2007年8月12日(日)
決断の時 [遊びなかま]
10日の夜は月一回のよそうかい。
日米欧の中銀による資金供給オペが行われた直後だけに、
話題は自然とそっちの方へ行った。
やれ次は何処の金融大手があぶないだの、FOMCの2日後に
金融を緩める政策をやらざるを得なかったバーナンキ議長は
土下座するべきだの、みんな言いたい放題や。
挙句の果てには、福井総裁にはこのような状況にもかかわらず、
断固として利上げを行って欲しいとのエールも飛び出す始末。
酒の勢いもあったんやろうけど、かなり過激な意見が飛び出してたわ。
前にこのコラムで、インフレと景気のバランスを取るのもええけれども、
いずれはどちらかに目を瞑って決断しやなあかん時が来ると指摘したけれど、
その前に今回のような形でなし崩し的な資金供給を行ったのはちょっと残念やね。
まあECBの供給量が一桁違うかったんを見ても、欧州の状況がかなり
深刻なんは間違いないから、それにお付き合いしたという面はあるんかもしれん。
いずれにしても、バーナンキ議長が「決断」をしやなあかん時が、
そこまで迫ってきてるのは間違いないやろう。
ここが腕の見せ所、まあ頑張ってください。
Posted by 松