2007年12月18日(火)
永遠のテーマ [いろいろ]
今朝発表されたゴールドマンサックスの決算。
9-11月期は純利益が32億1,500万ドルと前年同期比で2%増えたらしい。
引き受け部門がサブプライムなんかの証券価格下落で損失を出したけど、
トレーディング部門が空売りでしっかりと稼いだみたいやね。
このあたりはさすがGS、ちゅうところかな。
サブプライム関連証券の指標となってるABX指数は、今年に入って
下げ一色の展開やったわけで、チャートだけ見れば単純にショートするだけで
いくらでも稼げたような感じがする。しかも結構市場は厚く、値は飛ぶけれど
しっかりと商いは出来てたらしいから、そこに参加してたところは
かなりのチャンスがあったはずや。
要は、やるかやらんかの問題。
サブプライムと聞いただけで戦意喪失して、たた値が崩れているのを
ボーっと眺めてただけのところもあれば、こうやって積極的に儲けを
取りにいってたところもある。
普段のトレードでも同じで、見込みが外れて大きく損を出してしもた時は
確かに落ち込むけど、そうした時というのは必ずチャンスも転がってるもんや。
一回の失敗にめげることも、向きになることもなく、冷静にトレードを
続けることの出来る人間が、最終的にはええ思いをするんやと思う。
もちろん損切りも大切やけど、切ってばっかりやったら
最後には資金がなくなってしまうわな。
買ってる時ではなく、負けた時にどう対処するか。
トレードするもんの、永遠のテーマやね。
Posted by 松
2007年12月12日(水)
アウトソーシング [いろいろ]
使っているソフトウェアにちょっとしたトラブルがあって、
製品を供給してる会社のカスタマーサービスに
何度か電話をする機会があった。
電話に出てきたのは、かなり強い訛りのある英語の持ち主。
例に漏れず、この会社もコールセンターをアウトソーシング、
インドで電話を受けてるらしい。
ネイティブでないもん同士が英語でやり取りするから
なかなか話が通じなくてイライラする場面もあったけど、
担当のお兄ちゃんはとにかく親切に、誠実に応対してくれる。
結構際どい話の途中で唐突に「NYの天気はどう?」とか聞いてきて
拍子抜けする場面もあったけど、アメリカ人のつっけんどんとした応対に
慣れている身には結構新鮮で、どこか和やかな気持ちにさせてくれた。
こっちはクレームで電話してるのに、あんまり怒る気にもならん。
やっぱり、大切なんは人と人とのコミュニケーション、思いやりなんやろね。
ついでやから、インド人の金製品に関する意識や、
現地の事情なんかを聞いたりして、
結構有意義のあるやり取りやったな。
アウトソーシングも、なかなかええもんや。
もっとも、トラブルの方はまだ解決してないから困ったもんや。
そのうちまた電話して、金の話でもせなあかんかな。
Posted by 松
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