2008年12月5日(金)
F1撤退 [いろいろ]
ホンダがF1レースから撤退
別にレースにそれほど大きな興味があるわけではないけれど
ホンダといえばF1という印象も強かったから、寂しいニュースやね。
ワシントンではちょうど今、ビッグスリーの経営者がデトロイトから
自前のハイブリッドカーに乗ってやってくるという
パフォーマンスまで繰り広げて経営支援を求めてるけど、
日本のメーカーも厳しい状況に置かれているのは変わらんということか。
そのビッグスリー、支援を受けることが出来るかの瀬戸際に
立たされてる訳やけど、個人的には何とか話がまとまる方向で
進むんとちゃうかと思ってる。
ビッグスリーが破綻したら、米経済全体への影響が大きいというのが
救済の理由として取り上げられてるけど、それだけではないやろ。
米国は言わずと知れた自動車社会、マンハッタンにおったら
あまり実感はないけど、ちょっと地方へ行ったら車なしで買い物も出来ん。
当然ながら、自動車市場としては世界一で、メーカーとしては
なんだかんだいってもここをはずして経営を考えることはでけへん。
今は確かに大変やけど、長い目で見たら
こんなにうまみのある市場は他にないやろ。
米政府が、そうしたおいしいところを日本やドイツ、韓国の
メーカーにみすみすくれてやろうとは思えへんのんとちゃうかな。
まあ、50年後、100年後も自動車が走ってたらの話やけど・・・
Posted by 松
2008年12月3日(水)
ドリームチーム [いろいろ]
大統領選挙で大勝利を収めて以降、かなりのハイペースで
次期閣僚人事を固めてるオバマさん。
目付け役としてのボルガー元FRB議長を筆頭に、
サマーズ経済担当補佐官にリチャードソン商務長官、
そしてヒラリークリントン国務長官と
昔懐かしい顔が並んでると思ったら、
財務長官にガイトナーNY連銀総裁、行政管理予算局(OMB)局長に
オルザグ議会予算局長と若手のホープを起用。
このOMB局長っちゅうんは地味やけど、今後財政赤字の急速な
拡大が予想される状況においては、極めて重要なポジションや。
組織を動かすにはまず人事というのはセオリーやけど、
確かにこれだけバラエティーに富んだ人選を見てると
それだけで何となくわくわくしてくるね。
まさに、米政界のドリームチームや。
クリントン政権のスタッフを多く起用したり
ゲイツ国防長官を留任させるなど、
彼が打ち出した「チェンジ」というイメージが薄れると
指摘する人もおるけど、特にそうは思わんな。
新たに就任するトップっちゅうのは、大抵最初の人事には
出来るだけ自分の独自色を出そうとするもんや。
逆に、これだけベテランの実力者を揃える、
あるいは揃えられるという点だけで、
十分にこれまでの大統領との違いは出てると思う。
あとは、これだけのドリームチームをどうやって纏め上げていくか。
オバマさん本人も、「ポリシーメーカーは大統領である自分」と、
しっかりと主導権を握ってチームを運営していく意欲を示してる。
このチームがまとまってどれだけの仕事が出来るんか、
今から来年が楽しみになってきたわ。
Posted by 松
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