2008年10月28日(火)
最後のお願い [まじめなお話]
世界中が金融危機の進行に目を奪われてる中で、
アメリカはまたちょっとややこしい行動を起こしよった。
週末にシリアのイラク国境に近い街をヘリコプターで攻撃、
うち2機は着陸して地上部隊が軍事行動を起こしたらしい。
アルカイーダの拠点を攻撃したっちゅうことやねんけど、
今のところそういう証拠も何一つ示されてない。
攻撃ではシリア人数人が死亡したようで、
当然ながらシリアはこの行動を猛烈に批判、
ダマスカスの米国人学校や文化施設を強制閉鎖し、
国連安保理にも抗議の書簡を送ったらしい。
今の時期に、こういうことをやらかすメリットはどこにあんねんやろうと
ブッシュさんの立場に立って色々と考えてみたけど、
やっぱり何一つ思い当たれへん。
強いてあげれば、時期が時期だけにあまりニュースにもなれへんし
こそっと目的を達成できるということくらいなんとちゃうかな。
次の大統領になる可能性が高いオバマさんは
どの国とも対話を進めるというてるし、
こうしたチャンスもこの先あまりないと思ったんかもしれん。
どっちにしても、往生際の悪い話やね。
もうそんなことは流石にないと思うけど、
やけになって新たに戦争なんか起こさんようにお願いしたい。
景気浮揚策としては最適の策やとかいう意見には
間違っても乗っからんようにね。
ブッシュさんへの最後のお願いや
Posted by 松