2007年3月29日(木)
宵のうち [いろいろ]
気象庁が天気予報などに用いる用語から、
「宵のうち」というのがなくなるらしい。
午後6時から9時までの時間帯を表す言葉として使われてきたけど、
もっと遅い時間を意味するものと勘違いする連中が多いらしい。
「夕暮れ」に始まって、「宵のうち」「夜半」「夜分」「未明」、
思いつくまま挙げてみたけど、日本語には結構夜の時間を表す言葉が多いね。
それに対して昼間はあまり出てけえへん。
言葉は夜に作られるというわけか。
それにしても、代わって使われる言葉が「夜のはじめごろ」というんは
なんとなく情けない。もうちょっと気の利いたんはなかったんかいな。
見直しに当たっては、情緒ある美しい言葉やから、無くさんとって、
という要望も多かったみたいやけど、
「時間帯を表す用語は誤解なく伝わることが重要」らしい。
それやったらそのものズバリ、「午後6時から9時にかけて」
とすればええと思うけどな。これやったら誤解のされようが無い。
やっぱり役所はあいまいな表現が好きみたいやね。
Posted by 松