュースなんかで見る日本の反応。
お国柄といえばそれまでなんやろうけど、
なんであそこまで大騒ぎになんのかね?
みんながみんなマスクして神経質になるくらいはまだええけど、
気になるのは、感染が疑われてる人や、
感染が広がってる国からの入国者に対する過剰反応。
病院で、発熱者に対する診療拒否が増えてるらしいけど、
医者の本分とか、プライドというもんはどこにいってしまってんやろ?
新型インフルエンザの症状はそんなにひどいもんではないらしいから
診療せんでも別にえんかもしれんけど、他のなんか深刻な理由で
熱を出した人まで拒否されてたとしたら、悲劇やね。
まあ、医者も人間やし、いろいろな理由で診たくない時もあるねんやろう。
そやけど、うちの病院で一手に引き受けます! なんていうて
手を挙げるところが一つくらい出てきてもええと思うけどな。
横並びで大過なく過ごすんもええかもしれんけど、
こういう時には、ええかっこしいも必要なんとちゃうか?
Posted by 松
2009年5月2日(土)
Mine That Bird [いろいろ]
今日は5月の第一土曜日
競馬ファンには今更説明する必要もないけど、
アメリカで一番注目を集めるレース、
ケンタッキダービーの開催日や。
このところの雨でかなりぬかるんだ馬場でのレースで、
2ドルの払戻金が103.50ドルと過去2番目の高配当という
大穴を空けて勝ったんは、"Mine That Bird" ちゅう馬。
他に6馬身以上の差をつけての完勝やったわ。
いやー、今更ながら言うのも何やけど、
競馬っちゅうのは、ほんまに何が起こるかわかりまへんな。
これまでもダービーは荒れることが多かったけど、
勝った馬は事前に一度は検討の対象に入って、あとから
「やっぱりこれやったんかー」と悔しがることがほとんど。
そやけど、今回は最初から全く対象外、ほとんど見ることもなかった。
前哨戦もほとんどまともなレースでは走ってへんかったし、
よう基準を満たしてレースにエントリー出来たな、と思った程度。
しかも誕生日は5月10日、まだ3歳になってないというおまけ付き。
更に言うと、購入価格は9,500ドル。一緒に走った中には、
370万ドルで落札された馬もおってんから驚きや。
ここまでくると、あっぱれとしか言いようがありませんな。
おめでとさん
そやけど、関係者以外でいったいどんな人が、
どんな考えでこの馬の馬券を買うてんやろか・・・
Posted by 松
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