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2008年4月30日(水)

FOMCはタカ派? ハト派? [まじめなお話]

昨日宣言したとおり、気合を入れて臨んだFOMC。

大方の予想通り25bpの追加利下げが決定されたのはさておいて、
気になるのはやっぱり声明文の中身や。

ざっと読んでみて、「利下げ打ち止めを十分に示唆するもの」
と判断したけど、市場の反応はちょっと違ってたみたい。

思ったほどタカ派的ではないということからドルが売られ、
商品や債券市場は全体的に買戻された。
でも、一方では株は売られてんから、
こっちはそれなりにタカ派的と判断したことになるんかな?

うーん、やっぱりマーケットは奥が深いね。

"The substantial easing of monetary policy to date"
(もうこれまで十分に金利下げたでしょ)と言うて見たり、
3月の声明にあった"downside risks to growth remain"
(成長の下ブレリスクが残る)という部分を削除したことで、
利下げの打ち止めは十分に示されてると思うねんけど、
どうやらそれではもの足らんかったようや。

"economic activity remains weak"(経済活動は引き続き弱い)や
"expects inflation to moderate in coming quarters"と
インフレ見通しが沈静化するとの見通しを引き続き示したことが
ハト派的と見られた理由らしいな。

インフレについてはもっと警戒感を前面に出すんかなと思ってたけど、
景気見通しの方は、ここまでの指標の内容考えたら当然なんとちゃうか?
それとも、「景気の減速に一服感が感じられる」と指摘するとでも思ってたんやろか。

いずれにせよ、たったこれだけの文章に様々な解釈があるということは事実。
大切なんは、自分とは違った見方が存在することを、
常に意識することなんやろね。
そして、いつも自分が正しいわけではないことも。

まあ、これまでの反動による部分もあるやろうから、
明日一日くらいはあまり神経質にならんと
推移をじっくり見守ったほうがええやろね。

声明の内容がハト派的やったんか、タカ派色が強かったんか、
いずれはっきりすることでしょう。

Posted by 松   

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