2007年7月1日(日)
サマータイム [いろいろ]
経団連は8月の間だけ、独自にサマータイム制を導入するらしい。
職員220人を対象に就業時間をこれまでより一時間速くするそうな。
省エネなどの観点から導入が検討されているものの、一向に話が前に進まんこともあり、
経団連が先行的に導入して気運を盛り上げようというのが狙い。
ニューヨークで暮らしていて、このサマータイムほどありがたい制度はない。
ちょうど今頃は9時ごろまで明るいわけで、遊びに行ってもゆっくり出来るし、
なによりも気分的にめちゃくちゃ明るくなる。
結果的に労働時間が長くなるとか、明るいうちに飲みに行くのは気が引けるとか、
なんとも日本人的な慎重意見があるのはよう分かるけど、
飲む人は何時からでも飲むし、無駄な残業を減らすのはサマータイムを導入する、
しないに関わらず真正面からとりくまなあかん問題やろ。
とにかく、やってみたらええねん。
ぐずぐずしてる政府を尻目に、民間からこういう動きが出てくるのもええことやね。
いろんな企業が一斉に採用したら、政府も真剣に取り組まざるを
得んようになるんとちゃうかな。テレビ局も一応民間やねんから、
朝のニュースの時間を一時間早くするとか、具体的に色々やったらええと思う。
ただ、日本もサマータイムになると時差が常に14時間になって、
レポート書くのがちょっとせわしのうなるかな・・・
Posted by 松
2007年6月25日(月)
穀物版OPECって・・・ [いろいろ]
今日チェックしたニュースで目についたんが、
ロシアとウクライナが穀物版OPEC設立のための
ワークグループを立ち上げ、というやつ。
ちょっと前に天然ガス版をやろうしてたかと思えば、今度は何と農産物や。
内容はこれから考えんねんやろうし、企画倒れになる可能性も高いけど、
一旦どんなもんが出来上がるんやろか?
石油の場合は備蓄も効くし、生産者が一方的に出荷量を決めることが
出来る販売形態があるからこそ、生産量の調整も可能やけど、
農産物の場合はそういうわけにもいかんやろ。
それにしても、最近のコモディティー生産国の動向はちょっと怪しい。
もともとOPECは、国際石油メジャーに牛耳られ、
彼らのええように石油を使われてた産油国が、
石油のコントロールを自分達の手に取り戻そうという
試みから始まったもの。
そういった点では資源ナショナリズムの走りやったわけやね。
今回の一連の動きについてはどうやろう?
こういう動きの裏に、いつもロシアが絡んでいるところがミソ。
社会主義の崩壊によって世界の主導権を完全に米国に握られてしもたロシアが、
コモディティー相場の上昇に乗じて何とか米国から主導権を取り戻したいという、
焦りにもにた企みが見え隠れしてる気がしてならん。
はたして、企みはうまいこといくんやろか・・・
Posted by 松
【 過去の記事へ 】