2009年9月2日(水)
政権交代 [まじめなお話]
衆院選での民主党の地滑り的大勝
週末からこっちのマスコミを注意してみてたけど
一部のインテリ層以外にはやっぱり遠い世界の話みたいやね。
WEBサイトや新聞なんかでは色々と記事を見かけるけど、
テレビではほとんど取り上げられへんかったみたい。
新しい首相になる鳩山さんの名前を言える人は、
一割に満たんというところやろね。
もっとも、麻生さんの名前を知ってる人もあんまりおらんと思うけど。
そんな状況の中、日本のマスコミがやたらとこっちのマスコミの
新政権批判を報道してるね。一体何考えてんねんやろ。
そら、アメリカは政権交代でこっちに不利にならんよう、
色々と牽制してくるやろうけど、それを米国の広報官みたいに
逐一大きく伝えてどうすんねん。
文句があんねんやったら、自分の言葉で言わんかいな。
これから新しいリーダーになる人やねんから
もっと応援してあげんとあかんやろ。
まあ、こういうところは昔から変わってないねんけど。
民主党が勝ちすぎて、自民党崩壊の心配が出てきたけど、
とりあえずこれからちょっとは政治が面白くなるかな。
少なくとも、2大政党制の土台が出来てんから、
これから対立軸がはっきりと出てくれば政治もおもろなるやろ。
少なくとも、政権交代だけを目的とした選挙は
今回が最初で最後にして欲しいわ。
この先大きい政府の民主党、小さな政府の自民党、みたいな感じで
もう一回仲間分けが出来てくれるとありがたい。
一方では、心配な点もある。
もしかしたら、白黒はっきりつけるのが苦手な日本人だけに、
そうした明確な対立軸を作ることをせえへんかもしれん。
政策そっちのけで、党首の人気や、利益誘導なんかが
いつまでも選挙の争点になり続けるようやったら、
何のための政権交代やってん、ということになる。
そうならんことを祈るばかりや
Posted by 松
2009年8月28日(金)
弔い審議 [いろいろ]
25日に脳腫瘍でなくなったエドワード・ケネディ上院議員。
こっちのテレビはそれ以降、彼の追悼プログラムばっかりになってしもた。
まさに元大統領級の扱い、というても過言ではないんとちゃうかな。
ケネディ一族の人気の高さもあるんやろうけど、、
やっぱり本人と人柄とか、功績とかがそうさせてるんやろね。
こういうのは死んでからしか分からんもんやけど、
やっぱり自分も多くの人に見送ってもらいたいもんや。
お葬式には、いったいどんな人が参列するんやろね。
ところで、ケネディ議員がなくなったことで、民主党の上院における
議席数がひとつ減少、安定多数とされる60を割り込んでしもた。
これによって法案審議に大きな影響が出るかもしれんと、
今巷で大きなあ話題になってる。
特に彼は国民皆保険を含む医療改革法案を強力に支持してきただけに
その行方については気を揉んでる人も多いやろ。
わしらにとっても大問題や。
普通に考えれば共和党の反対を抑え込むことが出来ず、
成立が危うくなるところやけど、一方で彼の死によって法案の審議が進み、
一気に成立に至ってしまう可能性を指摘する人もおる。
弔い合戦ならぬ弔い審議、ちゅうわけやね。
個人的には何とか成立してほしいところやけど
一方で今後の成り行きを追いかける楽しみも出てきた。
さあ、どんな結果が待っていることやら・・・
Posted by 松
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