2008年10月9日(木)
身近な大統領 [いろいろ]
7日にはマケイン、オバマ両大統領候補による第二回目の討論会があった。
金融市場が混乱を極める中、経済に強いオバマ候補が俄然有利になってきた中、
マケインさんがどのように盛り返すのかが見ものやったけど、
残念ながら、返り討ちにあったっちゅう感じやね。
特に、今回は聴衆の中で彼らからの質問にも答えるという、
タウンミーティング方式というのがダメ押しとなったんとちゃうかな。
この方式では候補者は基本的に立ったまま、
時折り聴衆の中を歩きながら発言する。
すらりと背が高くて、かっこいいおじさんと
いう感じのオバマ候補に対し、
マケインさんはちょっと背中が曲がった、
よぼよぼのおじいさんと言う表現がぴったり。
発言内容もそうやったけど、ルックスで大きく水をあけられてしもた。
このさき、形勢逆転はちょっと無理なんとちゃうかな・・・
また、これは人から聞いた話やけど、
普通のチャンネルでは討論が終わった後は
すぐにコメンテーターの解説に画面が切り替わったけど、
議会中継専門のC-SPANでは30分くらいは会場の様子を写してたらしい。
討論が終わって一通り聴衆と握手したりした後、
疲れたんかすぐに帰ってしもたマケインさんに対し、
オバマさんはいつまでも残って、握手や記念撮影に応じてたらしい。
最後はみんながオバマさんの周りに集まっての大撮影会に
なってたっちゅうからすごいね。
クリントン前大統領もこうしたタイプやったけど
こうして市民の中に溶け込むことの出来る親しみ易い性格は、
やっぱり最後にはものを言うんとちゃうんかな。
米国初の黒人大統領誕生は近いみたいやね
Posted by 松