2006年12月6日(水)
トランス脂肪酸 [いろいろ]
このところ毎日肌寒い日が続いとる
最低気温が氷点下で「肌寒い」というのもなんだが
氷点下10℃を超えると外に出てみたくなるひねくれもんとしては、
肌寒い、くらいでちょうどなんや。
月曜にはNY証取まで、写真を撮りに行ってきたが、
油断して薄着で出かけたので結構えらい目に遭うた。
(メインページ右上のがその時の写真)
ところで、NYのレストランでは、この先トランス脂肪酸というのが
使えなくなるらしい。悪玉コレステロールを増やす、あまり好ましくない
もんのようやが、別に連邦レベルで禁止されてるわけでもなく
ちょっとやりすぎちゃうかー、という声もある。
レストラン業界は、コストが上がると当然ながら猛反対。
店内の禁煙条例に今回と、レストランもなかなか大変や。
そのうち、発がん性物質が含まれてるからと、
焦げた料理は一切出されへんようになったりして・・・
わしはトランス脂肪酸を採りたいとは夢にも思わんが、
お上にとやかく世話を焼かれるのはもっと好かん。
方針がはっきりせんのはもっと嫌いや。
身体に有害やねんやったら、販売自体を禁止するべきやと思う。
タバコも同じ理由で一切禁止。
そこまですんねんやったら、ちょっとは納得もしたる。
ちなみに、タバコは吸いたいやつは吸うたらええとちゃうかな。
もちろん、最低限のマナーは守ってもらわなあかんけどね。
いちいちレストランの外に出て吸うてる人の姿を見ると、
情けなくて涙が出てくるわ。
いかんいかん、どうも愚痴っぽくなってしまう。
次はもっと明るい話題にしょうか。
Posted by 松
2006年11月30日(木)
おっさんの愚痴 - オプショントリガー編 [遊びなかま]
昨日はダウンタウンのバーで邦銀の為替ディーラーと一杯。
いつも遅れてくる彼、入ってくるなり
「いやー、さすがに心の休まる暇がありません」ときた。
聞けばドルショートを久しぶりに100本以上持ったという。
心は休まらんかもしれんが、顔はしっかり笑っとった。
今日も笑いがとまらんやろう・・・
バーはもう10年近く通ってるとこで、いわゆる行き着けというやつや。
何の変哲もないアイリッシュバーだが、
雰囲気が良いのでついつい足が向いてしまう。
彼にも気に入ってもらえたみたい。
酒が進むうちに、為替市場の「ネタ」に話が及ぶ。
わしはどうも、だれだれが買った、売ったという話がピンとこん。
輸出企業、ソブリン、マクロ系ファンド、リアルマネー・・・
いったんなんやねん、といいたい
例えば砂糖なんかは、狭いピットに多くても5-60人程度しかトレーダーがおらん。
当然、全員が顔見知りで、バックにファンドが付いてるのか、生産者なのかも
大体分かっている。だから、生産者が売りが多かったといっても、結構信憑性がある。
そやけど、為替の場合は、完全な相対取引。膨大な量の資金が一瞬に動く市場の
全てのオーダーの傾向を把握してる人間がおったらお目にかかりたい。
一人のディーラーの前に輸出企業の売りが並んでても、知らないところで
ファンドが大きく買いを仕掛けようとしてるかもしれん。
大体、そのオーダー自体、いつまでもあると思ったら大間違い。
指値近くまで値が動いたら、ごそっとキャンセルすることもあるやろう。
確かにそういったのを利用して上手く立ち回るトレーダーもおるやろが、
あまりにも情報が氾濫し過ぎてはいまへんか?と言うのがわしの意見。
で、彼曰く、
「誰が買おうが、売ろうが、上がるものは上がるし下がるべきものは下がるんです」
更には、オプションのトリガーというのにも文句が飛ぶ。
どこそこに、オプションのトリガーがあります、というのをよく耳にするが、
じゃあ、一体そのトリガーをヒットしたら、どういう理屈で相場がどう動くの?
と言う質問に、答えられる人が果たして何人いるのか・・・
わしも分からんし、オプションのスペシャリストである彼も分からんと言う。
前述のオーダーと同じで、市場に存在する相対のオプション取引全てを
把握することは不可能やし、そもそもそのオプションのうち、どれだけが
ヘッジされてるかも分からんのに、トリガー云々をいうこと自体おこがましい。
お互いに酔っ払ってたから、かなりテクニカルなところまで話が盛り上がった。
おっさん同士の愚痴でした。
Posted by 松
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