2007年8月4日(土)
再結成ツアー [いろいろ]
行ってきました、ポリスの再結成コンサート。
ワシがこのバンドを真剣に聞くようになったのは、
最後のアルバムのシンクロ二シティーから。
それまでテクニック志向のバンドばかり聞いてたから
どうしてもデビュー当時のパンクバンドのイメージが消えず、
「聞かず嫌い」の時期が結構長かった。
シンクロ二シティー・ツアーでは結局日本に来なかったから
待ちに待ったご対面、というわけや。
内容はなつかしの名曲のオン・パレードで、思う存分楽しませてもろた。
中でも、スチュワート・コープランドがほんまに楽しそうに
ドラムを叩いてたのが印象的。
グルーヴ感とか、リズムのキレとか、テクニックを言い出したら
他にもいっぱいええドラマーはおるけど、ダイナミクスと楽しそうな
プレイスタイルでは右に出るもんはおらんのちゃうかな。
もちろん、他のメンバーもリラックスしてて、
演奏を心の底からエンジョイしてるっちゅう感じが伝わってくる。
他の有名なバンドでもそうやけど、全盛期は俺が、俺が、と
エゴがむき出しになってたり、絶対的なリーダーがおるところでは、
みんなリーダーの顔色窺いながらプレイしてたりで、
見てても楽しさは伝わってけえへん。
特にロック系のバンドはそれが顕著。
それが、何年かぶりの再結成ツアーなんかでは、
別人のように楽しそうに弾いてたりする。
若い時に喧嘩したり、いがみあったりしながらでも、
成功を勝ち取ったバンドだけに与えられる、
ご褒美みたいなもんかな。
やっぱり、音楽っちゅうのは楽しくないとあきまへんな。
Posted by 松
2007年8月1日(水)
サラトガスプリングス [いろいろ]
週末にマンハッタンから北に来るまで3時間少しのところにある、
サラトガスプリングスという街まで行ってきた。
ここでは夏の間競馬が開かれ、全米から有力馬が集まってきよる。
サラブレッドのオークションも開かれるから、馬主も寄ってくるし、
競馬関係者の社交の場、という感じかな。
ここへはほぼ毎年、少なくとも15年は通ってる。昔は結構気合を入れて
レースを見とったけど、最近は知恵もついたようで無駄な努力?はせんようになり、
もっぱら競馬場の雰囲気と周りの自然をのんびりと楽しむようになってきた。
そんな中で目に付くんが、街のあちこちに建設されている
アパートやオフィスビル。ここ3-4年は特に顕著で、
毎年行くたびに新しいビルがどさっと建てられてるからびっくりや。
サラトガの街に多くの資金が流入し、街自体がどんどん
拡大してるのがよう分かる。住宅着工件数といった指標を
見る限り、住宅市場はどん底状態にあるはずやけど、
この街にいる限りそんなことはまったく感じられへん。
アメリカはやっぱり広い、ちゅうことかな。
Posted by 松
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