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2007年12月7日(金)

ルールを変える [いろいろ]

朝日新聞のサイトで見つけたニュース。

かなを漢字に変換できる日本語ワープロの発明を巡って、元社員の湘南工科大教授が
東芝を相手に約2億6000万円を支払うよう求める訴えを東京地裁に起こしたらしい。

教授は77年から78年にかけて、前後の言葉から判断して漢字に変換したり、
同じ文章内で使った同音の漢字を優先して表示したりする方式を発明。
東芝は教授らを発明者として特許を出願した。同社から支払われた発明の対価は、
96-97年でに計23万円ほどだったという。

青色発光ダイオードに始まり、この手の訴訟に特に驚くこともなくなったが、
それにしても、これだけの発明をしたのに対価が2年間に23万円というのはすごい。
ワープロに必要不可欠なこの特許のライセンス料や製品の売上で、
東芝にはこの2年に26億円の利益があったというから驚きや。

研究開発には失敗もつきもんやから、投資のリスクを負う企業が
それなりに利益も取るんは当然の話。
そやけど、26億円の利益に対する発明者への対価が23万円というのは
ちょっとひどすぎるんどちゃうかな。

東芝広報室の話として、特許の対価は、当社の規定に基づいて適正に支払われていると
考えているとのコメントが載ってたけど、これも相当的外れや。

「支払い」は適正やったんかも知らんけど、その根拠となる「規定」が適正やったかどうか、
何処にも触れられてない。裁判は、まさにこの点を争うもんやと思うけどね。

どんなルールでも、双方が納得してゲームをしたんやったら恨みっこなしやけど、
会社とその従業員のように両社が明らかに台頭ではなく、
権力のある方に極端に有利なルールが定められてたとしたら、
やっぱりそのルールは直すべきやし、それをするのが裁判所の仕事や。

ちなみに、物事が始まってから自分の都合の良いようにルールを変えようと
色々と働きかけるんは、欧米人の常套手段。
武士に二言はないと、一度決まったことやからと頑なにそれを守っているようでは、
彼らとのゲームに到底勝つことはでけへん。
日本人というのは既にあるもの、決まっているものを変えることに対して、
どうも消極的過ぎる。

一度やってみて、ダメやったら変えてみたらええだけの話や。
もっと気楽にやったらええし、間違いと分かったら躊躇なく直す。
そういう柔軟さと勇気をあわせて持ち合わせてなければならないやろね。

Posted by 松   

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