2009年10月1日(木)
音声認識システム [いろいろ]
今更の話になるけど、わしはカスタマーサービスの
自動応答システムが嫌いや。
やむを得ず電話をせなあかん用がある時は、
「xxをご希望の方は1を、xxをご希望の方は2を・・・」
とかとコンピューターがしゃべってる間に、
0とか9とか、オペレーターにつながりそうな番号を
手当たり次第に押すことにしてる。
それでもまだ、ボタンを押してる間は良かったけど
最近は更なる強敵が現れてきた。
音声認識システムっちゅうやつや。
ボタンと両方の選択肢があるやつはええけど、
今日掛けたとある電話会社のサービスは、音声認識がメイン。
指示に従って、"Yes"だの"No"だの言うのは何となくこっぱずかしいし、
挙げ句の果てには、「あなたの言ってることが認識できません」とくる。
「そりゃあ、わしの英語の発音は、関西弁なまりで聞き取りにくいでしょうよ」
と機械に怒ってみても埒があかん。
今日も途中までうまいこといってんけど、最後は聞き取ってもらえずに、
結局はオペレーターに回されてしもた。
それやったら最初からオペレーターだせっちゅうねん!
実は料金支払いのためのクレジットカードを変更したかってんけど、
今はセキュリティーの関係上、オペレーターが直接カード番号を
聞くことは禁じられてて、全部機械相手にやらなあかんらしい。
それがうまいこといかんかったからオペレーターに回されてんのに
なんか本末転倒のような気がせんでもない。
一体オペレーターは何の仕事をすんねん?
英語の発音のレッスンでもしてくれるんかいな。
ところが、今日のオペレーターはひと味違ってたね。
あらかじめ必要な情報を全部聞き出して、
代わりに機械相手に手続きを全部済ませてくれた。
たぶん社内規定違反やと思うけど、
利用者にとってはこっちのほうが100倍ありがたい。
日本やったら、こうやって柔軟に対応してくれる人は、
どれだけおるねんやろと思いながら、
丁寧にお礼を言って電話を切りました。
彼女が規定違反でクビにならんことを祈りながら・・・
Posted by 松