2007年7月18日(水)
目を瞑る時 [まじめなお話]
先週の木曜にアップデートしてから、あっというまに一週間。
空いた時間にサーバーの移行準備とかを進めてるから
どうしてもこれを書くのが後回しになってしまう。
今日はバーナンキFRB議長の議会証言があったから
奇しくも先週の続き見たいになってしもた。
結局、バーナンキ議長が何処へ行くのかは判らずじまい。
証言内容もこれまでと大きな違いがあるわけでもなく、
やっぱり、どうするつもりなのかは見えてけえへんかった。
学校の先生やからというて、まさか同じ事を繰り返し
しゃべってたらええと考えてるわけではないとは思うけど・・・
本人も言うてるよう、住宅市場の落ち込みはこの先他の分野に
影響する可能性があるし、サブプライムで金融市場もあぶなっかしい。
かといってインフレはまだ完全にコントロールできてないし、
本人も満足してないというてる。
FOMCの声明では、政策方針は今後の経済指標などのデータを基に
判断するというてるけど、全てのデータに目を通してたら、
結局何もでけへんようになる。
数あるデータのうち、敢えて何かに目を瞑ってでも決断するのが政治やし、
それがその人の度量や才能というもんや。
彼にもいずれそういう時が来るねんやろね。
Posted by 松
2007年7月12日(木)
バーナンキよ、何処へ行く [遊びなかま]
10日の夜は、月一回のよそうかい
ちょうどサブプライム問題などでドルが大幅安になったこともあって、
話題は自然とそっちの方にいってしもた。
そこで槍玉に上がったんが、バーナンキFRB議長の講演。
インフレというかなり際どい演目やったにもかかわらず、
よくもまあ、あそこまで材料にならん話ばっかり出来るもんやと、
もっぱらの評判?やった。
集まった連中が口をそろえて言うとったんが、
あの人は一体どうしたいんや?というのがさっぱり読めんということ。
就任早々に利上げを停止したんはええけど、それ以降全く動きがないんで
マーケットもドルを中心に大きな動きを作られへんというわけや。
確かにあの人の講演内容は学者出身だけあってお勉強にはなるけれど、
今ひとつ食指を動かされることがない。
去年のCNBCキャスターへの失言が昨日も飛び出してたけど、
彼の発言で市場が大きく動いたのは、
後にも先にもあれ一回限りとちゃうんかな。
確かに今はめちゃくちゃ難しい局面であることは認めるけど、
そろそろ腹を決めて動いて欲しいと、皆思っているんやろね。
Posted by 松
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