2010年04月14日(水)
米景気、再び後退のリスクは小さくなっている・FRB議長証言
[要人発言]
米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長は14日に上下両院合同経済委員会(JEC)で景気見通しについて証言した。雇用が立ち直るには時間を要するものの、経済指標などから民間セクターにおける最終需要の伸びが経済成長の回復に十分とコメント。ギリシャ危機や原油価格の急騰のシナリオなどから景気が再び後退するリスクは拭えないと認識はしている。それでも、ここ数ヵ月間でリスクが小さくなっているとの見方だった。
具体的に、原油価格が80ドルを大きく超えており、FRBも価格動向を監視しているが、現時点で経済回復を脅かす懸念はないと述べた。2年前に記録した 145ドルまでまだ距離があることも指摘する。議長は、景気拡大ペースについて政府の景気刺激策が薄れていくのをどこまで消費支出や企業の設備投資で補えるかによるとした。
Posted by 直
2010年02月24日(水)
米景気支援で依然として超低金利政策必要・FRB議長議会証言
[要人発言]
米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長は24日に米下院金融サービス委員会で米景気は依然として持続的な回復に至っていないと証言し、事実上のゼロ金利政策が必要との見解を示した。議長は景気の立ち直りに自信を表しながらも、本格的な改善を確保するまで超低金利政策を維持する意向を示唆。また、目先のインフレリスクは小さいとみていることからも長期的な超低金利政策を維持しやすいとした。
Posted by 直
【 過去の記事へ 】