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2008年12月9日(火)

ゼロ金利 [まじめなお話]

今日の市場の一番のニュースは、何といっても
28日物の米国債(T-Bill)の入札結果。
2001年に入札を開始して以降、
初めて落札利回りが0.00%となった。

90日のT-Billの利回りも立会い中に
一時マイナスになったみたいやし、
投資家のリスク回避志向も、遂に来るところまで来たか、
っちゅう感じやね。

最近は話題になることも少なくなったけど、
金融市場における信用に対する不安は、
決してなくなった訳ではないねんね。

米国債バブルを懸念する声も多いし、
一体この先どうなるんか、ますます目が離せんようになってきた。
金利市場は専門ではないから、あまり詳しいことはよう言わんけど、
この市場が崩壊したらまず第一にドルが崩壊、
その後あらゆる方面へ膨大な影響が出ることくらいは分かる。
市場のバブルは早いうちに弾けてしまう方がええけど、
このバブルだけは何とかして弾けんようにせんといかん。

とはいえ、誰かが何とかできるもんでもないし・・・
市場の信用不安が、なるべく早く払拭されることを祈るばかりや。

苦しい時の神頼みやないけど、
オバマさん、たのんまっせ。

Posted by 松     

2008年12月5日(金)

F1撤退 [いろいろ]

ホンダがF1レースから撤退

別にレースにそれほど大きな興味があるわけではないけれど
ホンダといえばF1という印象も強かったから、寂しいニュースやね。

ワシントンではちょうど今、ビッグスリーの経営者がデトロイトから
自前のハイブリッドカーに乗ってやってくるという
パフォーマンスまで繰り広げて経営支援を求めてるけど、
日本のメーカーも厳しい状況に置かれているのは変わらんということか。

そのビッグスリー、支援を受けることが出来るかの瀬戸際に
立たされてる訳やけど、個人的には何とか話がまとまる方向で
進むんとちゃうかと思ってる。

ビッグスリーが破綻したら、米経済全体への影響が大きいというのが
救済の理由として取り上げられてるけど、それだけではないやろ。
米国は言わずと知れた自動車社会、マンハッタンにおったら
あまり実感はないけど、ちょっと地方へ行ったら車なしで買い物も出来ん。
当然ながら、自動車市場としては世界一で、メーカーとしては
なんだかんだいってもここをはずして経営を考えることはでけへん。

今は確かに大変やけど、長い目で見たら
こんなにうまみのある市場は他にないやろ。

米政府が、そうしたおいしいところを日本やドイツ、韓国の
メーカーにみすみすくれてやろうとは思えへんのんとちゃうかな。

まあ、50年後、100年後も自動車が走ってたらの話やけど・・・


Posted by 松     

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