2008年12月9日(火)
ゼロ金利 [まじめなお話]
今日の市場の一番のニュースは、何といっても
28日物の米国債(T-Bill)の入札結果。
2001年に入札を開始して以降、
初めて落札利回りが0.00%となった。
90日のT-Billの利回りも立会い中に
一時マイナスになったみたいやし、
投資家のリスク回避志向も、遂に来るところまで来たか、
っちゅう感じやね。
最近は話題になることも少なくなったけど、
金融市場における信用に対する不安は、
決してなくなった訳ではないねんね。
米国債バブルを懸念する声も多いし、
一体この先どうなるんか、ますます目が離せんようになってきた。
金利市場は専門ではないから、あまり詳しいことはよう言わんけど、
この市場が崩壊したらまず第一にドルが崩壊、
その後あらゆる方面へ膨大な影響が出ることくらいは分かる。
市場のバブルは早いうちに弾けてしまう方がええけど、
このバブルだけは何とかして弾けんようにせんといかん。
とはいえ、誰かが何とかできるもんでもないし・・・
市場の信用不安が、なるべく早く払拭されることを祈るばかりや。
苦しい時の神頼みやないけど、
オバマさん、たのんまっせ。
Posted by 松