2007年2月4日(日)
苦肉の策 [いろいろ]
何かを書くことが仕事の人間にとって、ある物事や考え方を適切に表現できる言葉を選択することは、重要な作業の一つ。
表現したいことにピッタリとくる言葉を見つけたときは、思わずニンマリすることもあるし、逆に、なかなかしっくり来る言葉が出てけえへんときは大変や。他の事しててもどうしてもそれが頭から離れへんし、ストレスに感じることさえある。わしと同じように感じる人も多いんとちゃうかな。
時にはどうしても適当な言葉が見つけられず、悩んだ挙句にとんでもない言葉を作ってしまうこともある。
で、とある大手経済紙WEBサイトで見つけた言葉
・・・超低金利の円を借り、円を売って高金利の通貨で運用する「円借り取引」 だ。・・・
もしかしたら、円キャリーに引っ掛けてんのやろか。
それやったら、座布団一枚!!
Posted by 松
2007年1月31日(水)
「産む機械」発言に思う [まじめなお話]
女性は産む機械・・・
あっちこっちで議論が沸騰しるようで、今更ながらとは思うけど一言。
本人は例え方が悪かったとかという言い訳もしてたみたいやけど、まったく思ってもいない人間からああいった言葉が出てくる訳はないから、やっぱりそういう考えが染み付いてるんやろう。どういう考え方かを一言でいうのは難しいけど、あえて言うなら男尊女卑になるんかな? わしよりも一世代上のおっちゃんらに多いのは確か。「尊」の扱いを小さい頃から受け取ったら気分もええやろうし、何の疑いもなくその考えで育ってきてんやろうね。
100万歩譲って「産む機械」という例えを認めるにしても、なんで「産む機械」にはもっと頑張れといって、「産ませる機械」や「機械の設置環境」の問題には言及せえへんかったのか? 「人類製造装置」の稼働率低迷の責任は片側だけにあるということは絶対にない。子育てを取り巻く社会環境も含めた多くの問題を解決していかなあかんのに、馬鹿の一つ覚えみたいに「女の人、もっとがんばれ」はないでしょう。だいたい、人間と言うのは「がんばれ」と言われて頑張れるもんではない。
Posted by 松
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